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2006/06/28

景観に関する5調査実施へ 生態系の考え方を取り入れた景観配慮手法の開発など (2006/06/27) EICネット

http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=13511&oversea=0

 国土交通省は平成18年6月27日、18年度景観形成事業推進費のうち調査分で5テーマの調査を実施すると発表した。
 景観形成事業推進費は、景観法の景観計画区域などで実施する景観形成に向けての公共事業を推進するための経費。
 今回、実施される調査はいずれも、景観形成事業のマネジメント・サイクルを徹底する上で必要となる手法に関する調査。
 具体的なテーマは(1)公共事業におけるエコロジカルデザイン検討調査(生態系の考え方を取り入れた景観配慮手法の開発)、(2)みなと来訪者の移動視点場を考慮した景観形成手法検討調査(海からの来訪者の視点に立った景観形成手法の確立)、(3)地域に根ざした文化的な景観の整備・保全・活用手法検討調査(文化的景観に配慮した整備手法の確立)、(4)歴史的な景観を形成する土木構造物の維持・保全方策検討調査(歴史的土木構造物の力学的合理性・安定性に関する評価手法の確立)、(5)景観デザインの規範事例集策定調査(良好な景観形成事例・不良景観改善事例集の策定)。
 (1)(2)は景観形成事業のマネジメント・サイクルの中で「構想・計画段階」、(3)(4)は実施段階、(5)は評価段階に主に関わる。経費の合計は5テーマあわせて約5億6,936万円。【国土交通省】

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京都市の景観審議会、「守りたい風景」157候補を選定 (2006/06/27) 日本経済新聞

(記事抹消)http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20060626c6b2601m26.html

 京都市の景観対策を検討する市長の諮問機関「時を超え光り輝く京都の景観づくり審議会」(西島安則会長)は26日、「守っていきたい京都の眺望景観」の一次候補として嵐山や鴨川など157件を選んだ。公共性などの観点から対象を絞り込み、周辺建築物の高さ規制などの保全策とともに今秋をめどに桝本頼兼市長に答申する。

 内訳は八坂神社や平安神宮など寺社が67件で最も多く、高台寺庭園など史跡・名勝が39件だった。近現代の建造物からも京都タワーなど10件を選んだ。

 眺望景観と同時に、庭園の構成要素として庭園外の山並みや樹木などの風景を取り入れる造園技法についても「守っていきたい京都の借景」として114の事例を選んだ。円通寺や西本願寺など庭園を持つ寺社が中心で、うち約3割で庭園と借景対象の間に存在する建築物の高さ規制強化が必要になっているという。

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2006/06/27

保全すべき眺望景観157件など公表 京都の景観づくり審 (2006/06/26) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006062600197&genre=A2&area=K10

 京都市の「時を超え光り輝く京都の景観づくり審議会」(会長=西嶋安則・市産業技術研究所長)は26日、市民らから寄せられた保全すべき眺望景観157件と、守りたい借景114件のリストを公表した。同審議会は今後、リストを絞り込み、年度内に「守っていきたい京都の風景」のガイドラインにつなげたい、としている。

 リストのうち、眺望景観は昨年2-3月に市民から募集した106件に、都名所図会などの文献から選んだ景観を合わせて示した。京都御苑から大文字を見る「五山の送り火」、鴨川から北山を眺める「河川と三方の山々が調和した自然景観」、嵯峨鳥居本や広沢池周辺の「田園景観」などが含まれている。

 借景は、市がこれまでに行った風致調査の対象となった景観のほか、世界遺産に指定された寺院を加えた。下鴨神社・糺ノ森(左京区)や清水寺境内(東山区)、龍安寺(右京区)などが入っている。

 いずれも、山並みなどの眺望対象となる「視対象」や、見渡す時の位置となる「視点場」という要素を設定。その間の「中間領域」にある建築物の高さやデザインのコントロールを考える。

 この日の審議会では、委員から「中間領域にある建物は、建て替え時に強く指導するべきだ」「街中からの眺望だけでなく、山から市街地を見返す風景の保全も必要」などの意見が出された。

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罰則付き景観保全策に賛否 尾道 (2006/06/27) 中国新聞

(記事抹消)http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200606270041.html

▽公聴会終わる、素案再検討へ

 二〇〇七年四月の景観条例施行を目指す尾道市は二十六日までに、条例の基本となる景観計画の素案について市民から意見を聴く公聴会を終えた。広島県内で初めての罰則付き景観保全策に賛同の声が上がった一方、私権を制限する試みに慎重な検討への求めも出た。計四回にわたる公聴会での主な意見を整理する。(田儀慶樹)

 二十日から市内四会場で開いた公聴会には計百三十五人が出席。延べ二十三人が発言に立った。初日に参加した年配の男性は、広島市中区の原爆ドーム近くで起きているマンション建設をめぐる景観問題を引き合いに、「規制はぜひ必要だ」と推進論を展開した。

 一方、市内で開業する男性医師(50)は「景観のとらえ方は百人百通りだ。その中で守るべき景色を決めることが妥当なのか」と疑問を提示。規制に伴う商店街などの地価下落を懸念した。

 建物の高さや色などの規制についても、意見が相次いだ。飲食業前川圭次さん(63)は「景観を守ることは必要だ」と条例の趣旨に賛同した上で、「道一本隔てて高さ制限値に差が出るのは不公平ではないか」と指摘。市の素案で幅がある高さ制限を、一律にする案を提言した。

 アマチュア写真家赤田洋茂さん(51)は「規制をくぐり抜ける悪質業者が出かねない。景観を守るためもっと厳しい規制が必要だ」と求めた。

 これまでの市の景観をめぐる取り組みに、厳しい指摘もあった。「駅前再開発では市自らが高いマンションを建てている。対応が場当たり的ではないか―」。さらに「山手地区の土砂崩れ対策などを優先すべきだ」「市民や地元企業を規制するのではなく、電線地中化などの景観施策を進めてほしい」といった意見や要望があった。

 市は七月上旬に開催する市景観計画策定委員会(会長・大黒雄二郎市立尾道大教授、十六人)に公聴会で寄せられた意見の要旨を報告。策定委はこの意見も踏まえて、景観計画の素案を再検討する。

 クリック 景観条例をめぐる動き

 昨年4月、JR尾道駅東隣の空き地に浮上したマンション建設問題をきっかけに、市は県内で初の景観法に基づく罰則付き景観条例の制定に乗り出した。市の案によると、都市計画決定する「景観地区」(市中心部約260ヘクタール)では、眺望景観を守るために建物の高さを場所ごとに12―27メートル以内に限り、屋根や外壁の色も制限する方針。今後、景観計画を策定し、9月に条例案を市議会定例会に提案。来年4月の条例施行を目指している。

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尾道・景観問題 公聴会終わる (2006/06/26) テレビ新広島

(記事抹消)http://www.news.tss-tv.co.jp/news_html/060626-120.html

景観条例の制定をめざす尾道市で、市民の意見を聞く公聴会が開かれましたが、参加者は少なく、関心の低さを窺わせるものとなりました。25日、尾道市内で開かれた公聴会には、市民らおよそ50人が参加しました。会では市職員が、尾道市中心部のおよそ260ヘクタールを景観地区とし、建物の高さを最大27メートルに制限する景観計画の素案を説明しました。これに対し、市民からは「目的がはっきりせず、条例制定は拙速だ」といった批判の声も上がりました。尾道市は今月21日から4回にわたって公聴会を開きましたが、市民の参加はあわせて135人にとどまりました。尾道市は来月にも市民の意見を集約した上で、景観計画の原案を決定する方針です。

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2006/06/26

伊那谷に合う新エネルギーは 伊那でシンポジウム (2006/06/26) 長野日報

(記事抹消)http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=4010

 シンポジウム「自然エネルギーと私たちの未来 伊那谷の環境にふさわしい新エネルギー像を探る」は25日、伊那市役所で開いた。クリーンエネルギーの活用と、自然保護の双方の立場から、地元の環境に合ったエネルギーについて考えた。

 同市と富士見町境の入笠山一帯に風力発電用風車の建設が計画されていることを受け、建設反対の立場の環境団体を中心に構成した同実行委員会が初めて企画。基調講演とパネル討論会の2部構成で、地元での風車の建設計画を検証した。

 討論会では実行委員長で信州大学農学部の伊藤精晤教授と、日本野鳥の会自然保護室の古南幸弘室長、自然エネルギー活用の先進地とされる岩手県葛巻町農林環境エネルギー課の近藤勝義さんがそれぞれの立場から意見交換した。

 近藤さんは風力や太陽光などの自然エネルギーを生かし、78%の電力エネルギーを自給自足している葛巻町の取り組みを紹介。風車建設地が立地条件に優れ、環境に配慮することで「風車のある素晴らしい景観ができた。地元の人に理解されて順調」と話した。

 伊藤教授は入笠山周辺の風力発電用風車建設の地域景観について解説。伊那谷に住む住民として、建設に伴う自然と景観への影響などを話した。古南さんは野鳥保護の立場から、希少動物の風車への衝突事故や環境影響評価の例などを説明した。

 活発な議論が交わされ、会場からも意見や質問が出た。伊那谷自然友の会の松島信幸理事は地質学者として、建設に伴う道路の拡幅など説明が明確にされていないことに触れ、「地元の人に理解されていないのでは」と投げ掛けた。

 シンポには主催者が用意した約200席を超える人が訪れる関心の高さ。来場者はメモを取るなどして熱心に聴き入り、さまざまな面から地元の環境問題と将来のエネルギー問題のあり方を考えた。

 同実行委員会ではシンポとアンケートの結果を報告書にまとめ、今後の活動に役立てる。

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風力発電の功罪探る 伊那でシンポ (2006/06/26) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20060626/lcl_____ngn_____003.shtml

 伊那市の入笠山周辺の風力発電計画について考えるシンポジウム「自然エネルギーと私たちの未来-伊那谷の環境にふさわしい新エネルギー像を探る」が二十五日、同市役所であり、約二百二十人が訪れた。

 伊那市では景観や野鳥への影響から山岳、野鳥関連団体が計画に反対しており、県勤労者山岳連盟や日本野鳥の会県支部連合などが風力発電の短所、長所を知るため企画した。

 メーンのパネルディスカッションでは、計画に反対する「入笠山周辺の風力発電をやめさせる会」会長の伊藤精晤信州大教授、日本野鳥の会自然保護室長の古南幸弘さん、風力発電を含めた新エネルギーの先進地の岩手県葛巻町の職員近藤勝義さんがパネリストを務めた。

 近藤さんは、同町内にある風車に関し「写真コンクールや俳句コンテストの題材にもなり、景観的に町民にいやがられていない。子どもたちの身近な環境教材にもなる。風力発電から得られる固定資産税を、町民が新エネルギーを導入する際の補助金に使っている」と利点を挙げた。

