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2008/11/28

景観保全強化へ倉敷市が検討 (2008/11/28) 中国新聞

(記事抹消)http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200811280067.html

 倉敷市は市全域での景観保全を強化するため、指針となる景観計画の策定を進めている。観光拠点の美観地区(21ヘクタール)周辺では町並み整備の補助制度もスタートさせており、魅力あるまちづくりを進める。

 10月にまとめた景観計画の素案では、美観地区を含むJR倉敷駅前や、下津井、玉島港、酒津の4地区を景観形成重点地区に選定。さらに美観地区からの眺望に配慮し、周辺の高層建築物のデザイン規制の考え方も盛り込んだ。市民からの意見聴取を進め、本年度内に計画をまとめる。

 さらに市は10月、町並み整備の補助制度を設けた。対象は美観地区の西隣に接し、大橋家住宅(国重文)など古い町並みが残る阿知3丁目と川西町の旧街道沿い約300メートルのエリア。美観地区の町並みに調和するよう建物補修費などの一部を補助する。(写真あり)

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2008/11/27

計画案実現へ県に協力要望/栗林公園北部景観協 (2008/11/27) 四国新聞

(記事抹消)http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/article.aspx?id=20081127000095

 高松市の栗林公園北部約5・1ヘクタールで建造物の高さ制限などを定める地区計画案をまとめた公園周辺の住民有志・栗林公園北部景観協議会(栗山安延会長)は26日、計画案の実現に向け、香川県に協力を要望した。

 計画案は、高さ18メートルを超える建造物の新築を原則禁止し、公園内からの景観維持などを図るのが狙い。市は来年度当初の都市計画決定を目指しており、香川県から決定の同意が得られれば、建築基準法施行条例を改正して同地区の高さ制限などに法的拘束力を持たせる。

 香川県は▽栗林公園の管理者▽計画案で制限を求める地区に県有地を持つ▽2006年に計画案より厳しい制限を定めた風致地区拡大案を提案した―立場にある。また、国がサンポート高松への移転方針を決めている四国管区警察局と四国財務局を地区内に持っており、売却が予想されることから、協議会は香川県に対して、市と連携し、国へも積極的に働きかけるよう、計画案実現に向けた協力を要望した。

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景観計画案 高さ基準独り歩き? 仙台市困惑 (2008/11/27) 河北新報

(記事抹消)http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081127t11041.htm

 仙台市は10月に発表した街並みづくりの指針「杜の都景観計画案」で、市中心部の建築物に高さの数値基準を初めて示した。15日から各区で市民説明会を開いたが、建築関係者の関心は高さなどの規制項目に集中した。市は「高さ基準は景観づくりの手段で、そればかり注目されるのは趣旨とずれる」と困惑気味だ。(報道部・門田一徳)

<重点に4区域>
 高さ基準を設けた範囲は、景観重点区域と位置付けた旧城下町地域(約2200ヘクタール)。上限とした80メートルは、仙台城跡(標高120メートル)から標高40メートル前後の市街地を見渡し、遠望が遮られない高さとして決まった。

 景観重点区域は「広瀬川周辺」「青葉山・大年寺山」「北山・宮町界隈(かいわい)」「都心ビジネス」の4区域=図=。建築物の高さは、広瀬川周辺が30―50メートル、青葉山・大年寺山が30メートル、北山・宮町界隈が30―60メートル、都心ビジネスが30―80メートルとし、1割程度の誤差は容認する。

 今後、80メートル以上の建築物が立地できるのは、基本的に都心ビジネス区域の仙台駅周辺の約170ヘクタールだけで、一定規模の緑化と空き地確保が条件となる。

 仙台市はこれまで、容積率や北側敷地の日照などで高さを制限してきた。しかし、敷地面積が広ければ「高さが青天井になる」(市都市景観課)ことから、絶対的な規制にならなかった。そのため、広瀬川沿いや市中心部での高層マンションの乱立に歯止めをかけられなかった。

<広告物も規制>
 高さ基準の設定が初めての取り組みということもあり、専門家らの関心は高い。石川清紀・仙台商工会議所不動産部会長は「数値を厳格化せず『おおむね』としたことで、行政との交渉の余地を残した」と評価し、新たな開発行為には大きな支障は出ないとみる。

 住宅系地域の高さ基準を10階建てマンションに相当する約30メートルに設定した点について、市景観審議会の大村虔一会長は「『30メートルまでなら造っても大丈夫』と解釈され、マンションが次々に建ったら環境的に問題だ」と課題を指摘する。

 17日に市シルバーセンター(青葉区)であった市民説明会では、規制の適用時期や審査の実施主体といった高さ基準への質問が相次いだ。

 仙台市は計画案に、屋外広告物の規制や建物の壁面の色彩基準なども盛り込んだ。年度内に計画を固め、2009年夏にも景観条例を改正する考えだが「高さ基準の数値や規制ばかりに関心が集中するのは本意ではない」と、市民の反応との隔たりに頭を悩ませる。

 市景観審議会委員の涌井史郎・桐蔭横浜大特任教授(造園学)は「景観計画案は仙台の歴史を生かし、今後の発展につなげるための道具。子どもや孫の世代にどのような街を残したいのか、自分たちの問題として考えてもらいたい」と呼び掛けている。(写真あり)

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2008/11/26

景観団体に県が同意/土庄町とまんのう町 (2008/11/26) 四国新聞

(記事抹消)http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20081126000083

 香川県は25日、土庄、まんのう両町が優れた景観を生かして魅力的なまちづくりを進める「景観行政団体」となることに同意、県庁で同意書を授与した。

 景観行政団体は、景観法に基づいて主体的に景観計画の策定などの施策を行える地方自治体。景観保全に法的な権限が与えられ、指定区域内の建築物の高さやデザインなどについて規制できるようになる。

 土庄町は来年度から景観計画の策定に着手。基本的な方向性として、数多くの観光資源に配慮しながら産業経済活動の場の形成、自然環境の保全と創造などを図る。まんのう町は来年度から景観資源の調査を始め、2012年度に景観計画の策定に着手する予定。満濃池の名勝指定を目指すとともに、池周辺の自然や文化的資源を保全していく方針。

 県内ではこれまでに直島町、宇多津町、善通寺市、丸亀市、多度津町の5市町が、知事の同意を得て同団体になっている。県と高松市は制度上、自動的に同団体となっている。

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2008/11/25

文化審答申:四万十川「重文景観」に 県内で初 /高知 (2008/11/22) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/kochi/news/20081122ddlk39040720000c.html
 国の文化審議会(石沢良昭会長)は21日、四万十川流域5市町が申請した「四万十川流域の文化的景観」を国の重要文化的景観に選定するよう文部科学相に答申した。県内では初めてで、複数の自治体にまたがって選定を受けるのは全国で初。

 重要文化的景観は05年の文化財保護法改正時に新設された。地域の風土やそこに住む人々の営みなどにより形成された景観地の中から、文化財としての価値が特に重要なものを国が選定。景観の管理や修復にかかる費用について国の補助を受けることができる。

 対象となったのは、津野町▽梼原町▽中土佐町▽四万十町▽四万十市の5市町にまたがる四万十川流域の約3万6000ヘクタール。沈下橋や棚田など総合的に景観を形作っている要素約300カ所を含み、選定された中ではこれまでで最も広大で複雑な景観になるという。

 5市町では「日本最後の清流」のブランドイメージに加え、文化的な価値が認められたことで、今後は県内外でシンポジウムを開くなど、新たな観光客の誘致につなげたい考えだ。各市町村の担当者は「地域の住民が誇りを持って暮らせ、景観を守ろうという意識が高まる。選定を機に地域を活性化させていきたい」と期待している。

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文化審答申:「春日大社南郷目代」今西氏屋敷、国史跡に--豊中 /大阪 (2008/11/22) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/osaka/news/20081122ddlk27040394000c.html

