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2006/08/31

尾道の景観 保全策の概要固まる (2006/8/31) 中国新聞

(記事抹消)http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200608310009.html

 尾道市は三十日、景観法に基づいて定める景観計画と条例、景観地区の概要を固めた。中国地方の自治体では初めてとなる「三点セット」で、港まち・尾道の景観保全策を来春からスタートさせる。市が固めた各施策の概要は―。

 <景観計画>

 「平成の大合併」前の尾道市域と向島町を対象に区域を設定する。区域内を六区分し、それぞれ「穏やかで美しい瀬戸内らしい景観」などの目標を定め、景観形成を誘導する。建築面積千平方メートルを超えるなど一定規模以上の建築行為には、届け出を求める。市は十月中の策定を目指している。

 <景観地区>

 景観計画区域のうち、尾道水道に面した市中心部約二百六十ヘクタールを景観地区として都市計画決定する。市長の認定を受けなければ建物を新築したり、外観を変更したりできない。地区内の約四十ヘクタールでは、眺望に配慮し建物の高さを十五―二十七メートル以内に制限。「外壁の色は鮮やかさを低くする」などの基準も設ける。来春の都市計画決定を想定する。

 <景観条例>

 景観条例では、景観形成に向けた市や市民の責務、景観計画の策定手続きを定める。景観計画区域での届け出に対し、基準に適合しない場合は変更命令が出せる、とした。変更命令に従わない場合は、景観法に基づき最高五十万円の罰金を科すことができる。景観地区での建築物の高さ制限に関連し、鉄塔やアンテナなどについても高さ規制の対象とする。

 市は、九月八日開会の市議会定例会に条例案を提案。可決されれば、九月下旬に景観計画策定手続きの部分を施行。来年四月一日に全面施行する構えで、条例施行は広島県内では広島市に次ぐ。(田儀慶樹)

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景観一新へ 県内有数の北上飲食街 (2006/08/30) 岩手日報

(記事抹消)http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m08/d30/NippoNews_16.html

 県内有数の飲食街・北上市青柳町、諏訪町かいわいの景観が一新する。中心を流れる広瀬川の地下水路化に伴う景観改造で、せせらぎ空間の整備やバリアフリー対策など、日中も人々がくつろげる都市空間に整備する。計画は住民や民間非営利団体(NPO)が2年がかりで「あるべき街の姿」を描いたもので、県内でも類例のない官民協働の取り組み。約300の飲食店が立ち並ぶ一帯は、同市の経済活動を映し出すバロメーターとも言われており、さまざまな波及効果が期待されそうだ。

 景観改造は、本年度から市が着工する広瀬川の地下水路化に伴う街づくり事業。地域住民、NPO、北上市建設部などで構成する「万世橋 水と緑のみちづくりワークショップ」が2004年度から計10回、実地調査などを重ね、まとめ上げた。

 基本理念は「安全で快適な居住環境の創造と多くの人に親しまれる繁華街形成」。生活排水路と化した広瀬川沿いの景観再生により、地域の歴史と中心市街地の未来像を踏まえた「親水空間」を念頭に置いた。

 具体的な整備概要は①地下水路となる広瀬川上部にせせらぎ空間を整備②青柳町のシンボル・万世橋を日本的デザインに改装③広瀬川北側を歩道、南側を車道とする④花壇やベンチ、投雪口(20カ所)の設置―など。

 事業は、国のまちづくり交付金を活用し、事業費は約1億4000万円(国4割負担、市6割負担)が見込まれる。本年度内に実施設計を終え、来年度から08年度までの予定で工事に入る。

 ワークショップに参加した諏訪町町内会長の川村睦さんは「青柳町、諏訪町は北上駅から中心部に向かう玄関口。これといった特徴がなかっただけに歓迎している」と期待し、北上料飲店組合の大村正男組合長も「慣れ親しんできた広瀬川が変わるのはちょっと残念な面もあるが、イベント開催など、一般の方々も安らげるような企画に努めていきたい」と語る。

 ワークショップの中心となったいわてNPO―NETサポートの高橋敏彦代表理事は「青柳町、諏訪町の飲食街は北上の一大産業だが、日中の人通りはほとんどない」とし、「景観が変わることで、日中も人々が行き交い、飲食店以外の出店も期待できる」と新たな経済効果を指摘する。

 コーディネーター役を務めた岩手大農学部の三宅諭講師は「地域住民の意見が反映され、完成後の維持管理なども愛着を持って取り組むことができる」とワークショップの意義を総括し、市建設部の高橋敬二部長も「維持管理の面など、官民の役割をさらに協議したい」と決意を新たにする。(写真あり)

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2006/08/29

景観法ガイドラインで市が市民会議有志に経緯説明 (2006/08/29) 八重山毎日オンライン

(記事抹消)http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=1&article_id=5691

 市都市計画課(宮城皓課長)に対し、景観法のガイドラインの取りまとめ状況に関する質問状を提出していた石垣島の景観を考える市民会議の有志8人が28日夕、市役所で、同課から質問に対する経緯の説明を受けた。

 質問状では、去る6月17日に開催した第9回市民会議で、景観ガイドラインについて7月中に市民会議素案を取りまとめ8月に第10回の市民会議を開き、内容を検討することになっていた。
 だが、第9回以降、約2カ月が経過したにもかかわらず、市民会議の開催予定が知らされず、庁内での検討が始まったことから▽策定手順の変更理由▽市民会議のガイドライン素案の取りまとめ状況▽庁内で検討されている素案の説明・資料開示▽庁内検討会への市民会議代表者の出席の有無、の4項目について質問した。
 これに対し同課は、担当する玻座真保幸係長が質問に対する経緯を説明した。 

 玻座真係長は、風景基準(仮称)についてまだ作業中で、提示できる状態にないことを前置きした上で、策定手順について「変更ではなく、まだ、作業が進ちょくしていない」と説明。庁内に対しても、市民会議で確認した理念編と指針編を説明している、とした。
 また、検討会への代表出席については、9月1日に発足する(仮称)風景計画策定検討委員会に市民会議の代表も入ってもらいたい、とした。
 さらに、第10回市民会議を9月中旬以降に開催する考えを示した。

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街並み・景観、規制強化に賛成58%…読売世論調査 (2006/08/28) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060828it13.htm

 読売新聞社の「街並み」や「景観」に関する全国世論調査(5、6日実施、面接方式)で、住んでいる地域の街並みを良くするため、建物の高さや色などの規制を強化する方がよいかどうかについて、「どちらかといえば」を含め「そう思う」が計58%に上った。

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 街の景観を守るため、家の新築や改築の際に屋根や壁などの色が、自治体の許可が必要だとしたら、受け入れられるかでも、計58%が「そう思う」と答えた。多くの人が、住んでいる地域の街並みや景観を良くするため、何らかの制限を受けてもやむを得ないと考えていることが分かった。

 地域の街並みを整備することに関心があるかでは、「大いに」「多少は」を合わせ、「関心がある」との回答が計78%に達した。

 自分が住んでいる自治体が、街並みを良くすることに積極的に取り組んでいると思うかでは、「そうは思わない」計53%が、「そう思う」計39%を上回った。

 街並みの最近の変化では、「どちらかといえば」を含め、「良くなってきている」が計55%、「悪くなってきている」が計30%。

 東京・日本橋付近の景観を良くするため、小泉首相の指示で政府が橋上の高速道路の移設を検討していることについては、「賛成」が計45%、「反対」が計35%だった。国や自治体が、歴史的な遺産となる建造物や街並みの保存・整備に、もっと積極的に取り組むべきと思うかでは、計82%が「そう思う」と答えた。

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2006/08/28

景観の高さ制限緩和へ 尾道市 (2006/08/26) 中国新聞

(記事抹消)http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200608260113.html

 尾道市は二十五日、来春の施行を目指す景観条例制定に関し、四月に示した建物の高さ制限案の修正案を固めた。市民の不満に配慮し、規制の一部を緩和。最大九メートルあった隣接街区の制限値の差を原則三メートルに抑えた。二十八日に開く市景観計画策定委員会に提案する。(田儀慶樹)

 変更案は、街区別に高さを十五、二十一、二十四、二十七メートル以内の四段階で制限。三メートル刻みで十二~二十七メートルの六段階としていた素案を改めた。これにより、素案では最大九メートルあった隣接街区の高さ制限値の差を、三メートルに抑えた。

 市は、制限値の算出根拠を「対岸である向島の海岸から千光寺山の標高四十メートルラインが見える」などとする。都市部は、変更案で制限を実施しても眺望景観に大きな影響はない、としている。

 市は景観法に基づき、尾道水道を含む市中心部約二百六十ヘクタールを景観地区として都市計画決定。来年四月の景観条例施行と同時に、建物の高さなどを規制する方針を打ち出した。しかし、六月に計五回開いた公聴会では住民から「路地を隔てただけで高さ制限の差が大きく、不公平だ」との不満が相次いでいた。

 市は二十八日の景観計画策定委を経て九月七日午後七時から、市公会堂別館で住民説明会を開く。都市部の宇根敬治部長は「住民の不公平感を緩和したので理解を得たい。市としては最終案と考えている」と話している。

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都市景観賞に7件 福岡市 今年で賞創設20周年 来月下旬から 記念行事多彩に (2006/08/26) 西日本新聞

(記事抹消)http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/toshiken/20060826/20060826_001.shtml

 福岡市が優れた都市景観づくりに貢献している建築物や活動を表彰する本年度の「市都市景観賞」に、商業ビル「天神ルーチェ」(中央区天神2丁目)など7件が選ばれた。今回は賞創設20周年に当たり、記念事業として9月下旬から約1カ月間、「景観フェスティバルin福岡」を開催するなど、景観にちなんだ多彩なイベントを展開する。

 同賞は、都市景観に対する市民の関心を高め、景観向上につなげようと1987年に創設。今回は263件の応募物件の中から、大学教授ら審査委員9人の審査で、建築物などに贈る一般表彰7件を選出。企画や活動に贈る特別表彰は初めて該当なしとなった。

 一般表彰7件のうち、天神ルーチェは「抑え気味の壁面広告は、庭のすべての花を摘み取り、ただ一輪のみ床の間に飾ったわびの世界にも通じる手法」と高く評価された。

 日本基督教団福岡警固教会(中央区警固2丁目)は「九州でも最初期の鉄筋コンクリートブロック造」が「蔦(つた)に覆い尽くされ、建築という行為の歴史の重さが伝わる」と評価された。

 また、愛着のある福岡市の景観についてつづる「市景観エッセー」は、応募97点から4作品が選ばれた。都市景観賞と景観エッセーの表彰式は10月4日、市役所15階講堂で開かれる。エッセーの選出作品は10月発行予定の20周年記念誌に掲載される。

 景観フェスティバルでは、建築資材や屋上緑化のモデル展示などがある「緑と景観フェスタ」(9月28日―10月4日、市役所ふれあい広場)▽お寺の庭園を夜間開放し、コンサートなどを行う「御供所ライトアップウオーク」(10月20日―同22日、博多区御供所町周辺)▽「都市と景観・建築」についてのシンポジウム(10月2日、市役所15階講堂)―などがある。

 そのほかの一般表彰と景観エッセーは次の通り。 (敬称略)

 【一般表彰】茶山の家(城南区茶山2丁目)▽浜地酒造(西区元岡)▽マイヅルみそ蔵・店舗(西区姪の浜3丁目)▽西南学院大法科大学院、大学院、クロスプラザ(早良区西新3丁目)▽市立西陵公民館・老人いこいの家(西区上山門3丁目)

 【景観エッセー】窓から見える景色(石橋亜弓、西区)▽福岡の景観?遊び場の記憶?(大坪空也、早良区)▽元気を出そう油山(倉掛聖子、南区)▽ツバメが来る風景(佐野さおり、中央区)

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富士山望む景観保全へ 茅ケ崎市の勧告受け マンション建設白紙に (2006/08/25) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/00/kgw/20060825/lcl_____kgw_____001.shtml

 茅ケ崎市中海岸四の十四階建てマンション建設計画をめぐり、同市から高さや周囲の景観に配慮するよう勧告を受けていた東京都内の施工主業者が二十二日、建設を白紙に戻して予定地を売却したと市に通告した。二十四日に服部信明市長が会見して明らかにした。

