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2009/02/27

『すてきな看板』6件決まる 鎌倉・景観づくり賞 (2009/02/27) 東京新聞

(記事抹消)http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20090227/CK2009022702000073.html
 鎌倉のまち並みを形成する優れたデザインの「すてきな看板」をテーマに、市が募集した景観づくり賞が決まった。選ばれたのは、まちの景観にマッチした個性豊かな看板六件で、三月一日に表彰式が行われる。

 同賞には百二十八件の応募があり、市民代表の景観形成推進委員九人が現場を視察して審査。独自の工夫を凝らし、鎌倉のイメージアップに貢献した看板を選んだ。

 六件は▽井上蒲鉾(かまぼこ)店(由比ガ浜)=昭和初期創業の店舗の木材を使い、印象的な文字で書かれている▽菊一伊助商店(同)=デザイン化した包丁とはさみで研ぎ屋の業種を個性的に表現している▽宗達(同)=周辺環境に配慮し、源氏ののぼり旗をイメージさせる▽大船田園眼科(大船)=建物、植栽、看板が一体的にデザインされている▽のっぽ動物病院(岡本)=温かみを感じさせる色づかい▽グリッド(長谷)=上品で路地のたたずまいに調和している-と評価された。

 このほか、歴史と文化を感じさせる三件が特別賞、都市景観にマッチした三件が奨励賞に選ばれた。

 一日午後二時から、同市御成町の御成小体育館で行う表彰では、東北芸術工科大の志村直愛准教授と受賞者六人が、看板づくりへの思いなどを語るトークイベントがある。参加は自由。問い合わせは市都市景観課=(電)0467(61)3477=へ。(写真あり)

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諏訪市の景観計画 霧ケ峰の重点整備地区指定断念 (2009/02/27) 長野日報

(記事抹消)http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=13518
 諏訪市は、独自の景観づくりを目指して策定を進めている「景観計画」で、重点整備地区に指定する意向を示していた霧ケ峰高原について、指定を見送る方針 を固めた。国定公園として既に一定の規制を受ける中で、規制が強まることへの反発があるためだ。市は霧ケ峰高原を景観の「シンボル的な存在」として盛り込 みたい考えだったが、「現行法の枠組みの中でも景観は保てる」と判断した。

 景観計画は、景観法に基づく「景観行政団体」となって地域の特性を生かした景観づくりを進める目的で策定。市は5月に県の同意を得て景観行政団体となる見通しで、10月の施行を目指して景観計画の策定を進めている。

  計画の中で、市は「諏訪市の特性が明確に表れ、良好な景観を形成する上で重要な景観資源があり、先導的に景観づくりを進めることで波及効果も見込める地 区」を重点整備地区とし、建築物の形態意匠、色彩、高さ、緑化などの基準を設定。当初計画では 1.諏訪湖畔 2.JR上諏訪駅周辺の旧市街地 3.諏訪 大社上社周辺 4.霧ケ峰高原の4地区を指定する方針だった。

 これに対し、地権者などとの話し合いでは、八ケ岳中信高原国定公園に指定 されている霧ケ峰高原には既に自然公園法などによる厳しい規制があり、「これ以上の規制は必要ない」との意見が出されたという。市としては「自然公園と景 観は違う」と理解を求めたが、関係者にとっては二重三重に手続きが増えることも考慮、重点整備地区の指定については断念した。

 市都市計 画課は「霧ケ峰は重要な景観資源であり、重点的に景観づくりを進めていきたいという市の基本的な考え方に変わりはない。そのことは景観計画の中でも示すつ もり」と説明。「自然公園法などでも一定の制限があり、景観保全は担保できる」としている。景観計画は市都市計画審議会や市民の意見も聞いた上で、正式決 定する。

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2009/02/26

日光市が屋外広告物条例制定へ (2009/02/26) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090226-OYT8T00076.htm

 世界遺産「日光の社寺」を抱える日光市は、良好な景観保全のため、屋外広告物条例を制定する方針を決めた。開会中の市議会2月定例会で条例案が可決されれば、4月1日から施行する。県内市町で独自条例を持つのは、中核市の宇都宮市以外では那須町に続いて2番目。

