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2006/09/29

海岸線保全、復元を要望/農村集落の高さ制限提案も (2006/09/29) 八重山毎日オンライン

(記事抹消)http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=1&article_id=5970

 「(仮称)石垣市景観計画」の第2回策定検討委員会(委員長・喜舎場俊一市都市建設部長)が28日午後、市民会館中ホールで開かれた。
 委員会では、石垣島の景観を考える市民会議が10回の会議でまとめた「石垣市景観ガイドライン案」と市内の建築設計事務所に対し実施したアンケート結果が紹介されたほか、良好な景観の保全・創出のための課題・問題点や良好な景観の形成のための行為の制限について意見を交換した。

 このうち、良好な景観の保全・創出では、事務局が島内における▽眺望景観▽緑▽道路景観▽歴史文化を感じさせる伝統的景観▽市街地景観、現状とその保全策の必要性、保全・創出するために必要な方策(メニュー)について説明した。
 また、良好な景観に悪影響を与える行為として▽市街地住宅街のブロック塀やコンクリート塀▽道路や公園にポイ捨てされたごみ類・犬のふん▽携帯電話の鉄塔▽美崎町の下水路▽海岸線の緑地などに放置された車両や廃棄物▽自然景観地域や農村景観地域内の沿道への不動産広告物などを挙げた。
 この上で、良好な景観形成のために必要な行為として▽土地利用規制▽緑化推進活動▽美化・生活環境向上活動▽屋外広告物・サイン計画▽公共・公益施設整備計画▽シンボルロード景観整備計画を示した。
 これを踏まえた意見交換では、委員間から「島の景観で一番の特徴は海岸線。復元すべきではないか」「海岸線の近くまで畑を作り、家を建て、道路を造ると安全性のクッションを失うことになる」と、海岸線の保全と復元の必要性が示された。また、「今度の台風で大きなフクギも倒れている。対策が必要だ」「モデル地区を設け、フクギ、赤瓦の集落を保全すべきだ」「石垣らしい建物や屋敷囲いなど、本物を残し、保全・活用する方向も示してほしい」と、昔ながらの家屋や集落の保全を求める意見も出た。「川平湾で、グラスボートのスクリューで白い砂が無くなっている」として、湾内でのボートの係留についての検討や、風致地区を参考にした農村集落への高さ制限も提案された。

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住民の景観保全参加の方策探る 山城・上狛南部の茶問屋街 (2006/09/29) 京都新聞

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 茶問屋が多く集まる山城町の京都府南部の上狛南部地区の伝統的景観の保全や、観光拠点としてのまちづくりの方向性を示す同町の「山城茶問屋ストリート景観保全検討委員会」(委員長・山崎正史立命館大教授)の第2回会合が27日夜、同長上狛の町福祉センターであった。景観形成方針案が示され、住民の機運を高める方策などについて話し合った。

 旧奈良街道が南北に走り、木津川にも近い同地区は古くから茶葉の集散地。現在も約40の茶業者が集まる茶問屋街で、伝統的木造家屋も数多く残り、観光資源としても期待されている。

 同地区の景観保全については、これまで立命館大の学生による研究発表や地元と同大による調査もされてきたが、具体的には手つかずの状態。山城町は来年3月の近隣二町との合併を控え、新市「木津川市」で着実な景観保全を図るために町として具体的な方策を示しておこうと、今年7月に藤原秀夫町長が諮問し検討委を設けた。

 検討委は学識経験者や山城茶業組合役員、地元区長や郷土史家などの委員17人で構成。27日の会合では、景観形成方針案や建物の外観に対する規制などを定めるガイドライン案、府内での先進地事例などを話し合った。

 委員からは「住民と行政の役割分担を決めることが大切」「分かりやすいイメージ図も必要ではないか」との意見のほか、住民が参加するシンポジウム開催の提案もあった。検討委は12月まで計5回ほど開き、来年1月に藤原町長に答申する予定。(写真あり)

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天神で「景観フェスタ」開幕 大芝生でくつろぎ提供 魅力向上へ多彩に (2006/09/29) 西日本新聞

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 福岡市の景観を魅力アップさせる「景観フェスティバルin福岡」のメーンイベント「緑と景観フェスタ」が28日、同市・天神の市役所前広場で始まった。都市景観の一部を形作るビル壁面や屋上緑化、建築資材などをモデル展示。会場に出現した巨大な芝生広場は、市民にくつろぎの場を提供している。10月4日まで。

 今年は、優れた都市景観づくりに貢献する建築物や活動を表彰する「市都市景観賞」創設20周年とあって、さまざまな記念事業を計画。30日のフェスティバル開会式では、リンドウなどの鉢を先着200人にプレゼント。また同日から6日まで、これまでの受賞景観などをパネル約100枚や映像で紹介する。

 フェスタ会場に設置された大芝生広場は、縦40メートル、横10メートル。中に入って自由に歩ける。ほかに、デザイン性の高いマンホールや、劣化しにくいという陶製の建築資材などを展示。期間中、園芸講座、福岡市内産木材で作ったまな板や抹茶の販売なども予定している。

 28日は、同市中央区の春吉小4年生25人が、竹を使って、同市花と緑のマスコットキャラクター「グリッピ」の“家”作りに挑戦。参加した小崎りなさん(10)は「公園にあったら涼しそう」と話していた。

 30日午後6時半−9時には、市役所前広場に児童手作りの灯明4000個を並べ、明かりで絵を描き出す「天神灯明広場」を実施。市役所4階から見物できる。また、10月20−22日の午後6−9時には、同市博多区御供所町周辺の順心寺や承天寺など5寺院で、建物や庭をライトアップする。

 フェスティバルではこのほか、都市景観賞の記念講演会や景観シンポジウムなど、多彩なイベントを11月5日まで展開する。問い合わせは、福岡市都市整備局都市景観室=092(711)4395。

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2006/09/28

【牟婁】 アサガオで景観づくり 尾鷲の中井町通り (2006/09/28) 中日新聞

(記事抹消) http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20060928/lcl_____mie_____007.shtml

 昼間は青、夕方はピンクに変色するアサガオが尾鷲市中井町の中井町通りに咲き、古道客や買い物客の目を楽しませている。

 アサガオは、周辺住民や商店経営者らでつくる「中井わっしょいの会」が地域を活性化させようと昨年から育てている。

品種はヘブンリーブルーの変種。

 アサガオを使った景観づくりで有名な岐阜県飛騨市古川町の個人が開発した種を、昨年譲り受けた。花の数が多いのが特徴で、今年は通りの20カ所をにぎやかに飾っている。

 同会代表の宮井敏行さん(47)は「夏の大雨から花を守るのに苦労しました。景観づくりを通して地域が1つになってくれたら」と話している。

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景観問題 『日本橋から『美しい国』を』 新首相に期待込める (2006/09/28) 東京新聞

(記事抹消)http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20060928/lcl_____tko_____001.shtml

 日本橋の上に空を取り戻そうとする日本橋景観問題で、有識者会議が日本橋上の首都高速道路の地下化を小泉純一郎前首相に提言したことを受け、日本橋周辺の街づくりを進めるための「日本橋再生推進協議会」が二十七日発足し、第一回の会議を開いた。

 同協議会には、これまで別々に活動していた「名橋『日本橋』保存会」(名橋会)や、地域活性化を目指す「日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会」、さらに地元町内会役員ら十七人が委員として参加。中央区が事務局となった。協議会の会長には、「名橋会」名誉会長の井上和雄・三越相談役が就任した。

 井上会長は協議会後、「地下化の事業は簡単ではないが、日本橋の橋と川、街づくりを進めるように、しっかりと地元で意思疎通をしていきたい」と意欲をみせた。また、「安倍晋三新首相は、ちょうど『美しい国』と言っている。まさに日本橋から実践してほしい。しかるべき時期に直接お会いしてお願いしたい」と期待を述べた。

 同協議会は、首都高移設の用地確保と開放的な街並みづくりを民間主導で先行して進めたあとに首都高を地下化する-とした有識者会議の提言を受け、地元で意思統一を図るために発足した。今後、日本橋地区や八重洲地区での再開発や未利用容積の移転を可能にする特例制度適用などについて、考えを話し合っていく。 (金杉貴雄)

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自然と触れ合い里山再生 ヒント求め近江八幡市民ら講演に真剣 (2006/09/28) 中日新聞

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 八幡山の再生に取り組む市民団体「八幡山の景観をよくする会」(村西耕爾代表)主催の勉強会が27日、近江八幡市宮内町の市立図書館視聴覚室であった。

 市内の里山再生の全体構想を描くヒントを得ようと企画。森林総合研究所関西支所の奥敬一主任研究員と、京都府立大人間環境学部の深町加津枝助教授が「八幡山周辺の里山景観と植生の魅力」をテーマに講演した。

 奥主任研究員は「里山での人と自然の付き合い方は、それぞれの地域で異なる」と指摘。里山への関心が薄れる中、「自然とふれあい、地域住民らから技術を学び達成感を得られるような活動の場にしてみては」と提案した。

 里山の有効利用によって、環境教育や獣害対策、湖岸の生態系の回復、新しい生活形態の確立など幅広い分野で効果が期待できると説明した。

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大日山の土砂撤去9割完了 苗木で緑化 (2006/09/26) 紀伊民報

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 田辺市本宮町の大日山で県の地滑り対策工事が着々と進んでいる。8月末までに、山の斜面から計画の約9割に当たる約37万立方メートルの土砂を取り除いた。工事で発生する「はげ地」を緑化させる事業も始まり、同市本宮町内の小中学校で、児童と生徒が植樹のための苗木作りに励んでいる。

 大日山(標高369メートル)は2003年の大雨の影響で小規模の地滑りが発生。その後の調査で、山頂付近をはじめとする長さ約340メートル、幅150メートル(126万立方メートル)の地滑りに起因するものと判明した。熊野川をふさぐほどの大規模な被害が予想されたことから、県が緊急対策工事をしている。

 対策工事では約5ヘクタールにわたって約42万立方メートルの土砂を撤去する。地中に井戸を掘り、地下水を排出させて安全性を確保する。これまでに約37万立方メートルを撤去しており、07年夏までに残り5万立方メートルを撤去する予定。

 土砂撤去後に広大なむき出しの土地が発生するため、景観保全と斜面の崩壊防止の両面で、緑化対策も課題となっている。04年には植物の専門家や地元語り部などを交えた景観検討委員会を設置。自然の持つ再生力を生かす「自己復元緑化」を基本方針とした。

 本年度から県が始めた、地域住民が山や道、海辺の環境を育てる「紀の国の里親」事業として緑化を進める。本宮町内の小中学校で植樹用の苗木を育てており、07年2月ごろに大日山の頂上付近に植える予定。人が入りにくいなど植樹に適していないところでは里親事業とは別に、種を含んだ土の吹き付けなども考えているという。