 市によると、売却先は東京都港区に本社があるブライダル取扱業者で、当地に地上二階、地下一階の結婚式場、レストラン、ギャラリーカフェなどの複合施設を建設予定という。

 現地は民間企業が経営していた、魚市場にレストランを併設する「フィッシュセンター」跡地で、敷地面積は約二千五百八十平方メートル。湘南海岸に面し、富士山も望める。

 この地を買い取った建設業者が昨年、十四階建て六十四戸のマンション建設計画を立ち上げたことから、景観の悪化を危惧(きぐ)する地元住民の反対運動が起きていた。

 住民の声を受けた市が業者に対し、マンション構造について配慮するよう勧告する一方で、市議会の承認を得て土地自体の購入も検討したが価格面で折り合いがつかなかったという。服部市長は「共同住宅建設を予定していた事業主には、地域の実態、地域の人々の意見を聞きながら大英断をしていただいたと思う。新たな土地譲渡先の業者にも、地元の議論を聞きつつ、事業を進めていただくよう願っている」と話した。 (加藤木信夫)

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駆除か 景観か 旭川(岡山)の土手彩るオオキンケイギク (2006/08/25) 山陽新聞

(記事抹消)http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2006/08/25/2006082509365367006.html

特定外来生物に指定 
   
 特定外来生物 生態系や農林水産業に被害を及ぼす外来種の飼育や栽培、輸入などを規制する「外来生物法」に基づき国が指定する。指定は現在80種で、このうち植物はブラジルチドメグサなど12種。オオキンケイギクは今年2月に指定された。指定後には移植したり、種をまくことなどを禁じ、国や地方自治体などは被害が生じたり、生じる恐れがあれば駆除できる。

 岡山市北部の旭川土手を初夏に黄色に彩るオオキンケイギクが今年、生態系への悪影響が懸念される「特定外来生物」に指定された。必要に応じて駆除対象となる一方で、住民らに親しまれているだけに、河川を管理する国土交通省岡山河川事務所は「完全な駆除は難しい」と対応に頭を悩ませている。

 オオキンケイギクは北アメリカ産の多年草。同河川事務所旭川出張所によると、約20年前に新大原橋(同市玉柏)近くの土手で住民が初めて確認した。種が飛んできたか、持ち込まれたとみられている。繁殖力が強く、現在は同橋付近から中原橋付近までの旭川両岸延べ約5キロに及ぶ。

 花は5月半ばから1、2カ月にわたって咲き、ドライバーの目を楽しませるほか、散策や写真撮影スポットなどとしても人気。旭川出張所はかつて広報紙で開花状況を掲載したこともあり、車の通行に支障がある場所などを除き、花が咲き終えてから刈り取っている。

 繁殖エリアでの在来植物の確認はまだ行われておらず、市立半田山植物園は「在来種にどのような影響があるか、はっきりと分かっていないが、これ以上増やさないことを考えないといけない」と指摘。花のピークが終わればすぐに抜いて種の拡散を防ぐ▽発芽後の早い段階で抜いてしまう▽降雨で種が流される川の近くは除去する―ことを提案する。

 「きれいだから切らないでとの住民要望やごみのポイ捨て抑制効果もあり、単純に悪者扱いできず悩ましい」と同河川事務所。今年も例年通り、咲き終わりを待って刈り取ったが、「今後は住民の理解を得ながら、刈り取り時期を早めることなどを検討したい」(管理第一課)と生息地の拡大防止への対策を急いでいる。(写真あり)

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文化財周辺の景観保全で条例制定へ 浦添市 (2006/08/24) 琉球新報

(記事抹消)http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-16595-storytopic-5.html

 【浦添】浦添市(儀間光男市長)は浦添城跡や浦添ようどれなどの歴史文化財周辺の景観を保全し、住みやすい街や風景づくりに取り組むため、景観法に基づいた「景観行政団体」として条例を制定、2007年3月までに景観計画を策定する方針を24日までに決めた。県内では石垣市に次いで2番目の取り組み。

 29日に県の同意を受け、10月上旬には正式に景観行政団体となる。05年7月に施行された同法を基にした計画が決定すれば、対象区域では今後定める条例の一定の範囲を超える高さや面積を持つビルやマンションの新築・増築、建築物の色彩の変更には届け出が必要となる。景観行政団体は条例の定める範囲を超えると判断した建築物に対し、変更命令もできる。
 市は26日に市まちづくり市民会議を発足する予定。有識者や一般公募の市民ら18人で構成される市民会議は月2回の会議を重ね、市民とともに市内を視察し景観マップを作成。御嶽(うたき)や古くからの町並みなどの景観資源を決定するほか、景観を阻害する建築物の建築制限などを盛り込んだ計画を策定する。

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2006/08/24

日本橋の首都高地下移設を/景観見直しで報告書作成へ (2006/08/23) 秋田魁新報

(記事抹消)http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.NewsPack.npnews?newsid=2006082301006078&genre=national

 小泉純一郎首相の意向を受けて東京・日本橋の景観見直しを協議する「日本橋川に空を取り戻す会(日本橋みち会議)」は23日、橋の上に立体交差する首都高速の地下移設や、周辺企業に移設費の一部負担を求めることなどを提言する報告書をまとめることを決めた。

 9月15日に小泉首相に提出する方針。

 この日の会合では、地下化に伴う橋周辺の再開発で利益を得る企業に移設費の一部負担を求めることで一致。メンバーからは移設や再開発で数兆円規模の経済効果があるとの試算も示された。

 報告書に盛り込む構想では、4000億-5000億円とされる移設費の削減のため、首都高の地下化に先立ち、周辺の再開発を実施。日本橋川との一体感を持てる広場を整備し、川沿いの企業の建物は低層化する方針だ。

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2006/08/23

丹波の8地区 故郷を守りたい―心は一つ (2006/08/22) 神戸新聞

(記事抹消)http://www.kobe-np.co.jp/news_now/news2-646.html

 田園や山地の景観保全などを目的に、十一年前に丹波と淡路で施行された兵庫県の「緑条例」。丹波では、条例に基づいて住民自らが「地区整備計画」を作る動きが広がり、八地区が独自の土地利用ルールを定めた。無秩序開発の予防や、安らげる空間の確保など本来の目的を達成するとともに、計画づくりを通してまちおこし活動が活発になるなどの効果も上がっている。(丹波総局・小林良多)

住民主役 緑の町づくり
県「緑条例」基に土地利用ルール/県内他地域にも広がる

宅地を囲む農地。住民は「この景色があるから、ここに住んでいる」と話す=篠山市野中
 同条例は昨年、北播磨北部、中播磨、西播磨、南但馬にも施行され、十一月には北但馬と北播磨南部に拡大される予定。これにより、都市計画法の適用を受けない県内の「白地区域」全域が、同条例でカバーされ、土地利用のルールが設定される。

 ■再発見

 「守りたい景色はありますか」。二〇〇四年六月、丹波市春日町多田の地区整備計画づくりは、こんな問いかけからスタートした。

 県が派遣したアドバイザーがフィルムを手渡し、住民は地区内の「好きな風景」を撮影。写真を互いに見せ合った住民らは「普段気付かない集落の美しさを再発見できた」と驚いた。まちづくり協議会には、河川、緑化、景観、土地利用の四つの部会を設置。宅地や農地の区域をどう線引きするか、残したい景観は何か、住民の思いや実情を踏まえて話し合った。計画は今年三月、県の認可を受けた。

 「自分たちが安らげる空間を大切にしたい、というみんなの思いが確認できたのが、取り組みの一番の成果」と小田信夫自治会長。

 ■歯止め

 丹波で最初に地区整備計画づくりに着手した篠山市野中。同地区はJR篠山口駅に近く、一九九四年ごろからベッドタウン化が進み、のんびりとした住環境が悪化するのではと心配する声が高まった。

 発足したまちづくり協議会は、宅地に囲まれて残る約四ヘクタールの農地を残そうと協議。約四カ月間で計画をまとめ、九八年に県の認定を受けた。所有者が高齢になり手入れができなくなった田畑の手入れを意欲のある近隣の住民が請け負う仕組みを昨年、スタートさせた。仲介役は、まちづくり協議会が務める。

 同協議会の加久田保会長は「過去十年で世帯数は三倍近くに増えたが、計画をつくったから、集落内に緑を残せた。今後の農地の維持は、所有者だけに重い負担をかけることがないよう、協議会としても手を打ちたい」と話す。

 ■副産物

 篠山市は、緑条例による「地区整備計画」とほぼ同じ内容の「里づくり計画」を市条例で定める。各自治会などに対し、計画の策定を積極的に勧め、これまでに六地区が作成した。

 同市日置では昨年、まちづくり協議会が企画して、旧街道に面した家々の表にのれんやあんどんを飾る「ひおき軒先ミュージアム」を開いた。同市開発指導課は「計画づくりに取り組んだ地区は、コミュニティーも活発になる」と評価する。

 兵庫丹波の森協会の横山宜致研究員は「地区整備計画は、住民間で合意した集落の将来像。開発がない地区でもまちおこしの一環として役立つ」と話している。

 緑豊かな地域環境の形成に関する条例(緑条例) 都市計画法上、土地利用のルールがない「白地区域」で行う開発に、規定の緑地確保や建物外観への配慮を求める。必要な緑地面積は、開発規模が1ヘクタール未満の場合、「森を生かす区域」で3割、「さとの区域」では2割などとなっている。また、自治会を主な単位としてまちづくり協議会を設置し、地区の土地利用ルールを定めた地区整備計画を作成することができる。要望に応じて県から専門家などが派遣される。 (写真、図面あり)

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船上から景観満喫 近江八幡で児童ら80人が「水郷」見学 (2006/08/22) 北陸中日新聞

(記事抹消)http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/sga/20060822/lcl_____sga_____008.shtml

 今年1月、国の重要文化的景観に選定された「近江八幡の水郷」で21日、地元小学6年生を対象にした船上見学会が始まった。

 古里の景観を知り、次代に受け継ぐ機会にしようと、全国文化的景観地区連絡協議会近江八幡大会実行委員会(樋口忠彦会長)が企画した。

 八幡、島、岡山、金田、武佐、馬淵の各小学校から約80人が参加。快晴微風の絶好のコンディションの中、2班に分かれ、水郷めぐりを満喫した。

 円山町の島真珠水郷観光船部の乗り場からは金田、馬淵、武佐の児童が乗船し、水路両側に生育するヨシや水生生物、野鳥を観察。市職員が、ヨシはたいまつやすだれの原材料であり、水質浄化にも役立つことなどを説明した。

 西の湖では真珠養殖場を見学し、一面に広がる湖面と周囲の山々の景色を楽しんだ。金田小6年生柴田拓輝君(11)は「陸から見る山や景色より美しく感じた」、同級生の杉山諒君(12)は「今とは違う季節に船から風景を見てみたい」と話していた。

 22日にも市内と安土町の6年生児童が体験する。市は参加児童からこの日の思い出を記した日記を募り、コンクールを開くことにしている。(写真あり)

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2006/08/22

児童ら水郷めぐり満喫、景観に親しむ 近江八幡で船上見学会 (2006/08/21) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006082100117&genre=F1&area=S10

 国の重要文化的景観第一号に選定された「近江八幡の水郷」を、地元の子どもたちに詳しく知ってもらおうと企画された船上見学会が、21日に始まり、滋賀県近江八幡市内の小学6年生が「水郷めぐり」を楽しんだ。

 近江八幡市で7月に開かれた「全国文化的景観地区連絡協議会近江八幡大会」の実行委員会が主催し、地元ケーブルテレビの開局10周年記念イベントを兼ねて行われた。同市と安土町の児童約160人から応募があり、初日は同市の7小学校の計約60人が参加した。

 児童たちは2カ所の船着き場から船に乗り込んで、水郷めぐりに出発した。同乗した市職員や船頭さんから、重要文化的景観やヨシについて説明を聞いた。魚を見つけたり、ヨシの葉に触れながら約1時間の「船旅」を満喫し、水郷の景観に親しんでいた。

