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2008/08/25

国景観指定へ町検討委 上勝・棚田の樫原集落、区域設定へ (2008/08/23) 徳島新聞

(記事抹消)http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_121945875945&v=&vm=1

 上勝町は二十二日、「樫原の棚田」で知られる同町生実の樫原集落の「重要文化的景観」指定を目指して、町景観計画検討委員会を設置した。重要文化的景観は次代に日本の美しい風景を残そうと、文化庁が二〇〇五年四月に創設した制度。町は指定を受ければ、観光の目玉になると期待を寄せていて、検討委は申請に必要な景観保存計画などをまとめ、来年度中の申請を予定している。

 委員会は、里山の景観問題に詳しい徳島大学総合科学部の平井松午教授(歴史地理学)が委員長を務め、地元住民、町、県教委、コンサルティング会社ら十三人で構成。年内をめどに、景観保存計画や景観区域の設定などをまとめる。

 重要文化的景観に指定されると、景観保全に必要な修復経費の半額が、文化庁から補助される。これまでに、愛媛県宇和島市の遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の段畑(だんばた)や滋賀県近江八幡市の水郷など、全国で九カ所が指定されている。

 樫原の棚田は、険しい斜面計十五・三ヘクタールに七百八十六枚の田が並ぶ四国有数の棚田で、農林水産省の「全国の棚田百選」にも選ばれている。また、敷地が狭いために、民家は母屋や土間などが真横に並ぶ「ヨコネマドリ」という山間部特有の造りになっているなど、山村独特の景観が残されている。

 町では、制度ができた〇五年の六月から平井教授やまちづくりコンサルティング会社「環境とまちづくり」(上勝町)に委託して現地調査を進めていた。

 笠松和市町長は「文化庁から重要文化的景観に指定されると町のPRにつながる。里山の原風景を残す樫原の景観保全を進めたい」と話している。(写真あり)

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