 各学校では、総合的な学習の時間に苗木作りを取り入れるなど、地元の森を守る取り組みを地域学習につなげたり、最終学年で卒業記念として植えたりするという。

 本宮小学校では、4年生と5年生計46人が6月から100本ほどのウバメガシの苗木を育てている。9月21日には5年生20人が雑草の抜き取りや水やりをした。渕上参保さん(11)は「大人になった時に成長した木を見たら感動すると思う」。森美沙季さん(10)は「自分たちが暮らしているまちを緑いっぱいにできるのがうれしい」と話した。

 三里中学校では全学年で植樹に取り組んでいる。植樹用にヤマザクラの苗木を育てているほか、10年ほど前から継続して取り組んでいるドングリから育てたイチイガシの苗木も植えるという。

【山の斜面で土砂の撤去が進められている大日山(田辺市本宮町で)】(写真あり)

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風力発電、向かい風 クリーンだけどエコじゃない? (2006/09/28) 朝日新聞

(記事抹消)http://www.asahi.com/business/topics/TKY200609280068.html

 「環境にやさしいクリーンなエネルギー」を売りに、00年代に入って急速に広がった風力発電に逆風が吹き付けています。今や、自然保護団体などが各地で「生態系の破壊、景観の破壊につながる」と建設反対の声を上げているのです。風向きは、なぜ変わったのでしょうか。

風力発電の反対運動が起きている主な地域と理由

●設置急増、共存へ模索 「自然・景観壊す」と反対も

 JR東京駅から特急で約2時間半。太平洋を見下ろす静岡県東伊豆町の丘の上に立つと、高さ約60メートルの白い風車3基が力強く回る様子を間近に見上げられる。「向こうの山にも、あと25基の建設計画があります」。案内してくれた役場職員の森田七徳さんが深緑の尾根を指さした。

 同町は03年から3基の町営風車の運転を開始。東京電力に電気を売ることで年間約5千万円の収入をあげている。観光客が最盛期の半分近くに落ち込んだ温泉街の新たな魅力作りもねらい、風力発電に取り組む町を「風の通り道」と積極的にPRしている。

 しかし、25基の計画には7月、地元の自然保護団体などから反対の声があがった。近くの湿原への悪影響や森林の破壊などが理由だ。建設する東京電力は「環境影響評価を自主的にしっかりとやった」と説明する。

 福井県あわら市では、Jパワー(電源開発)による9基の計画に、隣接する石川県加賀市と日本野鳥の会がそろって反対の声をあげている。希少な野鳥の生態に悪影響が出る、というのが理由だ。このほか、渡り鳥の飛行ルート、観光地の景観破壊などを理由に反対運動は各地で発生している。

●場所探し

 日本で風力発電が本格普及するきっかけとなったのは97年に採択された京都議定書だ。それまでは「石油の代替エネルギー」との位置づけだったが、議定書で二酸化炭素の排出量の削減目標が決まったことから「クリーンエネルギー」と注目され、環境重視思想の象徴のひとつになった。

 それが今や「環境破壊」と突き上げられている。風力発電所が環境に与える影響について調査し始めた日本自然保護協会の横山隆一常勤理事は「大型風車の大量立地は大規模な林道計画と同じだ」と指摘する。

 風力発電所を建設するのは商社の子会社など一般企業が多く、電力会社に電気を売ってもうける。強風の地域には大型の風車を多く集積させた方が発電効率が高まり、収入増も見込める。このため、以前は出力数百キロワットの風車が2~3基程度だったが、今は千~2千キロワットの大型風車を10~20基程度並べる計画が増えているのだ。

 さらに「立つのは広大な海岸線沿いだけかと思っていたが、いつの間にか山岳地域などにも広がってきた」と横山さん。

 風力発電は、発電される電力が、風速で大きく変化する。強い風が吹く広大な平地といった適地が多い北海道、東北の両電力は、変化に対応できる受け入れ容量がほぼ満杯だ。結局、場所探しは関東、中部、関西などの山岳地や人里近くにまで広がっている。

●情報公開

 自治体や企業は、風車との「共存」に知恵を絞り始めている。

 静岡県浜松市は8月、風力推進と環境保全の両立をめざし、建設指針を策定。建設できる場所、できない場所を明示し、地元自治会の同意、景観や環境への影響評価など手続きを定めた。同様の指針は、風力導入がいち早く進んだ北海道稚内市などであったが、本州にも広がり始めた。

 風力が日本の発電電力量に占める割合は1%未満。政府は、現在約100万キロワット分の施設を10年度に3倍に増やす目標を掲げているが、達成は難しい状況だ。

 日本の風力開発に長年携わる足利工業大総合研究センター長の牛山泉さんは「温暖化対策で、各国が風力の可能性に注目しており、日本もまだ拡大余地は大きい。風車を立てる企業は環境や動植物への影響を事前に十分調査し、地域への情報提供を通じて幅広く意見を聴くプロセスが大事になっている」と話す。

 東伊豆町役場の森田さんは、発電所の運転状況や収支を、すべて町のホームページに掲載するなど、情報公開に努めている。今年の夏休みには「親子風車見学会」を企画。いつでも自由に風車を観光できる仕組みも整えた。「環境問題に地域から行動を起こせ、町の生き残りにもつなげられるのが風力発電。他の自治体にも広がるよう、これからも説明の努力を続けたい」と話す。(写真、図あり)

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2006/09/26

水辺のある景観/集落挙げ環境づくりを (2006/09/25) 日本農業新聞

(記事抹消)http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/column/0609/25.html

 農村の人々に地域でいま一番大事にしたいものを聞けば、多様な生物の棲(す)む環境、特に水辺のある景観を挙げる人が多いだろう。こうした景観を守るためにも、集落全体で協力し、環境づくりに取り組みたい。
 
 水田は、圃場(ほじょう)整備が進み、農業用水路が整然とはしる。ごみなどが流れをせき止めないように、水の流れを速くできるU字溝が多く使われている。さらには、集落を流れる水路にもU字溝が普及。よどみもなくなり、溝さらいなど集落の共同出役は、ずいぶん軽減できた。
 
 しかし、こうした水路による環境への影響が指摘されている。小さな生物が溝に一度落ちたら、なかなか抜け出せないからだ。カエルなどの両生類は、水と陸の行き来ができないと繁殖できない。
 
 団塊の世代が定年退職する時期を迎えつつある。帰農を考えている人も多いようだ。新たな就農者として迎えようという国のプロジェクトもある。彼らの青少年時代は、農業基本法が成立した1961年前後。まだ、大掛かりな基盤整備もなく、水田や集落の周りには、生き物たちがたくさんいた。団塊の世代の定年帰農者には心のどこかに、この自然が豊かだった環境に戻りたいという願望がある。
 
 ところが、帰る農村は大きく様変わりし、子どものころ魚をとった小川はなく、昔、泳いだ川には足を踏み入れられないというのが現実だ。
 
 新規就農者を迎えるには、こうした環境面にも目を向ける必要があるだろう。昔のままに戻すことは不可能だが、こうした環境を取り戻す努力をしたい。農業集落排水事業などで農村の住環境は向上している。これらと相まって周囲の環境がさらによくなれば、農村に生活の拠点を移す定年退職者も増えるはずだ。
 
 日本農業新聞社会面の企画「広がれ生き物調査」(8月掲載)では、田んぼの環境を守り育てる活動が広がっていることを報告した。福岡県は「農の恵みモデル事業」として、田んぼの生き物調査をして今年で2年目という。こうした活動は、これ以上、小さな生き物を減らさないように行動するための裏付けだ。
 
 以前、取材した群馬県の旧新治村(現みなかみ町)の集落は、道普請の際にU字溝を取り払った。その時に出た大小さまざまな石を活用して、流れのゆるやかな水路に造り変え、家の前には、洗い場を造ったため、近所同士の会話も自然に多くなった。そうして蛍の飛び交う環境づくりに努めていた。
 
 2007年度から品目横断的な経営安定対策とあわせて、農地・水・環境保全向上対策が始まる。こうした事業を活用し、例えば水辺のある景観づくりに取り組んでみてはどうか。これは、集落全体で、農家も非農家も関係なく、一致協力できる事業である。いま地域で残したい景観を点検したい。

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2006/09/25

市民会議の役割終了/景観計画検討委員会で策定へ (2006/09/24) 八重山毎日オンライン

(記事抹消)http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=1&article_id=5942

風景基準など検討へ

 石垣島の景観を考える市民会議の第10回会議が23日午後、市役所会議室で開かれた。会議では、事務局の市都市計画課が景観計画策定に向け過去9回の会議で話し合った内容を基に作成した「石垣らしい風景ガイドライン案」の検討業務報告書を提出した。市民会議は、今回の会議で、「ガイドラインの素案づくり」の役目を終え、今後は各種団体や学識経験者などで組織する景観計画策定検討委員会に引き継ぐことになる。市民会議代表として1人が委員として参加している。

 今回提出された報告書では、これまでの会議の内容を「本編」と「資料編」にまとめ、本編では(1)石垣島の風景理念(案)(2)石垣島の風景指針(案)(3)石垣島の風景基準(案)など7項目を盛り込んでいる。
 8項目の「理念編」のうち、基本区分では▽自然風景域▽農村風景域▽市街地景観域に大別。風景指針でそれぞれの特性と課題、指針を示した。また、風景基準の対象行為として建築物、工作物、開発行為などを挙げ、建物の高さを自然景観、農村景観域で▽13メートル以下▽2階建て8メートル以下、市街地で▽4階程度▽最高30メートル程度、などとし、形態・意匠では▽伝統的な建築形態・意匠が望ましい▽屋根に赤かわらを用いることなどを盛り込んでいる。
 色彩や素材、敷地の緑化も基準が示されている。同報告書に対し、委員間からは「あえて方言の表記をやめ、誰でも分かりやすくすべきだ」「デザイン性、景観面だけでなく防災面からも検討すべきだ」「伝統的な建物のメンテナンスへの支援が必要だ」などの意見が出された。

 同検討委員会では、石垣市風景計画(仮称)の素案の理念と方針が示されており、今後は、市民会議でたたき台をつくった風景基準についても検討が加えられる。
 また、素案に対する住民説明会やパブリックコメントなどを経て、原案を作成。学識経験者や関係機関の代表らを委員とする景観審議会の審議などを経て、12月議会に上程し、風景計画を策定する方針。

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原爆ドーム景観問題 高さ制限を盛り込む方針 (2006/09/22) テレビ新広島