 島小6年の中川力生君(11)は「初めて手こぎの船に乗った。ゆっくりと行けて楽しかった」と話していた。22日も行われる。(写真あり)

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2006/08/21

京の景観保全問う 下京 写真家ら招き来月シンポ (2006/08/20) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006082000008&genre=K1&area=K10

 京都市景観・まちづくりセンターは9月9日午後2時から、京町家で暮らす人々の暮らしと景観保全の在り方を考えるシンポジウム「人と人のつながりが、まちを創る」を、ひと・まち交流館京都(下京区)で開く。

 シンポでは上京区在住の写真家水野歌夕さん、同センター理事の三村浩史京都大名誉教授(都市計画)、奈良市中心部の「ならまち」の景観保全に携わる奈良まちづくりセンターの室雅博理事長の3人が「人に宿るまちへの心-これからの京都の展望」をテーマに、それぞれ基調報告を行う。

 続いて、帝塚山学院大のジェフ・バーグランド教授を交え、「一軒一軒の思いをまちの景観・まちづくりに」と題してパネル討論する。

 無料。定員は200人。参加申し込みは市景観・まちづくりセンターTEL075(354)8701。

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分譲から半世紀 『野毛山住宅』 景観生かして建て替え (2006/08/20) 東京新聞

(記事抹消)http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20060820/lcl_____kgw_____003.shtml

 半世紀前に建設された横浜市西区老松町の野毛山住宅が再建に向け動きだした。住民が設立した「建替組合」を、このほど市が認可したためで、二〇〇八年の完成を見込んでいる。再建は老朽化した建物に適用される「マンションの建て替えの円滑化等に関する法律(円滑化法)」に基づいており、同法の適用は横浜市内では初めてという。

 野毛山住宅は一九五六年、日本住宅公団(現在の独立行政法人都市再生機構)によって建設された分譲マンション。五棟からなる、鉄筋コンクリート造五階建て(百二十戸)の建物は当時、マンションの先駆けとして、「あこがれの的」だったという。

 近年では老朽化が進み、十年ほど前から住民が建て替えに向けた話し合いを続けていた。今年三月、事業計画がまとまり、住民の四分の三以上の同意が得られたため、市に「円滑化法」の認可申請を提出していた。円滑化法を適用すれば、各戸との契約ではなく、組合との契約に一本化されるため、計画を円滑に進めることができる。

 再建は旭化成ホームズ(本社・東京都新宿区)が中心になり、合意の形成や企画などに携わってきた。建て替え後は地上六階、地下一階建て、鉄筋コンクリート造に、広さ約三十-八十平方メートルの百四十二戸が設けられる。延べ床面積は約一万二千七百五十平方メートル。余剰床は同社が取得して分譲する。

 また、明治中期の豪商の別荘跡地だったといわれている敷地を囲む、石積みの擁壁は残す方針。同社は「歴史ある石積みの擁壁は触らず、そのままに建て替えを行う」と話しており、現在の景観を残しながらリニューアルする。着工は来年一月を予定している。 (木村留美)

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景観守れと無償ペンキ塗り 函館で、商店街も統一色に (2006/08/19) 東京新聞

(記事抹消)http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006081901005128.html

 函館山のふもとに位置し異国情緒が漂う北海道函館市西部地区で、景観維持に協力しようと学生らがペンキ塗りのボランティアに取り組んでいる。これまでの実績が評価され、今年からは地区内の商店街を統一した色に塗り替える大役も任された。

 教会や洋風家屋などが多く残る西部地区には年間約400万人の観光客が訪れるが、人口の減少などから空き家や老朽化した建物も目立ち、問題となっている。

 北大工学部の学生が中心となってつくる「ペンキ塗りボランティア隊」は、1990年から街を元気づけようと、板を重ね張りにした函館独特の民家28棟を塗り替えてきた。

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【岐阜・近郊】 魅力ある景観や活動を表彰 岐阜市が候補募集 (2006/08/19) 北陸中日新聞

(記事抹消)http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/gif/20060819/lcl_____gif_____015.shtml

 岐阜市は、美観に優れた建物などを顕彰する本年度の都市景観賞候補を募集している。魅力ある街づくりにふさわしい市内の景観や活動を表彰する事業で今年10回目。5年以内に完成、改装した建築物のほか、まちなみ・風景、まちづくり活動の3部門を対象にしている。

 応募は、市役所ロビーやコミュニティセンターなどにある所定の用紙に記入し郵送で。締め切りは9月29日(当日消印有効)。

 11月上旬に現地選考するなどし、来年1月に都市景観賞や都市景観奨励賞といった優秀作を発表する。受賞者には表彰状などが贈られるほか、推薦した市民の中から抽選で30人に図書カード贈呈を予定。

 問い合わせは市まちづくり景観室景観デザイングループ=電058(265)4141(内線2681)=まで。

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水車で山里の風情 景観づくりに一役 中辺路町近露 (2006/08/19) 紀伊民報

(記事抹消)http://www.agara.co.jp/DAILY/20060819/20060819_005.html

 田辺市中辺路町近露の熊野古道近くに昔懐かしい水車がお目見えした。コトン、コトンと米をつきながらゆっくりと回る姿が山里の風情を漂わせている。観光客が行き交う古道からよく見えるため、世界遺産の景観作りにも一役買っている。

 地元で旅館を経営している高田徳治さん(76)が、かつての水車のあった風景を復活させようと企画。知人の竹辺正さん=同町川合=(76)が、ヒノキやスギを使って約3カ月で造った。竹辺さんは昨年にも高原地区にある水車を造った。

 熊野古道からも望むことができるため、ハイカーの中には足を止めて眺めている人も多い。高田さんによると、かつて近露地区には6つ程度の水車があったといい、世界遺産らしいのどかな風景を再現することにもつながっている。

 水車は回りながら、ヒノキ製のきね(長さ2.7メートル)を落として精米したり、そば粉をひいたりしている。直径約40センチほどの石臼の上で、1回に最大8キロをつくことができる。水車でついた米は香りが高く、粘りと歯ごたえがよいという。

 高田さんは「今後は水車旅館として多くの人に親しんでもらえたらうれしい。米をつきたいという依頼にも応えたい」と話している。(写真あり)

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2006/08/18

逗子市景観計画 実効力を活かせるか (2006/08/18) タウンニュース

(記事抹消)http://www.townnews.co.jp/020area_page/02_fri/11_zush/2006_3/08_18/zush_top1.html

具体的な規定づくりは住民主導で。意見集約・周知徹底など課題は重く

 良好な景観を守り、まちづくりに活かすための「逗子市景観計画」が7月1日に策定された。今後は同計画に基づき、各地区の住民が主体となって独自の景観規定を設けられる。しかし、住民をはじめ事業者や地権者への周知徹底・意見集約の方法についてはまだ模索の段階。さらに「良好な都市環境をつくる条例」や過渡期にある「まちづくり条例」「改正中心市街地活性化法」との兼ね合いも課題となっている。

 これまで、景観をめぐる建築行為のトラブルでは、市が自主条例に基づき勧告することはあっても、建築基準法に違反しないかぎり行為自体を抑制する権限はなかった。そうした事態を受けて国土交通省は、「豊かな自然や歴史的建築物などのある景観は、まちの大切な資源」といった見地から、各自治体が景観保全の必要性を明示して一定の規制力を持てるようにしようと、平成16年に「景観法」を制定。これを基本法とする「景観計画」の策定に各自治体が取り組み始めている。

 逗子市では9月1日から一定規模以上の建築行為等に対して届出義務を課すが、現段階での「景観計画」は全市的な方針にとどまり、極めて大まか。かろうじて基準を数値化しているのは、色彩と木竹伐採(5m以上)に関する制限のみだ。

 より具体的な基準を設けるには、各地区の住民が自治会・町内会などの単位で「景観形成重点地区」の指定を受け、利害関係者とともに独自の計画を立てる必要がある。

 今回、先導的に取り組むべき地区として既に3地区が「景観形成地区」に指定されたが、主体となる住民(景観サポーター)は公募のPR不足もあって、まだ一人もいない。この3地区のうち新宿町内会を中心としたA地区の計画づくりは10月から開始する予定で、地区内住民への参加呼びかけが急がれる。また、景観計画と同様にまちづくり課が管轄する「まちづくり基本計画」と「良好な都市環境をつくる条例」、施行を目前に控えた「改正中心市街地活性化法※略称」(経済観光課)など、景観形成に関連する他の規則・計画とズレが生じないよう、どう兼ね合いをつけていくのかという課題も残されている。 (図面あり)

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2006/08/17

石垣市風景計画「自然環境保全を最優先」 (2006/08/16) 八重山毎日オンライン

(記事抹消)http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=1&article_id=5576

 景観法に基づく「石垣市風景計画(マスタープラン)」(仮称)の策定作業を進めている市都市計画課は、計画の素案をまとめ、9日から庁内各課を対象に説明会を開始した。

 今後は、地域や関係団体への説明を経て、素案に対する意見を募集。
 その意見を参考に計画原案を策定、再度、素案同様な説明を経て、地域や業界、民間経済団体の第行、行政関係者で組織する策定委員会、学識経験者や関係機関の代表らを委員とする景観審議会の審議などを経て12月議会に上程し、風景計画を策定する方針。

 景観計画では▽景観計画区域▽景観計画区域における良好な景観の形成に関する方針▽良好な景観の形成のための行為の制限に関する事項▽景観重要建造物または景観重要樹木の指定の方針などを定める。
 このうち景観計画区域は「石垣島全域」。良好な景観形成に関する方針では、島全域を▽自然風景域▽農村風景域▽市街地景観域の3つの基本風景域に分類。さらにそれを13の類型域に細分化し、それぞれで方針を打ち出すことにしている。
 また、良好な景観形成に向けた行為の制限では、あらかじめ景観行政団体へ届け出を義務付ける「届け出行為」を定め、その対象行為ごとの規制等の基準を設ける方針。

 このほか、07年度に予定している「(仮称)屋外広告物条例」の制定後、屋外広告物の行為規制を景観計画に位置付ける考え。
 景観農業振興地域整備計画も07年度以降に担当部署と調整し、取り組む方針。
 景観計画区域の基本方針では▽石垣島の美しい風景の保全・継承に努める▽市民共有の財産である風景を支配しない▽自然環境と生態系の保全を最優先し、阻害することがないようにする-などとしている。

 3つの基本風景域のうち、森林や河川、海、岬などの自然地を示す「自然風景域」は、基本理念で「私たちのあらゆる生活活動の基盤であり、将来にわたって保全されなければならない」と記し、(1)原則として建設行為や開発行為等による人工建造物を設けない(2)設けようとする場合は、原則としてその内容を地域に公開し理解を得る、などの基本方針を示している。
 「農村風景域」では、「歴史、文化、風土を最大限尊重し、その良好な風景を保全・創造・継承しつつ精神性を引き継いでいかなければならない」と基本理念にうたい、原則とした開発行為等の禁止などを基本方針に盛り込んでいる。
 「市街地景観域」では、基本理念で「石垣市の町の顔にふさわしい風景づくりが求められている」として、建設や開発行為を行う者に責任と自覚を求めている。

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開店の団体に県が補助金 景観自慢の“屋外カフェ” 熊野地域の道路生かす (2006/08/15) 紀伊民報

(記事抹消)http://www.agara.co.jp/DAILY/20060815/20060815_002.html

 熊野観光に向かうドライバーの足を止め、途中の景観を楽しんでもらおうと、県は本年度、住民が中心になった「屋外カフェ」事業を計画している。世界遺産登録から2年たち、観光地を取り巻く地域で魅力を掘り起こす狙い。県の補助を受けて開店する地域団体を公募する。
 景観の良い道路を生かした地域づくり(シーニックバイウェイ)事業の一つ。熊野地域の国道311号、168号、42号、旧国道、熊野古道などが事業候補地となった。

 県が計画しているのは、屋外にテーブル、いす、パラソルなどを並べた簡単な喫茶店で、「田舎版オープンカフェ」と名付けている。景観の良い道路沿いの空き地や駐車場を活用する。旧国道など、観光客にあまり知られていない場所を積極的に取り上げる予定だ。