 ◇中世的景観残す

 文化審議会は21日、文科相に史跡などの指定を答申した。府内では史跡の「春日大社南郷目代(なんごうもくだい) 今西氏屋敷」(豊中市浜1)が指定された。

 今西氏屋敷は平安時代末期の寿永2(1183)年、藤原氏の荘園が奈良の春日大社へ寄進されたことを受けて、管理などを行う荘官(目代)の今西氏が移り住んだ。現在の当主は53代目で、国内で唯一、現存する中世の荘官屋敷だ。

 江戸時代中期の宝永8(1711)年に再建された母屋や、春日神社の社殿を移築した神社本殿などが残されている。屋敷や古文書、調査成果などから、歴史が総合的に把握できる点や、中世的景観を残している点などが評価された。1963年に市の史跡、72年に府の史跡に指定されている。

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重要文化的景観:荒川駒形神社、追加へ 文化審答申「馬産地遠野示す代表」 /岩手 (2008/11/22) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/iwate/news/20081122ddlk03040008000c.html

 文部科学相の諮問機関、文化審議会(石澤良昭会長)は21日、3月に指定された重要文化的景観「遠野・荒川高原牧場」について、馬産の守護神とし て信仰を集めた遠野市附馬牛町の荒川駒形神社を追加選定するよう答申した。中世から採草や放牧に利用されてきた荒川高原牧場に上がる起点であり、「馬産地 遠野の特性を示す代表的な神社」と評価された。

 県教委生涯学習文化課によると、選定が決まったのは神社の境内や参道など約2・4ヘクタール。牧場からは直線で約5キロ。本殿や拝殿は明治・大正 期の建造だが、馬を放牧する前は必ず参詣したといわれるなど馬産と密接な関連がある。参詣の帰路、ササの葉を取って手水(ちょうず)に浸して食べさせると 馬が病気にならないとの伝説もある。

 荒川高原牧場は、中世に採草地として利用が始まり、近世以降は夏季に放牧し冬季は里の畜舎で育てる「夏山冬里方式」に使われてきた。同神社は諸説あるが、鎌倉、室町時代に遠野を治めた阿曽沼氏が勧請したとされ、近世から現在まで蒼然(そうぜん)駒形明神を祭っている。

 重要文化的景観は、人々の生業でつくり出された景観などを保護するため指定する。今回の答申分を含め全国で15カ所、県内では「一関本寺の農村景観」と荒川高原牧場の2カ所が選ばれている。

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国指定名勝に伊江別邸庭園/フェーレー岩 史跡追加 (2008/11/22) 沖縄タイムス

(記事抹消)http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-11-22-M_1-001-1_003.html?PSID=1a6a1d1c8869777cf9458adb2acc62be
 文化審議会(石沢良昭会長)は21日、那覇市首里石嶺町の「伊江御殿別邸庭園」を新たに国の名勝に指定し、恩納村真栄田の「フェーレー岩」一帯を国指定史跡「国頭方西海道」に追加指定するよう、塩谷立文部科学相に答申した。

 「伊江―」は、琉球王府の最高の位である王子家の中でも特に格式の高い伊江家の別邸庭園。首里城の北東約一・三キロ、標高一二七メートルの御殿山にある。庭園は全体を回遊できるよう、石を並べた道が造られ、中央の池の縁は石組みで、複雑な曲線が特徴的。琉球庭園に独特の伝統様式が見られ、国重要文化財の伊江御殿墓に隣接する。階名 庭園は、元沖縄開発庁長官の故伊江朝雄氏の家族が所有。伊江氏の妻・洋子さんは「沖縄戦で激戦地となり、緑を失った荒廃した父祖の地を故人が守り抜いてきた。これ以上の喜びはありません」とコメントした。県内の名勝指定は七件目。

 「フェーレー(追いはぎ)岩」は、琉球王府時代の十五世紀後半から十六世紀初めに整備された首里と国頭を結ぶ「国頭方西海道」沿いにある。グスク時代から近世琉球の交通・通信を解明する上で欠くことができないとして同岩と一帯が指定された。

 また同審議会は、高知県の「四万十川流域」と京都府宇治市の「宇治」の風景を国の重要文化的景観に選定するよう答申。「壱岐古墳群」(長崎県壱岐市)など九件の史跡指定も求めた。(写真あり)

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壱岐古墳群、国史跡に 原の辻遺跡面積も拡大 (2008/11/22) 長崎新聞

(記事抹消)http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20081122/01.shtml
 文化審議会(石澤良昭会長)は二十一日、壱岐市勝本町の「壱岐古墳群」の国史跡への指定と、同市芦辺、石田両町にまたがる国指定特別史跡「原の辻遺跡」の指定面積拡大を塩谷立文部科学相にそれぞれ答申した。本県の国指定史跡は計二十六件となる。

 壱岐古墳群は、双六(そうろく)、対馬塚(つしまづか)、笹塚(ささづか)、掛木(かけぎ)、兵瀬(ひょうぜ)、鬼の窟(おにのいわや)の計六古墳で構 成。六世紀後半から七世紀初めに相次いでつくられ、当時の首長が埋葬された墓と考えられている。いずれも巨大な墳丘があり、双六古墳は県内最大の前方後円 墳。古墳群の石室はいずれも長さ四メートルの巨石を積み上げて構築され、中でも鬼の窟古墳の石室は九州でも屈指の規模を誇る。

 古墳群の石室内からは、金銅製品や馬具、装身具など貴重な出土品が多数見つかっており、双六、笹塚両古墳の出土品は国の重要文化財に指定されている。古墳群は指定基準の「遺跡の規模、遺構、出土遺物などで学術上価値がある」と評価を得た。

 原の辻遺跡は二〇〇〇年、国の特別史跡に指定され、今回は遺跡周辺の居住跡など集落の様相をうかがえる土地千七百四十一平方メートルを追加指定。追加後の指定面積は十八万四千四百平方メートルとなる。

 審議会はこのほか、福岡県大野城市の「牛頸須恵器窯跡」など八件を国指定史跡、高知県の「四万十川流域」と京都府宇治市の「宇治」の風景を国の重要文化 的景観、八代海に現れる蜃気楼(しんきろう)現象の一種「不知火」の展望地を含む「不知火および水島」(熊本県八代市、宇城市)など二件を名勝、東京都練 馬区にある「牧野記念庭園」(牧野富太郎宅跡)など三件を登録記念物にすることも答申した。

(写真あり)

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宇治市街、重文景観に 文化審答申 自然と歴史評価 (2008/11/22) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008112200060&genre=M2&area=K00

 国の文化審議会(石沢良昭会長)は21日、京都府宇治市の宇治川や周辺市街地の景観を重要文化的景観に選定するよう塩谷立文部科学相に答申した。京都府内では初めての重要文化的景観の選定となる。

 対象は世界遺産の平等院、宇治上神社を含む宇治川周辺や、平安時代から重層的に発展した市街地、周辺の茶園など228ヘクタール。自然と歴史、伝統産業が複合的に結びついた景観として評価された。

 京都と奈良を結ぶ交通の要衝にある宇治は、平安時代には藤原氏の別荘が置かれた。近年の発掘調査で、現在の格子状の地割りが当時の都市計画に由来することが判明している。また抹茶の生産地として近世以降の茶の湯の発展を支え、茶業関係の歴史的な建物が現在も残る。

 都市景観として重要文化的景観に選定されるのは全国初。すでに建物の高さやデザインなどの規制が市の景観計画で定められている地域で、7月末の国の省令改正で、選定に地権者全員の同意が必要ではなくなったことが追い風となった。(写真あり)

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「左沢楯山城跡が国史跡指定に (2008/11/22) 山形新聞