 古南さんは「情報公開の面で葛巻町と伊那市は違う。伊那市のように何も知らされていない現状では住民が疑心暗鬼になる。景観的によいか悪いかは地域の人が決めるべき問題」と計画業者による情報公開の必要性を指摘した。 (松村裕子)

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景観統一など 舘山寺温泉街再生計画骨子判明 (2006/06/25) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/00/siz/20060625/lcl_____siz_____001.shtml

 観光客の減少傾向が続く浜松市の舘山寺温泉街を再生しようと、市と周辺旅館、商業者らが共同で進める二〇〇六-一一年度の整備計画の骨子が二十四日、分かった。観光交流センター(仮称)の建設を柱に、統一感ある景観の形成、道路拡幅による周遊性の確保などを盛り込んだ。七月初旬にも発表される。

 昨年一月に発足した、観光事業者や商工会などでつくる「舘山寺温泉街まちづくり協議会」が計画づくりを進めていた。国からの補助金を含めた総投資額は十一億円余りになる見込み。新たな温泉掘削などの事業は既に始まっている。

 交流センターは、メーンストリートの舘山寺門前通りに設置。移転に伴って閉鎖した元旅館を既に建設地として確保しており、取り壊して新設する。公設民営の形を想定しており、一〇-一一年度には完成の見通し。

 統一感のない建物群が舘山寺の魅力を半減させていたとの反省に立ち、温泉街に溶け込む和風のデザインを検討中。住民主導で今後、街並み景観形成のルール策定に乗り出すため、周辺が追随して改装できるような模範となる建物を目指す。

 観光協会がやや外れた位置にあるため、センターは温泉街の中心から情報発信機能も担う。地元産品の販売に加え、目の前に広がる浜名湖の景観を生かした外湯など癒やしスペースを設ける案も浮上している。

 約四百メートルの門前通りは、景観形成のため石畳舗装をする。一本道路だったため観光客はこれまで散策しにくかったが、周辺道路を拡幅することで周遊性も持たせる。関係する地権者からは既に同意も得ているという。

 舘山寺温泉街をめぐっては、宿泊者が一九八〇(昭和五十五)年の七十八万六千人をピークに、近年は五十万人程度まで減少。復活を期し、遠鉄観光開発によるホテル九重の温浴施設増築などが既に発表されている。

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花のある風景「弘前・ルピナス」 (2006/06/25) 陸奥新報

(記事抹消)http://www.mutusinpou.co.jp/news/06062502.html

星と森のロマントピアの道路沿い約300メートルで咲き誇る

 弘前市水木在家の星と森のロマントピアそうまで、ルピナスが見ごろを迎えた。敷地内の道路沿い約300メートルで赤、ピンク、黄、紫などの色鮮やかな花穂が美しく咲き誇り、彩りを添えている。

 ルピナスはマメ科の植物で、フジの花を逆さに立てたような雄大な花穂を持ち、ノボリフジとも言われる。
 オープン当初から咲くルピナスは、今月初めに咲き始め15日ごろから見ごろを迎えた。年々数は減ってきているが、50―60センチほどもある迫力のある豪華な花穂と、漂う香りが魅力。訪れた人を対象とした同施設のアンケートでも人気が高いという。
 同施設接客課の森下牧子さんは「今月末まで楽しむことができるので、きれいなルピナスを見に足を運んでほしい」と笑顔で話した。 (写真あり)

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合掌集落の景観保全に汗 棚田保全ボランティア組織 南砺の相倉の田で下草刈り (2006/06/25) 富山新聞

(記事抹消)http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20060625001.htm

 二十四日の富山県内は高気圧に覆われ、青空が広がった。最高気温は富山市で二四・九度(平年二五・〇度)、高岡市伏木で二三・八度(同二四・五度)となり、六日続いた夏日から抜け、さわやかな陽気となった。

 世界遺産に登録されている南砺市の相倉合掌造り集落では、棚田保全ボランティア組織「棚田コーリャク隊」の草刈り作業が行われ、隊員ら約二十人が農作業の支援に汗を流した。

 棚田コーリャク隊は、相倉集落の耕作放棄地を防ぎ、景観を維持する狙いで今春、発足した。年間を通じて農作業の支援希望者を受け入れ、今後も七月に肥料散布、九月にはさ作りや稲刈りが体験できる。

 富山地方気象台によると、二十五日の県内は前線が近づく影響で曇り、夜には雨が降る見込み。

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湖面彩る薄紫、ホテイアオイ満開/日置・正円池 (2006/06/25) 南日本新聞

(記事抹消)http://www.373news.com/2000picup/2006/06/picup_20060625_8.htm

 日置市吹上町中原の正円池(しょうえんのいけ)で、ホテイアオイの花が見ごろを迎えた。約9.8ヘクタールの湖面いっぱいに薄紫色の花が広がり、観光客らを楽しませている。
 ホテイアオイは熱帯アメリカ原産の水草。持ち込まれた経緯ははっきりせず、繁殖力が強いため生態系への悪影響も指摘されるが、ヒヤシンスに似た薄紫の花が湖面を覆う風景は2000年には新かごしま百景に選ばれ、観光名所になっている。
 浮草で風向きによって移動するため、日によって違う風景に変わる。ピークは7月いっぱい。(写真あり)

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出雲の風力発電計画で意見書 (2006/06/24) 中国新聞

(記事抹消)http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200606240025.html

 出雲市平田地区で民間事業者が進める風力発電施設建設計画について、島根県斐川町の本田恭一町長は二十三日、県に意見書を提出する方針を明らかにした。賛否を明確にせず、事実上、県の判断に委ねる内容。週明けにも送付する。

 県からの意見照会に対する回答で、この日の町議会全員協議会で報告。意見書では計画について「環境問題を解決に導く手段として有効」「地域活性化に役立つ」との認識を示す一方で、「景観・自然環境への配慮」を訴える団体などとの合意形成を求めている。

 本田町長は計画推進を強調する出雲市に配慮し、当初は県への意見提出を見送る構えをみせていた。しかし、同様に意見照会を受けた松江市が県に計画見直しを求めるなど論議が広がる中で一転、急きょ意見をまとめた。

 計画をめぐり環境・景観への影響度調査を求める住民団体からの陳情を継続審議していた町議会も、定例会最終日のこの日、足並みをそろえる形で陳情を趣旨採択。事業に理解を示しつつ「景観への最大限の配慮が必要」と結論づけていた。

 本田町長は「町民の考えを反映させる意味で斐川町だけ何もしないわけにはいかない。ただ、静観の姿勢は変わらない」とした。(松本大典)(図あり)

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2006/06/23

京町家の防火と景観保全を両立 上京の研究会 改修マニュアル作製 (2006/06/23) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006062300047&genre=K1&area=K1B

 伝統的な意匠を保ちながら、既存京町家の防火改修を進めるための設計・施工者向けマニュアルを、建築士や研究者らでつくる関西木造住文化研究会(京都市上京区)がこのほど作製した。従来は、建築基準法の防火基準を満たすために、壁をモルタル塗りにするなど、外観を変えざるを得ないことが多かっただけに、同研究会は「防火性能アップと歴史的景観保全の両立が可能になる」と期待している。

 京町家が多く現存する準防火地域などでは、木が露出した軒裏や外壁の伝統的工法による改修は法律上難しかったが、2004年の国土交通省告示で、一定の条件を満たせば、改修が可能になった。ただ、京町家独特の意匠などで、どう解釈すればいいかがわかりにくく、設計・施工者が容易に理解、応用できるようにすることが課題だった。

 マニュアルでは、実験などで防火性能を検証してきた同研究会の実績を踏まえ、外壁の土塗り壁、化粧軒裏、外部開口部といった建物外周部分の改修法を示し、それぞれの防火性能を5段階評価した。上位の2レベルは法基準以上、下位3レベルは、法基準を満たさないが、防火性能向上を期待できる現実的な方法として提案した。

 例えば、外壁で、柱など木の部分が露出した「土塗り壁真壁裏返し塗りなし」(内側からのみ壁を塗る)仕様は、隣家が近接しているため両隣に接する面は外側からの工事ができないタイプの京町家に多いが、従来は防火基準を満たさないとされていた。そういうケースでも、柱が壁の表面からあまり出っ張らないようにしたり、老朽化に伴ってできる柱と壁のすき間をなくすなどで、告示後の基準を満たせる-といった具体策を表と図で示した。

 同研究会の田村佳英代表幹事は「防火改修は、耐震改修につながる面が多いので、もっと進めてほしい。今後、施主向けの手引を作るなど、理解を広げていきたい」と話している。

 マニュアルはA4判、95ページで2000円(税込み)。同研究会は24日に報告検討会を開く。問い合わせはTEL075(411)2730へ。(写真あり)

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工学院大が石徹白の調査結果を報告 白山文化伝える重文級建物も (2006/06/23) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20060623/lcl_____gif_____006.shtml

 郡上市は21日夜、同市白鳥町石徹白の石徹白農村センターで、05年度に行った同地区の歴史的建造物や景観に関する調査結果の報告会を開いた。石徹白は明治の地租改正まで、租税が免除されていた白山中居神社の社家、社人自治の村。今も貴重な建造物が残る。会場には住民約70人が集まり、関心の高さを示した。

 市は、白山信仰で大きな役割を果たした石徹白の文化遺産や歴史的建造物の現状を把握するため、工学院大学(東京都新宿区)に調査を委託。建築都市デザイン学科の後藤治教授(45)の研究室が、現地に入った。

 歴史的建造物については、築50年以上の建物136棟のうち、豪雪地帯なのに屋根傾斜が緩やかな建物など寺社を含む17棟を調査。比較するため、白山信仰の美濃側拠点だった同町長滝の若宮家と経聞坊の計19棟(江戸後期-明治中期)を調べた。

 報告会では、後藤教授らが、杉材をふんだんに使った落とし板工法による板壁や「神を祭る部屋」について説明。白山文化を伝え、豪雪に耐えてきた民家の頑丈さや寺社の特徴を映像を使って紹介するとともに、水路や石積みの擁壁をはじめ、塀のない民家が点在する集落景観の魅力についても話した。

 後藤教授らは、国重要文化財や登録有形文化財候補の価値がある建物も存在すると指摘。塀や看板の設置を控えるなど、景観維持のルールづくりを進めることや、文化財制度と景観法を活用した地域づくりを提案した。

 市は8月26日、これらの歴史遺産や自然遺産を生かした地域づくりを考える「白山文化ンポジウム」を市総合文化センターで開く。(写真あり)