 熊野地域の住民団体から企画を公募して数団体を選び、早ければ今秋の観光シーズンから営業してもらう。開店にかかる経費の半額を補助する。補助金は上限200万円程度と見積もっている。

 簡易設備や厨房付きの車を使えば、観光シーズンの休祝日だけ営業することができるという。

 同課は「熊野の地域団体が温めていたアイデアがきっかけとなった。車で通り過ぎるだけのドライバーに、素晴らしい景観に気付いてもらいたい」と意気込んでいる。

 道を核にして地域づくりするシーニックバイウェイの考え方は近年、国土交通省の主導で行政施策に取り入れられている。3月には、紀南の市町村と民間団体計約70団体でつくる連携組織が発足した。県は本年度当初予算で、シーニックバイウェイ関連予算に1426万円を充てている。

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10階超の高層建築増加、古都の「美」保存へ規制強化 (2006/08/12) 日経ネット関西版

(記事抹消)http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/34905.html

 1994年に「古都京都の文化財」の1つとして世界遺産に登録された二条城。小高い天守閣跡に登り周辺を見渡すと、本丸御殿と比叡山方面の山並みとの間に十数階建てのホテルなどが雑然と立ち並ぶ。今後、数十年かけて、こんな市内の景観を改善しようとする取り組みが京都市を中心に進んでいる。

 桝本頼兼・京都市長の諮問機関「時を超え光り輝く京都の景観づくり審議会」(西島安則会長)は3月下旬、建築物の高さ規制の強化を柱とする提言「中間取りまとめ」を桝本市長に報告した。市中心部の幹線道路沿いで現在45メートルとしている最高限度を「10階程度(約31メートル)に引き下げるべきだ」などと提案する内容だ。

 同審議会は2005年に発足。当初2年かけて答申案をまとめる予定だったが、市内の景観の変化は当初予想を上回るスピードで進んだ。西島会長は報告会の席上で「(京都の景観が)大変危ない状態にあるので、中間段階で報告することを決めた」と危機感を訴えた。

 人口の都心回帰を背景に、中心部の御池通沿いなどではここ4―5年、45メートル級(15階程度)のマンションの建設が相次いだ。市によると市中心部の幹線道路沿いにある約4600の建物のうち、2.9%が31メートルを超す。これまで10階建て前後で高さがそろっていた町並みが崩れつつある。

 中間取りまとめに沿って、市は07年度の早期に最高限度を引き下げる考えだ。1万5000ヘクタールの市街化区域全体で従来の高さ規制を見直しており、今秋をめどに新たな規制案を公表する。世界遺産の周辺では高さ規制を強めることも検討する。

 地元の不動産業者の間では、高さ規制の強化は容積率低下につながり「土地の収益性が上がらなくなる」と批判的な声が聞かれる。規制強化前の“駆け込み開発”を狙って土地を買う動きが活発になり、市中心部の地価を一時的に押し上げる要因になっているとの指摘もある。古都京都の景観と開発をいかに調和させるか。市が新たな規制案の承認を求める都市計画審議会は今年度中に開かれる予定だ。(おわり)(写真あり)

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兵庫県、景観条例を全県に拡大 (2006/08/10) 日経ネット関西版

(記事抹消)http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/34847.html

 兵庫県は9日、住宅団地や工場など一定の面積の開発をする場合、緑地の設置などを義務づける景観条例の適用地域を11月から全県に拡大すると発表した。

 新たに対象になるのは豊岡市、香美町、新温泉町の1市2町と三木市、加東市、小野市のうち未指定だった一部地域。

 条例名は緑条例で、県独自の規制として1995年に施行された。「全県統一のルールで景観規制を掛けるのは全国初」(県土整備部景観形成室)という。

 適用地域では、県や市町などで構成する審議会が定めた地域区分ごとに森林や緑地の保全割合を定める。違反すると罰金を科す。

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世界遺産と景観(3)川の“熊野古道”、川舟下り優雅に復活――植林2000本、30年先見据え (2006/08/10) 日経ネット関西版

(記事抹消)http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/34849.html

 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」地域を流れる熊野川。週末になると、14人乗りの川舟が観光客を乗せて次々と出発、道の駅「瀞峡街道熊野川」(和歌山県新宮市)と河口に近い熊野速玉大社を結ぶ約16キロメートルを2時間弱で下る。

 平安から鎌倉時代を中心に熊野参詣に使われた川舟下りを、世界遺産登録を機に和歌山県や新宮市などが昨年9月に復活させた。

 川舟下りの観光客に流域の景観をより楽しんでもらおうと今年3月、地元有志による植林が始まった。

 新宮市の森林組合や経済団体、和歌山県観光連盟などで組織する熊野川景観整備植栽協議会が中心となり計約2000本の木を3カ所に植えた。

 その植林場所の一つが「はなじろ茶屋前広場」。道の駅から国道168号を川沿いに約400メートル下る。川舟が出発する河原から見上げられる目立つ場所だけに、「川の熊野古道」全体の景観の印象を左右する。

 協議会は地域住民の参加を得て広場外周にヤマザクラ25本、広場下の土の見えていた斜面にアセビなど、斜面の中段にイロハモミジ50本の苗木を植えた。熊野に自生する品種を選び、周辺の景色と調和するよう配慮した。20年、30年先の景観まで考えた。

 植栽を指導した和歌山県造園建設業協会新宮・東牟婁支部の松露聡支部長は「ヤマザクラは川舟からも国道からも見えるように植えた。来春には花を楽しむことができるだろう」と期待する。

 協議会事務局を置く和歌山県東牟婁振興局の杉本善和総括主任は「熊野川から見える景観を育てていくという住民意識を維持していきたい」と話す。流域での植栽は来年も続ける。

 川舟下りは3月から11月まで実施。Jパワー(電源開発)が濁水対策などから上流にある十津川第二発電所の発電を休日と盆期間は止める。2004年までは6―10月の休日と盆期間に発電を止めていたが、川舟下りの復活により延長した。

 熊野古道は世界遺産に登録されてから全国から訪れる人が急増し、観光地化が進んだ。これを一過性の観光ブームに終わらせないためにも、世界遺産を生かす形で景観を整備するという未来を見据えた取り組みを続ける必要がある。(写真あり)

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風力発電でガイドライン検討に着手 (2006/08/10) 山陰中央新報

(記事抹消)http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=798552006

 出雲市平田地区の風力発電計画で、建設の可否をめぐり景観論争が起きたのを踏まえ、澄田信義島根県知事は九日、景観保全基準の見直しについて検討する考えを明らかにした。県の指導に基づき、事業者が提出した新計画案については「さらなる指導を行う考えはない」と容認を表明。関係自治体の対立も生んだ一連の問題が決着した。

 今回のケースでは、景観保全を求める松江市や市民団体、地域振興を訴える出雲市や地元経済団体との意見が対立し、全国の住民も巻き込んだ景観論争が起きた。県は県景観審議会を設置するなどして行司役を務め、関係者に配慮した決着を迫られた。

 澄田知事はこうした経緯を踏まえ「景観は大きな財産。保全の在り方を議論する必要がある」と強調。指導や助言にとどまり、事業可否への強制力を持たない「ふるさと島根の景観づくり条例」の景観保全基準については「強制力を持たせるのかも含め、方法論を検討したい」と述べた。

 また、事業者の新出雲ウインドファームが届け出た新たな計画案は、県が求めた六基を上回り、計十基で見直しを行ったのを挙げ「万人が納得する決着ではないが、夕日スポット以外からの景観にも配慮している」と容認を表明した。

 県は同日、県独自のシミュレーションを行った結果、問題はないと判断。事業者に口頭で計画の受け入れを伝えた。

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出雲の風力発電 深計画案提出 (2006/08/09) 中国新聞

(記事抹消)http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200608090105.html

 出雲市平田地区で風力発電事業を計画する新出雲ウインドファーム(出雲市)は八日、島根県の指導に従い、松江市の夕日スポットから風車が見えないよう変更した計画を県に提出した。景観論議となった計画の見直しに、関係者からは評価、反発などの声が交錯した。

 提出に同席した出雲市の長岡秀人助役は「指導に対し、事業者としてできる限り配慮していただいた。事業が実現できるよう期待している」と表明。平田商工会議所の田中和則専務理事(66)は「治山や経済効果に期待する地元の熱意が通じた。自然エネルギーや地域活力の象徴となる新しい景観を生み出せると信じている」と述べた。

 夕日スポットから見えないよう指導を求める意見書を提出していた松江市の森秀雄都市計画部長は「市の要望が県に取り入れられ、事業者に理解してもらった。ありがたい」と評価した。

 計画見直しを求めている市民グループ「出雲の風土を伝える会」の石橋博事務局長(75)は「(大阪航空局レーダー基地東側)四基の西への移設は良いが、自然環境や歴史的景観など根本的な問題がある」と批判。九日、事業者に対し野鳥や植物などの調査を指導するよう、県へ申し入れる考えを示した。県景観審の会長を務める藤岡大拙・島根女子短大名誉教授(74)は「神話の国出雲はこれで失われた。寂しい限りだ。(県、出雲市に対しては)神話を語るのをやめなさいと言いたい」と落胆していた。(松本大典、和田木健史)

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風力で発電計画 島根県9日にもゴーサイン (2006/08/09) 山陰中央新報

(記事抹消)http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=798505006

国内最大級の出雲市平田地区での風力発電計画で、事業者の新出雲ウインドファームは八日、松江市の夕日スポットからの眺望確保を求める島根県の指導に基づき、焦点の風車六基の移設や規模縮小を盛り込んだ新たな計画をまとめ、同県に届け出た。県は評価しており、澄田信義知事は九日にも計画の容認を表明する。

 澄田知事が新計画を受け入れれば事前協議は終了し、建設の可否をめぐり景観論争に発展した一連の問題も終結。今年十一月の着工、二〇〇九年度の発電開始に向けた開発協議へと移る。

 新計画では、宍道湖東岸の夕日スポットから見えるとして県が改善を求めた六基のうち、東側四基を四―六キロ西側に移設。西側二基については、高さを十メートル低くして百十メートルとし、同スポットからの眺望を確保する。

 このほか、東側に建設予定の四基のうち、三基を百五十―五百メートルほど北側に移し、一基の高さを十メートル低くするなど計十基で見直しを行った。全体の基数二十六基は変えず、総出力七万八千キロワットにも変更はない。

 長岡秀人出雲市助役とともに県土木部を訪れ、届け出書を提出した同社の鶴田純一社長は、作成した合成写真を紹介しながら「宍道湖東岸から見えなくなるよう再考し、他地点からの景観にも配慮した」と説明した。

 受け取った伊藤慶幸県土木部長は「県が指導した条件をクリアしており、さらに全体に踏み込んで見直してもらった」と評価し、内容を精査して知事判断を急ぐ考えを示した。(写真あり)

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市内絶景めぐり!8/8は小樽八区八景の日! (2006/08/08) 小樽ジャーナル

(記事抹消)http://www.webotaru.jp/news/2006/08/0808-2.htm

 8月8日は小樽八区八景の日。8日(火)13:00~17:00、市民など約40名が参加し、オタモイの唐門や塩谷のゴロダの丘にある伊藤整文学碑など9ヵ所を回った。

 「小樽八区八景めぐり」は、小樽市建設部まちづくり推進課が「現地を見ながら、説明を聞いてもらって、小樽にはこんなすばらしいところがあるということを分かってもらいたい」と、平成10年に始めた。

 八区八景は、小樽市が魅力あるまちづくりを進めるために、市内を8つの地区に分け、それぞれの地区を代表する景観8つを選び、市内全体で64景(8地区×8景)として選定された。

 銭函地区の「薬科大から望む石狩湾」や「開拓時をしのぶ銭函駅と豊足神社」。張碓地区の「張碓カムイコタンの断崖」や「春香山スキー場からの眺望」。桜・朝里地区の「張碓トンネルからの小樽港」や「銀鱗荘と平磯岬」。中央地区の「小樽運河と歴史的まちなみ」や「栗林と桜の手宮公園」などの景観が選定されている。