(記事抹消)http://yamagata-np.jp/news/200811/22/kj_2008112200334.php

 国の文化審議会(石沢良昭会長)は21日、国の史跡、名勝の指定について11件を塩谷立文部科学相に答申した。県内では、大江町左沢にある「左沢楯山城跡」が史跡指定に入った。県内の国史跡指定では25件目、山城関係では小国城跡(鶴岡市)と延沢銀山遺跡(尾花沢市)に続き3カ所目となる。

 左沢楯山城は14世紀後半、大江氏の一族・左沢元時が現在の町役場の北東、楯山と呼ばれる稲沢山丘陵に築城し、17世紀前半に廃城になったと推定されている。規模は東西480メートル、南北520メートルで、ほとんどの範囲が指定の対象となった。左沢氏、伊達氏、最上氏らの争いを軸に展開した村山地方の中世、近世の動向を知る上で重要な城跡とされている。

 左沢楯山城は、眼下に最上川が流れているほか主要街道に通じる場所にあり、「陸上、水上交通の要衝地にある」(町教育委員会)ことが特徴。山の斜面を削った曲輪(くるわ)と呼ばれる平たん地、敵の侵入を防ぐため設けたがけなど、山城の地形が良好に残されていることが評価された。

 当時の城の様子も町教委の調査で明らかになっている。山の頂上は「八幡座」と呼ばれ、宗教的な建物が置かれており、そのすぐ下に主殿が建てられていた。街道に開けた場所には来客をもてなし、権威を示す「寺屋敷」の遺構が確認されている。最上川近くの「千畳敷」は、舟運の物資倉庫として利用されていた。

 左沢楯山城跡は世界遺産登録を目指す「最上川の文化的景観」の構成資産にも位置付けられている。町教委教育文化課では、今後に向けて散策道の整備などを検討しており、「町民とともに整備や活用を考えたい。周辺には最上川舟運の遺跡もある。史跡指定が文化的景観を守るきっかけになれば」と話している。(写真あり)

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文化審答申:前田家墓所など史跡に 9件答申 (2008/11/22) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/enta/art/news/20081122ddm012040062000c.html

 文化審議会(石澤良昭会長)は21日、金沢市と富山県高岡市の2カ所にまたがる加賀藩主前田家墓所など9件を史跡に、2件を名勝に指定するよう塩谷立文部科学相に答申した。また、宇治(京都府宇治市)と四万十川流域(高知県)の計6件を重要文化的景観に選定するよう答申した。

 金沢市の野田山には前田家初代藩主・利家をはじめ歴代藩主や正室、側室らが埋葬されており、高岡市には2代藩主・利長の個人墓がある。野田山の墓域は約8万6000平方メートル。高岡市の墓所は一辺約180メートルの正方形で大名の個人墓としては国内最大級。

 四万十川は▽源流域の山村(津野町)▽上流域の山村と棚田(檮原町)▽上流域の農山村と流通・往来(中土佐町)▽中流域の農山村と流通・往来(四万十町)▽下流域の生業と流通・往来(四万十市)--の5件が答申された。

 ほかに答申されたのは次の通り。

 <史跡>

 左沢(あてらざわ)楯山城跡=山形県大江町▽長者ケ平官衙(かんが)遺跡附(つけたり)東山道跡=栃木県那須烏山市、さくら市▽春日大社南郷目代今西氏屋敷=大阪府豊中市▽渋野丸山古墳=徳島市▽牛頸須恵器(うしくびすえき)窯跡=福岡県大野城市▽壱岐古墳群=長崎県壱岐市▽横尾貝塚=大分市▽赤木名(あかきな)城跡=鹿児島県奄美市

 <名勝>

 不知火及び水島=熊本県八代市、宇城市▽伊江御殿(いえうどぅん)別邸庭園=那覇市

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文化審答申 左沢楯山城跡が史跡に 山形・大江 (2008/11/22) 河北新報

(記事抹消)http://www.kahoku.co.jp/news/2008/11/20081122t75011.htm

 21日の文化審議会答申で、東北では山形県大江町の左沢楯山城跡が国の史跡に指定されることになった。また、追加指定が2件(重要文化的景観、国天然記念物)あった。

◎左沢楯山城跡(山形・大江)

 左沢楯山城は、14世紀後半、寒河江荘(さがえのしょう)の地頭職、左沢大江氏の本城として、現在の山形県大江町左沢地区の山あいに築かれたとされる。
 本丸、二の丸、三の丸からなり、規模は東西約480メートル、南北約520メートル。1993年に始まった大江町教委の調査で、4棟の掘っ立て柱式の建物跡や、中国、朝鮮半島産の陶磁器などが確認されている。
 3の丸跡に整備された楯山公園に立つと、江戸時代に上方交易の舟でにぎわった最上川を一望できる。今年10月には、山城のある全国69の自治体関係者らが集う「全国山城サミット」の会場にもなった。

◎天然記念物/角館のシダレザクラ(仙北)

 秋田県からは、仙北市角館町の国天然記念物「角館のシダレザクラ」が15株追加指定された。1974年、153本が初めて指定されて以来。シダレザクラは近年、株元までのアスファルト舗装などで、生育環境が悪化し、枯死した6株が指定解除となった。

◎文化的景観/荒川駒形神社(遠野)

 馬産地を代表する神社として、岩手県遠野市附馬牛町にある荒川駒形神社の境内や参道、本殿や拝殿など2.4ヘクタールを重要文化的景観に追加した。神社の成立は12世紀ごろと見られ、建物は明治期以降に建てられた。

 市北東部に広がる荒川高原牧場から南西約5キロの位置にあり、牧場へ放牧する際の起点となった。馬の守り神として信仰を集め、多くの絵馬や鳥居が奉納された。
 柳田国男の「遠野物語」をキーワードにした市が進める文化的景観保全の一環で、早池峰山などの選定も目指している。(写真あり)

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国の重要文化的景観に (2008/11/22) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20081122-OYT8T00099.htm

 国の文化審議会は21日、宇治市の宇治川を中心とする一帯について重要文化的景観【クリップ】に選定するよう塩谷文部科学相に答申した。府内からの選定は初めてで、都市景観としては国内初のケースとなる。名称は「宇治の文化的景観」となり、来年2月に認められる見通し。

 対象範囲は同市宇治地区などの228・5ヘクタール。宇治川を代表とする自然に、茶畑の風景や、平等院と宇治上神社の歴史的建造物、平安時代の区割りを現在にも受け継ぐ街並みなど、他都市で例を見ない重層的に発展した市街地景観が評価された。

 選定後は重要な建物については固定資産税が減免されるほか、案内板の設置やシンポジウムなどの啓発事業に対し、国の補助が受けられるようになる。

 久保田勇・宇治市長はこの日、記者会見し、「宇治を個性的で魅力的な街へ発展させるのに、またとない機会だ。市民の協力も欠かせず、来年のポスト源氏物語千年紀をにらみ、魅力を世界に発信できるような取り組みを進めたい」と力を込めた。

 【クリップ】重要文化的景観 地域の生活や生業に根ざした景観を次世代へ継承しようと、2004年の文化財保護法改正で新設された。これまでに「近江八幡の水郷」(滋賀県近江八幡市)、「遊子水荷浦の段畑」(愛媛県宇和島市)など全国9か所が選定されている。(写真あり)

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「不知火の海」「水島」「永尾剱神社」国指定名勝に選定 (2008/11/21) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20081121-OYT8T00912.htm

 国の文化審議会が21日に文部科学相に答申した国指定名勝に、県内からは、独特の自然現象「不知火(しらぬい)」が発生する八代海沖やその沿岸にあり多くの文学作品に登場する島「水島」(八代市植柳下町)、不知火の代表的な観望地を含めた「不知火及び水島」が選ばれた。県内で名勝として選定されたのは8件目。県教委は「実態のないものを観望する場所を名勝として選定するのは全国で初めて」としている。