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南原地区まちづくり景観形成住民協定を締結 南箕輪村で初 (2006/06/23) 伊那毎日新聞

(記事抹消)http://inamai.com/news.php?c=shakai&i=200606221836400000011291

 南箕輪村南原地区が、「南原地区まちづくり景観形成住民協定」を締結した。村内初の協定で、地区全域を対象に景観の保全に取り組む。協定は20日に発効し、県知事認可も申請している。

 南原地区は、中央アルプスの山ろくで、南アルプスの雄大な風景を望む自然豊かな地域。権兵衛トンネル開通に伴う工場や店舗の進出、看板設置などにより景観が損なわれることを懸念し、景観形成住民協定締結を検討してきた。06年3月、区の総会で住民協定締結を同意、署名活動を展開し締結に至った。協定の有効期限は5年。

 協定署名者は365戸(社)。区に居住する区民のほか地区内に土地を所有する村外者、地区内の企業など。アパートなども含む区の全363戸の内、実際に地区内に居住する人では277戸(76%)が署名している。

 地区の環境整備と景観形成に必要な事項を定めた景観形成基準は▽土地利用▽建築物など▽垣、柵、擁壁など▽緑化・美化▽広告物▽事前協議▽自動販売機▽交通・防犯▽廃棄物処理施設・風俗営業施設など-の9項目。

 建築物の基準は、建築物を十分道路から後退し緑化に努める、高さは13メートル以下で勾配屋根、屋根や壁の色は落ち着いた色調に努める-など。屋外広告物は道路から1メートル以上後退し、設置者、設置場所、表示面積、高さ、色などの基準を示している。

 住民協定運営会長の伊藤幸一さんは、「トンネルが開いて工場や店が出てくる。交通量が多くなれば看板も多く、また大きくなってしまう。協定で若干でも地域の景観を守っていきたい」と話した。

 南原地区周辺は、権兵衛トンネル開通に合わせ国道361号線の伊那市側トンネル出口から延長約7キロ、沿道両側100メートルが県の屋外広告物条例に基づき屋外広告物禁止地域に指定され、伊那市西箕輪地区が05年3月に「西箕輪ふるさと景観協定」を締結している。(写真あり)

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水郷描く秀作一堂に 近江八幡、重文景観選定記念し企画 (2006/06/22) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006062200271&genre=K1&area=S10

 滋賀県近江八幡市出町の市文化会館で22日、同市の水郷地帯などが国の重要文化的景観第一号に選定されたことを記念した「水郷を描く絵画秀作展」が始まった。

 同市に住むアマチュア画家らでつくる八美会のメンバーらが企画した。同会が1996年から隔年で開いている「近江八幡を描くコンクール展」の中から選んだ水彩や油彩画75点を展示した。

 同市職員の名刺などに使われている水郷地帯のヨシを題材にした「葦(よし)を刈る頃(ころ)」や、赤い夕日が水面に映る「夕映えの八幡堀」など、色鮮やかな作品が並んでいる。25日まで。無料。(写真有り)

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2006/06/22

日本風景街道 伊那と箕輪の2団体申請 (2006/06/22) 伊那毎日新聞

(記事抹消)http://inamai.com/news.php?c=shakai&i=200606211809010000011246

 美しい街道づくりを支援する仕組みや体制の確立を検討する国土交通省の「日本風景街道戦略会議」ワーキンググループに、上伊那で伊那市の「伊那アルプス街道協議会(仮称)」、箕輪町の「西部花街道をつくる会」が申請した。各市町は、それぞれ協議会を立ち上げ、活動計画の策定に取り組む。

 伊那市の活動エリアは、国道361号・国道152号(権兵衛街道、杖突街道、秋葉街道)の直線距離で東西40キロ。歴史や自然環境を再認識し、二つのアルプスに抱かれた風景を保全する。

 活動方針に▽361号とその周辺から見える中央・南アルプスの風景を守る▽街道の歴史や四季折々の自然を歩いて楽しむ散策ルートを整備する▽食や健康による都市と地域の交流のまちづくりを促進する―などを挙げる。具体的には、電柱の移転、南アルプスパノラマレストパーク(仮称)の建設、361号線のルート変更などが考えられる。

 9月に活動団体代表者、伊那商工会議所、学識経験者などでつくる協議会を発足させる予定で、市民主体の活動を推進する。南箕輪村にもかかるため、加わってもらう考え。

 本年度中に活動計画を策定し、07年度、実験的に取り組み、08年度、本格的に動き出す。

 「日本風景―」には全国から72ルートの申請があり、プレゼンテーションする33ルートに選ばれた。7月下旬、ワーキンググループの中村良夫座長らが現地調査に訪れる。

 20日、市議会経済建設委員会協議会で説明があった。

 ◇ ◇

 箕輪地籍の県道与地辰野線(通称・西県道)は、住民有志の「西部花街道をつくる会」(唐沢弘三会長)が花桃の植栽に取り組んでいる道路で、同会が申請した。

 平沢豊満箕輪町長は、「西県道に花桃を植えるだけでなく、総合的な街道作りができたらと思う。幅広い範囲でアドバイスできる人、地域と意見交換できる人をアドバイザーにお願いしていきたい」と、20日の町議会一般質問で考えを述べた。

 町政策企画室によると今後、街道整備に向け町、県、地元団体などによる組織を立ち上げ、専門アドバイザーと相談しながら事業計画の策定に取り組む。

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2006/06/21

島根知事「風力発電、景観考慮を」 (2006/6/21) 中国新聞

(記事抹消)http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200606210086.html

▽判断4項目示す

 景観論争に発展している出雲市平田地区での風力発電施設建設計画をめぐり、島根県景観審議会の答申を受けて判断する澄田信義知事は二十日の定例記者会見で、広域的な景観の観点や地元地域の活性化など四点を主な要素として総合的に判断する考えを示した。(城戸収)

 これまで「総合的に判断する」と繰り返してきた澄田知事は、早ければ七月にも提出される県景観審の答申を踏まえた上で、主要な判断要素として(1)広域的な景観の観点(2)二酸化炭素ガスの削減(3)地元地域の活性化(4)県全体としての地域振興―の四点を挙げ、「暮らしや地域の発展との調和をどう図るかが重要だ」と強調した。

 十九日にあった県景観審の会合で、宍道湖岸からの眺望への配慮と風車の位置や規模など計画見直しの検討を求める答申の方向性が決まったが、澄田知事は「正式に答申を受けていないので現段階では何ともいえない」と評価を避けた。

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風力発電計画で知事「景観以外の要素も考慮」 (2006/06/21) 山陰中央新報

(記事抹消)http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=796593006

島根県景観審議会が見直し方針を打ち出した出雲市平田地区の風力発電計画で、澄田信義島根県知事は20日の会見で「景観面に加え、地域活性化を踏まえて総合的に判断したい」と述べ、判断には景観面以外も考慮する考えを示した。

 澄田知事は判断材料に▽広域的な景観▽地球温暖化防止▽地域活性化▽県全体の地域振興―の4点を挙げ、建設促進を求める出雲市と、景観に配慮した計画の変更を求める松江市の意向をそれぞれ「参考にしたい」と述べた。

 判断時期については「答申が出れば、速やかに」と述べ、早ければ7月中旬にも示す考えを示した。審議会の答申を受けての知事判断は事業者への指導、助言にとどまり、事業の可否に拘束力を持たない。

 景観面で風力発電施設が与える影響については、県から諮問された県景観審議会が19日、施設の位置や規模の見直しを求める方針を決め、最終案をまとめて7月に知事に答申する。

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2006/06/20

識者が選ぶ 京滋の懐かしい風景 「関西を考える会」 冊子を発行 (2006/06/20) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006062000075&genre=K1&area=K10

 明治安田生命の文化事業「関西を考える会」が京都、滋賀などの印象的な風景や情景を集めた冊子「記憶のシーン」=写真=を発行した。

 考える会は毎年さまざまなテーマで関西文化に光を当てている。今年も約100人の識者にアンケートし「懐かしい風景」や「残したい風景」などを選んだ。

 懐かしい風景は京都が市電や町家、滋賀は内湖やシジミ採りなど。残したい風景は京都でまちのお地蔵さんや三条通の近代建築、滋賀ではえりや大戸川の流れが上げられた。送料負担で希望者に郵送する。問い合わせは同会Tel:06(6208)3750。

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古川町景観デザイン賞奨励賞に「蕪水亭」 白壁映える古民家移築 (2006/06/16) 読売新聞

(記事抹消)http://chubu.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyo060616_4.htm

 飛騨市の古川町観光協会が主催する第21回「古川町景観デザイン賞」の奨励賞と特別賞が決まり、15日、同市文化交流センターで表彰式が行われた。
 奨励賞に選ばれたのは同町向町の料理旅館「蕪水亭(ぶすいてい)」。同市河合町にあった木造2階建て、白壁が美しい築170年の古民家を移築した。
 特別賞は、同町金森町の「飛騨農業協同組合古川支店」。鉄筋コンクリート造りだが、明治、大正時代風のレトロな外観が評価された。
 同デザイン賞は、古い町並みが残る旧古川町が、町内の美しい景観を守ろうと毎年行ってきた。応募条件は、古川の中心市街地に昨年新築、改築された住宅や店舗などで、8件を対象に審査が行われた。今年は、景観デザイン賞の該当はなかった。(写真あり)

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桐原滝前に「清流橋」完成/財部・大川原峡 (2006/06/17) 南日本新聞

(記事抹消)http://www.373news.com/2000picup/2006/06/picup_20060617_7.htm

景観に配慮、国内2例目の下部アーチ型
桐原の滝との景観調和に配慮した「清流橋」=曽於市財部町下財部
 曽於市財部町下財部の大川原峡にある桐原の滝前に、景観に配慮した下部アーチ型工法による「清流橋」が新たに完成した。同工法による橋は国内2例目と珍しく、同市は「眼前の滝の迫力が間近で堪能できるはず。“曽於八景”の新名所として親しんでもらえれば」と、さらなる観光客誘致に期待をかけている。
 清流橋は長さ38メートル、幅2メートルの歩行者専用橋。通常のつり橋は橋の上にアーチ部があるが、「自碇(じてい)式上路PCつり橋」と呼ばれる工法は、アーチ部が通行部より下に現れ、周辺の景観との調和を図りやすいのが特徴。同工法は全国でも珍しく、長野県東部町にある人道橋に次いで2例目という。
 橋の建設は、昨年7月に合併した旧財部町と県が桐原の滝周辺で、親水護岸などを整備するため、2003年度から進めていた「リバーフロント整備事業」の一環。総事業費は橋や護岸、取り付け道路などをあわせて約2億1000万円。橋の完成により同事業もほぼ完了したことになる。
 大淀川上流部にある桐原の滝は、幅40メートル、高さ12メートル。一帯は大川原峡と呼ばれ、大小の岩が約2キロにわたり続く景勝地として知られる。旧曽於郡8町で1カ所ずつ選ばれた“曽於八景”の一つにも数えられる。大川原峡にはキャンプ場などもある。
 8日にあった渡り初め式には、同市関係者や地元住民代表らが参加した。 (図、写真あり)