 今年の八区八景めぐりは、参加者が13:00に市役所別館に集合し、小樽の歴史と自然を生かした、まちづくり景観審議会の飯田勝幸会長の小樽の景観と八景についての説明を受け、オタモイ・赤岩地区と桃内・塩谷地区、蘭島・忍路地区の3地区9景をバスや徒歩で回った。

 オタモイ海水浴場に向かう通りの丘の上にあり、この地区のランドマークとして知られている、オタモイの唐門では、係員の説明を聞きながら写真撮影する人や細部を観察する人がいた。

 市内の女性は「子供の頃に良く遊んだことを思い出します。龍宮閣で食事したことも懐かしい。歩くのが好きで、小樽市内はほとんど歩いているが、この八区八景めぐりはすごく楽しみにしていたんです」と話していた。

 このあと一行は、塩谷の「黒い砂浜から望むゴロダの丘」や「夕日が映える忍路湾」などに向かい、小樽の誇る絶景を目に焼きつけ、改めて小樽が持つ景観美に見とれていた。(写真あり)

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道路景観指針策定へ 国交省の検討委が初会合 (2006/03/25) 建通新聞

(記事抹消)http://www.kentsu.co.jp/tokyo/news/p00502.html

 道路景観の向上に必要な考え方を検討する「道路デザイン指針(仮称)検討委員会」(委員長・天野光一日本大学教授)の初会合が24日、東京・千代田区の全国都市会館で開かれた。本年10月をめどに、道路整備の景観配慮手法を体系化した指針をまとめ、設計者、施工者、管理者など道路整備にかかわる技術者にそれぞれの業務の中で活用してもらう。
 国土交通省は昨年7月、「美しい国づくり政策大綱」を発表。これを受ける形で、今国会に景観基本法をはじめとする景観緑三法案が提出された。社会資本の整備に当たって、景観配慮の姿勢が一層重要となっていく中で、同省は従来の道路事業では体系的な景観配慮が十分でないとみて、道路整備にかかわる技術者が広く実務で共有できる指針を策定することとした。
 道路景観に関するガイドラインとしては、「道路景観整備マニュアル(案)」があるが、作成から10年以上経過していることから、今回の検討委員会では内容を一新する方針。
 24日に示された指針の基本的な考え方によると、従来のマニュアル形式ではなく、道路景観に関する業務を行う際に必要となる骨太の基本的事項と、その理解を助け設計の参考となるような事例編で構成する。①道路の沿道地域特性②道路の事業段階③道路の役割・位置付け④道路の構造・部位-という四つの切り口から、それぞれのデザインの考え方と具体的手段を検討していく。また、景観の概念は地域による違いが大きいことから、地方部、市街地で個別に景観配慮の項目を設けることも想定している。

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「景観整備機構」に県が県建築士会を指定 (2006/08/02) 岡山日日新聞

(記事抹消)http://www.okanichi.co.jp/20060802124549.html

 岡山県建築士会(黒住隆会長、1832人)が8月1日付で、岡山県から景観法に基づく「景観整備機構」に指定された。県内での指定は初めて。 指定は都道府県のほか、都道府県の同意を得て「景観行政団体」になった市町村(岡山県内では岡山市、倉敷市、都窪郡早島町、真庭郡新庄村の4市町村)の長が指定できる。 指定を受けると、良好な景観形成を促進する目的で住民が行う取り組みに対して専門家を派遣したり、情報の提供、相談を受け付けるほか、景観上重要な建造物や樹木の管理ができる。また、景観形成に重要な建造物と一体となったポケットパークを整備したり、耕作放棄地などの利用権を取得し景観形成作物の育成を行うことなども可能になる。 指定を受け、同会では県と協力して講習会の開催などを予定している。今回の指定は景観行政団体以外の県内の区域のため「今後、岡山市、倉敷市にも指定を申請することにしている」(丹羽英喜副会長)。 全国的には今年7月1日現在で茨城県など4県・市が建築士関係団体など6団体を景観整備機構に指定している。

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21団体が景観行政団体化の意向―景観法施行で県がアンケート (2006/08/08) 建通新聞

(記事抹消)http://www.kentsu.co.jp/kanagawa/news/p00693.html

 県は、12月17日の景観法施行に先立って、県内市町村の景観行政団体となる意向や景観計画策定の意向などの有無をアンケート調査した結果をまとめた。同法では、景観行政団体は都道府県と政令市・中核市とされているが、知事の同意を受けた市町村も対象となる。アンケート結果では、政令市・中核市の4市を除く21団体が「景観行政団体となる」と「景観計画の策定」の意向を示し、関心の高さをうかがわせた。また、景観計画策定の意思のある団体(真鶴町、平塚市、小田原市は知事の同意済み)のうち、10団体は今後3年以内に計画を策定する方針。建築物・工作物に対する変更命令や景観重要公共施設の整備、景観地区の設定などの活用を検討している団体が多かった。県では、景観条例を策定するため、基本方針の検討を進めており、今回のアンケート結果についても反映させる考え。
 景観法では、景観行政団体が(県と協議して同意を得た市町村を含む)が景観計画を策定。これまで条例などで自治体が独自に規制を設けてきた景観条例に、基本理念や規制などの法的根拠を与える。
 景観行政団体が策定した景観計画の区域内で、建物の新築や工作物の設置、土地変更などを行う場合は事前に届出なければならない。また、景観形成の重点エリアとする景観地区を市区町村が指定した場合は、建築物の色やデザイン、高さなどを規制する認定制度を導入。この地区内で建築、開発行為をする場合は、市町村長の認定を受けなければならない。
 さらに、住民らが景観計画の提案をすることもできるほか、電線共同溝の整備などに関する特別措置法の特例も設けている。
 今回のアンケートでは、景観行政団体となる意向や景観計画策定の意思、さらに景観計画策定によって活用を検討している制度などを調査。
 この結果、景観計画策定により活用を検討している制度は、▽建築物・工作物に対する変更命令▽景観重要公共施設整備▽景観地区の設定▽景観重要樹木の指定▽景観重要建造物の指定-などが挙がった。また、当面活用は検討していないものの、関心のある制度は、▽景観重要建築物の建築基準緩和条例▽景観農業振興地域整備計画▽景観地区工作物制限条例-などだった。
 一方、人員や予算などの受け入れ態勢や、自治体内のコンセンサス形成が不十分として、景観計画策定の意向がなかった17団体についても、▽まちづくりへの参加を呼びかける手段▽マンション紛争を予防するための手段▽地域のシンボルとなる建築物や樹木を保存するための手段-として関心を示す団体が多かった。

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文化的景観の重要性訴える 東山で祇園町住人「町づくりセミナー」 (2006/08/06) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006080600041&genre=K1&area=K10

 お茶屋が軒を連ねる祇園町南側地区(京都市東山区)の住民が5日、主体的まちづくりを始めて10周年となるのを記念して「景観・町づくりセミナー」を八坂神社常磐新殿(同区)で開いた。

 歴史的町並みの景観保全を目指して活動を続けている祇園町南側地区協議会(杉浦貴久造会長)が主催した。まちづくりに詳しい西川幸治・京都大名誉教授が「文化的景観とこれからの町づくり」と題して講演した。

 西川氏は、地域住民が生活となりわいの中で生み出した「文化的景観」の重要性を強調し、「文化的景観保全のためには、先人から伝わる文化的営為を受け継ぐことが欠かせない。地域の個性が無視されかねないグローバリゼーションの中で、逆説的に地域が注目される」と話した。

 地域住民や商店主ら約190人が熱心に耳を傾けた。(写真あり)

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国立公園でも風力発電、温暖化対策で厳しい規制を転換 (2006/08/04) 読売新聞 旅ゅーん!

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/tabi/news/20060804tb03.htm

 環境省は4日、国立公園内での風力発電施設の設置を推進していくことを決めた。

 これまでは景観への悪影響や、野鳥が風車の羽に当たる「バードストライク」などを懸念し、自然公園法の施行規則で厳しい基準を設けて最低限の許可にとどめてきた。しかし、地球温暖化対策が進まない中、温室効果ガスを排出しないクリーンエネルギーとして、風力発電導入の必要性が一層高まったとして、方針転換することにした。

 来年度から年間10億円、3年計画で計30億円を投入し、バードストライクの防止策などを検討する。具体的には、〈1〉渡り鳥の接近をレーダーで把握して風車を止めることができるか〈2〉野鳥が近付かない色があるか〈3〉夜間のライトアップは鳥の衝突防止に効果があるか――などを研究。景観影響評価のマニュアルを作成したりする一方で、電力会社などに設置を働きかけていく。

 風力発電の普及を推進する資源エネルギー庁によると、国内には現在、海岸線を中心に約1000基の風力発電施設がある。設置には、風の強い広い土地が必要だが、自治体や民間の土地で条件の良い場所は少なくなっているという。同庁幹部は「海岸線の景観地は国立公園に指定されているケースが多いが、風力発電にとっても最も条件が適している」と話し、環境省の方針転換を歓迎している。

 国立公園は、最も手厚く保護される「特別保護地区」から「普通地域」まで5段階で施設の建設などが制限されているが、特に風力発電を巡っては、環境省は2004年、展望台から見た場合、風車が山の尾根より高くならないなど、一定の条件を満たす場合を除いて設置を認めない方針を打ち出した。この基準をクリアしたのは、熊本県の阿蘇くじゅう国立公園に建設中の1件だけとなっている。

 これ以前に設置された国立公園内の風力発電施設は計13件あるが、東京・八丈島(富士箱根伊豆国立公園)の出力500キロ・ワットの施設を除くと、いずれもトイレ用電力などを賄う小規模のものばかりだ。

 三重県鳥羽市の伊勢志摩国立公園内に民間会社が計画している風力発電施設の建設に対しては、野鳥保護団体が「予定地一帯は渡り鳥のルート」として反対している。(写真あり)

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「眺望景観」リスト再検討を申し入れ 京都市に市民団体 (2006/08/04) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006080400037&genre=A2&area=K10

 京都市が市街地から望める「眺望景観」を保全するため、守るべき景観として158カ所をリストアップしたことについて、市民団体「まちづくり市民会議」(中京区)は3日、「景観破壊の代名詞ともいうべきJR京都駅や京都タワーが含まれていることには違和感がある」として、市に再検討を申し入れた。

 申し入れ書では、リストに挙げられている京都テルサや桃山城、京都大、立命館大についても「市民の多くが守るべき景観と考えているかは疑問」と指摘。逆にリストに入れるべきものとして、三条通かいわいや水路閣、疏水インクラインなどを挙げた。そのうえで、市のリストについて「多くの問題があり、速やかな見直しと修正がなされるべき」と指摘した。

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美しい景観へ 綾南中生が清掃奉仕 (2006/08/03) 四国新聞

(記事抹消)http://www.shikoku-np.co.jp/news/education/200608/20060803000275.htm

 香川県綾歌郡綾川町陶の綾南中学校(中井博雄校長)の生徒らが一日、学校周辺の道路などで清掃奉仕する「夏休みクリーン大作戦」を行った。合併して発足した新町のイメージアップに一役買おうと同中の生徒会が初めて企画。生徒らは「ごみのないきれいなまちにして気持ちよく過ごそう」と目を輝かせ、美しい景観を取り戻した。

 この日は、ボランティアを申し出た生徒や教諭ら合わせて約百三十人が参加。部活動などで利用する綾南運動公園周辺や学校近くの町道、国道などの二班に分かれて実施した。

 体操服に軍手姿の生徒は、空き缶やペットボトルなどの燃えないごみや吸い殻、雑誌類を分類しながら回収。すれ違う人たちに「おはようございます」「暑いですね」とあいさつしながら丁寧に拾い集めたごみは、約二時間半で百五十キロ余りにも及んだ。

 生徒会長の竹本航平さん(14)=三年=は「予想以上にたくさんのごみがあって驚いた。きょうをきっかけに、綾川町を美しいまちにしていきたい」と話していた。

 四日には、同町の綾上中の生徒も学校周辺や綾川河川敷などを清掃奉仕する。

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開放的な街並み整備 日本橋景観問題 (2006/08/03) 東京新聞

(記事抹消)http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20060803/lcl_____tko_____000.shtml