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市民団体が原爆ドーム周辺の建物の高さ制限を求めている問題で、広島市は今回はじめて建築物の「高さに関する項目」を美観要綱に盛り込む方針を明らかにしました。この問題は、原爆ドームのそばに15階建てマンションが建築されたことをきっかけに、被爆者団体などが「世界遺産の景観を守るために周辺の建物の高さ制限を設けるべきだ」と訴えているものです。22日、被爆者団体の代表らは広島市を訪れて、2回目となる署名を手渡したうえで、市側の対応を質しました。それに対し、広島市の担当者は、現在の「美観形成要綱」に「高さに関する項目」を盛り込んでいく方針を明らかにしました。11年前に作られたこの「要綱」には建物の形や壁面の色彩などが定められていましたが、「高さに関する項目」はありませんでした。しかし、具体的に「何メートル以下」という表現にはせず、ケースごとに話し合いを重視したいとしています。

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2006/09/22

駒ケ根高原太田切川の中州「中の島」 景観戻る (2006/09/22) 長野日報

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 駒ケ根市駒ケ根高原の太田切川こまくさ橋下流の中州「中の島」で21日、成長し過ぎたニセアカシア(ハリエンジュ)やクヌギの伐採、下草の刈り払い作業が行われた。「平成18年7月豪雨」で漂着した流木なども玉切りして運び出し、観光地の中州の景観を整えた。

 一帯の砂防工事を請け負った地元の建設業者の呼び掛けで同市、県、国土交通省天竜川上流河川事務所も協力。13社27人を含む54人が参加した。

 中の島は、橋を建設した当時、自然の中州の周囲に巨石を積んで、半人工的に仕上げたおよそ1000平方メートルの緑地帯で、県の管理地。石積みが護岸の役割を果たし、大水が出ても中州が洗掘されることはなく、立ち木も“順調に”成長してきた。

 業者側には、国や県に伐採を提案しながら工事を進めてきた―との思いがあり作業も順調。業者代表の小沢建設の森脇忠義専務は「当時は対岸を望むことができたが、10年で密林化してしまい、なんとかしなければと思っていた」と話す。

 一帯は両岸が親水護岸として整備され、重機を容易に搬入できない。そのため、伐採にはチェーンソーや刈り払い機などを使ったが、そのほかはすべて手作業。秋晴れの下、参加者らは汗だくになりながら、風通しが良くなった中の島を見てうれしそうにしていた。

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計画見直しで陳情書 宇都宮の高層マンション建設 (2006/09/22) 東京新聞

(記事抹消)http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20060922/lcl_____tcg_____001.shtml

 宇都宮市馬場通りの上野百貨店跡地に、超高層マンションの建設が計画されている問題で、建設に反対する市民団体「明日の宇都宮中心街を考える会」は二十一日、県議会に計画見直しを求める陳情書を提出した。

 マンションは、地権者などでつくる再開発組合が、同市の二荒山神社西隣に二十四階建て(高さ八二・五メートル)で計画。

 考える会は、マンションが建設された場合、宇都宮市のシンボルである二荒山神社や周辺の森が隠され都市景観が乱れると主張。

 マンションには集客力が期待できず、中心街の再生にも効果がないと指摘している。

 また、建設計画が同市の都市計画とも矛盾し、県の景観条例にも違反するなどとし、県などが補助金を支出することにも反対している。

 「考える会」は二十三日、現地でマンションと同じ高さのバルーンを揚げ、市民に反対を呼びかけるという。 (杉藤貴浩)

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スケッチツアーで美瑛の丘守ろう JTB北海道 景観保護支援、来月バス観光 (2006/09/21) 北海道新聞

(記事抹消) http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060921&j=0024&k=200609213193

 美しい丘陵風景をスケッチしながら守っていこうと、JTB北海道(札幌)は、上川管内美瑛町で丘陵景観のスケッチツアーを柱にした新たなタイプの観光振興に乗り出す。趣味を探す団塊世代などをターゲットとし、十月に最初のバスツアーを行うほか、今冬には雪中スケッチツアーも企画。リピーターを育て、地域活性化を支援する。

 離農や休耕地の増加で自慢の丘陵景観が失われつつあることに危機感を抱いた美瑛町が今夏、同社に相談。丘陵の魅力を見直すきっかけとして、自然にゆったりと向き合うことのできる「スケッチ観光」を考案した。

 十月のバスツアーは日帰り(八日、料金一万三千五百円)と一泊二日(七-八日、同二万九千九百円)を用意。俳優榎木孝明さんが同町内に開いた美術館を拠点に、秋の風景をのんびりとスケッチする。

 冬には温かいミルクを飲みながらの雪中スケッチ、春には新緑の丘を訪ねる。町内の数カ所の景観スポットにはスケッチ専用ベンチを設置することも検討。来年度は、春夏秋冬にそれぞれ描いた絵を対象にした四季スケッチコンクールを行い、定着を狙う。

 十月のツアー申し込みは同月一日まで。申し込みと問い合わせはシィービーツアーズ(電)011・221・0912へ。

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尾道市議会 景観条例案 全会一致で可決 (2006/09/20) テレビ新広島

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尾道市議会は20日の本会議で、景観法に基づいた市独自の景観条例案を全会一致で原案通り可決しました。尾道市の9月定例議会は、最終日の20日、市独自の景観条例案などあわせて25議案が上程されました。尾道市の景観条例案は、景観法を適用するために必要な手続きを定めるものです。条例案は建物の高さ規制などを細かく定める景観計画の策定に際して、「景観審議会」を設置し意見を聴くことを義務付けるほか、規制に従わない場合は景観法に基づいて、最高50万円以下の罰金が適用できるとしています。20日の本会議で景観条例案は全会一致で可決され、尾道市は今後景観計画の策定を進め、来年春にも景観保全策を本格的に施行することにしています。

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2006/09/19

[日本橋の再生]「都市景観復活のモデルになる」 (2006/09/19) 読売新聞

(記事抹消) http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060918ig90.htm

 巨額の費用をどう賄うのか。それが東京・日本橋一帯の景観復活の鍵となろう。

 首都の顔とも言える日本橋地区の再生手法を検討してきた有識者会議が、最終報告をまとめた。小泉首相の指示で議論を始め、首相の任期切れ直前に結論を出した。

 日本橋の上を通る高架の首都高速道路を、約2キロ・メートルにわたって地下に移す。日本橋が架かる川の両岸では、50~60メートルの幅で建物を撤去し、階段状の親水公園を造る。これが報告のポイントだ。

 日本橋は鉄とコンクリートの高速道路が覆いかぶさり、無残な姿をさらしている。かつての姿を復活させることが今後の都市造りの指針となると考えた有識者会議は大胆な構想を打ち出した。

 完成予想図を見ると、薄暗かった川面がすがすがしさを取り戻し、遊覧船が浮かんでいる。河岸に設けられた遊歩道を市民がのんびり散歩している。開放感にあふれた美しい空間がある。首都の新しい名所になることが期待される。

 問題は4000億~5000億円と見込まれる巨額な事業費である。首都高を地下化するといっても、周辺には地下鉄や下水道管などが縦横に走っている。

 難工事になるのは必至だ。日本橋付近だけでビル数十棟を移転させなければならない。歴史的に価値が高い建造物もあり、移転交渉は難航が予想される。

 費用については打開策がある。「特例容積率適用区域制度」を使うことだ。移転を強いられる地権者に、利用していなかった建物の容積率を他の地域に移すことを認める仕組みだ。

 日本橋一帯は地価が高く、容積率を転売することで、かなりの利益が見込める。その分、移転のための補償費用を低く抑えることができる。こうした手法を生かせば事業費のうち公費負担を1000億~2000億円に軽減できるという。

 日本橋頭上の首都高は、1964年の東京オリンピックに間に合わせるため、突貫工事で造られた。すでに40年以上が経過し、改築や大規模補修を検討すべき時期もそう遠くない。改築などの時期を多少前倒しすると考えれば、ある程度の税金投入も許されるのではないか。

 首都高の建設当時は、高度成長のまっただ中で経済効率が最優先された。しかし、21世紀の今、都市は景観の大切さが重視される時代になった。

 大規模な公共事業が周りの景色を台なしにしている場所は、全国いたる所にある。今回の報告が、景観重視にかじを切るきっかけになることを期待したい。

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西箕輪ふるさと景観住民協定者会 景観配慮の案内板設置 (2006/09/18) 長野日報

(記事抹消)http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=4850

 伊那市西箕輪の「西箕輪ふるさと景観住民協定者会」(小池知志会長)は16、17の両日、景観住民協定地区を内外にアピールする案内板の設置作業を地区内で行った。あいにく、景観保全を呼び掛ける標語の入ったアルミパネルの取り付けが間に合わなかったが、ヒノキの間伐材を利用し景観に配慮した案内板に、作業をした約20人のメンバーは「道行く観光客やドライバーに十分アピールできる」と満足そうだった。

 案内板は、高さ2メートル、幅45センチの大きさで、ヒノキの間伐材3本を組み合わせた。設置場所は、権兵衛トンネルに通じる国道361号沿いやみはらしファームなど10カ所。16日は3カ所、17日は7カ所で作業を行った。

 メンバーは、重機で現場の土を掘り起こしたあと、案内板を地面に埋め込む作業を行った。環境面に配慮してコンクリートで地面は固めず、ボルトや針金などで間伐材が動かないように固定したあと、手作業で土を掛けて地面を固めた。

 「大切にしよう!すばらしい景観を」との標語入りアルミパネルは、完成次第、取り付ける予定。

 小池会長らは「案内板の設置で、西箕輪が景観に配慮している地区ということが、観光客やドライバーなど多くの方に分かってもらえると思う。今後も大切な景観を守る活動を積極的に続けたい」と話していた。

 同地区は昨年5月、権兵衛トンネル開通による地域の変化を予想して、県から景観協定地区の認定を受けた。さらに同会は、今年4月に県が新設した「景観育成特定地区」指定を受けようと積極的に取り組んでいる。

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京都の眺望守れ、総合的な景観保護策07年度にも (2006/09/17) 読売新聞

(記事抹消) http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20060917p201.htm

 京都市は16日、「清水寺から見下ろした町並み」「賀茂大橋から見上げた大文字の送り火」など、38地点にのぼる代表的な眺望を守るため、建物の高さ制限の強化や外観のデザイン、色彩の誘導などを柱とした総合的な景観保護規制策を2007年度にも実施する方針を明らかにした。保護対象の数としては全国的にも異例の多さ。市は「いつまでも古都らしくあるため、今のうちに歯止めをかけたい」としている。

