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2007/11/09

看板撤去、足踏み やまなみハイウェイ沿いに乱立 「景観保全」か「経営」か (2007/11/08) 西日本新聞

(記事抹消)http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/oita/20071108/20071108_001.shtml

 九重町・飯田高原を走る「やまなみハイウェイ」沿いに乱立する看板の撤去をめぐって、地元で論議が巻き起こっている。行政、飲食店、観光業者らでつくる「やまなみハイウェイ沿道の景観づくり推進協議会」(高橋裕二郎会長)は「景観保全」の立場から、本年度中に一部区間の看板の撤去を申し合わせた。しかし、一部の事業者からは「営業への影響が大きい」と、反発の声が上がり、関係者は対応に苦慮している。

 別府、由布、豊後竹田の3市と同町にまたがるやまなみハイウェイ沿いに設置された看板は計436基(7月調査)。このうち同町には約7割が集中し、昨年10月に九重“夢”大吊橋(おおつりはし)が開業して以降、看板がさらに増える傾向にある。

 こうした中、沿線の3市1町は10月、自然や郷土文化が息づく「日本風景街道」(国交省選定)の指定に向け、国に書類を申請。景観保全の視点から、看板の撤去、集約に乗り出そうとした。

 計画では、沿道1・5キロに83基が集中する大吊橋一帯の看板を来年3月までに撤去し、代替措置として交差点3カ所に「飲食」「観光」などのエリアを表示した看板を新設。施設名などの詳細情報は、別の2カ所に地図形式の案内板を設け、対応したい考えだ。

 ところが、関係者約30人が出席して10月末にあった協議会の会合では、全員が景観保全に理解を示しながらも、「看板なしで店を探すのは困難」などと、不安を訴える声もあり、足踏み状態に陥っている。

 鹿児島県・錦江湾沿いの自治体でも、日本風景街道「錦江湾あったまるーと」の選定を目指しており、国への申請を前に、指宿市では3月までに約20基の看板を撤去した。同市の場合、事業者の一部がやはり難色を示したが、地元観光協会が「豊かな資源があってこその事業経営」と説得に回り、自主撤去されたという。

 自然環境、景観と営業の両立は悩ましい問題だが、高橋会長は「自然と調和した景観こそがやまなみハイウェイの誇り。粘り強く交渉していく」と話している。

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