 日本橋(中央区)の上を走る首都高速道路について、小泉純一郎首相の指示を受けて移設を検討している「日本橋川に空を取り戻す会(日本橋みち会議)」は二日、四回目の会合を開いた。川沿いの地下に首都高を移すとともに、低層化した開放的な街並みを周辺に一体整備する案をまとめた。同会は、今月中に最後の会合を開き、来月、首相へ報告書を提出する。 (浅田晃弘)

 首都高の地下化については、地元住民と自治体、有識者の協議でも合意していた。約二キロにわたり、地下鉄線路と川底の間に建設する。ルートは、周辺に残る歴史的建造物や、鉄道の敷設状況などを考慮。大手町・八重洲方面は、川の南側を走り、日本銀行前から箱崎方面にかけて北側に曲がっていく案を採用した。

 前回の会合で、四千億-五千億円と試算が出された事業費は、一部を民間の負担で賄うことを求めた。低層化で利用できなくなった容積率を、離れた場所に移転できる特例を設け、そこから生まれる利益を還元させるとした。JR東京駅の未利用容積率が、丸の内地区の高層ビル建設に利用されたケースを念頭に置いている。

 次回会合では、具体的な事業費を算定するほか、開発による周辺地権者の利益が損なわれないよう、不動産税制の改正などについても議論する。

 委員の中村英夫武蔵工業大学長は「これが成功すれば、品格ある都市をつくるための日本の先例となる」と話した。

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重要文化的景観に近江八幡市の集落を追加選定 (2006/08/01) びわ湖放送

(記事抹消)http://www.bbc-tv.co.jp/cgi-local/user/houdou/news/news_week_detile.cgi?detile_file=2006-08-01&detile_no=7

近江八幡市の水郷に隣接する円山町と白王町の2つの集落一帯が、国の重要文化的景観に選ばれた「近江八幡の水郷」に追加選定されました。国の重要文化的景観の「近江八幡の水郷」に追加選定されたのは、水郷地帯に隣接する近江八幡市の円山町の90世帯と白王町の47世帯などを含む13.7ヘクタールです。このうち円山町には、ヨシ加工の作業小屋やヨシ葺き屋根の神社、石垣など、昔ながらの建物が数多く点在し、西の湖の自然や地場産業と一体となった独特の景観を残しています。西の湖やその周辺に広がるヨシ原、また八幡堀などの水郷地帯は、今年1月に全国第一号の国の重要文化的景観に選ばれ、近江八幡市ではさらに居住に関する景観地として、この円山町と白王町の2つの集落の追加選定を文化庁に申請していました。なお今回の追加選定について、近江八幡市では「集落に住む人にとって大変誇りになると思う。住民にとって今後の町づくりを考えるツールになればいい」と話しています。

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散居景観の保全を主目的とした「となみ散居村ミュージアム」 (2006/08/01) マップルネット

(記事抹消)http://www.mapple.net/news/news.asp?NewsID=39707

  となみ散居村ミュージアム

砺波地方の文化継承の拠点施設。日本の農村の原風景といわれる砺波地方の散居景観を紹介している。

となみ野田園空間博物館の拠点施設として整備された「となみ散居村ミュージアム」がお目見えした。

この施設は、砺波地方の伝統的家屋「マエナガレ」をイメージし、ミュージアムの情報発信の中心となる「情報館」、大正から昭和初期の建物を復元した、アズマダチの白壁が美しい「伝統館」、アズマダチをリフォームし、2世帯3世帯が同居できる新しい生活居住空間を提案した「交流館」、植栽のある散策園地から成る。

日本の農村の原風景といわれる散居景観や伝統文化に触れることができる注目の施設だ。
(写真あり)

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市職員が景観マップ作成/市景観計画の参考資料に (2006/08/01) 八重山毎日オンライン

(記事抹消)http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=true&article_id=5442

市役所職員で組織する石垣市景観保全および創出に関する検討委員会は31日、職員から募集した石垣島の景観イメージの結果を「石垣島景観マップ」にまとめ、整理した課題とともに公表した。景観イメージの募集は「石垣島の景観、ここが好き」と題し、今年1月25日から2月9日に実施。職員63人から212件の応募があった。

そのなかで、最も応募が多かった視点場は、玉取崎展望台で14件。眺望対象としては海浜、水平線、農地、船越平久保半島・野原崎の島並み。景観の阻害要因については「周辺に農振除外済みの民有地が点在し、特に国道と海浜の間での開発行為許可申請が懸念される」としている。
また、市内有数の観光地の川平湾・川平公園展望台を視点場とした場合は、対岸の吉原地域における開発行為、中高層建築物などが景観阻害要因として挙げられ、吉原集落内の建築物は「低層、意匠形態、色彩等の配慮、規制誘導が望ましい」と指摘している。
このほかの視点場としては▽バンナ公園展望台▽御神崎▽名蔵湾▽平久保崎▽平久保半島東海岸▽大浜海岸▽久宇良岳山頂▽川平石崎▽新川5町内、などが上位に挙げられた。

景観マップでは、21の視点場を石垣島の地図上に写真を含めて図示するとともに、その眺望対象や眺望阻害要因、懸念の有無、懸念される景観阻害要因、その事由が、課題として整理されている。
同委員会では、今回の集計結果を、都市計画課に引き継ぎ、現在、策定作業を進めている市景観計画の参考資料として活用してもらうことにしている。
同検討委員会は、庁内の関係8課長と応募した一般職員の計16人で構成。策定中の市景観計画で、市が将来にわたり保全すべき自然景観および景観地域の選定や、新たな景観創出に向けたルール作りなど基本的な考え方の整理・提案に努めることにしている。
集計結果は、庁内のグループウェアで公開したほか、市ホームページでの公開も検討している。

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立山連峰見える駅に 北陸新幹線新高岡駅 周辺まちづくり計画検討会の原案まとまる (2006/07/31) 富山新聞

(記事抹消)http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20060731005.htm

 北陸新幹線新高岡駅(仮称)の駅舎とその周辺のデザインに関する考え方の原案がまとまった。駅舎は地域の「自然・歴史・文化」を取り込み、未来への息吹を感じるデザインとすることを提案。周辺の構築物は駅舎から立山連峰の眺望を確保できる配置とし、街路空間については「御車山」や「七夕まつり」になじむ活気ある景観とすることを求めている。

 原案は、十八日に開かれた新駅周辺まちづくり計画検討委員会の二回目の幹事会で一部修正され、三十日までに最終的に固まった。八月一日の第二回検討委員会で了承されれば、これに沿ってデザインイメージの作成に着手する。

 原案は、新高岡駅を県西部、飛越能の玄関口と位置付け、「広域観光の来訪者を優しくもてなす駅舎であることが重要」と指摘している。

 その上で六月に実施した市民アンケートで、地域の「自然・風土」を生かしたデザインや、アルミなどを利用した「近未来的」なデザインを求める意見が多かったとし、「地域の『自然・歴史・文化』を取り込みながら、新しい未来への息吹を感じるデザインの駅舎としたい」と結論付けた。

 周辺の景観イメージでは、現高岡駅との一体感を出すため、現駅周辺のまちづくり計画と連携したデザインとする考えを盛り込んだ。さらに、道路や公園などの公共空間は外国人にも分かりやすい案内表示にし、高齢者や子どもも安心できる設計の歩行空間を形成するとしている。

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地元の小6生巡る 市など800人招待 (2006/07/29) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006072900055&genre=K1&area=S20

 「近江八幡の水郷」が国の重要文化的景観の第一号に選定されたことを記念し、滋賀県近江八幡市などは8月21、22の両日、同市と安土町に住んでいるか、通学先のある小学6年生約800人を「水郷めぐり」に無料で招待する。

 主催は、同市や学識経験者らでつくる全国文化的景観地区連絡協議会(文景協)近江八幡大会実行委員会。小学生に地元をもっと詳しく知ってもらおうと企画した。経費は、全国の地方公共団体などでつくる財団法人地域活性化センターの交付金などを充てる。

 近江八幡市内の小学校11校(私立小1校を含む)と、西の湖の水郷地帯がある安土町の2小学校などの6年生から希望者を募る。対象者は計800人で、希望者は全員招待する。今年は、すでに年間のカリキュラムが決まっているために夏休み中に行うが、来年度以降は「カリキュラムに組み込み、授業の一環として実施したい」(同市文化振興課)としている。

 すでに、同市は「水郷からふるさとを見つめて、風景の大切さを学ぼう」などと書いたプリントを、学校を通じて児童らに配り、参加を呼び掛けている。

 両日とも、参加児童を5コースに分け、同市と同町で営業する水郷めぐりの五業者の協力を受け、水郷地帯と西の湖を約1時間かけて巡る。(写真あり)

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九十九湾の美観取り戻せ 大雨で大量の流木、ごみ 能登町職員ら観察路を清掃 (2006/07/29) 北國新聞

(記事抹消)http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20060729005.htm

 日本百景の一つに数えられる能登町の九十九湾で二十八日、大雨の影響で海岸に流れ着いたとみられる大量の流木や水草の清掃活動が行われた。参加者は肩の深さまで海の中に入り名勝の美化に努めた。

 九十九湾に面するのと海洋ふれあいセンター(能登町)の「磯の観察路」には、二十七日朝から流木などが目立ち始めた。海岸線約六百メートルにわたってごみが流れ着き、同日はセンター職員や業者らが撤去作業を進めたが追いつかず、二十八日は町に応援を求めた。

 町職員三十人を含む約四十人は、水着やダイビングスーツなどに着替えて海に入り、ザルやカゴなどを使いながら海面に浮かぶ流木や木くずを集めた。直径約三十センチ、長さ二メートルを超す流木も見つかり、業者の作業車で取り除いた。二日間の作業で四トントラック十台分のごみが撤去された。

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無秩序な広告公害一掃 美しい景観回復へ (2006/07/29) サンパウロ新聞 - Brazil

(記事抹消)http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DA_N_ID=12&DO_N_ID=11908

《聖市長、条例案を市議会に提出》

 無秩序な広告による公害を取り除けばサンパウロ市の建築構造が浮かび上がって来る。ここには美しいものが多々ある、と市当局。交通機関、壁面、イルミネーションーにまで至る市長のアウトドアー広告一掃案は憲法違反である、と州広告業者組合。全国紙に広告しても効果はない。テレビ広告は料金が法外に高い。消費者に安い日用品の存在を伝える唯一の媒体を奪うのか、は小商店主たち。カサビ・サンパウロ市長が提案し、市議会に送付された市内広告公害一掃法案がいま関係者間で議論の的になっている。

 《市当局はまず街路の名札から》

 同市長案はさる六月初め市議会に提出された。市内の街路及び建物の広告展示をやめさせる。それはアウトドアー看板広告、照明広告、壁利用広告、テロン・エレトロニコ、自動車からはてはトレーラー、自転車に至るまでの一切を禁止する。

 法案は市議会で変更される可能性はあるが、これを違憲とするサンパウロ州広告会社組合(Sepex)及び全国屋外広告会社連盟(Fenapex)は、裁判に訴えて市長案をつぶしにかかろうとしている。

 バーナー、バス、タクシー等の広告も含めると、一万五〇〇〇人を直接雇用している。これらがまず失業する。

 市役所から事前に何の相談もなかったことに不満なのだが、それだけではなく、サンパウロ州の同種広告を業とする会社の七割までがサンパウロ市に本社をおくという事情もある。

 看板代わりに横断幕を張って商品値段を伝えてお客を呼び込む一小売食料店は、これが出来てこそ商売になるんだが、と不安げだ。

 サンパウロ市当局は、まず街路名のプレート刷新から手をつける。通行人の目につきやすいように、それもスッキリしたものにするよう工夫に余念がない。

 例えば、コリフエル・デ・アゼヴェード・マルケス街では余りにも長ったらしいので、上のほうに大きく「コリフエル」とだけ書き、フルネームは下に小さく入れる。

 試作を写真で見ると、リーベロ・バダロー街の場合も上に大きく「リーベロ」とだけ書き、下にフルネームを入れる。

 有効的な面は、余白に郵便コード番号(CEP)と共に、各街路、大通それぞれがサンパウロの中心であるプラッサ・ダ・セー(セー広場)から何kmかの距離を加えたこと。

 これらプレートのメンテナンスも大事とあって、それを担当する新業者を決める入札を近く行う。

 全部で四万二〇〇〇枚もあるので一年をかけて取り替えることになる。

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集落一帯が国の重要文化的景観に 「近江八幡の水郷」に追加選定 (2006/07/28) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006072800217&genre=M1&area=S10