 この日開かれた有識者らの「時を超え光り輝く京都の景観づくり審議会」で、市側が方針を示した。

 市によると、寺社や京町家などが集まる市内では近年、伝統的な建築物が壊され、高層マンションが乱立するなど、京都らしい景観が急速に失われてきた。

 このため、守るべき景観、借景の候補地として597か所を選定、このうち、〈京都の顔〉ともいえる38地点を緊急保全策の対象として絞り込んだ。

 この中で、特に様変わりする危険性が高い27地点については、視界に入る建物の高さ規制などの対策を提示。

 二条城や京都御苑などでは、敷地内からの眺めに配慮し、幹線道路沿いの建物の高さやデザイン規制を強化する。八坂神社を望む四条通では、屋外広告と建物に町並みとの統一感を持たせるため、広告の審査体制を整備する。

 清水寺からの眺めも、古都の町並みに合うよう、建物の屋上の色彩や緑化を誘導。五山の送り火でも、視界を遮る建物の高さ規制の強化や広告物の指導強化を図るとしている。

 具体的な規制は今後、審議会の意見を踏まえ、都市計画などに盛り込み、保護対象の眺望も追加の予定。

 同種の規制としては、東京都が国会議事堂周辺の眺望など3地点を保護、金沢市も建物の高さを制限しているが6地点にとどまる。

 京都市景観企画課は「京都らしい町並みが残ることで都市の付加価値が高まる。人や投資が集まり、新しい活力にもつながる」としている。

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菜の花栽培で”油田”開発 産官学連携で推進機構 (2006/09/17) 日本海新聞

(記事抹消)http://www.nnn.co.jp/news/060917/20060917001.html

鳥取県内に菜の花栽培を普及し、県産菜種油の販売振興や廃食油のバイオ燃料化、景観形成を目指す啓発組織「鳥取油田開発計画推進機構」が十六日、鳥取市内で設立された。同機構は、産官学連携で農家を中心に菜の花栽培を働き掛け、中山間地振興、県内の基幹道路沿いをかれんな黄色の花で埋め尽くす「菜の花回廊」づくりを推進する。

 機構が直接菜の花栽培を行うのではなく、コーディネーター役として農家、市町村、民間企業などに栽培を奨励。現在、三朝町など五市町、県内三JA、金融機関、NPO法人など計十五の個人・団体が名を連ね、理事長には菜の花議員連盟幹事の石破茂衆院議員が就任した。

 活動方針では、菜の花の作付面積の拡大▽中山間地振興を目的にした休耕田利用▽沿道、河川敷への植栽▽バイオ燃料化に向けた精製システムの確立-などを掲げた。

 ただ、栽培に関するコストが不明で農家の協力体制、休耕田での栽培は国の転作補助金となる産地づくり助成金の対象外となるなど課題も多い。石破理事長は「どこが事業主体になるのが望ましいか検討し、関係機関に協力を求めて二〇〇七年度から本格的な活動をスタートさせたい」とし、製油施設の整備も検討する。

 機構によると、県内では昭和三十年代から四十年代前半にかけて裏作として菜の花が栽培され、各JA支所にあった製油所で菜種油の生産、販売が行われていた。しかし需要減などで製油所もなくなり、県内で菜の花は採油用が五ヘクタール、景観用十五ヘクタールが栽培されている程度。今後十年間で栽培面積百ヘクタールを目指すという。

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27の眺望景観に対策案示す 京都市の審議会 周辺の高さ規制強化へ (2006/09/16) 京都新聞

(記事抹消) http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006091600115&genre=A2&area=K10

 眺望景観や借景の保全策を検討する京都市の「時を超え光り輝く京都の景観づくり審議会」(西島安則会長)が16日、上京区のルビノ京都堀川で開かれた。市は「鴨川から見た東山」や「京都御苑」など27の眺望景観について、緊急の取り組みが必要として、周辺の高さ規制の強化やデザイン誘導などの対策案を示した。

 市は10月にも予定する最終審議会での議論も踏まえ、来年度の早期に保全策の実行に乗り出す。8月の審議会で「緊急的な保全施策が求められる」と指摘された37の景観から、既存施策だけでは保全が難しい地点について新たな対策を検討した。

 このうち、鴨川右岸からの東山の景観について、現在はおおむねりょう線が見えるが、現行の美観地区での高さ規制(15メートル、20メートル)いっぱいの建物が立ち並べばほとんど見えなくなり、鴨東地区全体の高さ規制の強化が必要とした。

 京都御苑からの眺望でも、御池通の45メートル級ビルが見えることから、すでに市が表明した幹線道路の高さ規制の強化に加え、「御苑からの眺めに配慮した高層建築物のデザイン規制・誘導」を進めるとした。

 また、賀茂大橋一帯からの大文字送り火の眺望については、「眺めを保全するための高さ規制の強化」「中間にある建物のこう配屋根の誘導とデザイン規制」が必要と指摘した。

 高さ規制の強化や屋外広告物の規制強化など、新たな眺望景観対策が必要とされた27の地点は次の通り。

 【境内からの眺め】二条城、桂離宮、上賀茂神社、東寺、醍醐寺、仁和寺、西芳寺、清水寺、銀閣寺、修学院離宮、京都御苑

 【見通しの眺め】産寧坂、御池通、四条通、五条通

 【庭園からの眺め】円通寺、渉成園

 【水辺の眺め】濠川・宇治川派流、琵琶湖疏水

 【山並みへの眺め】鴨川から東山

 【五山の送り火】賀茂川右岸から大文字、北山通から妙法・船形、賀茂川左岸から船形、西大路通から左大文字

 【見晴らしの眺め】賀茂大橋▽嵐山一帯

 【見下ろしの眺め】大文字山

(写真あり)

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公的負担1000―2000億円 日本橋景観問題 (2006/09/16) 東京新聞

(記事抹消) http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060916/mng_____sya_____013.shtml

 東京都中央区の日本橋の上を走る首都高速道路について、小泉純一郎首相の指示で移設を検討していた有識者会議「日本橋川に空を取り戻す会(日本橋みち会議)」は十五日、首都高約二キロを地下化し、周辺を民間主導で再開発する最終提言をまとめ、「早急な実施を強く期待する」と小泉首相に報告した。

 焦点の四千億-五千億円の事業費の捻出(ねんしゅつ)については、まず、二千億円は民間が街づくりの際、容積移転の特例を活用して得た利益を還元することで圧縮。さらに、首都高については将来的に建て直す必要があるとして、その費用を一千億円と見積もった。その結果、地下化のために必要となる公的負担は一千億-二千億円と算出した。一方、経済効果は周辺の不動産価値の上昇や、来訪者による消費増などで一・八兆-三・一兆円とした。

 会見した同会委員長の伊藤滋早大教授らは「これは日本橋だけの話ではなく、日本各地で美しい街づくりを行う都市再生への象徴。その意義や効果を考えれば、ぜひやるべきだ」と訴えた。

 ただ、公的負担には慎重な声もあるほか、街づくりで地元の合意が得られるかなど課題も多い。

 小泉首相は提言を受けた後、「日本の名勝、名所として良い街にし、費用に比べ大きな経済効果だ。日本人の文化伝統を愛する街並みにする効果もある」と高く評価。「次期政権でも非常に良いと受け止めてくれるのではないか」とした。

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【中信】 日本で最も美しい村連合 開田高原が加入へ (2006/09/16) 中日新聞

(記事抹消) http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20060916/lcl_____ngn_____008.shtml

 小さな村が連携して日本の農村の景観や環境の保全、地域の魅力向上を図る「日本で最も美しい村連合」に、木曽町の開田高原地域が加入することになった。15日の町議会で田中勝己町長が報告した。10月4日に熊本県小国町である連合の定期総会で正式加入する。

 連合は、フランスでの運動をモデルに岐阜県白川村、北海道美瑛町など全国7町村が昨年設立し、県内では大鹿村が参加した。連合のロゴを使った商品キャンペーンなどで後押しするサポーター企業には、伊那市の伊那食品工業も名を連ねる。加入には人口(おおむね1万人以下)や環境、文化といった地域資源の有無などの認定基準を満たすことが必要となっている。

 木曽町は今回、旧開田村時代から景観保護に取り組み、木曽馬などの地域資源もある開田高原に絞って加入することになった。

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まちづくりと景観探るフォーラム開始 (2006/09/16) 下野新聞

(記事抹消) http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/060916/news_10.html

 【宇都宮】市民レベルで自由に語り合う「うつのみや人・街・景観フォーラム」が十四日夜、宇都宮大でスタート、集まった市民ら約二十人が今後の活動内容について意見交換した。

 景観論争に発展した二荒山神社前の高層ビル計画を受け、連続三回のシンポジウムを開いた「宇都宮のまちづくりと景観を考える会」代表の陣内雄次同大教育学部助教授が発起人。高層ビル建設の賛否を問う前に、宇都宮の景観やまちづくりに対する議論が市民に根差していないことから、フォーラムを立ち上げた。

 初日には市民、公務員、学生ら約二十人が出席。今後の活動内容について建築家から「宇都宮にとって『景観』という言葉は外来語みたいな感じ。高層ビルの景観問題に特化せず、宇都宮の品格、守るべきものは何かなどトータルに勉強していこう」と指摘。別の参加者からも「今まで接点がなかったメンバーが接点をつくり宇都宮全体の景観を話そう」と呼び掛けた。

 当面の活動として、十一月四、五日に開かれるギョーザまつりやジャズイベントに併せ、まちづくりに関する市民アンケートを実施することを確認。次回会議は十一月二十九日午後七時から同大で開くこととした。

 陣内助教授は「あくまで気軽に意見交換する場。自由に参加して下さい」と話している。問い合わせは宇都宮大教育学部住環境・まちづくり研究室電話028・649・5366へ。

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景観と調和 眺望を確保 新幹線・新黒部駅 整備計画 (2006/09/16) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/00/tym/20060916/lcl_____tym_____000.shtml

検討委が答申 地鉄の駅併設も盛る

 二〇一四年度末までに予定されている北陸新幹線の開通に合わせ、黒部市内に建設される新黒部駅(仮称)について、新駅周辺整備計画検討委員会は十五日、自然と調和する駅舎デザインや眺望を生かす周辺規制などを盛り込んだ整備計画を堀内康男市長に答申した。答申を踏まえ、市は〇七年度中に実施計画を策定し、調査や用地取得に入る予定。新駅の整備計画が明らかになったのは県内三駅の中で初めて。 (広中康晴)

 検討委員長の水野一郎・金沢工業大教授が市役所を訪れ、一年二カ月にわたってまとめた整備計画を提出した。堀内市長は「黒部らしい構想。計画の実現に向け、努力したい」と評価。水野委員長は「黒部は新幹線の開通時がまちづくりのスタート。県東部の玄関口として住民が使いやすく、地域に活力を呼び込む計画にまとめた」と述べた。

 答申では、開業時までに必要な整備と、その後のまちづくりのための段階的な整備に分け、新駅周辺約六・六ヘクタールの公共交通施設などを提言。広域的な交通ネットワークも視野に入れ、富山地方鉄道の地鉄新駅併設も盛り込んだ。

