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2008/01/30

五島市が「世界遺産登録推進本部」設置 (2008/01/30) 長崎新聞

(記事抹消)http://www.nagasaki-np.co.jp:80/kiji/20080130/10.shtml

 「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産登録に向け、五島市は二十九日、市世界遺産登録推進本部(本部長・中尾市長)を設置し、市役所で初会合を開いた。今後、市内にある対象資産の景観保全、早期登録実現へ向けた活動を本格化させる。

 世界遺産登録推進本部の設置は県、長崎市に次いで三番目という。長崎の教会群とキリスト教関連遺産は世界遺産暫定リストに入っており、五島市には堂崎教会、江上教会、旧五輪教会堂などの構成資産がある。

 五島市の同本部は生涯学習課が事務局で、市長公室、企画、商工観光、都市計画各課など十六部署で構成。会合には市幹部ら二十人が出席し、中尾市長は「アイデアを豊かにして教会群への思いを深めないと五島らしい世界遺産は構築できない。役割を認知して進めよう」とあいさつした。

 本部設置要綱や良好な景観形成の基本方針などを承認。堂崎、江上両教会の国指定重要文化財への昇格推進のほか、新年度から下五島の文化的景観保存調査事業、個別資産保存管理計画策定などに取り組むことを確認した。

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「釧路地方の花・景観マップ」が完成、花の見ごろや場所を紹介 (2008/01/30) 釧路新聞

(記事抹消)http://www.news-kushiro.jp:80/news/20080130/200801305.html

 日本の中でも独特の植生を持つ釧路地方の花や緑の見ごろや場所を紹介する「釧路地方の花・景観マップ」が完成した。今年春から秋にかけて北海道全域で繰り広げられる花と緑のイベント「ガーデンアイランド北海道2008」の釧路会場を運営するガーデンアイランド北海道2008道東の会(正垣喜美子代表)が作製した。  「釧路には見るべき花がない、花を見て旅行はできないと思われているが、ここにしかない花があることを知ってもらいたい。マップを手に見て回ってもらえるように」(濱野秀代事務局長)と、大きさはA3判の三つ折り。さらに半分に畳めばバッグやポケットに入る。裏表のカラー印刷で6000部を印刷した。  マップには知る人ぞ知る存在のキンムトー(弟子屈町)、シュンクシタカラ林道(釧路市阿寒町)や武佐の森、恋問海岸など30カ所を掲載。アンケートによる市民意見や自然ガイドらの推薦場所をまとめた。ガーデンアイランド(本部札幌)に登録されているサテライト会場(春採公園、鶴居村など)も含まれる。情報としてはキンムトーなら「見所」はゴゼンタチバナの7月。「林道の入口は分かりづらいが周囲の森林内のフツキソウ、ゴゼンタチバナなどが見所」といった解説とすべて問い合わせ先が明記されている。  マップは花のシーズンに先駆けて3月末から市内の観光案内所、レンタカー営業所などで観光客や市民に無料で配布することにしている。

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歴史の薫る街づくり支援 国土交通省が補助金制度新設へ (2008/01/28) 朝日新聞

(記事抹消)http://www.asahi.com:80/politics/update/0128/TKY200801280419.html

 国土交通省は、歴史的な景観を生かした街並みづくりを進める地方自治体向けに、補助金制度を新設する方針を固めた。制度を盛り込んだ「歴史まちづくり法案」を、文化庁などとともに今通常国会に提出する。これまで「古都保存法」で京都などに限ってきた支援対象を広げるもので、金沢市、山口県萩市などの指定が見込まれている。

 金沢市は兼六園や旧家が残る城下町、萩市には江戸時代の町割りが残る城跡や町屋がある。歴史街づくり法案は、こうした景観を生かした街づくりの計画を自治体が申請し、国が認定。歴史的建造物の復元や修理、移転や伝統行事の活性化などの費用の半分~3分の1を補助する。

 文化庁は管理・修理技術を指導する。歴史的建造物を飲食店などに転用する際の手続きも簡素化する方針だ。

 66年制定の古都保存法は、京都や奈良など10自治体を対象に周辺の土地開発の規制などを行っているが、地域の歴史的な建物の補修や復元を支援する制度はほとんどなかった。このため、各地で歴史的な建物が急減。金沢市中心部では99年に1万900棟あった歴史的建造物が、07年には8700棟に減ったという。(写真あり)

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仙台市都市景観大賞、「テレビ塔ライトアップ」に決定 (2008/01/30) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20080130-OYT8T00044.htm

 美しい街づくりに貢献した建築物や市民活動を表彰する「第10回仙台市都市景観賞」の大賞に、宮城テレビ放送、東北放送、仙台放送の各局が行っている「テレビ塔ライトアップ」(3か所、いずれも仙台市太白区)が選ばれ、29日、表彰された。「出張や旅先からの帰途、『仙台に帰ってきた』とほっとさせるランドマークとしての存在意義は大きい」ことが受賞理由となった。

 仙台市都市景観賞は、優れた景観形成に寄与した建造物や市民活動を顕彰するため、市が1989年に創設。これまで「SENDAI光のページェント」「仙台七夕まつり」「東北大学片平キャンパス」などが大賞に選ばれている。

 4年ぶりに行われた今回は、市民から190通、150か所の推薦があり、建築の専門家ら12人による3回の審査会を経て、大賞のほか、都市景観賞3部門、特別賞、奨励賞を選んだ。

 審査会長の宮原博通・地域環境デザイン研究所長は「市民が誇れるか、共感が得られているかが選考基準となった」といい、約20年前から行われている3本のテレビ塔のライトアップが「仙台市民の心のより所を表現している」と評価されたという。

 29日は市内で表彰式が行われたほか、景観シンポジウムも開催された。仙台の景観を巡っては、大山健太郎・アイリスオーヤマ社長ら6人の出席者から、「優れた景観は美しいというだけでなく、心に残る『心の景観』であるべき」「軍都、学都の歴史がある仙台の特徴は質実剛健。この骨太のキャラクターをいかに商売やデザインに取り入れていくかが課題」などと指摘する意見が出ていた。

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石垣市風景計画について説明会-八重山青年会議所が主催 (2008/01/29) 高崎経済新聞

http://ishigaki.keizai.biz:80/headline/208/

 八重山青年会議所主催による第1回地域創造委員会事業「『石垣市風景計画』に関する説明会『風景づくりとまちづくり』」が1月28日、大濱信泉記念館多目的ホール(石垣市登野城)で行われた。

 同説明会は、2007年から施行された「石垣市風景計画」についての市民への理解を深め、その中で市民の声を行政に生かしてもらおうと行われたもので、講師は石垣市都市建設課係長の玻座真保幸さんが務めた。

 初めに「景観に関する理論・制度・動向などの紹介」として、景観の意味や見え方に応じた景観の種類、石垣市の景観基本構造などをスライドで事例をあげながら説明。玻座真さんは「景観は遠景・中景・近景がある。皆さんの生活に深く関わっており、皆さんが意識しなくとも共同で作りあげているもの」と話した。また「まちづくり」の実例として、長野県小布施町のまちづくりについても紹介した。

 後半は景観計画区域と景観地区の違いを踏まえた上で、「石垣市風景計画」について説明した。「『石垣市風景計画』は20年計画となっている。石垣島は全域が景観計画区域で、1つの特徴として島を取りまくリーフも含んでいる」と玻座真さん。18箇所の風景地区とその特性を説明し「市民協同の風景づくりを推進するためには、市民・企業・団体・行政が風景づくりの担い手であることを自覚しなければいけない」(同)と話した。

 説明会終了後には質疑応答の時間も設けられ、「運用体制はどうなっているのか」という質問に対して、玻座真さんは「これからの構築体制の取り組みの中に各地での運用体制を作っていき、景観を考える場を設けたい」と答えた。そのほか、「お年寄りも含めた風景計画について話す場を設けてほしい」「市街地などで緑化20%以上確保は難しいのではないか」という意見や、「建設業界を始めとしたいろいろな団体と意見交換を行ってほしい」という要望もあった。(写真あり)

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2008/01/29

神奈川】磯子~夏島間、用地取得促進 関東地整 (2008/01/28) 建通新聞

(記事抹消)http://www.kentsu.co.jp/kanagawa/news/p03798.html

国土交通省関東地方整備局は、国道357号の神奈川県内の事業化区間延長18・4㌔㍍のうち磯子~夏島間の整備で、地元や関係者との協議を進めながら用地取得を促進する方針。東扇島区間と横浜ベイブリッジ区間を含めた事業化区間では、大半の区域で暫定供用しており、全区間の用地取得率が面積ベースで82%に達している。未取得地の大半が事業に理解を示している大型工場などとなっていることから、計画幅員への早期整備着手に向けて残る用地取得を進める。整備工事の実施時期については、周辺の幹線道路網の整備状況を踏まえて固める。
 東京湾岸道路の一部となる国道357号は、県内で川崎市川崎区東扇島~横須賀市夏島の東京湾沿いを通過する延長35・1㌔㍍。このうち事業化しているのは、延長3㌔㍍の東扇島区間▽横浜市鶴見区大黒ふ頭と中区本牧ふ頭を結ぶ延長2・7㌔㍍の横浜ベイブリッジ区間▽横浜市磯子区磯子と横須賀市夏島を結ぶ延長12・7㌔㍍の磯子区・夏島区間―の3区間。計画幅員は4~6車線。
 東扇島区間とベイブリッジ区間はいずれも2車線で暫定供用済み。磯子区・夏島区間では、磯子区側の延長9・2㌔㍍を4車線(一部2車線)で暫定供用しており、供用していないのは夏島の延長3・5㌔㍍。
 同省では、交通需要が多い横浜・川崎都心地区などで、国道357号と並行する主要路線で渋滞が発生しており、都市再生プロジェクトなどによる沿線の大型車両の増加が今後も見込まれることから、事業化区間の計画幅員への整備を着実に進めていく考え。
 磯子・夏島区間については、地元や関係機関との協議を推進する。コンビナートなど大型の工場などの用地取得が残っているが、同事業に対する土地所有者の理解により、用地取得も引き続き推進する。
 今後の工事の実施時期は現段階で未定だが、周辺の道路ネットワーク整備の進展状況を考慮して固めていく。
 1月23日に開かれた同局の事業評価監視委員会では、事業継続を求める同局の対応方針案が承認された。

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赤れんが、町の象徴に 軽米で景観点検発表会 (2008/01/28) 岩手日報

(記事抹消)http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080128_8

 二戸広域4市町村で活動する特定非営利活動法人(NPO法人)カシオペア連邦地域づくりサポーターズ(湯川秀俊代表)は26日、軽米町の町中央公民館で「煉瓦(れんが)の里軽米町・景観点検発表会」を開いた。景観点検事業は地域固有の良さを見つめ直し、活性化に生かそうとする試み。2007年度から同事業に取り組む町内の地域づくり団体が赤れんが建造物の保存・活用策を提案、町全体を巻き込んだ活動の推進を誓った。
 発表会には町内の3つの団体や同様に景観点検事業を進める盛岡市と北上市の関係者ら約30人が参加。東京大大学院・新領域創成科学研究科の北沢猛教授をアドバイザーに招いた。
 サポーターズなどは昨年10月から勉強会や町内の散策を重ね、赤れんが建造物の活用法を検討してきた。
 発表会では「赤れんが建造物の特徴を記した地図を作り町民に配布する」「町民からアイデアを募り長期的な計画を立てる」などの意見が出された。赤れんがの印象について、軽米中の生徒に実施したアンケート結果も紹介した。
 全国の赤れんが建造物の大半は明治・大正期に建てられた。同町に点在するサイロや小学校、住宅など約20の建物の建設時期は昭和中期で珍しいという。
 盛岡市と北上市の関係者からは「絵になるような素晴らしい外観だ」「上手に生かせば町の活性化につながるだろう」などの声が上がった。
 北沢教授は「地域の子ども、高齢者はもちろん、行政や教育機関も巻き込んだ活動を期待したい。何よりも楽しんで取り組んでほしい」と助言した。
 湯川代表は「いろいろな発見があった。専門家のアドバイスも参考にして着実に事業を進めたい」と意欲を語った。