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残したい風景をテーマにシンポ 岐阜市で県生物多様性研 (2006/06/18) 北陸中日新聞

(記事抹消)http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/gif/20060618/lcl_____gif_____004.shtml

 自然環境のあり方に関心のある研究者らでつくる「県生物多様性研究会」は17日、岐阜市の市橋コミュニティセンターで「この風景をいつまでも」と題したシンポジウムを開いた。環境保全に取り組む市民団体の人たちら約70人が参加し、意見交換した。
 参加者は「どんな風景を残したいか」をテーマに持論を述べ合った。「子どもたちがいきいき育つ環境が大事。豊かな自然の中で子どもたちが遊べる風景が残ってほしい」「自宅の前には田んぼが広がり、遠くには山が見える。家の前に大規模店舗が建たないことを望みます」などの意見があった。また「風景を残そうと考えることは人間のおごり。私たちは自然に生かされているんだ、という気持ちを子どもたちに伝えることが大事」との考えも出た。
 同研究会の田中俊弘代表(61)=岐阜薬科大教授=は「生物の多様性や自然を守ることについて、それぞれの立場で考えてもらえた」と意義を話し、今後は発言された意見をまとめ、環境保全活動の指針を探っていくという。

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「風景計画」で大詰めの意見交換/石垣島の景観を考える市民会議 (2006/06/18) 八重山毎日オンライン

(記事抹消)http://www.y-mainichi.co.jp/article.php?id=5063

石垣島の景観を考える市民会議の第9回会議が、17日午後、市健康福祉センターで開かれた。会議では、事務局の市都市計画課がこれまでの会議で話し合われた内容を基に作成した「石垣島の風景計画(仮称)」について意見を交換した。
同計画は [1]石垣島の風景理念(理念編) [2]石垣島の風景指針(指針編) [3]石垣島の風景基準(実践編) [4]関連資料(資料編)、の4部構成されている。今後は、市民会議をたたき台にして作った素案を庁内関係課会議や住民説明会などで説明。パブリックコメントなども参考にしながら原案を作成し、市都市計画審議会、市都市景観審議会に諮り、07年1月をめどに計画を決定。年度内に印刷製本する計画。
「理念編」は、計画の意義や目的、必要性、基本理念など8項目で構成。計画の意義として「多様な価値観を持つ人々が多忙な日々を送る今日、どうかすると無秩序になりがちな島の風景に秩序と調和をもたらし、望ましい方向へ導くためには拠るべき規範が必要」としている。
基本理念としては「石垣島の美しい風景を守り、育て、つくる」ために▽長い年月をかけて出来上がった石垣島の地形や自然環境を可能な限り保全する▽人間の諸活動が生態系に与える影響を可能な限り軽減する努力をする、など13項目を挙げている。
基本区分では「保存ゾーン」(人為的な諸活動を行わない事を原則とする)、「調和ゾーン」(農村部や山間部の既存集落とその周辺区域)、「誘導ゾーン」 (用途地域および周辺の市街地化している区域)の3ゾーンに区分している。
風景指針では、風景の目標として参加者の意見を元に「恵まれた自然(多様な自然)と心豊かな人々のくらしが共生した美しい島」が挙げられた。今後は、風景の目標を、もう一つ挙げ、二つを総合した形で風景の将来像を定めることにしている。
また、風景域の指針として▽自然風景域▽農村風景域▽市街地風景域を挙げ、それぞれの特性と課題、指針を示している。また、風景基準(ガイドライン)の対象行為として建築物、工作物、開発行為、などを挙げている。

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花のある風景「鯵ケ沢・ハマナス」 (2006/06/18) 陸奥新報

(記事抹消)http://www.mutusinpou.co.jp/news/06061803.html

はまなす海浜公園
鯵ケ沢町のはまなす公園に咲くハマナスの花
 西海岸地方唯一の公営海水浴場として、シーズン中は多くの海水浴客でにぎわう鯵ケ沢町のはまなす海浜公園で、ハマナスの花が咲き、初夏を思わせるさわやかな潮風に赤い花びらが揺れ、周囲に甘い香りを漂わせている。
 公園の魅力は、真っ青な海原をバックに広がる砂浜と、なぎさに面した松林と芝生の緑とのコントラストの美しさ。
 来月中旬の海開きを前に、早くも海に涼を求めて訪れる行楽客も多く、ハマナスの甘い香りに心を和ませながら、公園の散策を楽しんでいる。(写真あり)

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日高山脈を国立公園に 帯広市、周辺町村に意向確認 (2006/06/17) 北海道新聞

(記事抹消)http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060617&j=0042&k=200606177551

 十勝平野西部を南北百五十キロにわたって走る日高山脈。一帯は日高山脈襟裳国定公園に指定されているが、これを国立公園にしようという動きが広まりつつある。帯広市は本年度、国立公園化に向けた初の取り組みとして周辺自治体や道、国への意向確認に動きだす。早ければ来年度中にも関係団体で期成会を設立、十年後をめどに国立公園化させたい考えだ。
 日高山脈の主要部約十万三千ヘクタールは一九八一年、自然公園法に基づく国定公園に指定された。同法では国立公園を「我(わ)が国の風景を代表するに足りる傑出した自然の風景地」と定義。一方、国定公園は「国立公園に準ずる」とあり、基準は明確ではない。国立公園になるには環境省の指定を受ける必要がある。
 日高山脈は一般的な登山道が整備されていないため、独特の氷河地形や固有植物など、手付かずの自然が残されており、市は「国立公園にふさわしい」と胸を張る。事実、二○○三年には世界自然遺産の国内十九カ所の候補地の一つに選ばれており、今年一月には市に先駆けて道自然保護協会が環境省に国立公園指定の要望書を提出している。
 国立公園になると、管理主体が道から国に移る。国定公園と違い、国が現地に自然保護官事務所を設置し、常駐する自然保護官によるパトロール、生態系調査などを行うため、より自然保護を徹底することができる。
 帯広市は本年度、補正予算として三十万円を計上し、環境省の出先機関の道森林管理局や道、日高管内日高町や広尾町など周辺十二町村の意向確認を行う。自治体レベルでのこうした動きは初めて。このほか、日高山脈と環境が似ている南アルプス国立公園(山梨、長野、静岡)などへの視察を予定、国立公園化に向けて一歩を踏み出す。
 市は「国立公園に指定されるには、地元の熱意が必要。機運を盛り上げて国立公園化を勝ち取り、その後は世界自然遺産の指定を目指したい」と意気込んでいる。
*81年、全域が国定公園指定
◇日高山脈◇
 十勝、日高両地方を南北150キロにわたって隔てる「北海道の背骨」。8-1万年前の氷河期にできた、「カール」と呼ばれるスプーンで削り取ったような独特の氷河地形が20カ所以上にあるほか、ヒダカミネヤナギ、カムイビランジなどの固有植物、ナキウサギなどの希少生物が生息する。終戦間もない1950年に日高山脈を含む襟裳岬周辺が襟裳道立公園に指定された後、69年に国定公園化に向けた期成会が設立され、81年に日高山脈全域が「日高山脈襟裳国定公園」(約10万3千ヘクタール)に指定された。(志村直)

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表情豊かな街並みに景観まちづくり基本計画策定 (2006/06/19) 埼玉新聞

(記事抹消)http://www.saitama-np.co.jp/news06/19/17l.html

 八潮市は、良好な景観を形成していくための基本的な考えをまとめた「景観まちづくり基本計画」を策定した。計画では、景観まちづくりの目標、方針、進め方などについて定めている。
 目標は「きて・みて・ふれて 心に残る 美しい演出のまち」を掲げた。基本方針として、「地域性を生かした表情豊かで安心して暮らせる街並み景観づくり」など三つを示している。
 その上で、実効性のある計画とするため重点的に取り組んでいく施策を列挙している。
 主なものとして「大規模建築物の形態・意匠の誘導基準の策定」「中川河川敷に残る自然や農地の活用による自然、文化景観の形成」「市の顔となる道路景観や水路空間の親水化整備」など。
 景観まちづくりの進め方では、住民、事業者、市が役割を分担して、協働によるまちづくりの推進とともに、景観ウオッチングや表彰などにより景観まちづくりへの意識向上を図るとしている。
 市は、つくばエクスプレスの開業による街並みの変化に対応するため、昨年三月にみんなで景観まちづくり条例を制定した。市は、条例を具体化するため、住民や専門家を入れた懇談会を設け、基本計画案を検討してきた。

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古代から現代 大宮の風景探る 7月から講演会 さいたま (2006/06/19) 埼玉新聞

(記事抹消)http://www.saitama-np.co.jp/news06/19/19l.html

 さいたま市大宮区の区民会議などは七月と八月、古代から中世、現代にかけての大宮の風景を振り返る三回連続の講演会を開く。古地図や浮世絵、遺跡からの発掘品、航空写真などを用いて、それぞれの時代の大宮の風景を探る。入場無料。
 講演会の日程は〔1〕七月一日〔2〕七月二十九日〔3〕八月二十六日―の三回。会場は〔1〕〔3〕がシーノ大宮内の桜木公民館講座室、〔2〕が大宮図書館視聴覚ホール。時間はいずれも午後二時から四時まで。大宮区内の名所を選ぶ「大宮二十景」の募集(八月末締め切り)を記念したもので、浦和くらしの博物館民家園の職員らが講師を務める。
 各回ごとに参加申し込みが必要。往復はがきに希望講座、氏名、年齢、住所、電話番号を明記し、〒330ー8501 大宮区大門町3―1、大宮区役所コミュニティ課大宮二十景講演会係へ。
 問い合わせは同課(電話048・646・3020)へ。

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出雲の風力発電計画で島根県景観審が見直し求める (2006/06/20) 山陰中央新報