 同市では、昨年8月から市景観計画を施行し、建物の形態や色などを景観条例で規制しており、同計画に基づいて屋外広告物についても独自規制に乗り出す。

 条例案では、世界遺産の山内地区や門前町などを「景観保全型広告整備地区」に指定。県条例を踏まえた広告物の高さや面積、色の制限に加え、市独自 の規制として屋上広告板や広告塔を原則禁止とする。違反者には撤去などを命じ、従わなかった者には50万円以下の罰金を科すとしている。

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2009/02/25

桜川市:きょう「景観行政団体」に--県内5番目 /茨城 (2009/02/25) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20090225ddlk08010159000c.html
 桜川市は25日から景観法に基づく景観行政団体になる。水戸市やつくば市などに次いで5番目。景観行政団体は同一の行政区において都道府県と市町村が二重に行ってきた景観行政を避けるのが狙い。同団体になると県から景観行政を行う上で一定の権限が移譲される。

 同市は景観条例などを制定するため、昨年10月に景観まちづくり協議会を発足させ、準備を進めてきた。条例案は3月議会に提案するほか12月までに景観計画を策定する予定。同市は1月「歴史まちづくり法」の認定を国に申請したが、同法が認定される上で景観行政団体になることも前提条件の一つになっている。

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大洲市が景観条例案 建物高さや色を規制 (2009/02/25) 愛媛新聞

(記事抹消)http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20090225/news20090225754.html
 大洲市は24日、市中心部の景観保全のため、建物の高さや屋根の傾斜、色・素材などを規制する景観条例案を3月議会に提案すると発表した。可決されれば7月1日に施行する。県によると、景観法に基づく景観条例は宇和島、内子、上島の3市町が制定済み。
 景観計画区域は、おはなはん通りなど明治の町並み、大洲城跡、冨士山、肱川などを含む約290ヘクタール。明治・大正から昭和初期の歴史が感じられる昔懐かしい伝統的景観保全・形成区域のほか、肱川や大洲城眺望などの景観保全する区域など5つに分けている。
 条例案では、景観計画に適合しない場合には、市長が景観審査会の意見を聞いた上で変更命令を出せると規定。区域内で景観を著しく損なう空き地の所有者らに対しては、景観形成基準に配慮した管理を要請することができる。

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県遺産3点決まる (2009/02/24) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20090224-OYT8T01020.htm
今年度から「地域」も対象
 県内の美しい景観や、地域を代表する建造物を顕彰する今年度の「県遺産」に、伊万里市の「秘窯の里 大川内山」、小城市の「江里山の棚田」、佐賀市の「旧久富家住宅」の3点が選ばれた。

 これまでは建造物だけだったが、今回から「地域」も対象となり、窯業がさかんな大川内山と、棚田で知られる江里山の2地域が選出された。

 大川内山には、17世紀末に鍋島藩の御用窯が築かれ、格調高い色絵磁器が焼かれた。現在も31の窯が軒を連ねており、「背後の山と煙突からの煙が山水画のような美しさを醸し出している」と評価された。

 江里山には約600枚の棚田があり、「日本の棚田百選」にも選ばれている。四季折々の景色は表情豊かで、特にヒガンバナが咲く秋のころは、県内外から多くの観光客が訪れる。

 旧久富家住宅は、佐賀市柳町に残る大正時代の大型町家。県下有数の履物問屋だった。佐賀城下ひなまつりの時期には、ひな人形の展示会場となるなど、様々な催事の会場として活用されている。

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 今年度の県遺産の認定に伴い、県遺産のシンボルマークも決定した。昨年末から一般公募し、65点の中から北九州市の中本竹識さんのデザインが最優秀賞に選ばれた。(写真あり)

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新宿区が全域で景観規制へ (2009/02/24) Tokyo MX

http://www.mxtv.co.jp/mxnews/news/200902247.html
 新宿区は4月から区内を72の地区に分け、それぞれに景観作りの方針を定めるという試みを始めます。古い町並みや駅周辺など一部の地域にとどまらず全域を規制の対象とするのは全国でも珍しいということです。