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2008/01/28

高齢化進む高島平団地再生 『住んでボランティア』 地元の大学が企画 (2008/01/28) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008012890070255.html

 住民の高齢化が進む東京都板橋区の高島平団地で、今春から地元の大東文化大学による“団地再生”プロジェクトが本格的に始まる。学生らが実際に団地に引っ越し、住民としてボランティア活動を行う全国的にも珍しい試み。大学では「高島平学」の講義を設けるなど課題を洗い出し、東京でも有数のマンモス団地の活性化を目指す。

 高島平団地は「徳丸田んぼ」と呼ばれた農地約三百三十ヘクタールを日本住宅公団(現都市再生機構)が整備し、一九七二年から入居が始まった。最盛期には三万人いた居住者も高齢化が進み、現在は約二万人に減ったという。

 大東文化大は、団地ができる直前の六一年に現在の板橋キャンパスに移転。「高島平」と歩みを共にしてきた独自性に着目した。

 団地再生の試みが、文部科学省の本年度の「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」に選ばれ、昨秋から本格始動。目玉として学生と教員が団地に住んで“若い力”を提供することになった。

 大学が面接で選んだ学生や留学生ら十三人が二月から団地に入居。自治会にも加入し、空き店舗を住民らの“たまり場”として活用したり、ミニFMを開局したりするなど地域でボランティア活動をする。

 一方、環境創造学部に設ける「高島平学」の講義などを通して地域再生を考える。

 現代GP担当の篠原章教授(51)=都市文化学=は「大学の地域貢献だけではなく、学生らにとっても地域の大人とのコミュニケーションは貴重な社会勉強になる」と話している。

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府景観資産に市内の2件 福知山城と毛原の棚田 (2008/01/26) 両丹日日新聞

http://www.ryoutan.co.jp/news/2008/01/26/003008.html

 固有の歴史や文化に裏打ちされた府内各地の景観を、地域の資産として価値をみんなで共有していく京都府の「景観資産登録制度」の第1号として、8件が24日に登録された。美山のかやぶき集落群などと並び、福知山市内から福知山城と毛原の棚田の2件が登録された。
 

 景観資産は、NPOなどのまちづくり団体から提案を受け、景観上の魅力や価値が見いだされているか▽誰もが眺めることができるか▽地域の共感と取り組みがあるか▽景観を生かしたまちづくり活動へ展開されるかを、府景観審議会の意見を聴いて府が登録する。
 
 昨年4月に府景観条例が施行され、12月に9地区から提案書と保存活用計画書が提出され、審議会で審議。うち8件が今回登録された。
 
 選ばれたのは、宇治茶の郷和束の茶畑(和束町)▽久美浜湾と牡蠣(カキ)の養殖景観(京丹後市久美浜町)▽日本の原風景・南丹市美山かやぶき集落群(南丹市美山町)▽井手町大正池-癒やしと交流の空間(井手町)▽丹後の立岩・屏風岩・丹後松島・経ケ岬の海岸景観(京丹後市間人ほか)▽琴引浜の白砂青松(京丹後市網野町)、そして「毛原の棚田」「市民のこころのふるさと福知山城」。
 他地区はNPOや漁協、守る会などが提案しており、毛原の棚田は地元自治会が「日本古来の里地景観を今に残し、棚田保全に取り組み、地域振興や観光振興につなげていく」と名乗りを上げた。福知山城は市が「明智光秀が築いたとされる天守閣を市民で再建し、市のランドマークになっており、古里の良さを再認識し、景観意識をたかめる施策の発展につなげる」ことをうたった。

 府は今後、登録地域に景観アドバイザーを派遣して助言やコーディネートをし、ホームページやパンフレットなどを通じて登録地区の魅力と活動状況を紹介するなど、景観づくりを支援していく。(写真あり)

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2008/01/26

横浜美術館で横浜景観シンポジウム-山崎洋子さんら参加 (2008/01/26) ヨコハマ経済新聞

http://www.hamakei.com:80/headline/2965/

 横浜美術館レクチャーホール(横浜市西区みなとみらい)で2月3日、作家・山崎洋子さんや写真家・森日出夫さんらを招いて「横浜景観シンポジウム 美しい街並みを考える~『関内地区』と『みなとみらい21中央地区』の景観づくり~」が開催される。
 
 シンポジウム第1部では山崎洋子さんと森日出夫さんによるトークショーを開催。森さんが撮影した横浜の風景写真をもとに「横浜の魅力」について語る。第2部では、岩村和夫さん(武蔵工大教授・横浜市都市美対策審議会会長)、西山曠さん(神奈川県宅地建物取引業協会副会長)、金田孝之さん(横浜市副市長)を加え、今年4月から施行される地域の良好な景観形成の方針「横浜市景観計画」などについてのパネルディスカッション「個性と魅力ある美しい横浜の街並みとは」を行う。
 
 開催時間は13時~16時。参加無料。申し込みは1月29日まで。(写真あり)

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魅力的な横浜駅周辺へ、来月11日にまちづくりシンポ/横浜 (2008/01/26) 神奈川新聞

(記事抹消)http://www.kanaloco.jp:80/localnews/entry/entryxiiijan0801459/

横浜駅周辺のまちづくりについて市民レベルの機運を盛り上げようというシンポジウム「横浜の未来がここから始まる~横浜駅周辺創造的大改造を目指して~」が二月十一日、横浜駅東口の新都市ホール(そごう横浜店九階)で開かれる。横浜市都市整備局の主催。午前十時から午後五時まで。

 市は昨春から専門家や駅東西の商業関係者、鉄道事業者らと、都市間競争に対応できる横浜駅周辺の再整備について検討を開始。昨年末には中間報告として、東西の線路上空をつなぐデッキの新設や駅前広場の確保、バリアフリー化、緑化などを推進する中間計画をまとめた。シンポ開催は、多くの市民に同計画の意義を知ってもらうとともに意見を募る狙い。

 二部構成で午前中は、横浜商工会議所などを中心に総合的なまちづくりを提言する「横浜都市再生推進協議会」がシンポムを開催する。民間サイドから横浜都心の未来ビジョンを紹介するほか、地元高校生が次世代の立場から使いやすい駅などについて提案する予定。

 午後のパネルディスカッションでは、市の中間報告づくりをリードした横浜国大大学院の小林重敬教授がコーディネーターを担当。高島屋の鈴木弘治社長(横浜商工会議所副会頭)、三菱地所の長島俊夫専務、ジャーナリストのバーリット・セービン氏ら四人がパネリストとなり、魅力的な商業集積やまちづくり組織の運営などについて意見を交わす。

 申し込み不要。参加無料。定員は約三百人。問い合わせは横浜市都市整備局電話045(671)3857。

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京都府景観資産8地区を初登録 和束の茶畑・久美浜湾カキ養殖 (2008/01/25) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008012500073&genre=A2&area=K00

 京都府は24日、身近な町並みや眺望の保全活動を支援する「景観資産登録制度」の第一次登録を発表した。山腹に広がる茶畑(和束町)やカキ養殖のいかだが並ぶ久美浜湾(京丹後市)など、住民から提案された8地区が登録された。

 制度は昨年4月に施行された府景観条例に基づき、京都市域を除く地域を対象に、良好な自然景観や町並みを地元住民に再発見してもらい、守り育てる活動を後押ししようと始まった。

 各地で景観保全に取り組む住民団体や自治体から具体的な活動内容をまとめた計画書が提出され、府景観審議会の議論を経て登録された。

 第一次では毛原地区の棚田(福知山市)、美山かやぶき集落群(南丹市)、福知山城(福知山市)、大正池(井手町)、丹後の立岩や経ケ岬などの海岸地域、琴引浜の白砂青松と鳴き砂(以上京丹後市)も認められた。

 府は登録地区に対し、要望に応じて景観を生かした町づくりを助言する景観アドバイザーを派遣し、またインターネットやパンフレットで登録地区の魅力についてアピールする。

 府は随時、景観保全に取り組んでいる登録地区を募っている。問い合わせは府都市計画課TEL075(414)5328。(写真あり)

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丸の内駅舎の景観保護 都方針 背後のビル高さ制限 (2008/01/25) 東京新聞

(記事抹消)http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008012502082199.html

東京駅丸の内駅舎の中央角屋根の背後から、ビルが突き出してはだめ-。こんな規制ができる見通しとなった。一九一四(大正三)年創建当時の姿に復元する工事が進んでいる同駅舎の眺望を守るためで、規制の内容を盛り込んだ東京都景観計画の変更案を二十四日、都広告物審議会と都景観審議会が承認。新年度にも施行される。

 都景観計画では、事業主との事前協議により一定の範囲で高さを制限。建築物の姿が美しく見えるようにしている。

 現行の保存対象は、国会議事堂、迎賓館、明治神宮聖徳記念絵画館。新計画案では、これに丸の内駅舎を追加。東約二キロ以内の八重洲・日本橋地区につくる建築物について、丸の内側の和田倉門交差点から見て、中央の角屋根の背後から突出する高さを事実上、認めないこととした。

 駅舎は二〇一一年度完成を目指し保存・復元工事中で、復元後の姿が規制対象となる。(写真あり)

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作付面積を重点配分 一関・骨寺村荘園遺跡の水田 景観保全 (2008/01/25) 河北新報

(記事抹消)http://jyoho.kahoku.co.jp:80/member/news/2008/01/20080125t33009.htm

 「平泉の文化遺産」の世界遺産登録候補地の一つ、岩手県一関市厳美町の骨寺村荘園遺跡内の水田について、一関地方水田農業推進協議会は24日、景観保全の観点から、2008年産米の作付面積を重点配分する方針を決めた。

 旧一関市を対象とする「一関地域」の08年産米の配分面積は、07年産米を34ヘクタール下回る2435ヘクタール。骨寺村荘園遺跡がある本寺地区の配分は49ヘクタール程度になるが、07年産米実績と同等の52ヘクタール程度とする。緩和分の約3ヘクタールは、生産量では1万5030キロ分になる。

 協議の中で、市は「遺跡景観の維持には生産の維持が必要」と説明。「国や県に生産調整の特例を要望したが認めらず、市の配分内で調整したい」と理解を求めた。

 本寺地区以外の関係者らからは「緩和分が遺跡以外の農家にしわ寄せにならないようにすべきだ」などと反発も出た。
 「09年産以降は面積緩和で対応せず、超過作付けに伴う負担を市が引き受ける」という趣旨の付帯意見を付けて、全会一致で了承した。

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建物高さ法規制案了承 (2008/01/25) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20080125-OYT8T00095.htm