 選定されたのは〈1〉八代市鏡町北新地沖約150ヘクタールの八代海〈2〉球磨川河口の沖合約50メートルにある水島(海抜約11メートル、長さ93メートル、幅37メートル)〈3〉不知火を観望できる永尾剱(えいのおつるぎ)神社(宇城市不知火町永尾)。文化審議会では「独特の自然現象を伴う景勝地で、鑑賞上の価値が高い」と評価された。

 不知火は、いさり火などが空気の層で屈折し、海上に火が浮かび上がったように見える蜃気楼(しんきろう)の一種。毎年旧暦8月1日頃、八代海上で見られる。日本書紀では、景行天皇の船が夜間航行中に方角を見失った際、海上に見えた火を目指し着岸できたとされ、天皇以外はその火を誰も知らなかったことから「知らず火」と呼ばれるようになったとの伝承が残る。

 水島も日本書紀に登場し、景行天皇が巡幸途中に島を訪れた際、わき出た水を献上したと記されている。万葉集など古代から近世にかけて多数の和歌にも登場した。

 永尾剱神社は、八代海北部の標高18メートルに位置し、不知火現象を解明するための観測調査地点にもなった。

 答申を受け、八代市教育委員会は「全国に誇る名所として、景観保存や教育、観光での活用に努める」と歓迎。水島に歌碑を建立するなどした地元保存グループの垣田美彰(よしあき)会長は「こんなにうれしいことはない。後世に伝承していく」と喜んだ。宇城市は「環境整備し、神秘的な不知火を広く発信したい」としている。(写真あり)

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前田家墓所、国史跡に 高岡の利長墓所、金沢の墓所と一括指定 文化審が答申 (2008/11/22) 富山新聞

(記事抹消)http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20081122201.htm

 文化審議会(石沢良昭会長)は二十一日、高岡市の前田利長墓所と金沢市の前田家墓所を「加賀藩主前田家墓所」として、一括して国史跡に指定するよう、塩谷立文部科学相に答申した。早ければ来年一月にも指定、登録される見通し。加賀藩主前田家墓所は江戸時代の大名の権力や墓制を知るうえで貴重であり、特に前田利長墓所は規模、意匠の点で全国の大名家墓所の中でも特筆できると評価された。

 県境をまたいだ国史跡指定は富山、石川県では初めて。富山県内の国史跡指定は二〇〇六年の上市黒川遺跡群(上市町)以来で十八件目となる。

 前田利長墓所は高岡市関の市有地と民有地を合わせた三万三千三百九十一平方メートルで、金沢市の野田山にある前田家墓所と合わせると十一万九千六百八十六平方メートルとなる。

 前田利長墓所の国史跡指定をめぐっては、〇六年三月に行われた金沢市の前田家墓所の調査指導委員会で、文化庁の調査官が高岡と金沢の墓所を一つの史跡として指定する可能性に言及。これを受け、高岡市は〇六年度から金沢市と連携して前田利長墓所の調査を進め、今年度、歩調を合わせて文化庁に史跡指定の申請書を提出した。

 前田利長墓所は、高岡市が世界遺産登録を目指す「近世高岡の文化遺産群」の主要資産であり、国史跡指定により資産内容が充実する。

 文化審議会は加賀藩主前田家墓所のほか、壱岐古墳群(長崎県壱岐市)など八件を史跡に指定するよう求めた。名勝二件、重要文化的景観六件、登録記念物三件も答申した。(写真あり)

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国の「史跡名勝に」長者ケ平官衙遺跡 栃木・那須烏山市、さくら市 (2008/11/22) MSN産経ニュース

(記事抹消)http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/081122/tcg0811220324000-n1.htm

 文化審議会(石沢良昭会長)は21日、史跡名勝天然記念物に新たに11件を指定し21件を追加指定、重要文化的景観に6件を選定、1件を追加選定、登録記念物に3件を登録するよう、塩谷立文科相に答申した。県内では、史跡に那須烏山市とさくら市にまたがる長者ケ平官衙遺跡附東山道跡(ちょうじゃがだいらかんがつけたりとうさんどうあと)が新たに指定、日光市の特別史跡・特別天然記念物の日光杉並木街道附(つけたり)並木寄進碑が追加指定される予定。

 長者ケ平官衙遺跡は、奈良時代から平安時代の役所跡で、掘立柱建物の正殿と東西脇殿をコの字形に配置し、正殿の南に前殿と八脚門が並ぶ政庁域、その西側に掘立柱建物や礎石建物の倉庫群が並ぶ正倉域がある。遺跡の範囲は南北350メートル、東西350メートル以上と考えられている。

 同遺跡の近くには、8~9世紀以降の古代東山道跡が確認され、さらにもう1本の道路跡と交差していることが分かった。同遺跡が交通の要衝にあるため、下野国芳賀郡にあった新田駅家、芳賀郡衙の出先機関かその関連施設とみられている。

 同遺跡は古代国家の交通体系や地方支配体制を具体的に示す遺跡として極めて重要と評価された。県内の官衙遺跡としては4例目の国指定史跡になる。

 日光杉並木街道附並木寄進碑は、約7670平方メートルが追加指定され、合わせて約68万3772平方メートルになる。

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2008/11/21

高さ18m超建築禁止に/栗林公園周辺住民が規制案 (2008/11/21) 四国新聞

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 香川県高松市の栗林公園周辺の住民有志が、公園北部の約5・1ヘクタールで建造物の高さ制限などを定める「地区計画」の案をまとめ、20日に大西秀人高松市長に提出した。高さ18メートルを超える建造物の新築を原則禁止し、園内からの景観維持や生活環境の保全を図るのが狙い。市は今後、住民案をもとに最終案を策定して市都市計画審議会に諮り、来年度当初の都市計画決定を目指す。

 都市計画法に基づく地区計画は、地区レベルで土地所有者らが街づくりの方針を定め、建築物の規制が行える。都市計画決定を受けると、市は建築基準法施行条例を改正して同地区の高さ制限などを盛り込み、法的拘束力を持たせる。

 住民案は地元自治会など8団体でつくる「栗林公園北部景観協議会」(栗山安延会長)が約1年間かけてまとめた。規制範囲に設定した中野町と亀岡町の民有地約4・1ヘクタールに対し、土地所有者・土地面積とも90%以上の同意を得ている。

 計画案では、新築する場合の建築物の高さを最高18メートルに制限した。18メートルはマンションの場合は六階程度となる。18メートル以上の既存の建築物を建て替える場合は、現在の高さを限度とする。このほか、パチンコ店やカラオケボックスなど遊興施設の出店禁止、屋外広告の屋上への設置禁止なども盛り込んでいる。

 同地域には民有地以外に四国管区警察局や四国財務局、ルポール讃岐など約1ヘクタールの公有地がある。警察局と財務局はサンポート高松への移転方針が決まっており、同協議会はこの日、公有地部分の規制に関する合意形成を市に要望した。

 市都市計画課は「要望を踏まえて国や県と協議し、公有地も含む約5・1ヘクタールを規制範囲とする最終計画案とし、都市計画決定に持ち込みたい」としている。

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静岡市の「有東木」に知事賞 第1回県景観賞 (2008/11/21) 静岡新聞