 滋賀県近江八幡市円山町と白王町の水郷地帯に隣接する集落一帯が28日、国の重要文化的景観「近江八幡の水郷」に追加選定された。これまで、同景観の選定地域には民家などは含まれていなかった。

 追加選定されたのは、円山町の90世帯と白王町の47世帯などを含む13・7ヘクタール。円山町はヨシぶき屋根やヨシ作業小屋、白王町は船着き場の跡など、ヨシ原や旧内湖との密接な関係を示す場所が残っている。

 同市は今年1月、水郷地帯や八幡堀など計174・6ヘクタールが全国初の国の重要文化的景観に選定され、その後、追加選定を文化庁に申請していた。

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住民の保全活動支援策を盛り込む 京都府 景観条例検討委が初会合 (2006/07/28) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006072800153&genre=A2&area=K10

 京都府は28日、来年4月の施行を目指す府景観条例(仮称)の骨子を公表した。「景観資産登録制度」や「景観府民協定制度」など、昨年6月に施行された景観法を補完し、住民の景観保全活動を支援する施策が盛り込まれている。

 同日、京都市上京区のホテルで開かれた府景観条例(仮称)検討委員会の初会合で示された。

 骨子では、景観法で建造物などの規制誘導を進める一方、同条例で住民らを支援、啓発し、景観行政を推進させる、としている。

 景観資産登録制度は、古民家や寺社仏閣、集落などが府に登録すれば、現状変更時に知事への届け出が必要となる代わり、府は景観アドバイザーの派遣や情報発信を行う。地域の景観資産を掘り起こし、NPO法人(特定非営利活動法人)や各種団体と、保全に取り組む。

 また、景観府民協定制度は、地域住民で建築物などの形態や意匠、色彩などについて協定を結び府知事が認定すれば、研修会開催費や緑化費などを助成する。

 景観法では各市町村が計画を策定すれば重要建造物の指定などが行えるが、同条例では登録、認定のハードルを下げ、同法の計画が未策定でも景観保全の取り組みを支援できるようにする。

 このほか、公共事業の実施時に良好な景観形成を図る指針を定めるべきとしたほか、条例の関連施策として研修会「景観まちづくり塾」の開催なども挙げた。

 府は年内に条例案をまとめ、来年の2月府議会に提案する予定にしている。

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『文化学院』校舎解体問題 象徴のアーチ保存へ (2006/07/28) 東京新聞

(記事抹消)http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20060728/lcl_____tko_____000.shtml

 千代田区神田駿河台の人文系専門学校「文化学院」(西村八知校長)の校舎解体問題について、同学院は、シンボル的存在だった玄関アーチ部分を当面の間、保存していく方針を決めた。解体に反対する卒業生らの声に配慮した。双方の調整に乗り出していた同区は来月三日の「景観まちづくり審議会」に、保存計画の詳細を報告する。 (浅田晃弘)

 同校舎は、一九三七年に建設。学院創立者の西村伊作氏が設計し、ツタが絡まる趣ある外観は、昭和初期を代表する名建築とされていた。

 学校側は四月の入学式を最後に校舎の使用を中止し、建て替えに着手した。これに、卒業生らで結成された「文化学院を愛する会」(事務局・大橋智子さん)では、著名人を含む約千人の署名を集め、保存運動を展開。校舎は、区の「景観まちづくり重要物件」に指定されており、区も街並み保全への方策を要請していた。

 区などによると、見直し案では、通称「とちの木通り」に面した全長約二十七メートルの校舎のうち、約七メートルのアーチ部分を当面、保存する。そのうえで、解体後の約二十メートルに新たな外壁を建設する。外壁にはツタをはわせ、旧校舎の窓枠や装飾品を再利用して、旧校舎のイメージを継承することも考えられている。十数階建ての新校舎は外壁の内側に建設する。

 アーチ部分の今後については、新校舎が完成する来年十二月ごろまでに区と学校、同会で協議して結論を出す。

 大橋さんは「全面保存はかなわなかったが、アーチは建物を象徴する一番の思い出の部分。恒久的な保存を実現し、上層の部屋を外部に開放してギャラリーや展示室などに活用することも訴えていきたい」と話している。

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「土木学会デザイン賞2005」のパンフレットを発行 (2006/07/26) ケンプラッツ

(記事抹消)http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/free/NEWS/20060726/130762/

 土木学会は2006年7月,「土木学会デザイン賞2005」の優秀作品の写真を掲載したパンフレットを発行した。
 土木学会デザイン賞は道路,街路,広場などの公共空間と公共の構造物を対象に2001年から毎年実施している。2005年は最優秀賞に横浜市の「和泉川/東山の水辺・関ヶ原の水辺」が選ばれた。

 併せて,「土木学会デザイン賞2006」は8月31日までエントリーを受け付けている。

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水辺の祭典で淵の魅力紹介 日田市で30日 (2006/07/28) 西日本新聞

(記事抹消)http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/20060728/20060728_001.shtml

 大分県日田市高瀬地区の住民らが30日、水辺の祭典「高瀬川釜淵(かまぶち)まつり」(西日本新聞社後援)を開く。同川には「釜淵」など5つの淵があり、かつては浮世絵にも描かれた。淵という河川空間の魅力を見つめ直そうと初めて企画した。

 同地区には流域1キロ間に釜淵、猿(サル)淵、鰻(ウナギ)淵、鰐(ワニ)渕、オコズキ淵がある。とりわけ、釜淵は江戸時代後期、日田出身の儒学者・広瀬淡窓(1782―1856)が漢詩に詠んだ場所。同時代の浮世絵師・歌川広重(1797―1858)も「諸国名所百景」の1つに描いているが、最近では知る人も少なくなった。

 地元住民らは一帯の豊かさを取り戻そうと、20年前からヨシ刈りや清掃活動を展開。2004年には県の補助事業「里の川整備事業」にも認定され、官民一体で遊歩道整備などに取り組んだ。

 午前9時開始のイベントでは郷土史家が釜淵の由来を説明。近くの中州にあったとされるあずまや状の建物を再現するほか、河川敷の特設ステージでは自衛隊音楽隊が演奏を披露する。魚のつかみ捕りなどもある。高瀬公民館=0973(24)2705

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平泉の文化的景観、世界遺産に推薦へ ── 文化庁 (2006/07/26) ジャパンデザインネット

(記事抹消)http://www.japandesign.ne.jp/EXPRESS/060726/002.php

7/21、文化庁は、ユネスコの世界遺産(文化遺産)として、中尊寺などから成る「平泉-浄土思想に関連する文化的景観」(岩手県平泉町、奥州市、一関市)を推薦することを決めた。来年1月にユネスコの世界遺産センターに登録推薦書を提出。08年7月ごろ開かれる世界遺産委員会で、登録されるかどうか決まる。(共同通信)

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=旅ナビ=滋賀県「高島市」 心を和ませる原風景 (2006/07/26) スポーツニッポン大阪

(記事抹消)http://www.sponichi.co.jp/osaka/ser1/200607/26/ser1195542.html

◆ 自然満載で旅人に心地よい安らぎ与える ◆

 滋賀県高島市。琵琶湖の西に位置することから湖西とも呼ばれる。棚田100選に選ばれた「畑の棚田」。こんこんとわき出る生水(しょうず)といわれるわき水。また広大な「ヨシ群落」も目をなごます。さらには今春オープンした「ホンモロコ釣り堀」…。自然満載の高島市は旅人に心地よい安らぎを与えてくれた。(白石 治)

◆ 棚田100選に選出された「畑の棚田」 ◆

 青々と広がる段々畑。1999年(平11)日本の棚田100選に選ばれた「畑の棚田」。比良の山すそに幾何学模様に広がる風景は人々の心を和ませてくれる。

 「多いときは400枚もの棚田がありましたが、現在は359枚に減りました」と語るのは、観光ボランティアの岡村志朗さん(70)。かつてはエンジニアだったが、ボランティアをはじめて8年。

 棚田の総面積は15・4ヘクタール。緑の階段の標高差は100メートルにもおよぶ。「平地とは3度の温度差があります。昼夜はもっと寒暖の差が大きくこれがおいしい棚田米を作るのです」と岡村さん。

 高島市は地域資源の棚田を生かしながら、都市と農村が交流する中で棚田の保全を図ろうと2000年から、都市住民を対象とした「棚田オーナー制度」を発足。

 「農作業を実際に体験してもらい、美しさだけを強調するのではなく、棚田の厳しさも理解してほしい。それに棚田は耕作されることにより、管理、保全されているということを知ってほしい」と岡村さん。

 毎年、秋に開催される「棚田まつり」では、棚田米おにぎりや棚田なべ、川魚の塩焼きを賞味したり、炭焼き体験、わら細工体験などを行っている。また、地元農産物の抽選会、販売も行われ、都市部の人々との自然の体験の場としても人気を呼んでいる。

 「畑の棚田」が一躍脚光を浴びたのが、好評を博した映画「男たちの大和/YAMATO」でロケ地として使われたこと。郷愁を誘う日本の原風景ともいえるシーンが人々に感動を与えた。

 JR湖西線近江高島駅からバスで約20分。「畑」下車。詳細問い合わせ=電話=0740(36)2012(高島市役所高島支所地域振興課)。

◆ 高級魚「ホンモロコ」釣りを体験だ ◆

 琵琶湖沿いにある「道の駅 しんあさひ風車村」は大きなオランダ風車がトレードマーク。四季折々の花、水車やハネ橋…異国情緒たっぷり。

 この風車村の中に4月1日オープンした「ホンモロコ釣り堀」がある。幅13メートル、長さ80メートル。

 ホンモロコは琵琶湖の固有種で最近は激減している高級魚。高島市ホンモロコ養殖研究会の協力で、釣り堀内でホンモロコの産卵、ふ化した稚魚が水路を通って琵琶湖に出て行き、個体数が減っている湖魚を増やす試みの一環としてオープンした。

 さっそく記者はホンモロコ釣りに挑戦。なにしろ子供のころにフナ釣りをしたぐらいで釣りはまったくの素人。

 エサはサシムシ。ハリもエサも小さく、なかなかエサがうまくつかない。イライラして堀に投げ込むもなんともうエサがはずれている。

 今度こそ!とばかりサオを垂らすものの待てど暮らせど掛かった気配は皆無。

 オーナーの村井直正さん(57)に秘けつを尋ねると「じっくり待つこと」となんだか禅問答のよう。「ホンモロコは昭和44年から49年をピークに減少し、平成8年から大幅ダウン。固有種だけに少しでも増加してほしいのですが…」と村井さん。

 店内では1パック(100グラム)800円のホンモロコのつくだ煮も。
 基本料金1人3500円(エサ50匹、おみやげ300グラム付き)。
 予約・詳細問い合わせ=電話=0740(25)6464。

◆ わき水利用した「かばた」に癒やされ… ◆

 琵琶湖の西側に面する新旭町針江地区には、生水(しょうず)と呼ばれるわき水を生活用水として有効利用する「かばた(川端)」があり、集落の中にはたくさんの水路が巡っている。

 およそ100戸の民家の軒先などには石で囲まれた「かばた」からこんこんときれいなわき水が出ている。水路にはきれいな水しか生息しない水中花の梅花藻(ばいかも)がみられ、なんとものどかな気分になる。

 さらには琵琶湖周辺に生息する広大な「ヨシ群落」も目をなごます。訪れたときは琵琶湖をバックにヨシの緑が鮮やかだった。

 案内をしてくれたボランティアの美濃部武彦さん(61)は「春になると大ヨシキリが飛来します。地元の人はその鳴き声がケケス…ケケスと聞こえることから、ケケスと呼んでいます」と説明する。