 世界遺産登録を目指す鎌倉市が、遺産候補周辺の景観保全のため、市内計237ヘクタールの建物の高さを15メートル以下に制限する法規制案が24日、市都市計画審議会で了承された。3月にも知事の同意を得て、都市計画決定される見通し。世界遺産登録には、遺産候補の周囲に緩衝地帯を設けて法律や条例で景観保全することが要件で、今回の議決で遺産登録申請に向け、大きなハードルを越えたことになる。

 対象となるのは、鶴岡八幡宮や鎌倉大仏に近い中心市街地を含む鎌倉駅周辺の225ヘクタールと、北鎌倉駅や円覚寺に近い11ヘクタールなど3か所。景観法の景観地区や都市計画法の高度地区に指定し、建物の上限を15メートル(4、5階程度)に規制する。

 市は23か所に点在する遺産候補を、約1700ヘクタールに広がる緩衝地帯で取り囲む予定。237ヘクタールはその一部となる。残る部分は、すでに県条例の風致地区などに指定され、8~15メートルの高さ規制が設けられている。

 従来は、法的根拠のない行政指導で15メートル以下の建物とするよう協力を求めてきたが、この日の議決で237ヘクタールについて法的に規制されることが確実になった。

 緩衝地帯の設定は、遺産候補となる社寺の史跡指定、史跡の保存管理計画策定と並ぶ準備作業の柱。市は、景観法施行後の2年前から、案づくりや地元への説明会、公聴会などの作業を進めてきた。

 市世界遺産登録推進担当は「大きな前進です」と話しており、7月に文化庁に推薦書原案を提出できるよう、準備を進めるとしている。(図あり)

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新千歳に「地上絵」… 花いっぱいプロジェクト 道の推進構想 (2008/01/25) 北海道新聞

(記事抹消)http://www.hokkaido-np.co.jp:80/news/summit/72332.html

 道は二十四日、七月の北海道洞爺湖サミットに向けた「北海道花いっぱいでお出迎えプロジェクト」の推進構想をまとめた。関係施設や幹線道路の周辺に植栽やプランター設置を行い、新千歳空港の隣接地には飛行機から見える「花の地上絵」を描く。サミット開催を記念した並木道の植樹や森林整備にも取り組み、自然を生かした将来的な景観づくりのきっかけとしたい考えだ。

 開発局や市町村、花き・造園業界の担当者らによる連絡会議を同日開き、協力を要請。道として植栽専門家を派遣するほか、民間団体が道内百二十カ所で予定するイベント「ガーデンアイランド北海道2008」と連動させることを確認した。

 基本構想では、主会場の洞爺湖周辺や新千歳空港周辺、国際メディアセンターが建設される後志管内留寿都村の三カ所を「重点拠点」に、サミット関係者が宿泊する同管内ニセコ町や札幌市、登別温泉地域を「関連エリア」に位置づけ、集中的な景観改善に取り組む。二月中をめどに具体計画を策定し、雪解けを待って植栽や種まきなどの作業を始める。

 関係施設を結ぶ国道・道道沿いでは、開催時期に合わせてジャガイモの花が満開となるよう、農家に対し作付け段階からの協力を要請する。札幌、ニセコ、洞爺湖を結ぶ環状観光ルートの景観を整えるため、並木道の植樹にも着手する。

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不用看板を無料で撤去 壮瞥の観光果樹園 (2008/01/23) 北海道新聞

(記事抹消)http://www.hokkaido-np.co.jp:80/news/chiiki/72102.html

 【壮瞥】町内の観光果樹園でつくる「そうべつくだもの村」(阿野裕紀緒村長)が、七月の北海道洞爺湖サミットに向けた地域の景観改善を目指し、胆振西部四市町にある、老朽化などから不用になった看板の無料撤去に乗り出す。撤去希望の申し込みは、二月二十九日まで受け付けている。

 景観に配慮した幹線整備を目指す事業「シーニックバイウェイ北海道」の一環。同事業を進める国土交通省の外郭団体「北海道開発技術センター」が、撤去した看板の廃棄物処理費用などを支出、果樹園主らのボランティアを後押しする。

 看板の撤去要請は、道路沿いに限らない。手作業で取り外し可能なものなら、伊達、洞爺湖、豊浦、壮瞥の四市町のどこにでも出向くという。

 サミットで国内外から多数の来訪者を迎える地元の機運も高めたい考え。くだもの村は「年度内に三十カ所程度の看板を取り除きたい」と意気込んでいる。申し込みはそうべつ観光協会(電)0142・66・2750へ。

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2008/01/21

コモンシティなど受賞・まちなみ景観賞 (2008/01/21) 東武よみうり

(記事抹消)http://www.tobuyomiuri.co.jp:80/newnews/keikan.1.080121.html

 第15回草加市まちなみ景観賞の選考がこのほど行われ、各部門の入賞作品が決まった。
 同賞は、1988年に良好な景観に対する市民への意識啓発、個性的で魅力ある草加らしいまちなみ景観の実現をめざし創設された。今回は建物景観部門に19、緑化部門に14、活動部門に3件の応募があった。獨協大学の鈴木隆教授を座長に9人の選考委員が現地調査や資料を参考に選考、市民投票の結果も踏まえ入賞を決定。
 建物景観部門は、コモンシティ草加長栄町(長栄町)、佐藤邸(同)が受賞。保存景観賞には長堀邸(両新田西町)が選ばれた。コモンシティは、分譲住宅の1棟ずつのデザインを少しづつ異なったものにしながらも整然と調和の取れた工夫がされ、外溝もオープンにし道路も広くゆったりしたまちなみを創出している。佐藤邸は、落ち着いた雰囲気をかもし出すデザインで、建物と外溝もバランスが取れ、花や植栽も住む人の高い意識が感じられることが、それぞれ評価された。長堀邸は、門、板塀と漆喰の蔵、厠など150年前の建物が保存され、樹齢を重ねたクスノキもあり、これらの維持管理に努力されている。
 各部門の入賞作品は次の通り。
 
【建物景観部門】▽まちなみ景観賞=コモンシティ草加長栄町(長栄町)、佐藤邸(長栄町)▽保存景観賞=長堀邸(両新田西町)▽奨励賞=田口邸(氷川町)、しんえいクリニック(新栄町)、マインドスクエア清門町(清門町) 
【緑化部門】▽まちなみ景観賞=ナガヤス工業(株)事業所(青柳8丁目)、豊田邸(青柳7丁目)、田口邸(西町)▽奨励賞=砂金邸(新栄町)、鎌滝邸(青柳4丁目)、山田邸(弁天5丁目) 
【活動部門】▽まちなみ景観賞=ジャーマン・アイリス街道づくり(瀬崎町のジャーマン・アイリスの会)、松原団地西口公園花壇(松原花の会)、新田駅東口地区の花大好き活動、清掃・美化活動(新田駅東口地区まちづくり推進協議会)
(写真あり)

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岐阜市の都市景観賞 (2008/01/19) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20080119-OYT8T00833.htm

岐阜市は、町並みに合った建物や屋外広告を表彰する今年度の都市景観賞に、同市切通の一般住宅「中山道の家」(建築物部門)と同市大和町の老舗(しにせ)、麩兵(ふひょう)(屋外広告物部門)を選んだ。

 中山道の家は、「旧街道にあった切妻屋根の町屋を意識させ、格子や外壁の色調も町並みに溶け込んでいる」と評価された。麩兵は170年間、麩を取り扱っており、「歴史、文化を大切にする心が表れている」とされた。

 また、都市景観奨励賞には、建築物部門で菓子屋「和道心 花香」(同市旦島)、まちなみ・風景部門で飲食店「カフェ CONPECHI(コンペキ)」(同市本郷町)を選んだ。

 都市景観賞には、今年度は48件の応募があった。表彰式は2月1日午後2時から、JR岐阜駅のハートフルスクエアーG2階交流サロンで行う。(写真あり)

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2008/01/18

京大新病棟、着工遅れ 京都市新景観政策、高さ規制抵触 (2008/01/17) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008011700030&genre=G1&area=K10

 京都大が医学部付属病院(京都市左京区)の外来診療棟西側に建設を予定している新病棟「積貞棟」が、市の新景観政策の高さ規制に触れるため、着工が遅れている。市は、都市機能の整備や景観の向上につながる建物については、高さ規定を超えることを認める制度を設けているが、市と京大の協議が長引き、当初の着工予定だった今月9日を既に過ぎた。京大は全体計画の見直しを迫られそうだ。

 計画によると、新病棟は地上8階、地下1階に約300床を収容し、高さは約31メートル。建設予定地の高さ規制は20メートルのため、規制超過を認める市の「景観誘導型許可制度」への申請が必要となった。新景観政策の一環として昨年9月に設けられた制度では、建築主が市と事前に協議してから許可申請を行い、景観や都市計画などの専門家で構成する「景観審査会」が「特例」を認めるかどうかを決める。

 新病棟の計画は、まだ事前協議の段階にとどまっている。新病棟が「特例」の第一号となる可能性が高いため、市は10メートルもの高さの超過を認めるかどうかや、景観に配慮したデザインになっているかどうかを慎重に見極めているとみられる。

 京大は当初、今月9日に着工し、来年9月末の完了を予定していたが、ずれ込む見込み。新病棟の設置に伴い、診療科ごとの病床配置の再編や、「がんセンター」の一部を配置することも計画しており、影響が出そうだ。新病棟は、任天堂の山内溥相談役から70億円の寄付を受けて建設される。

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小浜西部の古い町並み 重伝建選定へ 18日申請書提出 (2008/01/18) 福井新聞

(記事抹消)http://www.fukuishimbun.co.jp:80/modules/news2/article.php?storyid=2908

 古い町並みが残る福井県小浜市街地の西部8区を重要伝統的建造物群(重伝建)に申請する取り組みを進めている同市は18日、県を通じて文化庁に保存計画などをまとめた申出書を提出する。村上利夫市長が17日の定例記者会見で明らかにした。順調に進めば、3月に開かれる文化審議会などを経て、夏ごろに正式に選定される見通し。

 同市の取り組みは、1990年から3年間かけて実施した町並み調査の結果、文化庁が「重伝建に申請できる」と判断したのを受けて始まった。95年には、地元住民でつくる「小浜西組歴史的地区環境整備協議会(町並み協議会)」が発足。2007年3月には、対象全8区が申請に同意した。

 7―12月には、市職員と町並み協議会のメンバーが対象物件の所有者に、外観を修理する際の景観維持の意思の有無を文書で確認した。伝統的建造物403件のうち253件で景観の維持・復元についての同意が得られ、同意率は62・8%に達している。

 世界遺産推進室によると、過去に重伝建に選定された地域では、おおむね同意率が60%を超えているという。

 この条件に同意した場合、対象物件の固定資産税減免措置や修理の際に基準に沿った補助金が受け取れる。同意しない場合でも、町並みに合った外観を維持して修理する際には基準の補助を受けられる。新築などを行う場合は外観に一定の許可基準が設けられる。現在は対象外の家屋も、新築の場合は許可基準が適応される。

 正式に選定された後は、市の関連条例の一部改正や補助金の限度額の決定などを行う。早ければ09年度から、地域の景観に沿った修理や町並みに合わせた街路整備を行う際、国や市の補助が受けられるようになるという。(写真あり)