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 県は20日、「第1回県景観賞」(美しいしずおか景観推進協議会主催)の受賞地区を発表した。最優秀賞の県知事賞には、静岡市葵区の「わさびとお茶の里 有東木」(有東木町内会)が選ばれた。表彰式は26日に同市駿河区のグランシップで行う。
 5―7月に87地区91件の応募があり、書類審査や現地調査で最優秀賞1地区、優秀賞八地区を選んだ。有東木地区は美しい谷間に広がるワサビ田や茶畑と、伝統行事などの文化との総合性が織り成す景観が評価された。
 同協議会は昭和63年に県都市景観賞を創設し、20年間優れた都市景観づくりに取り組む地区などを表彰してきた。しかし、近年は都市部だけでなく、県土全体の景観を守り育てることが求められているため、本年度から自然や農山漁村を含む幅広い景観を対象とすることとし、賞の名称も改めた。※
 優秀賞の受賞地区・団体は次の通り。
 ▽静岡新聞社賞 佐鳴湖ネットワーク会議(浜松市)▽静岡放送賞 上倉沢の棚田(菊川市)▽県建築士事務所協会賞 重要文化財岩科学校(松崎町)▽県建築士会賞 森蛍の会(森町)▽日本造園建設業協会県支部賞 大栗安の棚田(浜松市)▽県建設業協会賞 童子沢親水公園(島田市)▽県建築住宅まちづくりセンター賞 蓮華寺池公園(藤枝市)▽県造園緑化協会賞 田宿川の環境整備(富士市)(写真あり)

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2008/11/20

屋外広告:県と大津市、来春規制へ 湖岸で禁止、駅前で高さ制限 /滋賀 (2008/11/19) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/shiga/news/20081119ddlk25010451000c.html

 商業施設の屋上などの屋外広告の規制を県と大津市が来春から始める。県が来年3月に施行する景観計画に湖岸区域での広告設置禁止を盛り込んだほか、中核市移行に伴い権限移譲される大津市も、眺望確保の観点から駅前での屋上広告の高さを規制する。

 県や同市の調査では、琵琶湖周辺の大型屋外広告の8割、市内の繁華街でも半数が県条例に抵触。大きさや場所などの違反のほか、設置許可を得ていないものもあった。

 県は、景観法に基づく景観計画で、湖岸地域に限り、建物の高さや色彩を規制。同地域では屋上への広告や看板の設置も禁止する。

 一方、来年度から屋外広告物条例を施行する同市も、JR大津駅と中央大通りの繁華街で、建物の屋上の広告を規制する方針。

 これまでは建物の高さに対する屋上広告の割合の規制はあったものの、広告を含めた全体の高さ規制はなく、眺望を妨害する場合もあった。同市は今後、規制地域を他の繁華街にも広げる方針。

 屋外広告の規制は県や中核市のほか、景観計画を策定した自治体でも可能になる。県内では大津市を含む7市が計画を策定しているが、長浜市などが独自条例の制定を検討している。

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2008/11/19

屋外広告物の規制強化 熱海市 (2008/11/19) 静岡新聞

(記事抹消)http://www.shizushin.com/news/local/east/20081119000000000014.htm

 熱海市は、屋外広告物への規制を強化する内容の「市屋外広告物条例案」を市議会12月定例会に提出する。18日の記者会見で新たな規制案の概要を示した。昨年策定した市景観計画に基づく良好な景観形成が狙いで、条例が制定されれば静岡、浜松に次いで県内3例目となる。
 屋外広告物の掲出は現在、県条例の基準で規制している。市条例案は、県条例で掲出の許可が必要な地域のうち、熱海地区、泉地区の一部を「規制地域」に区分。建物の壁面や屋上の広告物などの大きさや高さにそれぞれ基準を設け、従来より厳しい制限を加える。
 熱海地区は、地上10メートル以上に掲出する広告物の色彩も制限し、街並みとの調和を目指す。とりわけ「広告景観形成地区」とする東海岸町は、広告物を自家用に限り、屋上や壁面から突出した看板などの設置も禁止。起雲閣周辺も、屋上、壁面、野立ての広告物の基準を厳しくする。泉地区は、市街地が隣接する神奈川県の基準に合わせる。
 条例施行予定の来年4月以降に新たに掲出する広告物から適用し、掛け替えの際も対象となる。市都市デザイン室によると、施行後に不適格とみなされる広告物は、現時点で75件あるという。(写真あり)

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伝統景観保全へ協定締結 越前市街地4町 (2008/11/19) 福井新聞

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 福井県越前市の中心市街地4町(元町、本町、平和町、若松町)の住民でつくる「四町まちづくり協議会」は、同市タンス町通りを中心とした景観協定を締結し18日、同市に協定認定申請を行った。

同市内では旧今立町の五箇地区に続く協定成立となる。

 同地域は越前指物といった木工職人の伝統技が受け継がれ、20数軒の家具屋や建具屋などが立ち並ぶ。この歴史的遺産と町家の地域資源を維持保全し、まちづくりに生かそうと、半数以上の住民が参画して同協議会を結成、4月に活動推進団体として認定された。将来ビジョンを策定、通り250メートル周辺地域に対する景観協定をつくり、土地所有者ら3分の2以上の合意を得て締結した。

 建築物や工作物、屋外広告物の新築や増改築、修繕に関し、周辺と調和した和風デザインを基本とし、落ち着いた色彩や素材を使うよう求めているほか、電柱広告を禁止した。協定運営委員会を立ち上げ、指導していく。

 この日は同協議会の関俊雄会長ら7人が市役所を訪れ、奈良俊幸市長に協定書を提出、建築確認申請でのチェックを求めた。同協議会は「今後、地区内全域に協定対象を広げ、趣ある景観を残し、観光化と商店の活性化につなげたい」としている。(写真あり)

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2008/11/18

景観を検討する会発足、三条 (2008/11/17) 新潟日報

(記事抹消)http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=145028

 市民の視点でまちの景観保全や施策を考えようと「三条市の景観を検討する会」(仮称)が、このほど発足した。2004年の7・13水害による河川改修が本年度で一段落することから、改修を契機にまちの景観を考えていこうと、同市が各種団体に呼び掛け、9人の委員が集まった。

 同市は「これまで景観を考えた施策をほとんど行っていなかった」(土田壮一・建設部長)という。景観を考えるエリア、基本的考え方、検討の内容などはすべて未定。文字通り「一からのスタート」となる。

 同市役所で行われた初会合では、会長に「三条まちづかいの会」の長谷川直会長、副会長に「三条地名研究会」の杉野真司代表をそれぞれ選出。その後、会の名称について話し合ったが、決定は次回以降に持ち越した。

 自由討議などでは「三条のまち中に残すような建物はない。行政がもっと早く手を打つべきだった」といった批判のほか、「私有財産に対してまで言及するようなことを話し合うのはいかがなものか」という懸念が出された。

 一方で、まちに対するそれぞれの熱い思いも。「住んでいる人が快適にすごせることが大前提」「小路の名前や歴史をふまえた上で、もう一回街並みを考えてみる必要がある」などの意見が次々と出された。

 会では、今後月1、2回程度の会合を開き、市への施策の提言の作成を目指す。

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2008/11/14

金沢の無電柱化、7重点エリアを設定 市が方針、面的整備へ (2008/11/14) 北國新聞

(記事抹消)http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20081114105.htm

 金沢市は中心市街区域八百六十ヘクタールのうち金沢駅前、ひがし茶屋街周辺など七地域を「重点整備エリア」と設定し、無電柱化を推進する。面的に無電柱化を図ることで、まちなかの景観や文化財の価値を高め、二〇一四(平成二十六)年度末の北陸新幹線金沢開業に備える。十三日に市役所で開かれた第二回金沢方式無電柱化検討委員会で方針が示された。
 エリアは本町、広岡などの「金沢駅前周辺」、片町、香林坊などの「片町・香林坊周辺」、尾張町、大手町などの「金沢城周辺」、寺町、清川町などの「寺町周辺」、尾山町、玉川町などの「西惣構跡周辺」、石引、下石引町などの「兼六園周辺」、東山などの「東茶屋街周辺」の七つ。検討委は前回会合で無電柱化を進める地域として「まちなか賑(にぎ)わい創出ゾーン」と「文化的景観創出ゾーン」を定めており、今回会合で範囲をさらに絞り込んだ。