(記事抹消)http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=796565006

出雲市平田地区の風力発電計画について、島根県景観審議会は19日、答申で施設の規模や配置の見直しを求める方向で一致した。特に宍道湖側に近い東側の10基について、十分な配慮を要請する見通し。今後、委員から個別に意見聴取して答申案を作成し、7月に知事に答申する。
 松江市内であった会合では、これまでの審議で出た意見を参考に、会長を除く13人の委員が意見を表明。特に、宍道湖や簸川平野からの眺望を懸念し▽宍道湖側に予定されている10基の移動や規模縮小▽建設予定の施設を北山の稜線(りょうせん)の北側に移動する―の2点を求める意見が相次いだ。
 これを受け、藤岡大拙会長が意見を集約し「位置や規模の見直しを求める必要がある」との考えで一致。宍道湖側の施設については、十分な配慮を求めることでも合意した。
 答申案に盛り込む文面は、各委員の意向を踏まえながら藤岡会長が作成する。宍道湖側の取り扱いなど、どこまで踏み込んだ文言を盛り込むかが焦点となる。
 藤岡会長は「各委員で意見の相違があり、まとめるのは至難の業。6月中の答申は難しい」と述べ、答申が7月にずれ込むとの考えを示した。(写真あり)

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2006/06/15

NYの景観保全 京の町家で紹介 建造物保護センター所長が講演 (2006/06/15) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006061500078&genre=K1&area=K10

 ニューヨークで歴史的建造物の保存に取り組む同市歴史的建造物保護センター所長のバーバラリー・ダイヤモンステインスピールボーゲルさんの講演会が14日、京都市下京区の町家で開かれた。
 バーバラリーさんは東京都庁で開催中の「ランドマーク・オブ・ニューヨーク展」を機に米大使館の招きで来日、各地を巡回講演している。
 講演では、17世紀の開拓時代に建てられた木造住宅、急速な都市化が進んだ19世紀の商人の家や市庁舎など、豊富な歴史的建造物を紹介。
 同市の歴史的重要建造物(ランドマーク)保護法で、古い建物だけでなく20世紀の前衛的な建物も保護されている現実を紹介。「あらゆる時代が層を成している景観を残していく必要性は市民の共通認識になっている」と強調した。(写真あり)

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都市景観の研究・教育機関を設置へ 京都市、政府予算に69項目要望 (2006/06/14) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006061400220&genre=A2&area=K10

 京都市は14日、来年度の政府予算に対する69項目の要望と提案をまとめた。京都の歴史的景観の保全や再生を進める「国家戦略としての京都創生」の考えをもとに、都市景観に関する研究・教育機関を京都市内に設置することなど、新規10項目を盛り込んだ。
 研究・教育機関の設置について市は、全国の歴史都市が抱える共通の課題として▽歴史的建造物の保全や防災に関する技術開発▽景観に携わる自治体職員や民間技術者の育成-などを挙げ、「京都が研究フィールドに最適」(市都市景観部)と設置を要望した。
 また、市が来年度から都心部で建物の高さやデザインの規制を強化するのに関連し、既存のビルやマンションが景観に配慮した建て替えや改修を行う場合の新たな支援策を求めた。
 このほか、次世代型路面電車(LRT)の導入や都心部での自動車制限など、交通環境を改善する取り組みに対する交付金制度創設を要望した。
 桝本頼兼市長ら市幹部が15日以降、各省庁や地元の国会議員らに要望する。

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原爆ドーム、「高さ」に無防備 (2006/06/14) 中国新聞

(記事抹消)http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200606140074.html

▽世界遺産10年 広島市に危機意識薄く
 相生橋の上から眺める原爆ドーム。建設中の十四階建てマンションが背後に迫り、ビルの谷間に埋もれてしまいそうに見える。世界遺産に登録されて今年で十年。人類共有の平和遺産とも言える「被爆の証人」に、私たちはどう向き合ってきたのだろうか。(編集委員室長・山城滋)
 業者と協議済み
 原爆ドームは、開発行為が絶えない商業地域に隣接する。世界遺産への登録時、周辺のバッファーゾーン(緩衝地帯)への高さ規制の導入は見送られた。ビル建設などの際は、強制力のない美観形成要綱により、色やデザインなどについて業者と協議するにとどまる。
 広島市の都市デザイン担当は昨年四月、マンションの建設業者と要綱に基づく協議を始め、六月にはゴーサインとなる協議済証を交付した。その間、文化財や平和行政の担当職員との協議はなかった。縦割り行政の弊害が表れたと見ることもできる。だが問題の根はもっと深いように思う。
 同じ世界遺産の姫路城(兵庫県姫路市)や奈良市の寺社の周辺は、景観条例などによる高さ制限を敷いている。これに対し、高さ規制のない原爆ドームは、ビルの谷間に埋もれる危機に対し無防備である。
 そうした原爆ドームにかかわる景観の脆弱(ぜいじゃく)さを市の担当者たちがきちんと認識しておれば、もっと違った対応ができたはずである。例えば、マンションが原爆ドームの景観に与える影響を、相生橋方面からなど多角的に画像でシミュレーションしていれば、「高さ制限はない」で片付けるわけにはいかなかったのではなかろうか。
 被爆者たちがマンションの高さ規制を求めて市に要請したのは、今年二月に入ってから。既に建設は本格化していた。秋葉忠利市長がマンションの高さに再考を求める文書を業者に送ったのは三月末。市は今後、バッファーゾーンについて景観法に基づく景観計画を作る方針で、高さ制限についても議論するという。
 原爆遺跡が次々に姿を消す中、「原爆ドームは後世に残そう」との思いが世界遺産登録への原動力になった。広島県被団協の坪井直理事長は「市は景観を守る条例も作らず、十年間もほったらかしにしていた。われわれ被爆者も、もっと早く気付けばよかった。今回のことで目が覚めた思いだ」と打ち明ける。
 平和行政を担う
 世界遺産選定の調査・評価に当たる日本イコモス国内委員会の委員長は、今後も放置すれば「危機遺産」になる恐れもある、と指摘した。危機にひんしているのは原爆ドームだけではない。平和行政を担う意識が市の隅々にまで及んでいないとすれば、平和都市の危機でもある。
 それを許容してきたのが私たちであることにも、思いを致さずにはおれない。(写真あり)

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松江市、出雲風力発電の計画変更を県に要望 (2006/06/13) 日本経済新聞

(記事抹消)http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20060612c6b1202d12.html

 島根県出雲市の大型風力発電施設の立地計画を巡り、隣接する松江市は12日、県に計画変更を求める意見書を出した。意見書は「宍道湖周辺の展望地からの景観に配慮し、事業者に(風車の)位置や高さの変更を指導する」ことを強く求めた。県は7月にも計画への判断を示す見通しで、同市の意見を受けて事業者に規模縮小を求める公算が大きい。
 松浦正敬・松江市長が県庁に澄田信義知事を訪ね、意見書を手渡した。松浦市長は「市民の8割が景観に配慮した計画を要望している」と指摘。これに対し澄田知事は「(現在審議中の)景観審議会の答申も踏まえて速やかに(計画変更の是非を)判断したい。その際に(市の意見を)参考にする」と述べた。
 風力発電を計画しているのは新出雲ウインドファーム(出雲市、鶴田純一社長)。風力発電大手のユーラスエナジージャパン(東京・港)と関西電力系の電気工事会社きんでんが共同出資で2月に設立した。計画では出雲市北部に直径90メートルの風車26基を建設し、総出力は7万8000キロワットと国内最大級。事業費は160億円。

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2006/06/13

[景観計画]「『美しい街』を守る自治体の役割」 (2006/06/13) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060612ig91.htm

6月13日付・読売社説(2)
琵琶湖を望む滋賀県近江八幡市は、・・・

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風力発電で松江市が意見書提出 (2006/06/13) 山陰中央新報

(記事抹消)http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=763453006

 出雲市平田地区の風力発電計画について、松江市の松浦正敬市長が十二日、松江城などからの景観に配慮した計画変更を事業者に指導することを求める意見書を、島根県の澄田信義知事に提出した。澄田知事は県景観審議会の答申とともに「判断の参考にしたい」と述べた。
 意見書は市民説明会や市景観審議会の答申などを踏まえ、松江城、宍道湖東岸の夕日スポット、田和山史跡公園から風車が見えないよう、計画で配慮を求める内容。
 県庁で澄田知事に意見書を手渡した松浦市長は「自然エネルギーの重要性は認識している」としながらも、市民説明会で景観への配慮を求める意見が多かったことなどを挙げ、風車建設によって景観が変われば松江市の観光にも影響すると指摘した。
 澄田知事は、県の判断が県景観審議会の答申後になるとした上で「判断の際には松江市の意見も参考にする」と述べた。
 計画について県は事業者に指導、助言できるが、強制力はない。県景観審の答申は今年夏ごろになる見込み。(写真あり)

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平泉の重要性確認 文化遺産会議閉幕 (2006/06/12) 岩手日報

(記事抹消)http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m06/d12/NippoNews_10.html

 2008年の世界遺産登録を目指す「平泉の文化遺産」国際専門家会議(文化庁、県など主催)最終日は11日、一関市内のホテルで開かれ、平泉の文化遺産は浄土思想と自然が一体となっているなどの理由から「極めて重要な遺産であることが推定される」と結論付け、閉会した。県は、会議での結論を7月に文化庁に提出する推薦書に反映させる。
 国際記念物遺跡会議(ICOMOS=イコモス)オランダ委員のロバート・デ・ヨング氏ら海外から招いた3人の研究者と、「平泉の文化遺産」世界遺産登録推薦書作成委員会(工藤雅樹委員長)のメンバーら17人が出席。「平泉の文化遺産」の価値の正確な評価と保存管理の方策について協議した。
 国際専門家会議が取りまとめた結論では、今後東アジア地区の世界遺産登録を適切に推進することが必要と指摘。「平泉の文化遺産」を▽浄土思想に基づき自然と一体となった都市と文化的景観を構成している▽歴史的発展の過程を明瞭(めいりょう)に示し貴重▽骨寺村遺跡は14世紀に描かれた絵図史料との照合が可能で、世界的に比類ない▽平泉の精神的基調を成した浄土思想が今日も確実に継承されている-の4点から「極めて重要な遺産」と意義付けた。
 一方で「平泉の文化遺産の価値評価と保存管理を進めることが世界遺産登録への重要な布石になる」と今後の課題も指摘した。
 閉会後会見した工藤委員長は「平泉の文化遺産の価値が都市遺跡として評価され意義のある会議だった」と強調した。(写真あり)

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「平泉、後世に伝えて」 文化遺産会議 (2006/06/12) 岩手日報

(記事抹消)http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m06/d12/NippoNews_9.html