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浦添市景観まちづくり条例 「仲間」を重点地区に (2008/01/17) 琉球新報

http://ryukyushimpo.jp:80/news/storyid-30569-storytopic-5.html

 【浦添】浦添市景観まちづくり条例の中で先導的なモデルとなる重点地区に、仲間地区(19ヘクタール)を指定する作業が進んでいる。昨年末に開かれた同市景観まちづくり審議会(会長・池田孝之琉球大学教授)で、基本的な指定範囲や方針、制限の基準などを了承。2月にも仲間地区住民と細部について話し合いを行った上で、市議会3月定例会に提案される見通し。
 かつて琉球の王都として歴代王の居城だった浦添グスクは市のシンボルとなっており、その周辺地域の中でも特に仲間地区は市の行政、文化の中心として発展してきた。2000年度から仲間自治会を中心に住民らがまちづくりに関する勉強会や論議が積み重ねられ、これらを踏まえて条例に基づく重点地区の第1号に選ばれた。
 仲間重点地区の範囲は、県道38号、県道153号、浦添大公園区域に囲まれた仲間2丁目を中心とする地区。
 同地区内の伝統集落地区では、背後のクサティ森や御嶽、拝所などの歴史資源をはじめ、通りや広場の景観も保全・回復する。住宅市街地地区や商業・業務地区についても、落ち着いたうるおいのある街並みにする。
 同地区内で良好な景観を形成するため、住宅建築などの行為に制限の基準が設けられる。住宅では(1)屋根は赤瓦または灰色瓦ぶきの寄せ棟を可能な限り採用する(2)壁面などはできる範囲内で道路から1・5メートル以上後退させる―など。これに伴い、市が屋根瓦や塀・生け垣設置への助成を行う方針。
 浦添市美らまち推進課は、審議会で出された意見などを踏まえ、2月にも仲間地区住民との話し合いを開く。合意を得た上で市議会3月定例会に提案し、可決されれば4月に告示、3カ月の周知期間を経て7月から行為の制限に関する基準を適用していく予定だ。
 4日からは市全域で景観法に基づく行為の届け出が始まっている。行為の対象は「建築物および工作物」「土地の形質の変更」など。届け出対象行為の規模や基準は条例で定められている。(写真あり)

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小浜市西部八区を重伝建に きょう文化庁申請 (2008/01/18) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20080118/CK2008011802080212.html

 「三丁町」と呼ばれるかつての花街など、古い町並みが残る小浜市西部八区の景観保全に取り組む同市は、重要伝統的建造物群(重伝建)保存地区の県内二番目の選定に向け、十八日に文化庁に申請書を提出する。

 市の説明によると、申請書の内容は文化審議会に諮問され、審議会が四月ごろにその結果を答申。七月ごろ官報に告示される。各区は保存に同意しているとして、市は「選定されるのは間違いない」との見方を示している。

 重伝建保存地区に選定されると、家屋の新築や改築に際して補助が得られるものの、景観に合うよう制限も加えられる。県内では、江戸期の宿場の風情を残す若狭町熊川宿が一九九六年に重伝建保存地区に選定されている。

 対象とするのは男山、香取、飛鳥などの一九・一ヘクタール。町家、商家、神社仏閣が一体となった昭和初期までの町並みが残っており、散策する観光客の姿も見られる。一帯では一九九〇年から調査が始まった。

 観光地として、生活の場として両面からの整備手法を考える必要はあるが、市は選定を受けることによって、歴史的な景観に配慮したまちづくりが進むことを期待している。

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2008/01/17

川平を景観地区指定へ 石垣市 (2008/01/17) 八重山毎日オンライン

http://www.y-mainichi.co.jp:80/news/10261/

観音堂地区に続き、作業に着手

都市計画法に基づき法的強制力の伴う景観地区について石垣市は、昨年12月の観音堂地区に続き川平地区(川平、吉原、山原)の指定に向けた作業を開始したことが16日わかった。担当者が住民と懇談するなど作業に着手しており、今後地域と連携して地区指定を目指す。面積は1000ヘクタール以上と広範囲に及ぶことが想定され、景観上も重要場所となっているだけに、指定が実現すれば、市の風景づくりに大きなインパクトを与えることになりそうだ。

石垣市は同日の景観形成審議会で、2008年度の風景づくり行政の取り組み方針を説明した。それによると、川平地区では風景計画や風景条例で対応できない事例も出ていることから、地区指定によって建築物の高さなど景観基準に強制力を担保したい考え。担当者は「先週に続き昨日も懇談しており、住民の関心は高い」と好感触を得ていると報告した。
 景観地区に指定されると建築物の用途、高さ、建ぺい率、壁面の後退距離、形態意匠などの基準が建築基準法や景観法に基づく認定制度(市長権限)によって担保される。
 08年度方針では、より実効性のある風景づくりを推進するため、推進体制の構築に着手する1年と位置づけ、川平地区のほか名蔵獅子の森地区などにも範囲を拡大するなど具体的な方策を掲げた。
 また、風景づくりアクションプランの策定に取り組み、地区指定に向けた具体的な行動や景観アドバイザー制度の設立、景観重要建造物・景観重要樹木の指定に向けた行動を盛り込むほか、景観計画運用指針(ガイドライン)の策定、景観賞、景観コンテストなども立案することにしている。

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阿蘇 冬の風物詩「草小積み」 (2008/01/16) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080116-OYT8T00599.htm

 阿蘇の冬の風物詩「草小積(くさこづ)み」。外輪山などの原野では、刈り取った野草を束にして積み上げたこの小さな“草の山”が点在し、牧歌的な雰囲気を漂わせている。

 春から秋にかけて原野で放牧された牛馬は、冬は山を下りて畜舎で過ごす。草小積みは、その際の飼料などにあてられてきた。

牧歌的な雰囲気を漂わせる「草小積み」 しかし、大型機械で草を刈り取ってロール状に梱包(こんぽう)して保存するようになったことに加え、野草以外の飼料も普及し、草小積みは次第に作られなくなってきた。

 そこで環境省は2004年度から、原野を管理する牧野組合の協力を得て、草小積みのある景観を再現する事業に取り組んでいる。

 今年度は阿蘇市内の牧野組合8団体が協力し、北外輪山上の県道(通称ミルクロード)や、県道別府一の宮線(同やまなみハイウエー)沿いなどで185基を作った。少なくとも今月末までは見ることができる。

 同省九州地方環境事務所の宿利邦隆自然保護管は「採草することで草原が保全されることや、草小積みは農家の人らが手間をかけて作り上げていることにも思いをはせながら、美しい景観を楽しんでほしい」と話している。(写真あり)

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2008/01/16

仙台市・第10回都市景観大賞 テレビ塔ライトアップ (2008/01/16) 河北新報

(記事抹消)http://jyoho.kahoku.co.jp:80/member/news/2008/01/20080116t15052.htm

 仙台市は15日、美しい街並みづくりに貢献している建物、市民活動などを表彰する「都市景観大賞」に太白区八木山香澄町、同茂ケ崎1丁目、3丁目の「テレビ塔ライトアップ」を選んだと発表した。

 3本のテレビ塔は、いずれも同市内に本社がある民放局の東北放送、仙台放送、宮城テレビ放送が設置し、1989年に夜間点灯を始めた。「街の至る所から見上げられるランドマークで、ライト色による天気予報の表示などそれぞれ趣向が凝らされている」ことなどが評価を得た。

 都市景観大賞は89年度に創設され、今回が10回目。推薦があった150件の中から、市都市景観賞審査会(会長・宮原博通地域環境デザイン研究所長)が選考した。

 表彰式は29日、青葉区のせんだいメディアテークで開く「景観シンポジウム」で行う。
 大賞以外の受賞は次の通り。

 【都市景観賞】建築物・工作物部門 仙台ロイヤルパークホテル(泉区寺岡6丁目)▽まちなみ部門 南六軒丁通かいわい―東北学院大ラーハウザー記念礼拝堂を中心として―(青葉区土樋1丁目)▽歴史・文化部門 日本製紙クリネックススタジアム宮城=宮城球場=(宮城野区宮城野2丁目)

 【特別賞】仙台城跡からの眺望と石垣修復事業(青葉区川内)

 【奨励賞】まちなみ部門 仙台駅前・五番街花のまちづくり事業(青葉区中央1―4丁目)(写真あり)

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佐賀市景観賞「西の谷の棚田」など3件を選定 (2008/01/16) 佐賀新聞

(記事抹消)http://www.saga-s.co.jp:80/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=757784&newsMode=article

 美しいまちづくりへの意識向上などを目指す第11回佐賀市景観賞に、「西の谷の棚田と大串集落」(富士町)、「野田邸」(蓮池町)、「佐賀大学先端研究・教育施設」(与賀町)の3件が選ばれた。2月22日に市立図書館で表彰式を行う。

 大串地区にある西の谷の棚田は、緩い斜面で独特の雰囲気があり、レンゲやヒマワリ、コスモスなど四季折々の表情を見せる。集落と一体となった安らげる山里の田園風景が高く評価された。

 クリークに面している野田邸には昔ながらの石積みが巡らされ、珍しい水くみ場が残っているほか、庭木など所有者の管理も行き届いている。佐賀大学先端研究・教育施設はモノトーンの色調で、落ち着いた空間を演出している。

 同賞には、138作品の応募があり、選考委員会(委員長・丹羽和彦佐賀大学教授、14人)が書類審査や現地審査を行い選定した。(写真あり)

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景観育成住民協定 認定書交付・県 (2008/01/16) 長野日報

(記事抹消)http://www.nagano-np.co.jp:80/modules/news/article.php?storyid=9526

 県は15日、知事が認定する景観育成住民協定の認定書交付式を県庁で行い、駒ケ根市の伊南バイパス「駒ケ根南部」景観育成住民協定協議会(菅沼辰保会長)をはじめ県内3団体に対し村井仁知事が認定書を交付した。

 村井知事は駒ケ根市の景観について「2つのアルプスを同時に見渡せる迫力ある景観は貴重」とした上で、「信州の豊かな自然や景観を次世代に受け継ぐために意義深い取り組み。今後も一層の尽力を」と激励した。

 これに対し菅沼会長は3団体を代表し「協定には景観を大切にしたいとの各地域の思いが込められている。認定を機に、景観を守り育てるためさらに努力したい」と述べた。

 同協議会は昨年12月に開通した同市福岡、市場割地区の国道153号伊南バイパスの沿線約1.9キロについて、建築物や屋外広告物、緑化などに関する基準を定めて景観形成を推進することを取り決めている。

 県の認定を受けたのはこれで159件。駒ケ根市内では8件目になる。

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ラムサール条約登録目指す 西の湖と長命寺川 (2008/01/16) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20080116/CK2008011602079688.html

 近江八幡市と安土町は、両市町にまたがる西の湖と、琵琶湖につながる長命寺川をラムサール条約の登録湿地にするため、今月中にも県に申し出る。環境省を通じて条約事務局(スイス)に申請し、十月末から韓国で開かれる締約国会議に合わせ、登録を目指す。

 市によると、西の湖は広さ約二百二十ヘクタール、長命寺川は全長約三キロ。県内では琵琶湖が一九九三年に登録済み。西の湖など内湖は含まれておらず、今回は範囲を追加拡大する方針だ。

