重要文化的景観「蕨野の棚田」 保存、PRへNPO法人 唐津市相知町 住民、有識者ら設立 (2009/02/10) 西日本新聞
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昨年7月に国の重要文化的景観に選ばれた「蕨野(わらびの)の棚田」(唐津市相知町)を保存し、全国にPRしようと、住民や有識者ら約40人が8日、初めての保全組織となる特定非営利活動法人(NPO法人)「蕨野の棚田を守ろう会」(中山茂広理事長)を発足させた。
山の斜面に広がる棚田の水田は1050枚。高さ最大約8.5メートルの石垣は全国の棚田の石垣で最も大きいとされる。これまでは、棚田米の生産者が営農のために石垣の修繕などを取り組み、その結果、景観が維持されてきた。しかし、高齢化で人手不足に陥り、国の選定を機に組織設立の機運が高まっていた。
守ろう会は、佐賀大農学部との連携で都市住民らの農業体験などを進めるほか、荒廃地の手入れや花木の植栽、観光ガイドの育成事業も実施。3月末までにホームページやブログ(日記風サイト)を開設し、観光PRにも本腰を入れる。
8日は地元の公民館で設立総会を開催。発起人代表の川原増雄・蕨野区長は「棚田米のPRも含め、活動を地域振興につなげたい」と話した。(写真あり)
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