 一関市で開かれた「平泉の文化遺産」国際専門家会議は最終日の11日、同市のホテルで世界遺産フォーラムを開いた。講演やパネルディスカッションを行った専門家は「登録自体が目的ではなく、遺産を後世に伝えることが大切」と口々に訴えた。フォーラムを聴講した約350人は、平泉の文化遺産を守る決意を新たにした。
 フォーラムは、主に遺産を守り伝える責任に焦点を当てた。日中韓の専門家6人によるパネルディスカッションでは、平泉の優れた点や遺産を保護し生かす道を探った。2004年世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の行政担当者らが現状を報告した。
 文化庁記念物課の関百合子課長補佐は「登録はゴールではなく新たなスタート」、中国社会科学院考古研究所教授の唐☆根さんは「遺産保存が大事であって、どれだけ多くの観光客が訪れるかは重要なことではない」と述べた。
 世界遺産塾ジュニアリーダーの一関一高3年の荻荘瑶子さんと一関二高3年の浅井希恵さんは、日ごろの活動を発表し「平泉文化を学び、守るとともに、他の地域の人に知ってもらうことが第一歩」と語った。
 会場を訪れた群馬県の富岡市役所職員・伊藤清和さん(27)は「明治に造られた富岡製糸場の世界遺産登録を目指して準備を進めている。岩手は子どもたちが積極的に学び、活動に協力していることが印象に残った」と話していた。

遺産登録、景観に配慮を 首都圏の団体提言
 首都圏在住者らでつくる民間団体、平泉を世界遺産にする会(佐藤弘弥代表世話人)は11日、「平泉の文化遺産」国際専門家会議の委員にあてた緊急提言を発表した。
 提言は▽バイパス工事などで変化した、高館からの景観を修復する▽過剰な堤防による北上川治水を見直し、自然工法などを活用する▽藤原清衡が目指した平和理念の周知徹底-の3項目。
 同会は、開発による平泉の景観の破壊を憂い、6年前から景観の変化を記録するなどの活動をしてきたという。
 佐藤代表世話人(54)=東京都=は、共に活動する特定非営利活動法人(NPO法人)地球環境・共生ネットワークの高橋比奈子理事と一関市内のホテルで会見。「世界遺産登録は大賛成だが、現状のまま登録するのは不安が残る。観光客が素晴らしいと思う平泉にするため、今後も提言していきたい」と述べた。(写真あり)

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2006/06/12

周囲の景観も展示物 砺波 散居村ミュージアム開館 (2006/06/11) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/00/tym/20060611/lcl_____tym_____000.shtml

 田園の広大な空間そのものが博物館-というコンセプトに基づいた国の田園空間整備事業・となみ野地区の中核施設「となみ散居村ミュージアム」が十日、富山県砺波市太郎丸でオープンした。日本の原風景ともいえる散居景観を全国に紹介し、伝統的な農村文化を次の世代に伝えていく。
 開館を祝い、太郎丸児童クラブが地域の“田祭り”で繰り出された夜高あんどんを練り回し、記念式典に続くアトラクションでも地区に伝わる「越中八幡太鼓」が披露されるなど、次代への文化継承を象徴した。
 全国的にも貴重な散居景観保全活動の拠点として、散居村に関する情報を発信。児童、生徒が昔ながらの農村の暮らしを体験するほか、各種イベントや展示の場としても活用していく。
 十一日午前十時から中日教育賞も受けた自然博物学の長井真隆・元富山大教授が「環境新時代と、となみ散居村ミュージアム」と題して記念講演する。入場無料。(写真あり)

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「日本の原風景守る」 となみ散居村ミュージアム開館 完成まで7年 400人祝う (2006/06/11) 富山新聞

(記事抹消)http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20060611002.htm

 となみ田園空間博物館構想の中核施設である「となみ散居村ミュージアム」の開館記念式典は十日、砺波市太郎丸の同施設で行われ、農水省、県、砺波、南砺両市の関係者ら約百五十人が出席して開かれ、散居景観の保全へ拠点施設のオープンを祝った。
 式典では、となみ野田園空間博物館推進協議会会長である安念鉄夫砺波市長が「施設を大いに活用し、砺波平野の拠点として、日本の原風景である散居景観を守っていきたい」と決意を込めた。
 来賓の宮腰光寛農水副大臣が「庄川、小矢部川が育んだ景観は国民の財産として引き継いでいかねばならない」と強調、石井隆一知事も「県だけでなく日本が残していくべき代表的な農村景観」と述べた。米原蕃県議会議長、江守俊光砺波市議会議長も祝辞を述べた。
 式典に先立ち、溝口進南砺市長、島田勝由南砺市議会議長らが加わってテープカットした。
 となみ散居村ミュージアムは▽管理・情報発信の中心となる「情報館」(平屋建て、六百十七平方メートル)▽アズマダチを復元した「伝統館」(木造二階建て、二百九十一平方メートル)▽新しい住まい方を提案した「交流館」▽植栽のある散策園地―から成る。一九九九(平成十一)年二月に地区指定され、同五月事業着手。完成まで七年、総事業費十一億六千八百万円を要した。
 開館を地元の砺波市太郎丸地区も祝った。太郎丸児童クラブの子どもたちはそろいの法被姿で行燈を曳き回し、石井知事、安念市長と一緒にモニュメントを除幕した。
 水舞流越中八幡太鼓保存会(堀田良市会長)はばちさばきと所作が独創的な曲打ちの妙技を披露、一般の来場者の姿が相次ぐ施設に祝賀の太鼓の音を響かせた。

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京町家の保存や活用策考える 下京でシンポ (2006/6/10) 京都新聞

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京都のまちなかに残る町家の保存・活用策を考えるシンポジウム「京町家再生の10年」が10日、京都市下京区のひと・まち交流館京都であり、市民ら約150人が、実際に町家に住んでいる人や識者の報告に聞き入った。
 NPO法人(特定非営利活動法人)「京町家再生研究会」の主催。同研究会理事長の大谷孝彦さん、市登録文化財の町家「秦家」(下京区)の秦めぐみさん、景観法に基づく景観重要建造物に指定された「無名舎」(中京区)の吉田孝次郎さんらパネリスト5人が登壇した。
 飲食店などへの改装が急増する町家ブームの中、大谷さんは「10年の活動を振り返り、成果と課題を確認したい」とあいさつ。秦さんは「本来の姿は住まい。保存するだけでなく、そこで変わらない生活を続けることが大切」と訴えた。
 また、吉田さんは「地域住民が現代生活の中で、町家のよさを意識的に評価することが継承につながる。地元の子どもたちもどんどん見に来てくれたら」と話した。

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景観づくりへ、村道沿いにシバザクラ試験植栽 原村 (2006/6/10) 長野日報

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 原村と村農業委員会、村農業技術者連絡協議会などは9日、同村柏木と払沢を結ぶ村道沿いで、シバザクラなどの景観植物を試験的に植え付けた。景観づくりに役立ち、雑草の抑制や水田の畦畔(けいはん)管理の省力化にも適したグラウンドカバー植物(地被植物)を選ぶ試験植栽で、群落形成状況などをみて秋にも本格的な植栽に着手する。
 試験植栽には約20人が参加。約30平方メートルの土手を整地し、防草シートを張ったうえで、シバザクラ、ヒメイワダレソウ、マツバギクなど6種、約 500本を植え付けた。作業を終え、「これで草に負けなきゃいいがなあ」としみじみ土手を眺める参加者もいた。
 同村では今年度、村の西側玄関口から八ケ岳連峰に向かって真っすぐ伸びる同村道沿い約1.3キロの土手に、約1万本の景観植物植栽を計画中。村を代表するような農村景観を整備して、地域の誇りとしていくために、各種団体に呼び掛け、共同管理に取り組む方針だ。
 農技連や農業委員会のメンバーは、基盤整備を済ませた水田ののり面保護や畦畔管理の省力化研究を兼ねて参加した。
 小平雅彦農業委員会長は「省力的で、原村の豊かな農村風景にもマッチするものを見つけ出し、農村振興に役立てたい」と話していた。

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新潟市景観保護ガイドライン (2006/06/09) 新潟日報

(記事抹消)http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2006060932117

 新潟市は8日、信濃川沿いの建築物の高さを50メートル以下に制限する景観ガイドラインを策定すると発表した。水辺景観を保護するため、川岸に相次ぐ高層マンションの建設を抑制する狙い。
 ガイドラインでは信濃川沿いに限って高さを制限。原色の使用を認めない建築色彩の目安、屋上広告物の個数や高さの設定など、それ以外は市内全域を対象とする。

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京都の都市景観についての提言を提出する日本建築学会のメンバー(京都市中京区・京都市役所) (2006/06/08) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006060800332&genre=A1&area=K10

 日本建築学会(会長・村上周三慶応大教授)は8日、「京都の都市景観の再生に関する第二次提言」をまとめ、桝本頼兼京都市長に提出した。建築基準法などの規制を守るだけでは良好な景観を形成することは困難として、特定の建築の妥当性を評価する仕組みの導入を強調したほか、町家を買い上げて保存・再生を図る組織の設立などを提言している。
 同学会の提言は2002年3月に続いて2度目。特定都市について研究し、まとめるのはほかに例がないという。
 提言では、京都市域の景観保全策を「保全、再生、創造」という概念で大別している市のグランドデザインに対し、「京都をより細分化された地域の集合からなるモザイク都市」とみなし、きめ細かく都市景観のイメージを決める必要性を強調した。
 そのうえで、地域ごとの建築物や広告物のデザインについてコンピューターグラフィックなどを使った景観評価を行うことを提案。専門的な訓練を受けた市民や自治体職員らによる評価委員会の設置も求めている。
 また、景観を阻害する建物の再生や撤去についても、個人の財産権などを考慮しながら、具体的な方法についての検討が必要、とした。
 さらに、景観上重要な町家が相続税などの理由で取り壊される場合に優先的に買い取る仕組みを導入するための「町家再生・買い上げ機構」の設立や、京都も含めた国全体の景観問題を研究する拠点づくりについても盛り込んだ。
 市に対しては「京都が日本全体のものだというキャンペーンを、巧みに力強く行うべき」と、国民の合意形成に向けて努力するよう求めた。
 この日は同会のメンバーらが市役所(中京区)を訪問。提言を受けた桝本市長は「市の新たな景観施策に生かしていく。国に対しても、必要な提案と要望を強力に行う」と話した。(写真あり)

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2006/06/07

京都府「鴨川条例」へ制定委 景観を保全 工作物規制など議論 (2006/06/07) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006060700038&genre=A2&area=K00