 登録には地元合意が必要で、両市町は昨年十一月から説明会を開き、ほぼ合意を得ている。

 西の湖の一部と長命寺川は国の重要文化的景観に選定された「近江八幡の水郷」に含まれる。市は「重文景観の選定で、国内での認知度が高まった。登録湿地になれば、海外にも魅力を発信できる」と期待する。

 ラムサール条約の締約国は、国内法によって湿地や動植物を保全する。保護区の設定や立ち入りの禁止ではなく、保護と活用の両立を目指す。

 環境省によると、現在、締約国数は百五十七、国内の登録湿地は三十三カ所。

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2008/01/15

景観保全強化へ 盛岡市で08年度内、計画策定 (2008/01/15) 岩手日報

(記事抹消)http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080115_1

 盛岡市は2008年度内に、景観法に基づく景観計画と関連条例を制定する。計画により建築物の高さや色彩を制限することができ、景観形成の体制が強化される。これまではガイドラインによる指導で、岩手山の眺望や歴史的街並みなどを保全してきたが、近年のマンション建設や駐車場増加などで街の姿は急激に変化。よりよい景観には住民の協力も欠かせず、計画策定段階から市民への開かれた議論が求められる。
 盛岡市は、05年度に景観法に基づく景観行政団体へ移行。景観計画は07年度から、関係部署による検討会議と有識者らで構成する都市景観形成推進委員会(小川惇委員長)で検討している。
 08年度には、素案をまとめ住民説明会やパブリックコメントを実施し、同年度内の告示を予定している。
 景観計画は市内全域が対象となる予定。▽景観形成の基本方針▽建築物の高さや色彩などの制限基準▽重要建造物、樹木などの指定―などを定める。同時に建築物の高さ基準や届け出手続きなどを定めた関連条例も整備する方針だ。
 市は1984年に市都市景観形成ガイドラインを策定。開運橋と岩手公園からの岩手山の眺望や中津川、北上川沿いの河川景観など盛岡ならではの景観を保全してきた。
 しかし、近年の中心部のマンション建設や空洞化による駐車場増加など、歴史的空間や街並みの保全は新たな局面を迎えている。
 拘束力のないガイドラインでは、開発などで良好な景観を保全することは困難になっており、規制が伴う景観計画策定の重要性が高まっている。
 岩手大農学部(都市・地域デザイン専攻)の三宅諭講師は「盛岡は都市デザインの先進地で全国から注目されているが、マンション建設や駐車場増加により現状は危機的状況」と指摘。景観計画策定について「市の将来像をしっかりと見直すべきだ。住民の意向を把握し、計画に盛り込むことが必要」と住民参加を求める。
 市景観政策推進事務局長の藤原繁・都市整備部次長は「住民との合意形成を十分に図り、計画を活用し、さらに盛岡らしい景観を守り育てたい」と語る。(写真あり)

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県、ガイドライン策定/マリンタウン住宅分譲地 (2008/01/14) 沖縄タイムス

(記事抹消)http://www.okinawatimes.co.jp/day/200801141300_06.html

 県は十三日までに、中城湾港マリンタウン(与那原町)内の住宅分譲地のまちづくりガイドラインをまとめた。県港湾課によると、県内で大規模分譲地に行政が基準の厳しいガイドラインを策定して街づくりに取り組むのは初めてだという。同課は「街全体をプロデュースすることで家の資産価値が上がり、生活環境もよくなる。景観に配慮することで観光地としての価値も生まれ、県の資産につながる」と強調している。

 ガイドラインは、家の設計基準を定めることにより、個性と統一した景観の両立を目指している。リゾート住宅地をコンセプトに、樹木と調和するよう屋根を赤に、外壁は白を基本とするなど色彩を限定。また、安全性を確保するため、門灯の位置や白熱灯の使用も決められている。

 これまで、分譲地で統一感を出すためにつくられた地区計画では、門灯を取り付けることは求められていても特に場所に指定はなく、建物の色についても「淡い色」などにとどまっていた。

 そのほか、快適な居住環境を維持するために、住宅の基本設計の段階で居室の配置と窓の向き合いを調整。道に面する方向には浴室や便所などを配置せず、ダイニングや子供部屋のような生活居室を計画するように定めている。

 県港湾課によると、中城湾港マリンタウンでは六社が住宅を建設するため、ガイドラインに基準は定められているものの、特色のあるものに仕上がるという。同分譲地は九十八区画。そのうち、二十二区画の公募が十二日から開始されている。

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最上川の魅力、価値考える 世界遺産めざし、県シンポ (2008/01/12) 山形新聞

(記事抹消)http://yamagata-np.jp:80/newhp/kiji_2/200801/12/news20080112_0163.php

 県世界遺産シンポジウム「『最上川の文化的景観』の世界遺産をめざして」が12日、山形市の東北芸術工科大で開かれた。基調講演やパネルディスカッションを通し、最上川の文化資産としての魅力や世界的価値、世界遺産登録を目指す際の課題などについて考えた。

 県と同大などが主催した。県世界遺産育成推進学術研究会委員長の佐藤信東京大大学院教授が「世界遺産から見た最上川」と題して基調講演。佐藤教授は、世界遺産に求められる要素として▽候補となる文化財の大半が国による指定を受けている▽保護体制が確立している-などを挙げ、最上川の特徴と課題については、「近世の川絵図のままの景観が多く残っている点はアピールしていいのでは。今後は、構成資産を充実させること、資産価値を学術的に解明するための研究体制の構築が大事」と指摘。また、世界遺産登録へのハードルが高くなっていることに触れ、「登録までには長い時間がかかる上、登録後が大切。1000年、2000年先を見据えて取り組む覚悟が必要」とした。

 パネルディスカッションでは、岩鼻通明山形大教授、羽生冬佳筑波大大学院准教授、入間田宣夫東北芸工大教授がパネリスト、佐藤教授がコメンテーター、菊地和博東北芸工大准教授がコーディネーターを務め、「世界遺産をめざすことの意義」をテーマに意見交換。最上川の特徴について、岩鼻教授は「舟運と西回り航路で外部世界とつながる役割も果たしてきた」、入間田教授は「四万十川などとは違い、人間が苦労して手を加え、江戸時代に完成した景観。その多くが今も残っている」と説明。世界遺産を目指す意義について、羽生准教授は、「世界遺産を目指す過程で、自分の地域のことを知る。その取り組み自体に意義があるのではないか」と述べた。(写真あり)

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風致地区建ぺい率緩和 浜松市都市景観審 (2008/01/12) 静岡新聞

(記事抹消)http://www.shizushin.com:80/local_west/20080112000000000031.htm

 浜松市都市景観審議会(会長・川口宗敏静岡文化芸術大大学院教授)が11日、同市役所で開かれ、良好な自然景観を保全している風致地区の建ぺい率を、現状の20%以内から30%以内に緩和する事務局の改正案を了承した。
 同市は佐鳴湖周辺や遠州灘沿いなど7カ所に風致地区を指定し、景観保全の観点から、住宅の建ぺい率を20%以内に制限している。ただ、古いところでは指定から40年近く、2世帯住宅やユニバーサルデザインを取り入れた住宅が増えていることから、住民からは緩和を望む声が増えている。市が平成15年と19年に行った市民アンケートでは、82%が緩和に賛成している。
 委員らは「社会的な変化に対応することは必要」などとして原案通り答申し、運用に当たっては行政の指導、監視体制のもとで実施されるよう求めた。
 また、北区で建設が予定されている風力発電施設について、風車設備の色は空や樹木などと調和をとるなど、事業者が自然環境に配慮する考えを示していることを、市側の担当課が説明した。(写真あり)

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2008/01/11

中山道の家や麩兵のランプなど… 岐阜市都市景観賞決まる (2008/01/11) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20080111/CK2008011102078506.html

 岐阜市は10日、町並みの魅力向上に役立つ建物を表彰する市都市景観賞の建築物部門に民家「中山道の家」、屋外広告物部門にふの専門店「麩兵(ふひょう)」の広告用ランプを選んだと発表した。

 「中山道の家」は同市切通に2007年に新築された。木造2階建てで玄関前の格子などのデザインが旧街道に溶け込んでいる。周辺は古い町家が姿を消しつつあり、これから建てる住宅の参考にもなるとした。

 「麩兵」は170年以上前から続く老舗。今回選ばれたランプは、20年余り前まで使っていた同市大和町の旧店舗の屋根に設置されている。以前はブリキ製だったが、現在は銅製に作り替えられた。今も夜間は点灯しており、昔ながらのデザイン、伝統を受け継いでいる点が評価された。

 奨励賞は同市旦島の和菓子店「和道心 花香」と、同市本郷町の飲食店「カフェ CONPECHI(コンペキ)」が選ばれた。

 都市景観賞は本年度で11回目。計48件の応募があった。同市は所有者と設計者、製造者らを2月1日に表彰する。(写真あり)

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日田市のNPO法人 伝統の屋根瓦保全へ 江戸‐昭和の金型作製 旧家修復時に共同利用 (2008/01/11) 西日本新聞

(記事抹消)http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/oita/20080111/20080111_003.shtml

 日田市の特定非営利活動法人(NPO法人)「本物の伝統を守る会」が、瓦屋根の伝統景観を保全する運動に乗り出した。現代瓦がはんらんする中、年代に応じた瓦金型を作製し、地元の伝統瓦を復元、旧家修復時に共同利用する。全国でも珍しい試みで、2月には市内でシンポジウムを開き、意義や活動のあり方を話し合う。

 同会が豆田、隈地区に残る旧家の屋根瓦を調査したところ、江戸時代初期には中城(なかじょう)町の窯で焼かれた「中城瓦」が広く使われていた。1772(明和9)年の豆田大火以降は、大量需要に対応する必要もあり、新原(にいばる)町で焼かれた「徳瀬(とくぜ)新原瓦」が主流となり、明治‐昭和時代には「小迫(おざこ)瓦」が広く使われていた。

 市内の町家は老朽化が進み、建て替え時期を迎えている。修復時、玄関や壁などの表構えは忠実に再現されるものの、瓦屋根については必ずしも厳密でなく、広く普及する三州瓦(愛知県)を使ってふき替えられるケースが多かった。

 同会では独立行政法人「日本芸術文化振興会」の基金約100万円を活用。江戸、明治・大正、昭和の3時代の代表的な軒先瓦など7種類の瓦金型を作製した。江戸時代の瓦金型は、三つ巴(どもえ)、菊とつる草の模様がデザインされた徳瀬新原瓦がかたどられた。県内の土と窯を使って伝統瓦を再生、修復に役立てる。

 豆田地区は2004年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された。景観保存が義務づけられている重要伝統的建造物165軒のうち、本年度までに17軒が修復を終える。しかし、残る約9割はこれから修復を迫られる。

 養父信義理事長は「全国の景観保存対象地区では、土や職人さんの問題もあり、屋根については全国同じような景観になりつつある。瓦屋根は伝統景観を形作る重要な要素。金型を使って地域固有の屋根景観を守り、全国のモデルケースになるような活動にしていきたい」と話している。