 整備計画によると、駅舎のデザインコンセプトは「見えない駅 魅せる駅」。駅周囲に木立を設け、周辺景観にとけ込む「森の中の駅」をイメージした。

 規制については、駅周辺の商業・業務ゾーンの一部で建築物の高さを十~二十メートルに制限するよう提言。橋上駅のホームから北アルプスや富山湾を眺望できるようにする。

 新駅周辺には、新駅東口広場や多目的広場をはじめ、五百台分を想定している駐車場などを整備。新幹線と並行する北陸自動車道との狭間地には、ドーム型屋根を備えた全天候型広場「交流プラザ」を設ける。観光案内所や物産販売店、レストランなどのある「地域観光ギャラリー(仮称)」も提言した。

 並行在来線とのアクセス手段としては、JR黒部駅と新駅を結ぶ富山地鉄の旧黒部支線の復活など五案を提示。堀内市長は「この問題については、県並行在来線対策協議会で検討していきたい」と述べた。(図あり)

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中野家住宅(下関市)登録文化財に 農村の景観伝え 国文化審答申 (2006/09/16) 西日本新聞

(記事抹消)http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/yamaguchi/20060915/20060915_004.shtml

国の文化審議会(阿刀田高会長)が15日、国の登録有形文化財に指定するよう文部科学相に行った答申には、県内から、下関市内日上の中野家住宅(主屋(しゅおく)、納屋、石垣、土蔵、塀)が盛り込まれた。半年後に指定される見込み。中野家住宅は、中世から続く農村の景観を構成する建物。近世以降の農家のたたずまいを今に伝える。現在も農家として利用されており、同様の住宅が登録有形文化財になるのは県内で初めて。

 中野家住宅は庄屋クラスの農家。このうち住居として使われている主屋は江戸末期の建築とみられ、寄せ棟造りのかやぶき。現在は4周に瓦ぶきのひさしを巡らせている。内部は各部屋の仕切りが直角に交わる「整形六間取(まどり)」。戸袋の上にも装飾を施し、有力な農家だったことをしのばせる。建築面積は170平方メートル。

 納屋は江戸中期の建築。主屋と同じく寄せ棟造りのかやぶき。軒を支える部材に彫刻を施し、名主など一定以上の階層の家にしか認められなかった技法も用いている。建築面積は111平方メートル。石垣は主屋と同時期に造られたとみられ、延長58メートル、高さ約3メートル。近世の城郭で用いられている技法を使って石を積み重ねている。

 土蔵は大正期のものとみられ、建築面積22平方メートル。しっくい塗の外壁を現在は鉄板が覆っている。塀は主屋の前のスペースを畑と庭に分けるように建てられ、延長8.3メートル、高さ1.4メートル。明治期に造られたとみられる土塀だ。

 同市文化財保護課の高月鈴世文化財保護主事は「旧下関市内には古い農家の建物は非常に少なく、内日地区の歴史を知るうえでも貴重な住宅」と話している。(写真あり)

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平泉の文化的景観を世界遺産に推薦へ 政府が決定 (2006/09/14) EICネット

http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=14110&oversea=0

 日本政府は2006年9月14日、世界遺産条約に基づく文化遺産として「平泉-浄土思想を基調とする文化的景観」を推薦することを決定した。
 平泉は、奥州藤原氏が浄土思想を基調として12世紀に完成させた、当時の日本の北方領域の政治・行政上の拠点。
 推薦対象になるのは 浄土の世界を具現化した空間造形の傑作として著名な中尊寺、毛越寺(もうつうじ)などの寺院のほか、奥州藤原氏の政庁の可能性が高いと言われている柳之御所(やなぎのごしょ)遺跡、現在でも中世の面影をとどめている骨寺村(ほねでむら)荘園遺跡とその周辺の農村景観など、岩手県平泉町、奥州市、一関市にまたがる計8,764.2ヘクタール。
 日本政府としては今後、07年2月1日までにユネスコ世界遺産センターに推薦書を提出する方針。
 「世界遺産一覧表」への登録の可否は、ユネスコ側が実施する専門的見地からの審査に基づき、07年6月23日から7月1日まで、ニュージーランドで開催される第31回世界遺産委員会で決定される見込みだ。【外務省】

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2006/09/15

平泉推薦を政府決定 世界遺産へ前進 (2006/09/15) 岩手日報

(記事抹消)http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m09/d15/NippoNews_9.html

 政府は14日、世界遺産条約関係省庁連絡会議を外務省で開き、平泉の文化遺産を「平泉-浄土思想を基調とする文化的景観」として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産(文化遺産)に推薦することを正式に決めた。2008年の登録に向けた手続きは大きく進み、「平泉」の評価の場は国内から世界に移る。

 これまで平泉文化遺産の名称は「平泉-浄土思想に関連する文化的景観」としていたが、7月に開かれた文化審議会での議論を踏まえ「基調とする」と改めた。

 登録の対象は、中尊寺、毛越寺、無量光院跡、金鶏山、柳之御所遺跡、達谷窟(平泉町)白鳥舘遺跡、長者ケ原廃寺跡(奥州市)、骨寺村荘園遺跡(一関市)の9史跡、計550・8ヘクタール。

 「平泉」は、12世紀に奥州藤原氏によって完成された日本の北方領域の政治・行政上の拠点。自然地形に順応して造られた施設と周辺の農村は、遺跡を含めて良好な文化的景観を形成する。特に寺院建築や庭園群は、浄土の世界を具現化した空間造形の傑作で、その精神性は宗教儀礼・行事を通じて現在も継承されている。

 推薦書は来年2月1日の期限までにユネスコ世界遺産センターに提出され、同年中に評価機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)の現地調査・審査を受ける。08年7月ごろ開催の世界遺産委員会で「世界遺産一覧表」への記載の可否が決まる。

 政府の推薦決定を受け、高橋一男平泉町長は「先人が守り伝えてきた貴重な文化財や景観をさらに後世に引き継ぐ責任を痛感する」、浅井東兵衛一関市長は「山積する課題の解決に向け、市民と力を合わせたい」、相原正明奥州市長は「保全管理や来訪者受け入れ態勢の整備などの課題に取り組んでいきたい」とそれぞれコメントした。

登録へ今後も連携 増田知事の話

 世界遺産登録が次第に現実のものになりつつある一方で、ユネスコへの推薦書提出やイコモスの現地調査などの事務も残されており、今後も気を引き締め、登録に向けて文化庁や関係市町と連携を図りながら対応していきたい。

地元は祝賀ムード

 政府が「平泉-浄土思想を基調とする文化的景観」を世界遺産として推薦することが14日決まり、地元の平泉町は祝賀ムードが広がった。

 県教委からの報告を受け午後4時すぎ、高橋一男町長らが記者会見。「また1つハードルを越えたという気持ち。町民一体となり登録のその日を粛々と待ちたい。今後も史跡などの整備に力を入れる」と決意を新たにした。

 役場庁舎には「日本政府において世界遺産への推薦決定」などと書かれた垂れ幕が掲げられ、職員から喜びの歓声と拍手が起こった。

 町内2500世帯に防災行政無線を通じて報告。同町平泉の関宮治良さん(65)は「世界遺産に向けまた一歩前進した。国際社会が不安定な中、藤原清衡公が願った平和の理念がまさに求められる。世界に向けてより広く発信したい」と願う。

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世界遺産に「平泉」推薦を決定 (2006/09/14) 朝日新聞

(記事抹消)http://www.asahi.com/culture/update/0914/016.html

 政府は14日、岩手県の中尊寺など9つの寺院や遺跡から成る「平泉-浄土思想を基調とする文化的景観」(平泉町、奥州市、一関市)を世界遺産(文化遺産)に推薦することを決定した。

 政府は来年2月1日までに国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産センターに推薦書を提出する。2008年7月ごろに開催される第32回世界遺産委員会で、登録の可否が決定される。

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「平泉」を世界遺産に推薦 中尊寺などの文化的景観 (2006/09/14) 産経新聞

(記事抹消)http://www.sankei.co.jp/news/060914/bun003.htm

 政府は14日、世界遺産条約関係省庁連絡会議を開き、中尊寺などから成る「平泉―浄土思想を基調とする文化的景観」(岩手県平泉町、奥州市、一関市)を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産(文化遺産)に推薦することを正式に決めた。

 来年1月にユネスコ世界遺産センターに推薦書を提出。世界遺産に登録されるかどうかは、専門家による審査を経て平成20年7月ごろ開かれる第32回世界遺産委員会で決まる。

 推薦理由として「寺院建築や庭園群は浄土の世界を具現化した空間造形の傑作で、その精神性は宗教儀礼や行事を通じて現在に継承されている」ことを挙げた。

 同景観は12世紀に奥州藤原氏が仏教的な理念に基づいて造った中尊寺や毛越寺、無量光院跡などで構成され、面積は周辺地域も含めると約8800ヘクタール。12年に世界遺産の候補として政府が選ぶ「暫定リスト」に追加され、文化審議会文化財分科会は7月に推薦を了承していた。

 暫定リストには平泉のほか「石見銀山遺跡」「古都鎌倉の寺院・神社ほか」「彦根城」も記載されている。石見銀山遺跡については、今年1月に登録推薦書を世界遺産センターに提出した。

 国内の世界遺産は「法隆寺地域の仏教建造物」など10件の文化遺産と、「屋久島」「白神山地」「知床」の自然遺産3件が登録されている。

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「平泉」を世界遺産に推薦…政府決定 (2006/09/14) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20060914i515.htm?from=main5

 政府の世界遺産条約関係省庁連絡会議は14日、岩手県平泉町、奥州市、一関市にまたがる「平泉―浄土思想を基調とする文化的景観」を世界遺産(文化遺産)へ推薦することを正式に決めた。

 来年1月に国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)に推薦書を提出し、専門家による現地調査などを経て、2008年7月ごろ、ユネスコの世界遺産委員会で登録の可否が審議される予定。

 国内の文化遺産は現在、姫路城(兵庫県)や原爆ドーム(広島県)など計10件ある。

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農村の景観/文化遺産として大切に (2006/09/13) 日本農業新聞

(記事抹消)http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/column/0609/13.html

 稲穂が黄金色に色づき、水田を吹きわたる秋風とともに、波のように揺れている。農村が、素晴らしい輝きをみせる季節がやってきた。ふるさとの山や川に囲まれた農村の美しい景観は、農家の汗と努力に支えられ、日本の食文化とも強くつながっている。日本人が米を食べなくなれば、水田は存在できないことは、誰が考えても明らかだ。農村も大きく変わらざるを得ない。景観は日本人が歴史的につくりあげてきた文化遺産と言える。道路建設や河川改修、家並みの変化などとともに、文化遺産としての農村景観は今、激しい変革の波にさらされている。ふるさとの文化遺産を大切にしたい。
 