 京都府は6日までに、京都市中心部を流れる鴨川の清流や景観を保全し、適正利用を図るため有識者による「鴨川の条例制定委員会」(仮称)を設置することを決めた。放置自転車対策や河川周辺の工作物の規制を盛り込むことが検討される条例について、近く議論が始まる。
 鴨川は、京の優れた文化をはぐくみ、都市河川として年間300万人に利用されている。一方で、ホームレスの問題や放置自転車、夏の花火、落書き、ごみ、クーラーの室外機といった工作物による景観の悪化、豪雨時の水害対策など課題も山積している。
 鴨川のあるべき姿を検討してきた同流域懇は3日の報告書の中で治水や景観、環境など多面的に将来像を示し、適正な河川利用に向けた条例化も提言した。山田啓二知事はマニフェスト(府政公約)に「鴨川条例」制定を掲げており、今回の提言を踏まえ、都市河川に特化した全国でも珍しい条例づくりに踏み出す。
 制定委メンバーは、鴨川流域懇の一部委員に加え、景観や河川の専門家ら10人前後の予定。条例づくりでは、景観行政などを京都市が管轄しているため、「府市協調」で規制のガイドラインづくりを含めて検討する考え。
 また、住民参加の取り組みも重視し、パブリックコメント(府民意見提出手続き)など住民の声を反映させる仕組みも検討する。
 府治水総括室は「鴨川の多様な課題の解決を検討する中で、府民の合意形成が得られたものから条例に順次、盛り込んでいきたい。府議会の審議もいただき、来年度以降の策定を目指したい」としている。

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2006/06/06

木材使い景観配慮 木製落石防護柵 全国初の工法開発へ 県林業試験場 (2006/06/06) 紀伊民報

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 県林業試験場(上富田町)が、紀州材の丸太を使った落石防護柵の開発を始めた。特殊な衝撃実験が必要な土木事業の研究分野で、本格的に木材の実用性を調べるのは全国で初めて。景観に配慮した公共工事の市場を見込み、新工法として国に申請する。
 強度を最優先する土木事業で、木材を使う場面はまだまだ少ない。最近になって景観や環境に配慮した公共事業が注目され始め、国の主導で、道路用の遮音壁やガードレールが実用化された。
 今回、県が開発している落石防護柵は手つかずの分野。木材が一瞬の衝撃にどれだけ耐えられるかという研究データは、林業の歴史が長い国内でもほとんどないという。
 山間部の多い県内では、県事業だけでも毎年、延長3キロの鉄製防護柵が整備されている。見た目に優しい木製品が実用化された場合、「世界遺産地はもちろん、全国の景観地の道路沿いで需要がある」(県科学技術振興室)と期待されている。
 試験場の開発計画によると、直径14センチに削ったスギ丸太を並べ、鉄柱で挟んで固定する。単純な構造だが、木材は湿気に応じて伸び縮みし、がたつきやすい。鉄柱との隙間にゴム製部品を使うなど工夫を凝らしていく。
 丸太に衝撃を与える強度実験は、全国で初めての試みという。約100キロのおもりを3~4メートルの高さから落として調べる。鉄製の8割程度の強さがあると見込んでいる。
 県の戦略的研究開発プランの一つとして、本年度から3年間1328万円の予算が付いた。独立行政法人森林総合研究所(茨城県)、奈良県森林技術センター、和歌山県森林組合連合会などと共同研究する。国土交通省の公共工事の新技術登録システムに申請する計画だ。西牟婁振興局は、数カ所で小石を防ぐ程度の木製柵を使っており、開発のきっかけとなった。
 井戸聖富・林業試験場主査研究員は「使うのは、家屋の柱材としてあまり利用されていない太さのスギ。組み立てにも時間や人手がかからないようにし、全体的に安価な工法に仕上げたい」と話している。

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2006/06/05

田植えにぎやか 上倉沢の棚田昔の風景今に 菊川 (2006/06/04) 静岡新聞

(記事抹消)http://www.shizushin.com/local_social/20060604000000000013.htm

県棚田等十選の1つとして知られる菊川市倉沢の「上倉沢の棚田」で3日、田植えを行った。地元の小学生やしずおか棚田くらぶの会員ら約400人が参加し、棚田の景色を楽しみながら、にぎやかに苗を植え付けた。
 棚田の復田と保全活動に取り組む同市上倉沢棚田保全推進委員会(山本哲委員長)が毎年開いている。
 植えたのはもち米の「するがもち」で、収穫は10月の予定。今年は試験的に一部で棚田のオーナー制も導入した。
 上倉沢の棚田は「千框(せんかまち)」とも呼ばれ、昭和40年代ごろまでは広さ約10ヘクタールの斜面に2000枚以上の棚田があったという。保全推進委員会は平成11年から復田に取り組み、毎年10枚のペースで計80枚ほどを復活させた。現在約160枚を管理している。(写真あり)

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出雲の風力発電景観論争 歩み寄る余地ないのか (2006/06/04) 中国新聞

(記事抹消)http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh200606040053.html

社説
 古代から未来まで見渡した論争の先に、どんな決着が待ち構えているのか。関係者ならずとも関心がわく。出雲市平田地区で進む民間企業の風力発電施設建設計画に神話と風土記の里が揺れている。
 地球温暖化防止に向けた新エネルギー開発に、地域の夢を託すのか。それとも、古代から受け継がれてきた景観を守り続けるべきなのか。これが論争の主な争点だ。いずれも一理あり、十分な吟味が欠かせない。歩み寄る余地はないのか。禍根を残さないためにも、冷静で実のある論議を深めたい。
 建設計画を全面的に支援する地元の出雲市は、「市などが取り組む水素燃料抽出システムの開発と併せ、資源循環型社会の先駆けに」と意気込む。これに対し、宍道湖を挟んだ対岸の松江市では、計画の変更や中止を求める声が高まっている。
 高さ百二十~百十メートルの巨大な三枚羽根の風車が二十六基。出雲大社や日御碕灯台の側からは視界に入りにくい半島の尾根筋に、東西約八キロにわたって連なる予定だ。
 東京電力や関西電力の関連会社などが出資して新会社を設立。総事業費約百六十億円を投じて、国内最大規模の総出力七万八千キロワットの発電を計画。今年十一月に着工し、二〇〇九年六月の運転開始を目指す。
 年間で約四万七千世帯分の電気が賄える一方で、島根県の年間目標の12%に当たる約九万五千トン分の二酸化炭素ガスの軽減効果が見込めるという。
 いいこと尽くしのようにも思えるが、問題は古代から連綿と続く出雲固有の景観に及ぼす影響だ。
 松江市の景観審議会は先月末、「全国に発信できる貴重な観光資源を損なう恐れがある」と判断。宍道湖畔の夕日スポットなどから風車が見えないよう、設置場所の変更を強く求める答申をした。
 企業側や計画を後押しする出雲市にとって、予想以上の「逆風」に違いない。これまでも、風車の数を当初計画から半分近くまで減らしたり、送電線を地下埋設方式にするなど、譲歩を重ねてきた。
 松江市に続き、県の景観審議会も七月をめどに答申をまとめる。「ふるさと島根の景観づくり条例」に基づいて、企業などへの指導や助言、勧告ができる澄田信義知事が、どんな裁定を下すのか。景観論争の分岐点になる可能性がある。歴史の審判にもたえる決着であってほしい。

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景観維持にボランティア活躍 越前町で水仙の球根掘り起こし (2006/06/04) 中日新聞

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 球根の密集などで品質低下が懸念されている「越前水仙」。高齢化し担い手不足の農家に代わって、景勝地・越前海岸に集まった県内外のボランティアと関係者ら約140人が3日、越前町梨子ケ平の水仙畑で球根を掘り起こした。
 県やJAなどによる「越前水仙球根掘り起こし運動実行委員会」が主催。越前水仙の9割を誇る露地栽培は、畑の手入れが行き届かなくなって球根の過密化が進み、花が咲かなくなるところも出てきた。関係者が毎年球根を掘り起こしてきたが、より多くの人手が必要なことから、今回初めて幅広く協力者を募ることにした。
 参加者らはスコップで球根を傷つけないように注意して掘り起こすと、土を落として一つずつ箱の中に集めた。集めた球根は大きさで選別した。
 ボランティアで参加した山田貴樹さん(29)=福井市仙町=は「大変な作業ですが、福井県を代表する景観を守るためにも頑張りたいです」と話していた。
 実行委員会は、18日にも2回目の作業日を予定し、ボランティアを募集している。問い合わせは県農畜産課=電0776(20)0433=へ。(写真あり)

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文化的景観などテーマに富士山シンポ 24日に静岡 (2006/06/03) 静岡新聞

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 静岡新聞社・静岡放送が主催する富士山世界遺産シンポジウム(県共催、NPO富士山を世界遺産にする国民会議後援)が24日午後2時から、静岡市葵区追手町のしずぎんホール「ユーフォニア」で開かれる。開場は午後1時半。
 東京文化財研究所文化遺産国際協力センター室長の稲葉信子氏が「世界遺産と文化的景観」をテーマに基調講演した後、パネルディスカッションに移る。
 パネリストは稲葉氏のほか、静岡大教授の増沢武弘氏、静岡産業大教授の中村羊一郎氏、富士山本宮浅間大社宮司の渡辺新氏。コーディネーターは静岡新聞社の原田誠治常務。
 富士山の世界文化遺産登録を目指す動きは、昨年開いた静岡、山梨両県合同会議の審議で「国の暫定リストへの登載」を推進することが決まり、一気に加速した。シンポジウムのパネリスト稲葉、増沢、中村各氏はリスト登載に向けて検討、評価を行う県学術委員会のメンバー。
 県の取り組みと共に、NPO法人富士山を世界遺産にする国民会議(中曽根康弘会長)など市民団体の活動も活発化した。
 聴講は無料だが、聴講券が必要。聴講希望者は郵便番号、住所、氏名、電話番号、聴講希望人数を記入して〒422―8670 静岡新聞SBS富士山シンポ係(あて先住所不要)へはがきか、ファクス[054(282)6660]、メール[fujisan3776@shizuokaonline.com]で申し込む。16日必着。問い合わせは同シンポジウム事務局[電054(284)9364]へ。

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「水郷」の北之庄町周辺地区(近江八幡) (2006/06/03) 中日新聞

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 民間と行政が協力してまちづくりに取り組んでいる地域に贈られる2006年度都市景観大賞「美しいまちなみ大賞」(国土交通大臣賞)に県内では初めて近江八幡市北之庄町周辺地区が、同「優秀賞」には彦根市本町地区が選ばれた。 (本谷一成、島将之)
 都市景観大賞は、財団法人都市づくりパブリックデザインセンター(東京)などで組織する「都市景観の日実行委員会」が公募形式で大賞、優秀賞、特別賞を選考した。
 北之庄町周辺地区は、今年1月に国の重要文化的景観第1号に選定された「近江八幡の水郷」のエリア内。自然、農村、市街地景観が調和した地域で、北之庄沢を守る会(西野平会長)が中心となって清掃や水質保全、ヨシ群落の維持、環境啓発活動などに取り組んでいる。
 本町地区は、彦根城や02年に優秀賞を受賞した「夢京橋キャッスルロード」の隣接地区。区画整理に伴い明治・大正の建築意匠と現代建築を融合させた「大正ロマン」をコンセプトに共同整備事業組合がまちづくりを進めている。
 昨年の景観法全面施行を受けて制定された「景観の日」の1日、東京・砂防会館で表彰式があった。今回は全国で大賞2地区、優秀賞6地区、特別賞1地区が受賞した。(写真あり)