 シンポジウムは2月23日、同市豆田町の日田豆田文化交流館。町家の研究者、瓦職人、地元住民代表らを交えて論議する。同守る会事務局=0973(23)8729。

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2008/01/10

「とっこの湯」移設で伝統的景観復元へ 修善寺 (2008/01/09) 静岡新聞

(記事抹消)http://www.shizushin.com:80/local_east/20080109000000000043.htm

 伊豆市の修善寺温泉街を流れる修善寺川(桂川)の整備計画に伴い、川岸沿いに移される名湯「とっこの湯」をめぐり、事業主の県と地元観光関係者が話し合いを続けている。地元側はとっこの湯の移設を温泉街の伝統的な景観を復元させる契機ととらえ、新たな話題作りにつなげたい考えだ。
 計画は河川の排水能力を向上させる防災対策。とっこの湯を挟み桂橋から渡月橋まで約220メートルの区間で河床を掘削し、とっこの湯は現在の位置より下流約15メートルの左岸に移設する。1200年前に弘法大師が掘ったとの伝説がある同湯の移設は今回初めてという。
 市観光協会修善寺支部は9月に設置された河川景観検討部会で、修善寺七湯のひとつ「シンユ」の復活を提案。シンユは江戸中期に開かれたとされる共同浴場で明治期まで確認されている。同支部はとっこの湯の脇に造ったシンユを足湯として活用し「修善寺七湯の復活につなげるとともに、観光客が親しめるものを後世に残したい」と強調する。
 一方の県も広域インフラ整備と地域のまちづくり推進を後押しする国交省の地域自立・活性化交付金を活用する考えを示し、地元側に一定の理解を示している。
 平成20年1月から下流側の工事に着手し、とっこの湯についても20年中に結論を出す。(写真あり)

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愛知まちなみ建築賞 アートワークとルーセントタワーが大賞に (2008/01/10) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20080110/CK2008011002078260.html

 個性豊かな街並み景観に結びつく県内の優良な建築物を表彰する「第十五回愛知まちなみ建築賞」の受賞作品七件が決まった。百六件の応募があり、第十一回以来となる最優秀の大賞には、名古屋ルーセントタワーとアートワーク(名古屋市西区牛島町)が選ばれた。表彰式は二十五日午後一時半から、同市東区東桜一の愛知芸術文化センターで。

 名古屋ルーセントタワーは、名古屋駅前北地区の超高層ビル。地下と低層階に商業施設、中高層階にオフィスが入る。アートワークは名駅から同タワーに続く地下道にある。次世代のビジネス拠点として建物、ランドスケープ(景観)と芸術作品を融合させ、名古屋の新しい街並みの創出に寄与する点が評価された。

 まちなみ建築賞に選ばれた六点と各講評は次の通り。

 【泉町の家】(豊田市) のどかな環境に対して、実に開放的な構えの軽快な住まい。閉鎖的になりがちな現代では、うらやましいほど。

 【INAXライブミュージアム 土・どろんこ館】(常滑市) 陶器に関連したミュージアム群に新たに加わった施設。版築の擁壁や壁面は印象的で「土」というテーマが全体に一貫している。

 【暮らしの学校】(岡崎市) 古くからある工場敷地につくられたカルチャースクール。既存の建物を生かした建築群、地元木材の利用など、街づくりに貢献しようとする意欲が伝わってくる。

 【提灯&カフェ 犬山おどき】(犬山市) 控えめでありながら個性を感じさせるデザインの改修で、犬山の街並みに魅力を加えている。格子のステンドグラス、照明、柳の木などからは上品さが感じられる。

 【ナゴヤ セントラルガーデン】(名古屋市千種区) 今まで印象が薄かったエリアに新たに展開している大規模な住宅地開発。ゆったりとした歩道空間があり、駐車場の地下化で多くの植栽があり、今後の街の成熟が楽しみ。

 【MARUWA瀬戸寮】(瀬戸市) ともすれば迷惑な建築にもなりかねない独身寮を、会社のイメージをアピールする場と位置付けた。外部空間と照明の演出で、街並みに積極的に参加している。

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2008/01/08

平和公園など「高さ制限」へ (2008/01/08) 中国新聞

(記事抹消)http://www.chugoku-np.co.jp:80/News/Tn200801080007.html

 広島市景観審議会(会長・杉本俊多広島大大学院教授)は7日、原爆ドーム、平和記念公園(中区)周辺と、縮景園(同)周辺の2つの地区に建築物の「高さ制限」を導入するなどとした市景観形成基本計画案を秋葉忠利市長に答申した。市は近く、基本計画を策定し、地区ごとの制限内容などを盛り込んだ「景観計画」の検討に入る。

 計画案では「原爆ドーム、平和記念公園周辺」「縮景園周辺」など市内18地区を「重点的景観形成地区」に指定。原爆ドーム、平和記念公園と縮景園の2地区での高さ制限のほか、屋外広告物の色彩抑制や緑化推進、放置自転車対策など、景観維持のために、市が取るべき施策の方針を示している。基本計画案の答申を受け、市は今後、18地区の景観計画をそれぞれ定めて具体的な施策内容を示す。(写真あり)

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2008/01/07

保津川をサクラの名所に 遊船企業組合が植樹活動 (2008/01/06) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008010600012&genre=K1&area=K40

 亀岡市と京都・嵐山を結ぶ観光名所「保津川下り」にサクラの見どころを増やそうと、舟を運航する保津川遊船企業組合(亀岡市保津町)が峡谷への植樹活動を今冬、始めた。作業に当たる船頭たちは「次代に語り継がれる景観を残したい」と話し、活動を続けていくという。

 同組合内で川の清掃活動を目的に2007年2月に発足した「エコ・グリーン委員会」が取り組む。「ごみ掃除だけでなく、景観美をよみがえらせる活動もしよう」と、委員や有志の船頭計12人が、このほど初の作業に参加した。

 植樹の場所は、乗船場から40分ほど川を下った、通称「女渕(おんなぶち)」(亀岡市篠町)。穏やかな流れを女性に例えて名付けられた名所の一つで、モミジをはじめ、ツバキやスミレなどが群生する景勝地だ。峡谷で最もサクラが生えている個所でもあるが、木々の寿命が迫っていたという。

 機材一式を積み込んだ舟で船頭たちが現場に向かい、川に面した岩場の幅約200メートルにわたって、ソメイヨシノを中心にサクラの若木20本余を植えた。

 若木には竹を添えて固定し、シカによる食害を防ぐため、幹に金網を巻き付けた。

 「長期的に植樹を続けるほか、病気の樹木の手当ても進め、保津川をサクラの名所にしたい」と同委員会の豊田知八委員長(41)。うまく根付けば今春から花を付け、観光客の目を楽しませるという。(写真あり)

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仙台市景観規制強化、「賛成」が9割 (2008/01/05) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20080105-OYT8T00553.htm

市民アンケート
 仙台市が建築物や屋外広告の仕様などを規制する「景観計画」の策定に向けて実施した市民アンケートで、回答者の約90%が景観規制の強化に賛成であることがわかった。青葉山からの眺望や広瀬川沿いの街並みなど、杜の都らしい風景の保全方針を示した市景観審議会の中間報告を支持する回答が多かった。アンケートは、市政モニターらを対象に昨年10~11月に実施し、郵送や電子メールで計271人から回答を得た。

 建築物を建てる際、ゆるやかな規制で景観維持へ誘導する「景観計画区域」に市全域を指定することなどを盛り込んだ中間報告に対し、64・6%が「取り組むべき」、24・4%が「どちらかといえば取り組むべき」と回答した。

 旧城下町区域を「景観重点区域」とし、その中で定禅寺通などの「並木景」、JR仙台駅前の「都心景」など特色ある景観を維持するとしたことについては、「適切だ」が48・3%、「どちらかといえば適切だ」が36・9%だった。

 建築物や屋外広告物などの形態や色彩、高さにも配慮すべきだとした方針には、66・8%が「配慮すべき」、24・0%が「どちらかといえば配慮すべき」と答え、景観規制を強めることに賛成する意見が計90・8%にのぼった。

 自由意見では「建築物の高さや色彩は、杜の都にふさわしい落ち着きが必要」、「景観を破壊しかねない派手な看板も増えたため、規制してほしい」などの声が多く見られた。一方、「多少景観を害したとしても、規制で暮らしやすさや経済効率を阻害することは避けるべきだ」といった意見もあった。

 景観計画は2005年に国の景観法が施行され、都道府県や政令市が同法に基づいて策定できるようになった。市景観審議会は、今回のアンケート結果などを踏まえ、最終案を答申する。

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日田の伝統瓦屋根保全へ 江戸-昭和の金型7種作製 旧家修復時に共同で利用 (2008/01/06) 西日本新聞

(記事抹消)http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/oita/20080106/20080106_001.shtml

 日田市のNPO法人「本物の伝統を守る会」が、瓦屋根の伝統景観を保全する運動に乗り出した。現代瓦がはんらんする中、年代に応じた瓦金型を作製し、地元の伝統瓦を復元、旧家修復時に共同利用する。全国でも珍しい試みで、2月には市内でシンポジウムを開き、意義や活動のあり方を話し合う。

 同会が豆田、隈地区に残る旧家の屋根瓦を調査したところ、江戸時代初期には中城(なかじょう)町の窯で焼かれた「中城瓦」が広く使われていた。1772(明和9)年の豆田大火以降は、大量需要に対応する必要もあり、新原(にいばる)町で焼かれた「徳瀬(とくぜ)新原瓦」が主流となり、明治‐昭和時代には「小迫(おざこ)瓦」が広く使われていた。

 市内の町家は老朽化が進み、建て替え時期を迎えている。修復時、玄関や壁などの表構えは忠実に再現されるものの、瓦屋根については必ずしも厳密でなく、広く普及する三州瓦(愛知県)を使ってふき替えられるケースが多かった。

 同会では独立行政法人「日本芸術文化振興会」の基金約100万円を活用。江戸、明治・大正、昭和の3時代の代表的な軒先瓦など7種類の瓦金型を作製した。江戸時代の瓦金型は、三つ巴(どもえ)、菊とつる草の模様がデザインされた徳瀬新原瓦がかたどられた。県内の土と窯を使って伝統瓦を再生、修復に役立てる。

 豆田地区は2004年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された。景観保存が義務づけられている重要伝統的建造物165軒のうち、本年度までに17軒が修復を終える。しかし、残る約9割はこれから修復を迫られる。

 養父信義理事長は「全国の景観保存対象地区では、土や職人さんの問題もあり、屋根については全国同じような景観になりつつある。瓦屋根は伝統景観を形作る重要な要素。金型を使って地域固有の屋根景観を守り、全国のモデルケースになるような活動にしていきたい」と話している。

 シンポジウムは2月23日、同市豆田町の日田豆田文化交流館。町家の研究者、瓦職人、地元住民代表らを交えて論議する。本物の伝統を守る会事務局=0973(23)8729。(写真あり)

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旧市町村ごとに方針示す 鶴岡市、景観計画案まとまる (2008/01/05) 山形新聞

(記事抹消)http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200801/05/news20080105_0050.php

 鶴岡市は、景観形成の方針とまちづくりのルールを定める景観計画案をまとめた。大規模建築の制限範囲を市全域に広げ、旧市町村ごとに方針を明示した。市のホームページで公開し、今月いっぱい市民から意見を募集。本年度中に策定を終え、公表する予定だ。

 鶴岡市は2006年5月、県内では酒田市に続く景観行政団体になり、独自の計画策定を進めてきた。

 計画案は、自然環境の保全・育成や地域の個性尊重、歴史的・文化的資源の活用などの基本目標に向けて、市、市民、事業者のそれぞれの責務を規定。対象区域は市全域で、城下町や森林、山岳信仰など旧6市町村ごとの地域事情を踏まえた方針を示した。

