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2007/07/31

地域の力で景観守れ 旧大聖寺川流し舟コース ごみ積もった航路きれいに (2007/07/31) 北國新聞

http://www.hokkoku.co.jp:80/_today/H20070731104.htm

 加賀市大聖寺の旧大聖寺川で運航する「城下町大聖寺川流し舟」の航路で、川底にできた段差の影響により土砂やごみの堆積(たいせき)が進んでいることが三十日までに分かり、NPO法人歴町センター大聖寺、大聖寺川下りの会は来月、航路一帯の清掃を行うことを決めた。観光ボランティアガイドをはじめ地元住民らが連携して流し舟コースの無粋な景観を一掃する。夏の行楽シーズンを迎え、同会では地域の水辺保全へ関心を高める契機にもしたいとしている。
 流し舟は、同市大聖寺八間道の舟乗り場から国重要文化財「長流亭(ちょうりゅうてい)」を結ぶ航路で運航されている。上流の航路前半は、国の「ふるさとの川モデル事業」指定を受けて一九九七(平成九)年までに、川底を掘り下げる工事が行われ、水深が約一・五メートルある。

 一方、熊坂川と合流する航路後半部分は、川底の掘り下げが行われていないため、水深約六十センチの浅瀬になっており、急激な段差にせき止められる格好で、上流に向かって十数メートルにわたり、新たに土砂やごみが堆積していることが分かった。

 航路の清掃は来月二十六日、航路後半部分一帯で行われる。歴町センター大聖寺会員が集まり、市消防本部レスキュー隊がゴムボートを出すなど市職員や県も協力する。浅瀬のごみの引き上げ、周辺の草刈りのほか、岸辺に沈んだまま長年放置されたボートも撤去する。

 流し舟は花見時期には千人に近い利用があるなど乗船客が順調に増えている。川下りの会などでは、毎年春のシーズン入り前に行う以外にも、川を清掃する機会を増やしたいとしており、大聖寺ボランティアガイドクラブの宮長二郎代表は「この川には街中とは思えない静けさがある。清掃活動には多くの人に参加してほしい」と話し、地域の水辺の価値を見直す機会になるよう期待した。(写真あり)

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