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福山市に青色街路灯を40基設置 (2006/06/03) 中国新聞

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 福山市千田町千田の住民たちが、町内の市道沿いに防犯効果が高いとされる青色街路灯を設置した。安心して暮らせる町を目指そうと、広島市などの先進例を参考にした。景観美化にもつながるとして今後、地域で増やしていく計画でいる。(小島正和)
 町内を走る国道182号と313号を東西に結ぶ市道約二キロの電柱に、千田学区防犯組合が設置した。四十―五十メートル間隔で約四十基が並び、歩道を鮮明に照らす。
 市道は千田小、盈進中・高の通学路となり、夜間にはウオーキング愛好者の姿も目立つ。同防犯組合の藤井康由会長(58)らは、街路灯を白から青色に替えた広島市中区本川町で昨年、犯罪の件数が大幅に減ったニュースに着目。町内への導入を決めた。組合費約三十万円で、従来の白色灯を青色灯に替えたり、新設したりした。
 青色街路灯は二〇〇〇年、景観美化を目的に設置した英国・グラスゴーで犯罪が減ったことから脚光を浴びた。県警によると三月末現在、県内では広島市中区、廿日市市、呉市で導入例がある。防犯効果はまだ十分に解明されていないが、青色には心を静める効果や、薄暗い時間帯は白色よりも明るく見える特性があるという。
 同防犯組合は今後、千田小や公園周辺などに設置範囲を広げる。藤井会長は「心が癒やされると住民の評判も上々。地域を挙げ犯罪が起きない環境をつくりたい」と話している。(写真、図あり)

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44公共事業での17年度景観評価施行状況を報告 (2006/06/01) EICネット

http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=13323&oversea=0

 国土交通省は平成18年6月1日までに、同省所管公共事業に対する景観評価システムの17年度試行状況をまとめ、公表した。
 公共事業の景観評価システムは、公共事業実施時に「景観整備方針」を策定し、これに基づき景観の予測・評価、改善措置を検討、事業に反映させる仕組み。
 15年7月に策定された「美しい国づくり政策大綱」でも、美しい国づくりのために必要な施策として位置づけられており、16年6月にはシステムの評価実施主体、評価内容、評価手続きなどの枠組みを示す「国土交通省所管公共事業における景観評価の基本方針」案がまとめられ、16年7月から国交省直轄事業の一部について、実際に景観評価が試行実施されている。
 公表内容によると、景観評価試行事業を行っている44事業のうち、19事業については17年度中に「景観整備方針」が策定済みで、うち関東地方整備局の「鬼怒川水系直轄砂防事業(大谷川床固群)」については、景観評価の取り組みの全段階を完了したという。
 なお「鬼怒川水系直轄砂防事業(大谷川床固群)」(歴史・文化遺産である大日堂跡地周辺での砂防事業)の景観評価では、「溶岩周りの護岸に用いた巨石積みの石の大きさをもう少し小さくすれば、溶岩が際立つ」との意見が有識者から出されたことを受け、修正できる部分の再設置を行ったことが報告されている。【国土交通省】

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2006/06/02

伝統家屋で伝える景観 散居村ミュージアム完成 (2006/06/02) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/00/tym/20060602/lcl_____tym_____004.shtml

 田園空間整備事業・となみ野地区の中核施設「となみ散居村ミュージアム」が砺波市太郎丸地内に完成し、十日オープンする。アズマダチと呼ばれる伝統的家屋などで散居景観保全の重要性を伝えていく。
 アズマダチは玄関を東向きに建てることなどから名付けられ、三角形の大屋根やサマノコ(千本格子)、エンナカ(いろり)などが特徴。同市太田の農家を移築した伝統館(約二百九十平方メートル)と、三世代家族が生活できる新しい居住スタイルなどを提案する交流館(約三百五十平方メートル)に加え、情報館(鉄骨平屋約六百十平方メートル)やランドスケープ(集落緑化施設、一万七千三百平方メートル)などを整備した。同施設関係の事業費は十一億六千八百円。
 散居保全活動の拠点として散村に関する情報を発信したり、子どもたちが昔ながらの農村の暮らしを体験するほか、各種イベントや展示などにも活用していく。十日午後一時半からテープカットや郷土芸能のアトラクションなどを予定。十一日午前十時からは開館記念講演(入場無料)も開かれる。

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2006/06/01

札幌・大通西3、4丁目 景観整備へ官民連携 きょう検討会発足 (2006/06/01) 北海道新聞

(記事抹消)http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060601&j=0045&k=200606012811

 札幌中心部のど真ん中、大通公園とJR札幌駅前通が交わる中央区大通西三、四丁目の交差地区をめぐり、地上部の景観と地下空間の利用に関して共有できるデザインやイメージの基準を考えるため、札幌市と交差地区の企業などは一日、「大通交流拠点まちづくりガイドライン検討会」を発足させる。
 JR札幌駅と大通公園を地下で結ぶ「札幌駅前通地下歩行空間(地下通路)」が建設されるのに加え、大通北側のビルが建て替えられることから、地上と地下を一体的に整備して道都の顔にふさわしい景観とにぎわいの演出を目指す。
 メンバーは市と地下鉄改札口を持つ市交通局のほか、大通北側ではビルを建て替える西三の北洋銀行、西四で建物と敷地を共同所有する石屋製菓(札幌)・秋田銀行と、大通南側で西三の明治安田生命、西四で北海道銀行本店ビルを所有する平和不動産(東京)。北側の石屋製菓と北洋銀が建て替えの実施設計に入る今秋までにガイドラインを作成する方針だ。
 札幌市は地下部分について、市民や観光客が憩える空間「サッポロ広場」(仮称)として整備し、札幌の中心拠点に位置付けたい考え。ビルを建て替える北側の企業は地下通路とビルを接続する予定があり、にぎわいのある公共スペースとしてどう活用できるか、話し合いたいとしている。

 地上部に関しては建て替える企業がそれぞれのイメージを持っていることから、空間デザインの共通ルールをつくれるか、大通公園との調和をどうするか、などを協議する。

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景観法全面施行から1年/景観行政団体は219/制度活用は低迷 (2006/06/01) 日刊建設通信新聞

(記事抹消)http://www.kensetsunews.com/news/news.php?date=20060601&newstype=kiji&genre=3

 きょう6月1日は「景観の日」、景観法が全面施行されて1年を迎える。国土交通省がまとめた5月1日現在の景観行政団体は計219団体となり、法令上自動的に同団体となる都道府県や政令市などを除く市町村は121団体に達している。今後、景観行政団体になろうとしている市町村も多い。...

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国立の大学通り 景観維持の努力に光 (2006/06/01) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/00/tko/20060601/lcl_____tko_____000.shtml

 国立市の「大学通り」の沿道地区が、国土交通省が後援する「都市景観大賞・美しいまちなみ賞」(都市景観の日実行委員会主催)の「美しいまちなみ優秀賞」に輝いた。一日に千代田区平河町の砂防会館で開かれる「日本の景観を良くする国民運動推進会議全国大会」で表彰される。
 大学通りは、JR国立駅から真っすぐ南に延びる幅約四十四メートル、長さ約一・三キロのメーンストリート。同市と住民組織の「大学通り学園・住宅地区景観形成協議会」「国立駅前大学通り商店会」などが協力し、美しい景観の形成と保全に取り組んでいる。
 道路両脇の緑地帯には、市民が植えた桜約二百本やイチョウ約百二十本などがあり、四季折々の表情を見せる。これまでに「新東京百景」「環境色彩十選」などにも選ばれている。
 都市景観大賞は、景観法の施行に先駆け、二〇〇一年に創設。自治体や住民組織などが協力して優れた街並みをつくる地区を表彰している。今年は全国十六地区の応募があり、大賞二地区、優秀賞六地区、特別賞一地区が決まった。国交省によると、大学通り沿道地区は「緑をたたえた魅力ある都市環境。継承されていくことが好ましい」などと評価された。(写真あり)

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空中すっきりシンボルロード 館山市が電線地中化 (2006/05/31) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/00/cba/20060531/lcl_____cba_____004.shtml

 観光振興を目標に掲げる館山市は、海水浴客でにぎわう北条海岸の景観を向上させようと、市の“顔”となるシンボルロードづくりを進めている。本年度は電線地中化を含む道路工事がスタート。着手から五年を経て、具体的な形が見えてきた。
 北条海岸のシンボルロード事業は、県事業の多目的観光桟橋整備と海岸環境整備と合わせ、市が観光施策の三本柱と位置付けている。二〇〇一年度に住民を交えた協議会が発足し、基本方針やデザインを定めた。事業費は約十二億円。
 シンボルロードとなるのは都市計画道路船形館山港線約一・三キロ。北条海岸沿いの電線を地中に埋設し、幅が両側合わせて十メートルある歩道などを整備する。“南欧風”を合言葉に景観と歩きやすさを向上させ、ライトアップも予定している。
 同事業は一〇年度に完了する見込み。市海辺のまちづくり推進課の担当者は「交流人口増加で地域を活性化させるとともに、市民にも親しまれる海辺にしたい」と話している。

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黒石「こみせ」が都市景観優秀賞 (2006/05/31) 東奥日報

(記事抹消)http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0531/nto0531_3.asp

 黒石市中町を中心とした「こみせ通り地区」が、都市景観大賞(主催・都市景観の日実行委員会、後援・国土交通省)の「美しいまちなみ優秀賞」に選ばれた。行政と市民が一体となって整備、保全に努力してきたことが高く評価された。景観の日の六月一日、東京都で開かれる日本の景観を良くする国民運動推進会議全国大会で表彰される。
 同地区は江戸時代初期の町割りが残っており、二〇〇四年に市が歴史的景観保存条例を制定。〇五年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、街並みの保存、修理活動を展開。第三セクターのまちづくり会社・津軽こみせ株式会社(齋藤一文社長)も地元物産の販売、土蔵を借りてライブハウスを運営するなど、こみせの景観を生かした地域の活性化に力を入れている。
 受賞について佐々木武市・市建設部長は「景観をさらに良くするため、今後は電線の地中化も検討したい」と話し、齋藤社長は「会社設立から六年間継続してきたことが評価された。観光客と市民に一層親しまれるように努力したい」と喜んでいた。また、黒石こみせ保存会の鳴海文四郎さんは「黒石の顔として賞に恥じないように頑張りたい」と気を引き締めていた。(写真あり)

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