愛媛・宇和島の「水荷浦の段畑」めぐり「全国文化的景観地区連絡協議会」 (2008/07/18) MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/ehime/080718/ehm0807180255001-n1.htm
文化庁の重要文化的景観に選定されている「水荷浦の段畑」のある愛媛県宇和島市で17日、第3回「全国文化的景観地区連絡協議会総会」が開かれ、全国の自治体の首長らが出席。文化的景観地区をさらに増やしていくことなどを決めた。
文化庁は平成17年4月、文化財保護法の一部を改正して棚田や段々畑などの景勝地を「国民の生活・生業の理解のため欠くことのできないもの」とし保護措置を講じている。全国で29地区を文化的景観地区とし、特に重要なものを重要文化的景観に選定している。
重要文化的景観には、水荷浦の段畑のほか、北海道平取町の「アイヌの伝統と近代開拓による沙流川流域」や、滋賀県近江八幡市の「近江八幡の水郷」など7地区が選定されている。
協議会は、加盟する自治体が共同して文化的景観の保存整備に関する調査研究や施策の推進、情報交換を行い、地域住民の生活と向上に資することを目的に18年7月に設立された。協議会には文化的景観選定を目指す自治体など、全国の25団体が加盟している。
この日、協議会長の冨士谷英正・近江八幡市長に続いて、副会長の石橋寛久・宇和島市長が「絶景でもあるが、“貧困の象徴”とも呼ばれてきた段畑のジャガイモをぜひ味わって頂きたい」と歓迎の言葉を述べた。総会のなかでは、さらに文化的景観地区を増やし、“美しい日本”づくりへ寄与することを決めた。
また、広島大大学院教授の中越信和氏が「文化的景観への生態学的アプローチ」として講演した。18日は、水荷浦の段畑で現地視察などが行われる。
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