 大規模建築に関する制限は、旧鶴岡市で実施していた基準を市全域に拡大。高さ13メートル以上、建築面積500平方メートル以上の建築物、高さ15メートル以上の工作物の新築、改築、改修には届け出を義務づけ、色彩や緑化、意匠にも制限基準を設けた。

 また、旧羽黒町の大鳥居周辺と美咲町シンボルロード地区については、行政や住民が実施してきた条例・協定の制限内容を継承する。

 市は今月中に庁舎単位で説明会を開催。募集している意見も踏まえて、策定作業を進める。併せて計画の根拠となる景観条例を作成中で、3月議会に提案する運びだ。問い合わせは都市計画課0235(25)2111内線464。

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「教会群」を世界遺産に 長崎市が登録推進本部を設置 (2008/01/05) 長崎新聞

(記事抹消)http://www.nagasaki-np.co.jp:80/kiji/20080105/06.shtml

 長崎市は四日、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の世界遺産登録に向け、市世界遺産登録推進本部(本部長・田上市長)を設置。市内にある対象資産の景観保全などに取り掛かる。

 長崎の教会群とキリスト教関連遺産は昨年一月、世界遺産の暫定リストに入った。現在、県が構成資産として検討しているのは三十四件。このうち長崎市は大浦天主堂、出津教会、旧浦上天主堂跡など十五件を抱える。

 同本部は企画部、観光部、教育委員会など十三部局で構成。本部内に四部会を置く。「進める」部会は資産周辺の景観づくりを住民と協議し、管理計画を策定。「もてなす」部会は、世界遺産に登録された場合、観光客の増加が見込まれることから受け入れ態勢を検討する。

 「伝える」部会は、資産の価値や魅力、市の登録推進活動について情報発信。「活かす」部会は、資産がある地域の特産品や文化をPRする。

 この日は市役所で初会合があり、市幹部約二十人が出席。田上市長は「市民の参画をどう呼び込むかが大切。全庁的に取り組みたい」とあいさつした。(写真あり)

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神戸市内の高層建築一服景観条例届け出、4―9月は2割減ペース (2008/01/05) 日経ネット関西版

(記事抹消)http://www.nikkei.co.jp:80/kansai/news/news001871.html

 神戸市でマンションなどの高層建物の建築が一服した。神戸市が景観条例に基づく届け出件数を2007年4―9月について集計したところ76件で昨年度の届け出ペースを約2割下回った。企業や市の土地処分が一巡し、まとまった土地が少なくなったうえ地価上昇でマンション販売に陰りが出ていることが影響した。

 景観条例では商業地の場合31メートル超、住宅地は20メートル超など用途ごとに建物の高さの基準を設け届け出義務を課している。06年度は高層マンション建設が相次ぎ前年度比18%増の186件と大幅に増えた。

 しかし、バス操車場跡地などの市有地や震災後放置されていた民間保有地の売却が一巡し土地の供給が細っている。また地価や建設コストの上昇でマンションの売れ行きも鈍り始めた。

 不動産経済研究所(東京・新宿)のまとめでは近畿の07年11月のマンション契約率は前年同月比14.6ポイント低い58.9%にとどまった。

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ドライブした分植樹して 国交省が景観道に森整備 観光、CO2吸収を両立 (2008/01/05) 北海道新聞

(記事抹消)http://www.hokkaido-np.co.jp:80/news/environment/69015.html

 ドライブを楽しんだら、森づくりも-。国土交通省北海道局は二○○八年度から、旅行者らに車の走行距離に応じて植樹に取り組んでもらう事業を展開する。題して「シーニックの森」づくり。車が排出する二酸化炭素(CO2)を吸収してくれる緑を増やすことで、ドライブ観光と温室効果ガス抑制の“両立”を図ろうという狙いだ。

 CO2排出の一方で、その減少の手だてを講じるカーボンオフセット(炭素の相殺)という考え方に沿ったもの。同局は、美しい景観の道路を観光に生かす「シーニックバイウェイ」事業を支笏・洞爺・ニセコ、大雪・富良野など道内六ルートで展開しているが、「シーニックの森」は各ルートごとに設ける計画だ。

 道内の観光バスツアーの日程に植樹活動を取り入れてもらったり、車での個人旅行者に植樹を呼びかけ、植樹場所に案内する仕組みをつくる。植樹場所は山林や公園、道路沿いなどを想定。初年度はまず、車種と走行距離に対応した標準的なCO2の排出量を算出した上で、それに応じた樹種や植樹本数の基準をつくり、手引書にまとめる。

 旅行者や旅行会社にはあくまでも任意の協力を呼びかけることになる。今後、植樹場所の選定や費用負担、周知方法など検討を進め、シーニックバイウェイのルートごとに自治体などがつくる推進団体と協力して活動を展開していく考えだ。

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2008/01/04

古奈の町並みを竹の明かりで演出 伊豆の国 (2008/01/01) 静岡新聞

(記事抹消)http://www.shizushin.com:80/local_east/20080101000000000025.htm

 市民参加型の景観形成を進める「伊豆の国市景観探偵団」は31日、同市古奈の町並みをろうそくの明かりで照らす演出に取り組んだ。
 同団は国土交通省の都市再生プロジェクトの支援を受け、NPO伊豆が10月に設立。団員の市民約70人が市内5地区に分かれ、景観の実態調査を行っている。
 この日は古奈地区の担当者15人が参加。初詣でに訪れる観光客らに楽しんでもらおうと、ろうそくの入った竹筒約250本を湯谷神社の階段と旅館が立ち並ぶ「あやめ小路」沿いに設置した。(写真あり)

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江の島”容姿”を保全稜線や色彩に規制来年度から藤沢市 (2008/01/02) 神奈川新聞

(記事抹消)http://www.kanaloco.jp:80/localnews/entry/entryxiidec0712524/

 藤沢市は二〇〇八年四月から、江の島などの景観地区で、景観を悪化させるような開発行為や工作物の設置などを厳しく制限する。改正された都市景観条例などで、【1】建築物【2】工作物【3】開発行為【4】屋外広告物-のすべてについて細かい基準を設けた上、違反した場合には罰則の対象となる。市によると景観地区指定をしている自治体は全国で同市を含め八市区あるが、地区全体を四点セットで網羅的、総合的に規制する例はないという。

 江の島の場合、島の稜線(りょうせん)の形を変えるような盛り土などを禁止、自動販売機の色彩にも基準を設ける。景勝地・江の島の歴史的・自然景観を守るのが狙い。

 同市は今年四月に江の島と湘南C-X(シークロス、JR辻堂駅北口)を、建築物の高さや色彩などの制限を盛り込んだ都市計画法に基づく景観地区に指定。同時に景観法に基づく景観計画を策定した。

 景観地区は条例で工作物や開発行為の制限、措置・罰則を定めることができるため今月、景観計画に基づく内容に都市景観条例を改正、併せて屋外広告物条例を制定した。

 特徴の一つが、江の島のシルエット確保のための開発行為制限。現在は斜面地に盛り土などをして建築物の地盤面にすることが可能だが、新基準では稜線に沿うように高さ一・五メートルまでとし、意図的なかさ上げを抑制する。

 江の島の工作物は装飾塔の強い光や電光表示板などを禁止。自販機の色彩を色相・明度・彩度で表すマンセル値で指定し、薄茶系の和風の町並みに調和するものとした。また垣根や塀などにも自然界の素材を使い、それが困難な場合は、色彩基準を設けて景観を守るようにした。高さの限度は建築物と同様十五メートル(高台部分では十二メートル)に制限する。

 いずれも市長の認定や許可が必要となる。認定や許可を受けなかったり是正命令に従わないと五十万円以下の罰金が科せられる。

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平泉、世界遺産へ審査 高まる県民の機運 (2008/01/01) 岩手日報

(記事抹消)http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080101_3

 世界遺産登録を目指す「平泉の文化遺産」は2008年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会で審査を受ける。文化遺産として「普遍的価値」が認められれば、世界遺産に本登録される。地元をはじめ県民の機運は高まっており、官民一体となった景観保全活動やまちづくりも活発化。登録後の観光振興や地域活性化に期待は大きく、審査に注目が集まる。
 平泉の文化遺産は「平泉―浄土思想を基調とする文化的景観」の名称で06年、日本政府がユネスコ世界遺産センターに推薦書を提出した。
 構成資産は中尊寺、毛越寺、無量光院跡、柳之御所遺跡、達谷窟、金鶏山(平泉町)、骨寺村荘園遺跡(一関市)、長者ケ原廃寺跡、白鳥舘遺跡(奥州市)の3市町にある九史跡。
 昨年8月には、国際記念物遺跡会議(イコモス)による現地調査が行われた。この調査をもとに今年5月ごろ、ユネスコ世界遺産委員会に評価リポートが示され、勧告を受ける。7月上旬にカナダのケベックで開かれる第32回世界遺産委員会で登録の可否が決まる。
 登録されれば、国内の世界遺産として15件目。文化遺産としては12件目で、北海道・東北で初の世界文化遺産となる。
 本登録に向けて、コアゾーン(核心地域)が集中する平泉町を中心に、機運醸成に向けたシンポジウムや観光ガイド養成講座などを展開。県は登録後、1年間を「いわて平泉年」(仮称)に位置付け、万博のような県民総参加型の運動を大々的に展開する方針だ。
 今後は登録後を見据えた取り組みも重要で、遺産価値の普及や景観保全など、文化遺産を守り伝える息の長い県民運動が求められる。

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景観保存へ屋外広告禁止 天橋立一帯 (2008/01/01) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20080101-OYT8T00006.htm

 日本三景の一つ、天橋立(宮津市)一帯の景観保存を目指し、府と宮津市、与謝野町は、天橋立両端の文殊、府中両地区などで原則、自ら所有、入居する建物以外での屋外広告物の設置を禁じる規制素案をまとめた。「天橋立」の世界遺産登録を目指した具体的な取り組みで、来年度にも順次規制を実施する方針。

 規制の対象は、天橋立を中心に四方を山並みで囲まれた区域。屋上広告塔、軒下広告物、屋上広告物について建物所有者らが自らの目的で出す広告以外は禁止する。幹線道路の沿道などについては、野立て看板も制限していく。

 また、来年度以降に供用開始が予定される国道178号府中バイパス(宮津市大垣―江尻、1・4キロ)と都市計画道路岩滝海岸線(与謝野町男山―岩滝、1・3キロ)は冠婚葬祭時の一時的な使用などを除き、原則的にすべての広告を禁止する。

 府などは今後、この素案を基に、「天橋立周辺景観まちづくり検討会」や地元説明会、パブリックコメントなどで議論を重ね、最終案をまとめる。

 府都市計画課は「景観を生かしたまちづくりに規制は不可欠。世界遺産登録に向け、天橋立の魅力を高めることにもなる」と理解を求めている。

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金山の明安小が環境色彩十選に 校舎に金山杉使いぬくもり (2007/12/30) 山形新聞

(記事抹消)http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200712/30/news20071230_0459.php

 全国の優れた街並み景観などを顕彰する「第22回公共の色彩賞」(公共の色彩を考える会主催)の「環境色彩十選」に金山町の明安小が選ばれた。「金山杉の木材をうまく利用し、モダンながらぬくもりのある建物」との評価を得た。