  石川啄木の歌集「一握の砂」に収められた「ふるさとの山に向ひて/言ふことなし/ふるさとの山はありがたきかな」「かにかくに渋民村は恋しかり/おもひでの山/おもひでの川」という作品にみられるように、人々のふるさとへの思いと、ふるさとの山や川がつくりだす景観は、深く結びついている。もちろん、このふるさとは農村なので、山や川だけでなく、田畑の存在は景観と、まったく切り離せない。
 
  農家の目からすれば、毎日見慣れているので、そうした景観が、そこにあることは分かりきったことであり、気にも留めていない人が多いかもしれない。ところが、ふるさとの良さを、あらためて考える時、人が思い浮かべるものは、生まれ育った土地の山や川、田、畑であり、こうした景観は、単なる風景ではなく、人々の体の一部にさえなっていると言えよう。
 
  仕事や旅行などで、しばらく生まれ育った土地を離れていた時、帰路の列車が、ふるさとに近づくにつれ、それまで無意識のうちにも緊張していたせいなのか、安心感とともに、窓から見えるふるさとの景観が、まるで自分の体の一部になっていたかのように、感じることがある。
 
  野山や川、田畑も含めて、ふるさとの景観は、見方によって、茫洋(ぼうよう)あるいは平凡とも言える姿をしている。しかし、そのような姿の中に、人が生きるうえで、とても大切なものが秘められている。平凡で見過ごしがちなものの中にこそ、深い意味をもったものがあると言えるだろう。景観の持つ含蓄の深さや、人の心に与える大きな影響力に目を向けなければならない。
 
  今、開発の波は全国、津々浦々にまで及んでいる。時には山の形まで変えてしまうことさえある。道路建設や河川の改修工事でも景観は大きく変わる。遊休農地もあちこちにある。人々の住宅も様子がずいぶん変わった。
 
  それは単なる景観の変化というだけでなく、ふるさとの文化遺産を失うことにもなりかねない。何をどう保存し、どうやって開発を進めていくか、景観の視点を大切に考えたい。

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ビルの奇抜な色排除、都が景観条例改正へ (2006/09/14) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060914i111.htm?from=main1

 東京都は景観の保全を目的として、色彩基準から外れたビルの建築主に色の変更命令を出せるよう、都景観条例を改正する。

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 来年4月から施行する方針で、大規模開発では計画段階から都と事前協議するよう義務付ける。行政の境界を越えて広範囲から見える巨大ビルが建設されるような場合には、関係する市区町村間の意見調整を図る場も設ける。

 昨年10月に完成した「イタリア文化会館」(千代田区)の赤い壁をめぐっては、「周辺の景観と調和しない」などとして地元住民が行政指導を要望。都は会館を所管するイタリア大使館に色の変更を申し入れているが、建物自体には違法性はなく、従うかどうかは大使館側の判断に委ねられている。条例改正後は、都は建築主に色の変更を命じたり、従わない場合に50万円以下の罰金を科したりすることも可能になる。

 一方、都は今年3月、国会議事堂や迎賓館(港区)などの眺望を守るため、背後に高層ビルや奇抜な色彩のビルの建設を禁じる景観誘導指針を策定した。しかし、その時点で議事堂の西約800メートルでは東京放送(TBS)が39階建てビルの建設を始めており、高さ規制は適用されなかった。

 このため、都はおおむね床面積1万平方メートル以上の大規模物件を建設する事業者に対して、都市計画決定などの前に都との事前協議を義務化。高さや規模、デザインなどについて周辺の景観との調和が保たれるかどうかをチェックし、問題があれば是正を指導する。TBSの新ビルの例では、議事堂のある千代田区には厳格なルールがあったにもかかわらず、ビル建設地が港区で規制が及ばなかった。改正案には、都と市区町村が「相互に協議を求めることができる」とする規定が盛り込まれ、意見をすり合わせる場も設置できる。

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景観保全で事前協議義務化 東京都、ビルの高さや色 (2006/09/13) 東京新聞

(記事抹消)http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006091301004775.html

 東京都は13日、周囲の景観にそぐわない大型ビルや高層マンションが建つのを事前に防ごうと、建築前に高さや色、デザインなどについて都と事前協議するよう開発事業者に義務付けることを決めた。都は景観条例改正案を9月議会に提出、来年4月から施行する方針。

 事前協議の対象となるのは23区内では高さ60メートル、市町村では同45メートルを超える建築物など。景観に合わないと判断した場合、都は変更や見直しを求めるとしている。

 また来春をめどに、景観法に基づく景観計画を策定し、建物の色彩については都独自の基準を定めるほか、都内で景観保全に重点的に取り組む区域を指定する。

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2006/09/13

伊那市西箕輪「景観住民協定地区」 案内板を設置へ (2006/09/13) 長野日報

(記事抹消)http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=4800

 伊那市西箕輪の「西箕輪ふるさと景観住民協定者会」(小池知志会長)は、景観住民協定地区を内外にアピールする案内板10基を近く地区内に設置する。県の「景観育成特定地区」指定も前向きに検討中で、景観の育成に積極的に取り組んでいる。

 案内板は皮をむき防腐処理をした間伐材のヒノキ3本を組み合わせたデザインで、高さ2メートル、幅45センチ。「大切にしよう!すばらしい景観を」との標語を入れたアルミ板パネルを取り付ける。場所によってパネルは両面にする。上伊那地域景観推進会議が作成したガイドラインに沿ったデザインで、環境に配慮して地中に直接埋める。

 設置場所は国道361号沿い2カ所をはじめ、みはらしファーム、西箕輪支所、広域農道の大萱交差点など計10カ所。地区内七区に必ず1カ所は設置する。事業費は120万円。県のコモンズ支援金(看板80万円、ソフト事業30万円)を活用した。今月中に関係者で設置作業を行う。

 西箕輪地区は権兵衛トンネル開通などによる地域の変化を予想する中で昨年5月、県から景観協定地区の認定を受けた。建築物や屋外広告物の高さや色などで景観形成基準を設定。法的拘束力はないが、事業者が計画を変更するなど具体的な成果も出ている。

 「景観育成特定地区」は良好な景観づくりをさらに後押しする狙いで、4月の改正県景観条例で新設された。指定は地域住民の3分の2以上の同意が必要で、指定後は「紳士協定」的な協定内容に法的拘束力が加わる。同会は「区民合意」を前提に指定を前向きに検討する考えで、指定のメリット、デメリットなどを説明したチラシも各戸に配布した。

 事務局長の山口通之さんは「権兵衛トンネルが開通し、人の出入りが激しくなる中で、住民の間に景観や安心した生活など、いい環境で生活しようという意識が出てきた」とした上で「景観問題は、ゆっくりと住民合意を得ながらやっていく必要がある」と話す。

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2006/09/11

京町家の意義などを考える 下京で景観・まちづくりシンポ (2006/09/09) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006090900194&genre=K1&area=K10

 京町家の意義などを考える景観・まちづくりシンポジウム「人と人のつながりが、まちを創る」が9日、京都市下京区のひと・まち交流館京都で開かれた。町家で暮らしたり、町家の再生保存に携わるパネリストらが、京都のあるべき景観などを話し合った。

 町家の保全や再生に充てる「京町家まちづくりファンド」事業を実施する財団法人「京都市景観・まちづくりセンター」が主催した。市民ら約220人が参加した。

 シンポジウムでは、京町家に住む帝塚山学院大教授のジェフ・バーグランド氏が冬の寒さや保全費、掃除の大変さを明かす一方、「掃除をすると心が落ち着く。町家とふれ合っている感じがしていい」と強調した。

 昨今の町家ブームで来訪者が増加していることについて、奈良市の「奈良町」の関係者が行政主導で町家を整備し、公開していると報告。西陣の京町家で暮らす写真家の水野歌夕氏は対応に悩む半面、「ブームの中で自分の町の歴史、文化に自信を持ち、知ってほしいと思うようになってきた」と語った。

 最後に、バーグランド氏が派手なネオンや、狭い路地に進入する車の多さを問題として挙げ、「歩いて人と人が出会える品位ある町に戻らんとあかん」と力説すると、会場から大きな拍手が起こった。 (写真あり)

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中丹三都の景観で意見交換 京都府がフォーラム (2006/09/09) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006090900184&genre=H1&area=K60

 地域の街並みを考える京都府景観フォーラムが9日、舞鶴市北吸の市政記念館で開かれた。舞鶴、福知山、綾部各市の市民らが「中丹三都の景観づくり今むかし、そしてこれから」をテーマに魅力ある景観と活用法について意見を交わした。

 府が2月議会に提案する方針の府景観条例(仮称)の制定に向け、「趣旨を理解してもらい、府民のアイデアを採り入れる機会に」と京丹後市、宇治市に続いて開催。10日に亀岡市でも行う。

 京都大大学院の金田章裕教授を進行役に、緑豊かな里山や文化遺産を生かしたまちづくりを進める市民団体の代表者ら8人が円卓を囲んで意見交換。「景観づくりの主役は市民」「若者や多くの人が住みたいと思える空間をつくるべき」などの声が多く、「市民団体が活動しやすい環境の整備や、定住人口増大に向けた施策などと連動して進めてほしい」との要望も出された。

 約40人の見学者の中から「(制定までに)できるだけ多く市民の声を取り上げて」などの発言もあり、会場全体で真剣な議論が行われた。(写真あり)

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保津川の景観美、後世に 亀岡市民らの実行委が花の植栽計画 (2006/09/09) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006090900064&genre=K1&area=K40

 京都府亀岡市民らでつくる保津川開削400周年記念事業実行委員会が、四季を通して楽しんでもらえる保津川(桂川)の景観美をつくろう、と同川峡谷の入り口付近など4カ所で、花の植栽を計画している。厳しい峡谷の環境下でも群生が可能な花にする予定で、委員たちは「後世に残る景観になれば」と意気込んでいる。

 植栽予定の場所は、保津川下りの遊船とトロッコ、JR山陰線の3カ所から眺められる峡谷の入り口付近にある請田神社周辺(保津町)、「旧山本の浜」周辺(篠町)、桑田神社周辺(同)-の3カ所と、峡谷に入って最初の急流ポイント付近に立つ「不動尊」像の周辺(保津町)。

 計画によると、4カ所には、コバノミツバツツジやホタルブクロ、九輪草など府内に自生する6種の花を組み合わせて計約1200本を植栽。峡谷を彩る桜とモミジのシーズンをできるだけ外した時季に開花ピークを迎える花を選んだという。

 同会の委員たちは今年4月から、土質や日当たり、水位上昇の度合いを調査しながら、水辺付近の植栽場所と、花の種類の選定を進めてきた。10月には、現地に花を植える予定という。