 重点整備エリアでは、市は従来からの地中化方式に加え、電線類を軒下や壁に設置する「軒下配線方式」や裏通りから配線する「裏配線方式」、浅い地層に配線する「浅層埋設方式」など道路の細い地域に適した低費用の工法も活用する。

 検討委では、かつてNTTが使用した埋設管路や、消雪装置の整備で使われなくなった流雪溝を、浅層埋設方式に利用する案も示された。裏配線方式は面的な整備に合わないとして、極力避けることも申し合わせた。

 検討委は年度内にあと二回の会合を開く。市は検討委の意見を参考に無電柱化に関する基本計画を定め、国や県、市などで策定する来年度から五年間の次期無電柱化推進計画に反映させる。

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都市景観シンポ:神戸市、条例制定30年を記念--30日 /兵庫 (2008/11/13) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20081113ddlk28040564000c.html

 神戸市が都市景観条例を制定して、30年を迎えたのを記念して、30日午後2時から、神戸市中央区元町通4、こうべまちづくり会館2階ホールで、都市景観シンポジウム(同市主催、同市景観形成市民団体連絡協議会など共催)が開かれる。

 同市は1978年10月、海、坂、山など美しい神戸らしい景観を守り、育て、つくるためにと同条例を制定した。

 シンポジウムでは、神戸大学名誉教授の安田丑作さんが「神戸の景観まちづくり 昨日・今日・明日」と題して基調講演。パネルディスカッションでは、「景観まちづくりは市民の手で…」をテーマに、旧居留地連絡協議会長の野澤太一郎さんら5人のパネリストが、話し合う。

 参加費無料。定員80人。参加申し込みや問い合わせは、神戸市都市計画総局計画部景観室(078・322・5484)へ。

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「(仮称)三条市の景観を検討する会」が発足 (2008/11/13) ケンオー・ドットコム

http://www.kenoh.com/2008/11/13keikan.html

 三条市の市街地の景観について考える「(仮称)三条市の景観を検討する会」が12日、発足。この日行われた第1回会議では、会代表者を選出し、活動スケジュールについて話しあった。

同会は、市の働きかけで組織した任意団体で、委員は三条市自治会長協議会中地区、三条商人塾、三条地名研究会、三条デザイン研究会、三条まちづかいの会、三条歴史研究会から推薦された市民9人。

地域の特性を生かした市街地の良好な景観の保全と創出を図るため、景観づくりの基本的な考え方や実現化に向けた具体的施策を検討していく。

第1回会議では、会長に三条まちづかいの会の長谷川直さん、副会長に三条地名研究会の杉野真司さんを決め、今後の活動スケジュールや、今は仮称である会の正式な名称について話しあった。

次回以降に、具体的に何を検討するか、検討する地域の選定などを行うことにし、会の名称は同会の方向性などを話しあってから決定することとした。

開会あいさつで三条市の土田荘一建設部長は「時間がかかると思うが、後生に引き継ぐ大切なものを見極めて検討していただけたら」と期待。長谷川会長は就任のあいさつで「まちの景観についてはそれぞれが何らかの気持ちはもっているが、後生にいいまちを残すという気持で言い出す最初のメンバーなのかなと思っている」と述べ、おおらかな意見を求めた。

事務局の市では、改修工事が終盤を迎えている五十嵐川の景観と市街地景観の調和についての検討や市街地の魅力ある街並みの調査など行う。最終的には行政と市民の役割分担も踏まえた具体的な施策の提案を行うスケジュール案を示した。住む人のためはもちろん、中心市街地の活性化につながる期待もあるようだ。(写真あり)

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2008/11/12

犀川大橋「友禅」色に 青緑に化粧直し、公開 来月初旬、お披露目へ (2008/11/11) 北國新聞

(記事抹消)http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20081111002.htm

 国土交通省金沢河川国道事務所は十一日、十五年ぶりに塗り替えられている犀川大橋の工事用仮囲い内部を報道関係者に公開した。以前の青色から金沢の自然と「加賀友禅」をイメージさせる青緑色への「化粧直し」は現在、路面上部でほぼ完成。十二月初旬には仮囲いが撤去され、上から下に向かって色が濃くなるグラデーションの新犀川大橋が姿を現す。

 犀川大橋は一九二四(大正十三)年に架橋された。同事務所によると塗り替えは五度目で、色はアンケート調査などから犀川大橋景観検討委員会が決定し、七月末から工事に入った。

 工事では耐久性の向上を狙い、以前の塗装を完全に除去するため砂の粒子を高圧空気とともに吹き付ける「サンドブラスト工法」を採用した。砂煙による通行への影響を抑えるため、橋に仮囲いをして工事を進めている。五層塗りが施され、寿命は従来の二倍である約三十年が期待できるという。工事の進ちょく率は約六割となっている。

 当初、年内の工事完了を見込んでいたが、予想以上に腐食が進んでいたため補修工事が長引き、来年二月末の完了となる見込み。

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2008/11/11

一般表彰には「季離宮」など・・・福岡市都市景観賞に10件 (2008/11/10) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20081110-OYT8T00615.htm

 福岡市は、魅力ある街づくりに貢献している建物などに贈る「第22回福岡市都市景観賞」に選出した10件を発表した。町並みや建物を対象にした「一般表彰」には、商業施設「季離宮」(中央区今泉)など8件、都市空間の創造などにかかわる活動をたたえる「特別表彰」には「油山の里山林の整備・保全活動」など2件が選ばれた。同賞を受賞した建物や活動は、計169件となった。

 一般表彰は季離宮のほかに、日本料理店「柚子庵」(中央区桜坂)、商業施設「ツイン・アート・ギャラリー」(中央区地行浜)、「ふくおかフィナンシャルグループ本社ビル」(中央区大手門)、「九州大旧工学部本館」(東区箱崎)、「旧県公会堂貴賓館」(中央区西中洲)、「新天町サンドーム」(中央区天神)、「香椎御島崎・片男佐地区遊歩道」(東区御島崎など)が受賞。

 特別表彰では油山の活動のほか、「『グリーンタウン老司』建築協定・緑地協定による景観維持」が選ばれた。

 表彰式と記念講演会は、12月2日午後1時半から、市役所15階の講堂で開かれ、建築家の中村好文さんが講演する。無料。参加の問い合わせは市住宅都市局都市景観室(092・711・4395)へ。(写真あり)

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「西ノ岡・竹の径」を登録 京都府の景観資産 (2008/11/10) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008111000101&genre=H1&area=K00

 京都府は10日、府景観条例に基づく府の「景観資産」に、向日市の「西ノ岡・竹の径(みち)~緑の散策路」を登録した。登録は府内11例目で、府は「6種類の竹の垣根を使い分けるなど、周辺環境に合った道の景観を評価した」としている。

 景観資産の登録制度は、昨年4月に施行した同条例に基づき昨年9月から始まった。登録地に府が専門家を派遣するなどして、景観を生かした地域振興を支援している。

 今回の登録は向日市物集女町長野など全長約1・8キロの散策路(市道)が通る竹林約10ヘクタール。近くの古墳の景観に合わせるなどした6種の垣根が連なり、市民や観光客の散策地として親しまれている。

 10月に向日市や同市竹産業振興協議会が府に登録を提案し、府景観審議会が了承した。府都市計画課は「多くの府民に魅力を発見してもらいたい」としている。(写真あり)

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2008/11/10

福岡市都市景観賞:一般表彰8件、特別2件 /福岡 (2008/11/08) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20081108ddlk40040420000c.html