 公共の色彩を考える会(東京、田村美幸会長)は、まちづくりや景観デザインに携わる大学教授や専門家らでつくる全国組織で、フォーラムや環境色彩講座を開いている。公共の色彩賞は、景観全体や建造物など、周辺環境と調和した建物や街並み、道路などを募集し、毎年、表彰している。本県ではこれまで、山形市の「山寺風雅の国」や南陽市の交流プラザ「蔵楽」などが受賞している。

 今回、「環境色彩十選」に選ばれた明安小は旧校舎の老朽化に伴い、2002年に改築。設計は小沢明前東北芸術工科大学長が担当し、校舎には金山杉をふんだんに使っている。同年に町内で開かれた全国植樹祭の際には天皇、皇后両陛下が訪れ、校舎を見学している。

 今年は全国から107件の応募があった。明安小は「周囲の山並みを背景とした田園風景に調和しており、児童が日常的に触れる部分はすべて地元の金山杉を使用。教室も明るく開放的で、外観、内部空間ともに木肌の色がアットホームなぬくもりと落ち着きを与えている」との評価を得た。

 町内では第14回のシェーネスハイム金山に続く受賞。町では「街並み景観条例を制定するなど『街並みづくり100年運動』を提唱し、長期的な景観美化を進めている。その中で明安小が全国表彰されたことは大変うれしい」と喜んでいる。(写真あり)

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諏訪湖の景観」住民の意識は 1月に調査 (2007/12/30) 長野日報

(記事抹消)http://www.nagano-np.co.jp:80/modules/news/article.php?storyid=9365

 信大山地水環境教育研究センター(諏訪市)は、諏訪広域連合と協力し、諏訪湖の景観に関する住民意識調査を実施する。重要な観光資源であり、生活の場でもある諏訪湖の景観を住民がどう考えているのか、浄化活動との両立などについて意識を探る。諏訪地方6市町村の住民を対象に、1月下旬ごろアンケート用紙を発送する予定。

 同センターでは2006年に諏訪湖の環境に関する住民意識調査を実施。全国調査と比べ、諏訪地域の住民は環境保全の取り組みに熱心で、水質に対する関心が高いことが分かった。一方で、水質浄化の取り組みに対する評価は景観や自然環境、生活環境に対する意識と強く関連しており、矛盾が生じる可能性も明らかになった。

 同センターによると、諏訪湖の水質は1970年代の最も汚濁した時期と比べると改善が進み、透明度も向上。かつては湖面の25%程度を覆っていた水草はコンクリート護岸やしゅんせつによって縮小した。水草は水質浄化に有効との見方がある一方、船の航行を妨げたり、枯れると悪臭を発生。景観を悪くするという指摘もある。

 今回の調査は、こうした両立し得ない関係=トレードオフを想定して対処していくことが環境問題では重要という認識に立って実施。住民が望む湖岸形態、湖岸の再自然化工事ゾーンで好きな景観の場所、水鳥が増えていることや水草帯の拡大傾向に対する評価、水質浄化と景観とのトレードオフ、しゅんせつと水草帯の関係などについて聞きたい考えだ。

 対象は20歳以上の住民で、市町村別、年齢階層別に無作為抽出。対象者数は調整中。

 同センターは「諏訪湖の総合的な環境づくりや観光などで活用していく上で十分な効果を出すため、水質浄化に関する評価に加え、景観に対する意識を把握することが重要」としている。

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歴史都市へ横断組織 金沢市が来年度、保全整備計画を策定 (2007/12/30) 北國新聞

(記事抹消)http://www.hokkoku.co.jp:80/_today/H20071230101.htm

 金沢市は来年度、歴史都市・金沢の実現に向けて庁内横断組織を設置する。国土交通省が新設する歴史的環境形成総合支援事業の第一号認定をにらみ、歴史資産そのものの保全、整備に加え、周辺の道路整備、景観向上といった多面的な施策を打ち出す。十一月には歴史探訪の日(仮称)を新たに設定し、市民がふるさとの豊かな歴史、文化に触れる機会も提供するなど、「城下町金沢の文化遺産群と文化的景観」の世界遺産登録に向けた環境整備を強力に推し進める。
 横断組織は「歴史都市推進チーム」で、都市政策、産業、市民、都市整備の四局十六課で構成される。歴史都市の実現に向けた戦略を推進する実働組織と位置付け、課長補佐級の職員をメンバーとする方向で調整する。

 同チームはまず、国交省の新事業認定の条件となる歴史的環境保全整備計画(仮称)の策定に取り組む。金沢城・兼六園、寺院群といった歴史資産を中心とする複数のエリアごとに整備の方向性を示す。国の史跡、文化財には指定されていないものの、歴史的に重要な建造物の保全整備をはじめ、周辺の歩行環境や景観整備策も検討する。

 市は世界遺産登録に向け、構成資産周辺の環境も重要な要素になるとみており、歴史都市実現の取り組みを通じて、「城下町金沢」の世界遺産登録に向けた弾みをつけたい考えである。

 一方、歴史探訪の日は十一月一日からの国の文化財保護強調週間に合わせて設定する。十―十一月を「かなざわ歴史探訪月間」とし、普段は内部を見ることができない文化財の一般公開や歴史的用水、塩硝蔵、三寺院群などを巡る探訪ツアー、歴史文化講座、惣構学習塾といったイベントを集中的に展開する。

 事業開催では「石川県に世界遺産を」推進会議など関係団体に協力を求める。ふるさとの歴史遺産に対する市民の意識を高め、世界遺産登録に向けた機運を盛り上げる。

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危機感が結実、「景観元年」に (2007/12/29) 八重山毎日オンライン

(記事抹消)http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=true&article_id=10161

地域主導の街づくりに実効力を
■明るい話題はロッテキャンプ
 2007年がまもなく終わる。今年もさまざまな出来事があった。相次ぐ台風で大きな被害を受け、また異常海水温で貴重なサンゴ礁に白化現象が広がった。地球温暖化の影響をこれほど身近に感じたことはなかっただろう。
 さらに高校教科書から沖縄戦集団自決の旧日本軍の強制記述が修正され、県民は怒った。八重山でも郡民総決起大会が開かれ、6000人が抗議した。憲法改正論がクローズアップし、日米地位協定をたてに米軍艦船が寄港を拒否した与那国・祖納港に強行入港するなど、国政の右傾化が如実に現れ、危機感が高まった年でもある。
 さらに合理化のみ優先した県八重山支庁の廃止再編も問題化、3市町と宮古が猛反発、官民一体となった反対運動を繰り広げた結果、最終的にその条例提案は見送られたが、加えて県立図書館分館の廃止も表面化、問題化している。

 明るい話題は、長年の懸案だった新石垣空港が本格的工事に入ったことと、千葉ロッテマリーンズの石垣島春季キャンプが決定したことだ。また何よりも意義深いのは風景条例が施行し、「景観元年」となったことだ。来春には都市計画法に基づき、観音堂地区が市で初めて法的拘束力を持つ風景地区に指定されることになる。

■環境保全の機運高まる
 「景観元年」は乱開発防止、環境保全に関する危機感の結実である。
 市は過去2回、乱開発に直面した。復帰前後の混乱期に起きた本土企業や個人投資家の土地買い占め、それにバブル経済時のリゾート開発ラッシュだ。復帰前後は農地売却で離農・廃村が生じ、バブル時には雇用の拡大、地域活性化を名目にしたリゾート計画で島の周辺景勝地は再び次々と転売された。そして新石垣空港建設に伴う3度目のバブルだ。

 バブル経済破たんで行き詰まった遊休地に、再び投機的価値が生じた。団塊世代の大量退職、移住ブームも背景となり、島内各地に次々と住宅が建っている。
 ただ、過去2回の開発ラッシュと異なるのは行政、住民が冷静に島の将来を考えるようになったことだ。積極的に推進したリゾート計画が頓挫したり、転売されるなどの反省を踏まえて、島の自然を尊ぶ機運が高まったことが最大の変化であろう。
 これにより乱開発防止を目的にした地域の自主ルールとなる景観条例が制定され、施行した。そして法的に規制がかけられる地区指定の手続きも踏んだ。あとはその地区を拡大し、地域主導で開発を行う方針だ。また自然保全を目的に、島の約3分の1を国立公園に編入したのも強い意志の表れだといえよう。

■独自の特色ある観光地に
 石垣市はこの数年、年間約1000戸ものアパートやマンションが建っている。観光地として有名になり、移住希望者が増えたためだ。全国の地方が疲弊して過疎が加速している状況下で、観光客は右肩上がり、移住で人口も増加、建築ラッシュとなると、一見して活気に満ちたうらやましい地域として見られるかもしれない。
 ところがどうだろう。最近、長く観光産業に携わってきた関係者から「夢に描いてきた観光と違っている」と自問する声が聞こえる。観光産業が地域経済をけん引するという点は目的に達した。しかし大型ホテルは次々と外資系ファンドに買収され、今年はコンビニも外資系チェーンとなった。スーパーも島外資本で、経済の流出に歯止めがかからない。

 観光産業を核に、各産業と連動して豊かな地域にする、と描いた理想像とはほど遠いのだ。観光地として年間77万人もの観光客が訪れ、観光関連で人件費や土産品、飲食などの消費はあるものの、市民に豊かさの実感はない。むしろ家賃は高騰し、物価は高く、給与水準は低い。
 都市圏で作り上げられる受け身の観光地は、ハードである。例えば1日3、4島を巡るオプショナルツアーが人気だ。観光スポットを移動するだけで客は疲労困ぱいする。受け入れる側も時間に追われて、十分にもてなせない。
 そうなると観光地として長続きしないだろう。新年は量から質の観光地づくりへ真剣な論議がほしいものだ。

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「私の好きな丸亀の景観・残したい景観」結果発表 (2007/12/28) 四国新聞

(記事抹消)http://www.shikoku-np.co.jp:80/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20071228000303

 丸亀市は、市民らから募っていた「私の好きな丸亀の景観・残したい景観」の募集結果を発表した。寄せられたのは、飯野山や瀬戸内海の眺望など市を代表する自然の風景をはじめ、国の史跡に指定されている歴史スポットや地域に伝わる民俗行事を含む28点で全国に発信したい「わがまちの誇り」がそろった。

 讃岐富士として親しまれる飯野山だけで3件が提案され、土器町の宮池の眺めや川西町の土器川堤防から見た夕焼けの景色などが挙がっている。また本島から望む瀬戸の島々や中津海岸の海浜植物群落、古い倉庫が建ち並ぶ丸亀港など日常の中で存在感を放つ、とっておきのポイントもある。

 本島の文化財関係も多く、国の史跡に指定されている塩飽勤番所跡や国の重要伝統的建造物群保存地区の笠島地区のほか、伝統行事のお大師参や虫送りも入った。丸亀港の太助灯ろうや丸亀城の城主御殿表門北側、大名庭園の中津万象園など丸亀のシンボル的な名勝にも多数の応募があった。

 3月に同市が景観法に基づく「景観行政団体」になったのを受けた取り組みで、7月から8月にかけて募集を実施。市は「地元の人しか知らない魅力的な場所は多い。今後も継続的に募集し、郷土の資源の発掘を進めたい」としており、来年度にも策定作業にかかる予定の「景観計画」に今回の提案を生かしたい考えだ。

 募集結果は1月から市のホームページに掲載するほか、市都市計画課や市内の各コミュニティーセンターでも見られる。

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