石積み護岸が整備される大野庄用水=金沢市芳斉2丁目 (2008/08/16) 北國新聞
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20080816104.htm
金沢市は十月から大野庄用水の芳斉地区で護岸整備に着手する。コンクリート護岸を石積み護岸に改修し、一部に残る旧来の石積み護岸の部分と川底の補修工事を行う。用水に架かる三社橋の高欄もコンクリート製から木製に付け替え、金沢最古の用水にふさわしい情景をつくり出す。来年三月の整備完了を目指す。
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工事区間は三社橋―昭和大通り三社町歩道橋間の約八十メートル。同区間の護岸は昭和三十―四十年代に大部分がコンクリート化されており、市は今回の整備で元の石積みに戻す。
護岸上に高さ約一メートルの安全柵を設け、用水への転落を防ぐ。用水の一部には、消防の放水用に周辺の川底よりも五十センチ低い空間を作る。この空間には、用水の水量が減った際に魚が一時避難できる機能も持たせる。
大野庄用水は、天正年間(一五七三―九二年)に完成した延長約十・二キロの金沢最古の用水。犀川大橋近くで取水され、金沢の中心部を流れる。市は片町二丁目―三社町歩道橋間の約一・七キロで順次護岸の整備を進めており、「用水の修景を着実に進め、『城下町金沢の文化遺産群と文化的景観』の世界遺産登録の弾みにもしたい」(用水・惣構(そうがまえ)堀保全室)としている。(写真あり)
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