 企画を進めるリーダーの高田実さん(53)=篠町=は「5年後、10年後に花の群生地になるよう、植栽場所を市民ぐるみで守り育てていくことができれば」と話している。(写真あり)

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景観条例を提案へ 那賀町9月議会、審議会設置など盛る (2006/09/09) 徳島新聞

(記事抹消)http://www.topics.or.jp/News/news2006090902.html

 那賀町は、河川や山林など豊かな自然に恵まれた景観を保全する目的で、景観法(二〇〇五年六月施行)に基づく景観条例を、十四日開会の町議会九月定例会に提案する。同法の規定に基づく条例は県内で初めて。

 条例案は十八条。河川、渓流、山林などの自然を守り、良好な景観の整備や保全を図ることを基本理念としている。具体的な取り組み内容を盛り込んだ景観計画を定めることや、施策を的確に進めるための「景観づくり審議会」の設置などを明記している。

 景観形成のため、開発や建築などにどのような規制を設けるかは条例に盛り込まれておらず、今後策定する景観計画で具体的な内容を決める。景観法によると、市町村が景観計画を作成するためには、都道府県の同意を得て景観行政団体になることが必要で、同町は現在、同意を得るための手続きをしている。

 県内では、上勝町と三好市が既に景観行政団体になっており、計画を策定中だが、両市町とも条例は定めていない。自治体が独自に制定した自主条例でも、定めた規制に違反する開発や建築に対して変更命令などを出すことはできるが、後ろ盾となる法律がないため実効性が弱かった。景観法に基づくことで、条例の法的な裏づけとなる。

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尾道市議会 尾道市が景観条例案を提出 (2006/09/08) テレビ新広島

(記事抹消)http://www.news.tss-tv.co.jp/news_html/060908-130.html

尾道市の9月定例議会が8日開会し、尾道市は建物の高さ規制を中心にした、独自の景観条例案を提出しました。尾道市の景観条例案は19の条文で構成され、景観法を適用するために必要な手続きを定めるものです。建物の高さ規制などを細かく定める景観計画の策定に際して、景観審議会を設置し意見を聴くことを義務付けるほか、規制に従わない場合は景観法に基づいた罰則なども適用できるとしています。尾道市は現在景観計画の策定作業を進めていて、来年春にも景観保全策の本格施行を目指しています。条例案は9月20日の本会議で採決される予定です。

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2006/09/08

全国景観会議始まる/青森 (2006/09/07) 東奥日報

(記事抹消)http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20060907181929.asp

 国内の景観行政の担当者が一堂に集う全国景観会議の全体研修会が七日、二日間の日程で青森市を主会場に始まった。初日は同市のアウガで講演や事例発表が行われ、約百五十人の参加者が本県のまちづくりの実施例などに耳を傾けた。

 同会議と県の共催。基調講演を行った東京大学アジア生物資源環境研究センターの堀繁教授は、景観づくりの基本として、(1)来た人が「見たい」と思うものを正確に把握して、それを見せてあげるようにする(2)人をもてなす表現がある-の二点が重要であると指摘した。

 国内やヨーロッパの街並みの写真を見せながら、適切なベンチの設置例や、街路整備の失敗例などを紹介しながら、景観行政が予算の多寡や、名所の有無で決まるものではないことを強調した。

 事例発表では、弘前市都市計画課の堀子義人主査と黒石市都市建築課の太田淳也主査が、それぞれの市の景観づくりの実施例を紹介した。

 このうち弘前市の堀子主査は、禅林街の電柱を杉並木の間に隠すことで、見通しの良い風景を実現した事業などを紹介した。

 八日は現地研修会が行われ、弘前市の仲町伝統的建造物群保存地区や黒石市のこみせ通りなどを視察する。

(写真あり)※写真=景観づくりのポイントについて説明する堀教授

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2006/09/05

花の景観にオミナエシ試験栽培 辰野町神戸の農業者有志 (2006/09/05) 長野日報

(記事抹消)http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=4725

 辰野町新町区神戸で、農業の活性化と地域の環境美化に取り組む農業者有志グループ・中山間地域農業直接支払事業神戸集落(上島喜代克代表)は、集落内の道路沿道の花の景観を来季からイメージチェンジしようと、秋の七草・オミナエシの試験栽培を区内の農地で行っている。

 同グループは、国の農業支援を受けて共同農業による遊休農地の活用、沿道へのごみのポイ捨てを抑止する花の定植、スイカや花のイベント開催など、年間を通して活性化のために活動を行っている。

 その一つとして4年前から、西天幹線水路と農免道路の間の土手約400メートルにわたってキク科オオハンゴンソウの園芸品種・ルドベキアと、スイセンを栽培。春はスイセン、夏から秋にかけてはルドベキアの花が帯となって往来の通行人を楽しませ、地域の”花街道”として親しまれるまでになっている。

 来季から取り入れるオミナエシは国内自生種。「昔は盆花として需要があったが、近ごろ里では見られなくなってきた。外来種のルドベキアも好評だったが、失われそうな在来種を大切にすることも意義がある」とメンバーの一人は話す。

 開花には種から育てて2年かかるため、今年は現場近くの畑に播(は)種、約600本を育てた。生育は順調で、来春現地に定植し、花から種を取って徐々に増やして、景観の一新を目指すという。

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しゃれた広告バス停一新 収入、景観アップ狙う 福岡市 (2006/09/05) 西日本新聞

(記事抹消)http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/toshiken/20060905/20060905_001.shtml

 福岡市は4日、バス停の屋根や柱などに広告看板を設置し、その広告収入で維持管理する民間委託型の「広告付きバス停」制度を九州で初めて導入する方針を明らかにした。市にとっては手数料などの収入が見込める上、デザイン性の高い広告掲示で都市景観の向上も図れるという。4年間で西鉄のバス停約350カ所を整備する計画で、早ければ11月に試行を始め、来年4月から本格実施する。

 市によると、パリやロンドン、ソウルなど、海外の大都市では、バス停に映画や有名ブランドの広告が張られており、華やかな景観を演出している。日本では2002年まで屋根付きバス停には広告を出せなかったが、03年1月に規制緩和。岡山市に続いて、横浜、名古屋、神戸の3政令市が相次いで広告付きバス停を設置した。

 福岡市は今回、屋外広告会社「MCドゥコー」(本社・東京)に事業を委託。同社は建設したバス停を西鉄バスに無償貸与し、破損部分の補修や清掃などの維持管理も受け持つ。

 新しいバス停は安全面に配慮し、屋根や車道側など3面を強化ガラスで囲み、内部にベンチを配置。周辺地図の案内板も設置する。整備する350カ所は新設と改修が半数ずつ。1カ所の建設費約300万円(標準タイプ)は、バス停の広告収入で賄う。

 掲示する広告については、周囲の景観との調和を重視し、有識者らでつくる「デザイン審査委員会」が承認したものに限定。市は、制度導入により、道路占有料や広告許可申請の手数料など年間約2400万円の収入を見込む。11月から3カ月間、「天神日銀前」(中央区)など3カ所で試行。バス利用者への聞き取り調査も行い、好結果が得られれば来年度から本格スタートする。

 一方、不採算路線を抱える西鉄も制度を歓迎。担当者は「老朽化したバス停がきれいになり、利用客にもプラスになるはず」と話している。(写真あり)

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京都市の観光や景観を再認識 智積院で京都創生連続セミナー (2006/09/04) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006090400150&genre=I1&area=K10

 京都市の観光や景観の素晴らしさを市民に再認識してもらう「京都創生連続セミナー」(京都市、京都創生推進フォーラム主催)が4日、京都市東山区の智積院で開かれ、市民ら約120人が参加した。前JTB西日本営業開発部長で、現在はコンサルタント会社の常務を務める高橋一夫さんが講演し、「歩く京都観光」の普及を提案した。

 高橋さんは、長崎市民の案内で原爆が投下された爆心地一帯を訪ねたり、京都で学生観光ガイドを続けた時の体験から、「歩くことで、初めて胸に迫って見えてくるものがある」と語った。

 その上で、「北野天満宮や京都大、同志社大が面する今出川通が『学問の道』と言えるように、京都の通りはそれぞれにテーマ性がある」と述べ、「車の乗り入れを規制し、日常の場や地域の特長をじっくり見せる京都観光があってもいいのでは」と提案した

 講演後、参加者は庭園や国宝の障壁画を見学した。

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2006/09/04

美しい自然景観/動植物の“楽園” 谷津田保存へ (2006/09/04) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/00/cba/20060904/lcl_____cba_____000.shtml

 斜面林に囲まれた昔ながらの谷津田が千葉市で減少の一途をたどっている。谷津田は湿地帯で農作業の機械化が難しく手間がかかり、耕作放棄される例が増え続けているためだ。一方で、谷津田には美しい自然景観や貴重な動植物が残っていることが多く、谷津田保存の大切さも指摘されている。同市は、市民と協力して谷津田を残す取り組みを始めている。 

  (増村光俊)

 千葉市若葉区金親町にある谷津田は広さ約六万平方メートル。二〇〇三年には市が将来に残したいとして選んだ二十五カ所のモデル地区の一つにもなった。六万平方メートルのうち、当時既に一万六千平方メートルで耕作されているだけとなっていたが、その後も耕作地の減少が続き、将来的に保全できるかどうかは、風前のともしびとなっている。市によると、この谷津田は土地改良がされていない昔ながらの谷津田。絶滅が心配されているメダカやニホンアカガエルの生息地としても知られている。このまま耕作放棄が増え続けると、生態系が変わってしまうだけでなく、谷津田に不法投棄が増えたり産業廃棄物処理場になったりする心配もあるという。

 この谷津田の近くに住み、かつては谷津田で農作業もしていたという女性(69)は「谷津田は腰まで泥につかる。今は高齢化でほとんどの田で作業ができない。機械化もできず、若い世代は会社勤めなどをしているため、農作業は無理」と谷津田保全の難しい状況を話す。

 千葉市によると、市内にはかつては百三十カ所以上の谷津田があったが、現在では六十三カ所に減少。しかも各谷津田の耕作地も大きく減っているという。市は、谷津田保全のため、土地所有者と造成をしないなどの協定を結んだ上で谷津田保全区域の指定を行うなどの制度をつくっている。金親町の谷津田でも、土地所有者と協定を結ぶなど、保全区域に指定する準備を進めている。

 さらに今年五月、若葉区大草町の谷津田に「大草 谷津田いきものの里」を整備、ボランティアが農作業を学ぶ場にするなどしている。金親町の谷津田にも将来、こうした施設で農作業を学んだボランティアに活動を依頼したい考えだ。

 保全候補地選定の委員も務めた近くに住む農業金親博栄さんは「谷津田が急速にだめになっていきつつあり残念。市民を入れて農作業を行うモデルケースの一つになり、土地所有者も谷津田の良さに気づく契機になれば」と話している。