 福岡のまちの魅力を引き出す建物や活動などを表彰する今年度の「福岡市都市景観賞」が7日、発表された。一般表彰は8件、特別表彰は2件。

 一般表彰は、飲食店が入った「季離宮」▽同「柚子庵」▽画廊がある「ツイン・アート・ギャラリー」▽「ふくおかフィナンシャルグループ本社ビル」▽国の重要文化財「旧福岡県公会堂貴賓館」▽3月に完成した「新天町サンドーム」=いずれも中央区▽「九大旧工学部本館」▽香椎御島崎・片男佐地区遊歩道=いずれも東区。

 特別表彰には、油山で自然保護を続ける「油山里山クラブ」、緑化運動に努めている「グリーンタウン老司管理組合」の2団体が選ばれた。

 表彰式と、建築家・中村好文さんの講演会(無料)が来月2日、市役所である。詳しくは都市景観室092・711・4395。

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景観拠点を初登録 秦野市 水無川地区など28カ所 (2008/11/08) 東京新聞

(記事抹消)http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20081108/CK2008110802000093.html

 秦野市は、地域に親しまれ、まちづくりの核となる緑地や河川、里山、歴史的建造物など二十八カ所を地域景観拠点に初めて登録した。保存や活用を図るのが狙い。市では「周辺建築物の建て方などにローカルルール化ができれば」と期待している。

 市は二〇〇六年に景観まちづくり条例を制定。昨年八-十一月に候補地を募集。五十五件の応募があった。このうち土地や建物所有者の了解を得られた二十八件を登録した。

 二十八件は計九つに区分けできる。景観軸として、市民に親しまれる水と緑の拠点で、市中央部を流れる水無川地区が位置付けられた。このほか、歴史的文化地区として保存すべき本町地区、桜のあるまちなどの拠点としての南地区、丹沢の自然とのふれあいを担う拠点としての北地区-など八つのゾーンがある。

 市によると、登録されると(1)現状変更は市への届け出が必要(2)特に保全が必要のものについては来年度に保全活用指針を定め、景観的配慮を定める(3)河川や道路などは、公共施設整備や観光などの事業と連携、地域景観拠点の核としてまちづくりに生かす-などの措置が取られる。標識を立てて周知する。

 応募があったが、所有者の了解が得られなかった残りの二十七件は今後も時間をかけて協力を求めていくという。(写真あり)

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横長マンション初の規制へ 西宮市が景観計画素案 (2008/11/07) 朝日新聞

(記事抹消)http://www.asahi.com/politics/update/1031/OSK200810310056.html

 兵庫県西宮市は10月31日、横長マンションの規制を盛り込んだ景観計画の素案をまとめ、市都市計画審議会に報告した。同市は市街地の建物の高さを制限していることなどから、阪神大震災後の開発で横幅の長いマンションが目立ち始め、「景観が遮られる」などの苦情が市民から出ていた。市によると、自治体が横幅で建築物を規制するのは全国初。今年度内に正式決定し、市景観条例を改正し、早ければ来秋からの施行をめざす。

 同市内にある1158棟のマンションのうち、半数近い550棟が阪神大震災後に建った。同市は市街地の約9割で建物の高さを10~40メートルに制限している。このため、業者側は戸数を増やすことを目的に横長マンションを計画するようになり、市南部を中心に全壊した社宅や酒蔵など広い跡地で50棟ほどが建設された。周辺住民から「マンションの両端付近で風が舞って突風になる」「圧迫感がある」などの声が上がっていた。

 市の素案では、建物を地上から見た際に、立面の最大の面積(見付(みつけ)面積)を制限。低層住居専用地域や市街化調整区域では見付面積が1500平方メートル以下、中高層住居専用地域などでは2500平方メートル以下に規制。基準を超える場合は、分割して建てなければならなくなる。商業地は制限しない。現存する横長マンションを建て替える際や、学校、工場などの新設は特例を設けることを検討している。

 景観計画は景観法に基づき、都道府県や政令指定市、中核市などの「景観行政団体」が策定できる。計画区域内では建築物の形や色、デザインなどの規制が可能。西宮市は今年4月1日に中核市に移行したため、景観計画を作れるようになった。

 京都府宇治市や川崎市では横幅が一定の長さ以上の建物は届け出が必要だが、西宮市によると、建設の規制までする例はないという。

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2008/11/07

明治の「こころ」に光 小浜市パン店舗に景観最優秀賞 (2008/11/07) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20081107/CK2008110702000007.html

 小浜市は二〇〇八年度の「小浜まち景観賞」を決めた。建造物部門の最優秀賞には、同市男山の店舗「石窯パンの郷(さと) こころ」が選ばれた。

 店舗はもともと明治初期に建てられた木造平屋の建物で、広さ約九十平方メートル。オーナーの久保和彦さん(50)=同市鹿島=が先月、店をオープンするに当たって昨年秋から解体修理し、一部を増築した。

 白色のしっくいに黒色の焼き板が使われ、コントラストの美しい外壁が特徴。軒先に掛かる木製の看板、入り口の引き戸、「がったり」と呼ぶ腰掛け用のいすなどもアクセントとなっている。

 〇八年度は市内から八点の応募があり、福井大大学院の桜井康宏教授ら十二人が選考委員となって審査。国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)の中にあり、歴史的な町並みに調和しているとして評価された。

 久保さんは「八幡神社の参道に面しているだけに、観光客の目も気になった。造りに満足している。設計者や施工者の力なくして、景観賞はありえなかった」と話している。

 同部門の景観賞には「御菓子処(おかしどころ) 伊勢屋」=同市一番町=の店舗が選ばれた。

 活動によって景観が維持された場所を対象にする活動部門には十点の応募があり、雲浜小学校PTAによる保全活動で児童の憩いの場になった同校の「いちょうの広場」が最優秀賞に選ばれた。

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猪苗代でスキー場周辺の景観を考える会議 (2008/11/06) 福島放送

(記事抹消)http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2008110619

 猪苗代町の猪苗代スキー場周辺の景観改善策を考える初の「猪苗代スキー場地域景観向上会議」は5日、同スキー場のレストラン・ISKで開かれた。

地元のスキー場組合関係者や環境省、町、県から約25人が出席。

県景観アドバイザーを務める土方吉雄日大工学部准教授を招きワークショップ形式で進めた。

出席者はスキー場周辺の看板や建物、設置物や案内標識などの写真を見ながら景観的に優れたものと修正すべきものとを選別。

「(看板の)数が多すぎる」「色を統一すべき」「(自販機は)屋内に入れるか観光地向けのデザインのものを使った方が良い」などと意見を出し合った。

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2008/11/06

景観形成へ協定承認申請 越前市大滝町 (2008/11/05) 福井新聞

(記事抹消)http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=5518

 福井県越前市五箇地区のまちづくり協議会は5日、同市に住民主導でつくった景観に関する「大滝町シンボルロードづくり協定」の承認申請を行った。

 協定は、越前和紙産地の景観形成を目的に、大滝神社・岡太(おかもと)神社参道沿いの建築物や工作物の新設増設に制限を定め、歴史文化漂う町並み保全を目指す。区域内の土地所有者ら3分の2以上の合意を得て、自主協定を結んだ。

 この日、同協議会の川崎博会長や清水庸安委員長ら4人が市役所を訪れ、「(五箇地区の)新在家町や岩本町でも協定づくりが進んでいる」と説明、奈良俊幸市長へ協定書を提出した。市では11月中にも承認し、建築確認申請におけるチェックを行う。(写真あり)

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納涼床に新基準 (2008/11/05) 朝日新聞

(記事抹消)http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000000811050001

鴨川条例 府が来年適用へ

 鴨川の景観を守ろうと、府は、夏の風物詩「納涼床」の構造や色を規制する新基準とガイドラインを作った。高さをそろえたり、木調の和風デザインに統一したりする内容で、来年から適用する。

