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2009/02/27

諏訪市の景観計画 霧ケ峰の重点整備地区指定断念 (2009/02/27) 長野日報

http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=13518
 諏訪市は、独自の景観づくりを目指して策定を進めている「景観計画」で、重点整備地区に指定する意向を示していた霧ケ峰高原について、指定を見送る方針 を固めた。国定公園として既に一定の規制を受ける中で、規制が強まることへの反発があるためだ。市は霧ケ峰高原を景観の「シンボル的な存在」として盛り込 みたい考えだったが、「現行法の枠組みの中でも景観は保てる」と判断した。

 景観計画は、景観法に基づく「景観行政団体」となって地域の特性を生かした景観づくりを進める目的で策定。市は5月に県の同意を得て景観行政団体となる見通しで、10月の施行を目指して景観計画の策定を進めている。

  計画の中で、市は「諏訪市の特性が明確に表れ、良好な景観を形成する上で重要な景観資源があり、先導的に景観づくりを進めることで波及効果も見込める地 区」を重点整備地区とし、建築物の形態意匠、色彩、高さ、緑化などの基準を設定。当初計画では 1.諏訪湖畔 2.JR上諏訪駅周辺の旧市街地 3.諏訪 大社上社周辺 4.霧ケ峰高原の4地区を指定する方針だった。

 これに対し、地権者などとの話し合いでは、八ケ岳中信高原国定公園に指定 されている霧ケ峰高原には既に自然公園法などによる厳しい規制があり、「これ以上の規制は必要ない」との意見が出されたという。市としては「自然公園と景 観は違う」と理解を求めたが、関係者にとっては二重三重に手続きが増えることも考慮、重点整備地区の指定については断念した。

 市都市計 画課は「霧ケ峰は重要な景観資源であり、重点的に景観づくりを進めていきたいという市の基本的な考え方に変わりはない。そのことは景観計画の中でも示すつ もり」と説明。「自然公園法などでも一定の制限があり、景観保全は担保できる」としている。景観計画は市都市計画審議会や市民の意見も聞いた上で、正式決 定する。

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