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地域の景観考えよう 宇治で市民ら円卓会議 (2006/09/03) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006090300032&genre=H1&area=K20

 景観条例(仮称)制定を目指す京都府は2日、地域の景観について市民が意見交換する円卓会議「景観フォーラム」を宇治市宇治の山城広域振興局で開いた。市民団体の代表者や学識者ら10人が、団塊世代の参加や基金創設など、市民約50人を前に持論を展開した。

 景観条例は、府の景観行政の基本的な考え方を定め、町家や棚田の保存活用を図る「景観資産登録制度」などを骨子にしている。

 茶摘み体験などを開いている「21お茶のふるさと塾」(宇治田原町)の谷口郁男塾長は、団塊世代の参加が増えている点を挙げ、「荒廃茶園の活用につながれば」と提案した。地域活性化に取り組む一休酬恩会(京田辺市)の田宮宏悦会長も人材育成の重要性を指摘した。

 西国街道まちづくり研究会(向日市)の山口繁雄さんは「景観の問題はなりわい抜きに語れない」と条例に商工、観光の視点をもっと盛り込むよう求めたほか、土地建物を一時的に買い取って景観破壊を防ぐ基金の創設を提案した。

 景観フォーラムは府内4カ所で開催し、今回は2回目。府はフォーラムの意見を反映させた景観条例を2月議会に提案する方針。

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「高い建物つくらない」観光地由布院の景観保存 (2006/09/03) 八重山毎日オンライン

(記事抹消)http://www.y-mainichi.co.jp/index.php?action_article_show=1&article_id=5745

 由布院観光総合事務所の米田誠司事務局長を講師に招いた「第4回実践まちづくり講座」(タウンマネージメント石垣主催)が1日夜、石垣市商工会館ホールで開かれた。

 講演で米田氏は、昔ながらの山並みや田園風景、温泉旅館街、山の斜面を利用した牛の放牧などゆったりとした時間の流れと数々の個人美術館や工房、それに映画祭や音楽祭など趣向を凝らした文化イベントなど、年間400万人の観光客が癒やしを求めて訪れる保養温泉地「由布院」の魅力を映像を通して紹介。
 さらに、その昔ながらの景観を維持するため、町づくり条例で空き地率や高さ制限を定め、さらに建築・環境デザインガイドブックで、由布院であるべき建築やまちなみの姿を示すなど、地域を挙げて取り組んでいることを紹介した。
 また、100件ほどある宿泊施設すべてがよこの連携を取り、そこの料理人らが地元の食材を使った健康な食に対する研究を重ねていることなども話した。

 参加者から景観保全について質問された米田氏は「高い建物を建てなかったこと」を、今の由布院の景観が保たれている最大の要因として挙げ、「今後、農地をどれだけ守れるかが今後の課題」とした。
 最後に米田氏は「住民が最も住み良い街が最も優れた観光地である」として、住民の生活と観光が直結していることを強調した。

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景観や安全性確保 10日は「屋外広告の日」、県などキャンペーン (2006/09/02) 徳島新聞

(記事抹消)http://www.topics.or.jp/News/news2006090209.html

 十日の「屋外広告の日」を前に、看板業者らでつくる徳島県屋外広告協同組合(本久昇理事長)と県は二日、徳島駅前で屋外広告物条例などをPRするキャンペーンを行った。

 条例は、良好な景観と安全性を確保するため、屋外広告の設置方法や大きさなどを定めている。キャンペーンでは組合員と県職員二十二人が、通行人に呼び掛けて屋外広告に関するアンケート調査を実施。回答してくれた人に条例を解説したパンフレットのほか、スダチやなると金時三百セットを配った。

 本久理事長は「違法な看板は景観を悪くする上に台風などで吹き飛ぶと危険。キャンペーンなどを通じて周知を図りたい」と話している。

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景観計画策定検討委を設置/原案づくりに着手 (2006/09/02) 八重山毎日オンライン

(記事抹消)http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=1&article_id=5737

区域や行為など規制へ
 石垣市は1日、「石垣市景観計画」(仮称)策定検討委員会(委員長・喜舎場俊一都市建設部長)を設置した。景観法に基づき、景観行政を展開する際の基本計画となる景観計画の原案づくりを始めた。計画が対象とする区域や行為の制限(基準)などについて検討してもらう。10月下旬にも計画案をまとめ、12月議会には景観形成条例の改正案を提案したい考えだ。

 検討課題は▽景観計画の区域▽景観形成の方針▽行為の制限▽景観重要建造物・景観重要樹木の指定の方針-など計画に盛り込む必須項目。景観への支障となる行為や制限内容の論議が焦点となりそうだ。計画策定を受け、市は規制内容を条例で定めることにしており、12月議会で承認を経て来年四月から施行する方針だ。

 検討委は景観計画が石垣島全域にかかわってくることから幅広く網ら。学識経験者、地域代表、関係団体、行政機関などから42人の委員を委嘱した。市立図書館視聴覚室で開催された第1回委員会で大浜長照市長は人口や観光客の増加、新石垣空港の着工に伴い今後予想される開発行為に懸念を示し、「すでに海岸線の多くが企業の所有となっており、今後開発行為がやってくる。自然や景観を次の世代にどう残すために条例が必要だ」と規制の必要性を強調した。
 この日の委員会では事務局側が計画策定の意義や背景、景観計画素案、アンケート結果などについて説明した。次回から具体的な検討に入る。委員会は10月下旬まで五回を予定している。

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景観害する広告はNO (2006/09/02) タウンニュース

(記事抹消)http://www.townnews.co.jp/020area_page/04_sat/02_odaw/2006_3/09_02/odaw_top2.html

10月1日施行めざし、屋外広告物条例上程

 小田原市議会の9月議会が9月1日、開会した。会期は10月5日(木)までの35日間。

 今議会には専決処分3件と一般会計補正予算案、条例の制定、一部改正などの15の議案が上程されている。

 条例の制定では、小田原駅周辺など景観計画重点区域での屋外広告物について色や設置場所、大きさなどに規制を加える小田原市屋外広告物条例の制定案が上程されている。議案が通れば10月1日から施行される。一般会計の補正予算案はこの屋外広告物条例の事務関係費などを盛り込んだ5億7400万円。

 今議会に上程された議案は、各常任委員会に付託、審議される。一般質問は15日(金)、19日(火)、20日(水)の3日間。また20日には決算認定案が上程され、決算特別委員会が開かれる。決算特別委員会は、本会議最終日に審査結果が報告される。

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「宇治景観十景」を選定 宇治市、公募を3部門に分け (2006/08/31) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006083100155&genre=M1&area=K20

 宇治市都市景観審議会(会長・松岡拓公雄滋賀県立大教授)が31日、市役所で開かれ、宇治の魅力を表す「宇治景観十景」を選定した。公募をもとに、自然、文化、生活の3分野ごとに10カ所ずつ決めた。宇治川や社寺、散策路など、市内全域を対象とした。10月に市ホームページ(HP)で公表する。

 宇治市は景観法に基づく景観行政団体で、景観への関心を高めてもらおうと昨秋、宇治景観十景を公募した。121件が寄せられたが、宇治川や塔の島周辺に集中したうえ、10カ所にまとめるのが困難だったため、同審議会委員が推薦する景観を交えて、3つの分野ごとに選んだ。

 委員からは「市内全域が網羅できた」との評価がある一方、「まちづくりに生かさなくては意味がない」といった指摘もあった。市都市計画課は、選定場所の名称を検討のうえ、10月中旬に市HPや広報紙で景観十景を市民に知らせる予定。

 選定された宇治景観十景は次の通り。

 【自然景観】(1)宇治橋から見た宇治川上流(2)宇治川左岸から見た山並み(3)宇治川天ケ瀬(4)大吉山(5)笠取川(6)東海自然歩道(7)巨椋池干拓田(8)志津川(9)木幡池(10)神明皇太神宮の森

 【文化景観】(1)平等院(2)宇治上神社(3)興聖寺(4)巨椋神社周辺(5)安養寺周辺(6)白川(7)万福寺(8)三室戸寺(9)宇治屋の辻(10)太閤堤

 【生活景観】(1)平等院表参道(2)あさぎり通(3)宇治橋通(4)県通(5)本町通(6)喜撰橋下流(7)城南荘(8)井川遊歩道(9)名木川遊歩道(10)小倉堀池親水緑道

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【神奈川】中丸子Ⅰ・Ⅱ街区などで景観形成基準策定(8/31) (2006/08/31) 建通新聞

(記事抹消)http://www.kentsu.co.jp/kanagawa/news/p01930.html

 川崎市は、武蔵小杉駅周辺の再開発の進展に伴い、中丸子Ⅰ・Ⅱ街区とNEC玉川ルネッサンスシティで景観形成基準を策定、施行した。建築物の外観や色彩、明かり、屋外広告物を制限するほか、緑地の整備を求める。市は、再開発計画が進む同駅周辺で今後、事業の具体化に合わせて区域ごとに景観形成基準を策定し、一定の制限などを課す。
 市は2005年12月、同駅周辺を都市景観形成地区に指定。「“風格”と“快適さ”を感じるまち」をメーンテーマに、▽各ランドマークの個性を生かしつつ地区全体でまとまりを感じる建物景観づくり▽独自性を生かしたにぎわいを演出しつつ秩序ある商業景観づくり▽開放的で一体感のある道路空間と沿道の景観づくり▽安全性を向上させつつ街区の特性に合わせた明かり景観づくり▽緑と水を効果的に配置した潤いと彩りの景観づくり―など、景観形成方針をまとめた。
 今回、二つの地区で景観形成基準を策定したのは、今後、周辺で進む開発が無秩序に行われないよう、一定の歯止めとなる制限などをモデル的に示す狙いもある。
 中丸子Ⅰ・Ⅱ街区(約4・3㌶)は、景観形成基準1として、建築物の色彩や明かりを制限し、フレームや外装材の形状で変化をつけるほか、低層部で自然素材やアースカラーの素材の使用による緑との一体感、中高層部で遠景を意識した明るく軽快なイメージの配色をそれぞれ求める。また、敷地内の広場で、隣地との連続性や多種の植樹、噴水や池など水景施設の効果的な配置を求める。
 屋外広告物の設置は原則として禁止する。
 NEC玉川ルネッサンスシティ(約4㌶)は、景観形成基準2として、先進性や優れた企業イメージを感じさせるとともに、鉄道の車窓を意識して同駅周辺のランドマークにふさわしい外観にする。照明は広場に暗がりを作らないように配置する。
 屋外広告物は自社のものに限定する。
 そのほかの区域では、再開発の進ちょくに併せて各区域ごとに景観形成基準を策定していく考え。

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