 昨年7月施行の鴨川条例に基づくもの。同条例は、全国初の総合的に河川環境を守るもので、納涼床の規制のほか、自転車の放置、打ち上げ花火、橋げたへの落書き、バーベキューなどの迷惑行為を禁止した。

 府によると、納涼床は江戸初期に、歌舞伎芝居に合わせて茶屋が置かれたり、商人が河原に席を設けて客をもてなしたりしたのが起源とされ、1730年ごろには約400軒の納涼床が並んだとの記録が残る。しかし、明治時代の鴨川運河開通で左岸の納涼床は姿を消し、大正時代には右岸にみそそぎ川が開削されて、高床式の床のみになった。

 戦後できた河川法では川に工作物を造ることは認めていない。府は納涼床の歴史や社会の認知度を踏まえて、特別に許可してきた。ただ、これまでは細かい基準がないため、各店がばらばらに床をつくり、高さや色に統一感がなかったという。

 府は新たな納涼床の設置基準と、基準を具体的に示したガイドラインを策定。主な内容は、隣り合う床の高さの差を約50センチ以内▽筋交いは和風の直線▽原則木材を使用▽色は茶を推奨▽看板やイルミネーションを禁止――などとなっている。

 基準とガイドラインはすでに、二条大橋から五条大橋までの約2キロの約90店舗でつくる京都鴨川納涼床協同組合に提示されている。ただ、改修に費用がかかることから、府は5年の猶予期間を設けた。

 同組合理事長の久保明彦・幾松専務は「各業者に改善点を伝え、京都を訪れる人により良い風情を楽しんでもらえるようにしたい」と話す。(写真あり)

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2008/11/04

美濃の白山信仰に理解 「石川県に世界遺産を」推進会議 現地探訪セミナー (2008/11/03) 北國新聞

(記事抹消)http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20081103105.htm

「石川県に世界遺産を」推進会議の「霊峰白山と山麓の文化的景観」第二回現地探訪セミナーは二日開かれた。参加者四十人が岐阜県郡上市から白山まで通じる美濃禅定道の阿弥陀ケ滝や白山中居(ちゅうきょ)神社などを訪れ、神仏習合が色濃く残る岐阜側の白山信仰に理解を深めた。

 白山文化博物館の大型スクリーンで美濃禅定道について学んだ一行は、見ごろとなった紅葉を楽しみながら実際に禅定道を巡った。

 七二三(養老六)年に泰澄(たいちょう)が発見したとされる阿弥陀ケ滝では、落差約六十メートルの名瀑(めいばく)を眺め、講師の小阪大(ゆたか)白山市教委歴史遺産調査課主査が、明治の神仏分離まで修験者の霊場であった滝について解説した。

 禅定道の起点となる美濃馬場・長滝白山神社と白山山頂の中間に位置する白山中居神社では、護符や薬草を配り、禅定道のガイド役を務めるなどして、白山信仰を広めた石徹白(いとしろ)の御師(おし)について説明を受けた。樹齢二百年から千年といわれる同社周辺の杉の巨木や擬死再生の儀礼が行われた布橋なども見学した。(写真あり)

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萩市「景観重要建造物」に指定 「金谷神社の社殿と工作物」 「ミヨシノ醤油の醤油蔵」 「渡邉蒿蔵旧宅」 (2008/11/03) 西日本新聞

(記事抹消)http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/57304

萩市は同市内の「金谷神社の社殿と工作物」(椿)と「ミヨシノ醤油(しょうゆ)の醤油蔵」(吉田町)、「渡邉蒿蔵(わたなべこうぞう)旧宅」(江向)の3件を、景観法及び市景観計画に基づいて「景観重要建造物」に指定した。同様の景観計画は中国地方の11市町にあるが、重要建造物の指定は初めてという。

 金谷神社は、18世紀末の建築。社殿が鳥居や灯籠(とうろう)、庭園と一体となって神社の文化的景観を形成している。ミヨシノ醤油蔵は昭和初期の建築で、白色吹き付けの小壁と切り妻屋根が3つ連なった外観が歴史的景観に寄与した。渡邉旧宅は、明治中期の主屋(おもや)や蔵、大型屋根が当時の姿のまま残っている。

 景観重要建造物の増改築や模様替えは市長の許可が必要となるため、良好な外観が保存できる。修理、改築費には歴史まちづくり法に基づき補助金が支給される。(写真あり)

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亀山の景観の特徴探れ 三重大生が建物用途や構造調査 (2008/11/01) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20081101/CK2008110102000015.html

 三重大工学部建築学科の学生らが亀山市内で10月から、旧東海道沿道と亀山城趾(じょうし)周辺の建物の景観調査を進めている。歴史的な建物の分布状況を把握し、町並みの特徴をつかむのが目的で、調査は12月まで続ける。

 市は本年度から2カ年の予定で、良好な景観形成を図る区域や、区域内での具体的方針などをまとめる「亀山市景観計画」づくりに取り組んでいる。調査は計画づくりの基礎になるデータを得るため、市と三重大が共同で実施している。

 三重大で担当しているのは同学科の浅野聡研究室。同研究室はこれまでにも、歴史的な町並みが残る伊勢市や伊賀市などで調査をした実績がある。

 調査区域は亀山宿の東端にあたる露心庵跡から関宿入り口付近までの東西約6キロ、面積約200ヘクタールで、約1500-2000軒が対象。建物の外観を目で見て、用途や構造、屋根や外壁の色や形など約30の項目を確認し、記録する。

 31日の調査には4年生を中心に5人が参加。古い町並みが残る西町やアーケードのある東町商店街などを回り、一軒一軒を丁寧に確認していた。

 4年の東條雄太さん(21)は「亀山のまちの特徴は高低差が大きいことや、昔の道筋の骨格が残っていることだと思う。地道な調査だが、役に立てばうれしい」と話していた。(写真あり)

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地域景観拠点 まちづくりの核を広げる (2008/11/01) タウンニュース

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 秦野市は平成18年施行の「秦野市景観まちづくり条例」の中で「地域景観拠点制度」を設けており、このほど第1回目として28箇所が拠点として登録された。

 地域景観拠点は、まちの生い立ちを読み取るヒントとなる景観資源を登録し、保存・活用を図るもの。昨年8月~11月に候補地の募集を行い、55件の応募があった。今回はその中で、土地や建物の所有者への説明および意向確認が整った28箇所が登録された。

 登録箇所は次の通り。水無川景観軸は、まほろば大橋、風の吊り橋、シダレザクラ、散策路と花壇、桜土手古墳公園。本町地区は大用寺の鐘楼門とサルスベリ、曽屋配水場と用水跡。南地区は南小学校のソメイヨシノ、西大竹~堀川の桜並木、今泉名水桜公園、長屋門、今泉の相原商店、立野緑地、小原の供養塔。東地区は葛葉峡谷、矢倉沢往還、源実朝公御首塚と田原ふるさと公園。北地区は表丹沢野外活動センター。大根地区は東光寺薬師堂と東名ハイウェイパーク。鶴巻地区は、大ケヤキ、鶴巻あじさい散歩道、鶴巻親水遊歩道。西地区は国榮稲荷神社の大イチョウ、泉蔵寺のチューリップ、峠の雛壇畑、石垣通り。上地区は上小学校。

 登録後は、拠点の現状を変更する際は届出が必要になる。特に保全活用が必要なものについては「保全活用指針」を定め、21年度中に維持管理のための方策や、地域景観拠点周辺での建築行為に対する景観的配慮などを定めていく予定。

 今後、他の候補地について土地・建物の所有の意向を確認するために引き続き制度の説明などを行い、了解が取れたものを登録していく他、毎年募集を行っていくという。市都市づくり課では「拠点数を増やし、まちづくりの核が広がっていけば。将来的には、地域景観拠点をまとめ、冊子にしたい」と話している。なお11月3日(月・祝)の市民の日で、パネル展示を行う。

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