 ヨシは秋から冬にかけて立ち枯れヨシ刈りが行われる。高さは成長すると4メートルにもなり「以前は屋根ぶきにも使用されました」(美濃部氏) 刈り取りは11月から12月に行われ、ヨシ焼きは3月。「ヨシ群落は里山と同じく、人が管理してはじめていい環境が出来上がります」(同氏)と手入れの必要性を強調。

 ツアーも実施(要予約)詳細問い合わせは=電話=0740(25)6464(新旭町観光協会)。(写真あり)

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100年見越し景観整備 武庫川流域委員会 (2006/07/25) 神戸新聞

(記事抹消)http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000077026.shtml

 武庫川の治水のあり方を検討する「武庫川流域委員会」は、二十四日までにまちづくりの視点から二十一のアクションプランをまとめた。流域の歴史や文化遺産、自然などを網羅した「武庫川カルテ」づくりや、川沿いに多様な地域特性がある武庫川の今後百年を見越した景観の整備など多彩な内容。豊かな恵みとともに、災害も引き起こす川との共生の方法を提案している。(森 信弘)

 同委は、河川法に基づき、井戸敏三知事の諮問を受けて二〇〇四年に設置。長く意見が対立してきたダム建設の可否を含め、超長期的な河川整備基本方針と今後三十年間の河川整備計画について話し合っている。

 全国各地に流域委はあり、治水・利水・環境の視点で議論しているが、まちづくりの視点も加えたのは珍しい。同委は、河川の外も含めた「総合治水」を目指しており、川づくりと流域のまちづくりの連携が不可欠となるためだ。日ごろから川と接することで防災意識の向上も目指す。

 アクションプランでは、武庫川の情報を盛り込んだ「武庫川カルテ」をパンフレットやマップにし、住民に活用してもらうことや、丹波や三田、阪神間など流域の多様な地域特性を生かし、武庫川百年の風景づくりや景観の保全育成のためのマスタープランを、自治体の枠を超えて作成する必要性を挙げる。

 また、浸水しやすい低地の土地利用規制や建物の移転誘導、地盤のかさ上げなど耐水化の補助事業制度化などを提案。住民同士の交流や自然学習の場となる「川まち交流拠点」を既存の公共施設や商業施設を活用する形で川の近くに設置することも掲げている。

 同委は、八月末に知事に提言を提出の予定でこれらの内容も盛り込む。

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道路整備規制を緩和、歩行者や景観優先を可能に・国交省方針 (2006/07/23) 日本経済新聞

(記事抹消)http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060723AT3S2200D22072006.html

 国土交通省は地方自治体が特色のある街づくりを進めやすくするため、道路の構造や利用に関する規制を大幅に緩和した新制度を導入する。歩行者や景観保護を優先する道路を整備したり、集客増を目的に道路の一部を沿道の商業施設に開放したりできるようにする。公共事業費が削減される中で、道路建設の費用対効果を高めるのが狙い。来年の通常国会に新制度を盛り込んだ道路法改正案を提出する。

 現行の道路法では道路の定義が高速、自動車専用、歩行者専用、一般道の4種類に限られ、道路整備の際には種類に応じて車線数、設計速度などの構造が決まっている。自動車の交通以外の目的での道路の敷地利用も制限しており、街づくりのために沿道地域と一体的に整備することが難しかった。

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「京都の都市景観の創造的再生」 中京で建築物の在り方のシンポ (2006/07/22) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006072200144&genre=K1&area=K10

 「京都の都市景観の創造的再生」をテーマにしたシンポジウムが22日、京都市中京区のウィングス京都で開かれた。景観問題に携わる人材の養成や各地域の特性に応じた建築物の在り方について、都市計画の専門家ら6人が討議した。

 京都市と市景観・まちづくりセンター(下京区)に加え、市に「景観評価システムの確立」などを提言した日本建築学会の3者が共催、市民約250人が参加した。

 景観問題に携わる人材養成について、大西國太郎・京都造形芸術大客員教授(都市計画)は、同センター内に近隣自治体も対象にした養成機関を設け、将来は国立施設に発展させるよう提案。「地域特性に合う建築デザインができる設計者や、適切に助言できる専門行政職員を養成したい」と述べた。

 地域の景観に合う建築の在り方に関し、三村浩史・京都大名誉教授(都市計画)は「『京都らしい』『和風』の発想だけでなく、通りや町内ごとの歴史的文脈に沿う建築が進むよう、市民や建築関係者向けの情報提供が必要」と話した。また、毛利信二・京都市副市長は「幅広い専門家が、長期的な視点で地域の『景観評価』に携わる仕組みが欠かせない」とした。(写真あり)

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「平泉の景観」推薦 世界遺産登録へ (2006/07/22) 岩手日報

(記事抹消)http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m07/d22/NippoNews_10.html

 文化庁は21日、平泉町、一関市、奥州市にまたがる「平泉-浄土思想に関連する文化的景観」を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産(文化遺産)に推薦することを決めた。同日の文化審議会文化財分科会(会長・石沢良昭上智大学長)で了承された。2008年の実現を目指す世界遺産登録に向け、国、県、関係市町の取り組みは大きく前進した。これまで「平泉の文化遺産」としてきた名称を、遺産の内容をより正確に表現するため変更した。日本における浄土思想の体現と、文化的景観としての価値を強調し、世界に向けてアピールする。

 政府は9月中旬に、世界遺産条約関係省庁連絡会議で推薦を正式決定。07年1月に、登録推薦書をユネスコの世界遺産センターに提出する。

 同年中に評価機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)の現地調査・審査を受け、08年7月ごろに開かれるユネスコ世界遺産委員会で登録の可否が決まる。

 平泉は、12世紀に奥州藤原氏によって完成された日本の北方領域の政治・行政上の拠点。推薦理由として「自然地形に順応して造られた施設と周辺の農村は、遺跡を含めて良好な文化的景観を形成する。特に寺院建築や庭園群は、浄土の世界を具現化した空間造形の傑作」などとした。

 登録の対象は、中尊寺、毛越寺、無量光院跡、金鶏山、柳之御所遺跡、達谷窟(平泉町)白鳥舘遺跡、長者ケ原廃寺跡(奥州市)、骨寺村荘園遺跡(一関市)の9史跡、計550・8ヘクタール。

 世界遺産には自然遺産と文化遺産、複合遺産があり、平泉は文化遺産として推薦される。国内では現在、自然遺産が白神山地(青森、秋田県)など3件、文化遺産は法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)など10件登録され、石見銀山遺跡(島根県)が今年1月に登録推薦書を世界遺産センターに提出している。

 平泉は01年、政府の世界遺産暫定リストに登載された。登録に向け、これまでにコアゾーン(核心地域)、バッファゾーン(緩衝地帯)の確定、関係市町による景観条例の制定、登録推薦書の作成などの作業を進め、今年6月には国際専門家会議を開催。国際的な視点から価値を確認した。

 これまで日本政府が世界遺産に推薦したものはすべて登録が認められている。今後順調に進めば、平泉は石見銀山遺跡に次いで日本で15番目の世界遺産になる。文化遺産としては東北・北海道で初めての登録となる。

登録へ大きな一歩

 増田知事の話 平泉の文化遺産の価値と、県や関係市町の取り組みの成果が推薦に値すると評価された。世界遺産登録に向け、大きな一歩を踏み出したと感じている。ただし、今はまだ第一段階を越えたばかりで、近年は審査も厳しくなっている。気を引き締め、万全を期していきたい。(図面あり)

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宇多津と善通寺、景観行政団体に (2006/07/20) 四国新聞

(記事抹消)http://www.shikoku-np.co.jp/news/locality/200607/20060720000100.htm

 香川県は十九日、優れた景観を生かして魅力あるまちづくりを進める「景観行政団体」に、宇多津町と善通寺市がなることに同意すると発表した。同団体には、景観保全に法的な権限が与えられ、指定区域内での建築物の規制などが行える。二十四日に県の同意を得て、宇多津町は九月一日、善通寺市は十一月一日に同団体になる予定。

 景観行政団体は、景観法に基づき、主体的に景観行政を行うことができる地方自治体。同団体になると、住民らの意向を踏まえて独自に景観計画を作成。指定区域内での建築には届け出が必要になるほか、建築物のデザインや色彩なども制限。違反には罰則を伴う規定を設けることができる。

 今後の景観施策の方向性として宇多津町は、北部地域は「広域交流拠点として、道路や建築物の一体的な景観に配慮した都市景観」、既成市街地は「寺社や町家などに調和した落ち着きと趣を備えた街並み景観」を形成。善通寺市は「点在する歴史的建造物を活用し、環境に配慮した人に優しく、すべての人が快適に過ごせる良好な景観形成の創造」を目指すとしている。

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本郷地区伊南バイパス沿道景観形成等住民協定に県が認定(2006/07/13)伊那毎日新聞

(記事抹消)http://inamai.com/news.php?c=keizai&i=200607141231360000011897

自然豊かな田園風景と地域環境、優良農地の保全を目的に締結。

 飯島町の「本郷地区伊南バイパス沿道景観形成・土地利用住民協定(松下寿雄協定運営委員会委員長、33人)」に対し11日、県庁で田中県知事が認定書を交付した=写真。

 協定は伊南バイパス本郷地区住民らが工事着工を前に、無秩序な開発を抑制し、自然豊かな田園風景と地域環境、優良農地の保全を目的に締結。

 協定区域は南は本郷ふるさと農道・国道交差点、北は与田切橋南までの約680メートル、バイパス敷地から両サイド60メートル以内で、面積約6・88ヘクタール、協定者は協定区域内の土地所有者と建築物の所有者、並びに賃借人で対象者は107筆、33人。

 土地利用基準は建築物、屋外広告、自販機、土木構造物などそれぞれに基準を設けた。具体的には▽建物は高さ12メートル以内、容積率百%以内、建ぺい率60%以内▽野立て看板は原則禁止▽自販機は景観、環境を阻害するような物品の販売機は設置しない-など。

 認定は町内では昨年5月飯島地区に続き2件目。(写真あり)

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国交省の事業「日本風景街道」 モデルルートに「六十里越」(2006/07/13)荘内日報

http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/0/ad_vw.cgi?p=dy:2006:7:13

 庄内と内陸を結ぶ最短路として明治中期まで利用された出羽の古道・六十里越街道が、国土交通省の事業「日本風景街道」(シーニック・バイウェイ・ジャパン)のモデルルートの一つに選ばれた。今月20日に風景街道戦略会議メンバーが鶴岡市の朝日地区を訪問し、同街道の視察や地元団体との懇談会などを行う。

 日本風景街道は、同省が全国各地の「街道」を対象に、地域資産の有効活用と活性化に参画・支援する事業。有識者による戦略会議を立ち上げ、昨年12月に第1回戦略会議が東京都内で開かれた。今年1月、地域への支援や制度のあり方の参考にしようとモデルルートの募集を開始し、全国から72団体が応募した。

 このうち、戦略会議メンバーが注目した33ルートの中に六十里越街道も名を連ねた。各ルートの発展に取り組む団体のプレゼンテーションが4月末に行われ、庄内と内陸の地元団体でつくる「六十里越街道」村山・庄内連携事業実行委員会がそれぞれの取り組みなどについて説明した。

 その後、戦略会議の中で、応募があった72の「道」すべてをモデルルートとして採択することが決まり、このうち注目を集めた33ルートの視察が優先的に行われることになった。

 戦略会議メンバーは20日に来庄する。鶴岡市朝日地区で六十里越街道の視察や懇談を通し、地元団体の街道振興への取り組み状況などを聞く。

 観光資源としての六十里越街道の可能性を探ろうと、朝日地区でトレッキングツアーやボランティアガイドの育成などに取り組むアルゴディア研究会(小関祐二会長)では、「モデルルートに選ばれたことで自治体を中心とした団体だけでなく民間レベルでの連携や、将来的な街道の活用を探るプランニングに良い影響を与えるなど、相乗効果が生まれるのでは」と期待を寄せる。

 その一方で、「六十里越街道は旧櫛引町の松根地区から内陸の西川町まで続く。トイレや標識の設置、インフォメーション施設など統一的な街道の環境整備のためには、国と県、市町、民間が一体となって取り組む必要がある。また、西川町の団体との連携のあり方や、地元住民の認識、盛り上がりなど課題は多い」と話した。(写真あり)

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