 世界最大級の繁華街から江戸の歴史を感じさせる路地裏まで、南北4キロ・東西5キロの新宿区には個性的で多様な町並みがあります。今回の景観指針は新宿区を10のエリア、72の地区に分け、それぞれの特徴に応じた町づくりのテーマときめ細かい目標を定めました。
 例えば、繁華街・歌舞伎町のテーマは「大人の町、歌舞伎町を感じさせる歩きたくなる楽しい町並みへ」。建物を新築する際の基準として『周囲のにぎわいを損なわない。照明は華やかな夜のにぎわいを連続させる』など13項目を挙げています。
 また、神楽坂エリアのテーマは「商いが生み出す伝統的な和の風情を感じる粋な町並み」。かつての花街ならではのしゃれた店構えの旅館や料理屋が並びま す。また緩やかな坂道や階段などが続く変化に富んだ路地が特徴です。今回の指針では、江戸時代からの歴史を持ち、店と住まいが混在する独特な風情を守るた め『植栽は竹や笹、椿など和風の盆栽とする。外壁の色や素材は周囲の町並みと調和して落ち着いたものとする』などとされています。
 明治神宮の聖徳記念絵画館の周辺も指針が示された場所の一つです。イチョウ並木の名所と知られる通りの“眺望地点”から絵画館を望む範囲に『屋外広告物を配置しない。絵画館の背後にそれより高い建物を建てない』などの基準が定められています。
 今回のきめ細かい景観指針の狙いについて、区の「景観と地区計画課」折戸雄司課長は「美しい新宿をつくっていきたい。みんながそういうこと(景観など) に着目して暮らしやすい街、新宿。景観を一つのキーワードにしながら自分たちが美しい街に誇りを持って住んでいけるようにしたい」と話します。
 今回の指針は新宿区内すべての地区を丹念に調査してそれぞれの地区の持ち味を生かした目標を立てたところが大きな特徴です。指針に合わない建築計画については区が見直しを勧告できることになっていて、区が掲げる「美しい新宿」に向け大きな役割を果たしそうです。(写真あり)

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2009/02/24

すてきな看板を表彰、景観づくり賞に6団体/鎌倉 (2009/02/23) 神奈川新聞

(記事抹消)http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivfeb0902597/
 鎌倉の街並みづくりに貢献している団体や物を表彰する「景観づくり賞」の受賞者が決まった。第三回の今回は「看板」がテーマ。鎌倉市内の店舗や医院など六団体が選ばれた。

 受賞した6団体は、井上蒲(かま)鉾(ぼこ)店(由比ガ浜)、菊一伊助商店(同)、宗達(同)、グリッド(長谷)、大船田園眼科(大船)、のっぽ動物病院(岡本)。

 同賞は市都市景観条例に基づき、二〇〇三年度に創設された制度。テーマは毎回変わり、第一回は「景観保全などに貢献している団体」を、〇五年の第二回は「堀や門など」をテーマとした。

 専門家ではなく市民の代表者らで受賞作を選ぶ点が特徴。三回目の今回は百二十八点の応募があり、景観づくり賞のほか、特別賞三点、奨励賞三点を選んだ。

 三月一日には市立御成小で表彰式を実施。受賞者六人に看板を作った意図や都市景観への思いを聞くトークイベントも行う。午後二時から。問い合わせは、市都市景観課0467(61)3477。

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2009/02/23

まちなみ景観賞に15作品決まる・清水宅など (2009/02/23) 東武よみうり

(記事抹消)http://www.tobuyomiuri.co.jp/newnews/keikan.4.090223.html
 第16回草加市まちなみ景観賞の選考がこのほど行われ、各部門の入賞作品が決まった。
 同賞は、1988年に良好な景観に対する市民への意識啓発、個性的で魅力ある草加らしいまちなみ景観の実現をめざし創設。今回は建物景観部門に、緑化部門に24作品の応募があった。獨協大学の鈴木隆教授を座長に9人の選考委員が現地調査や資料をもとに市民投票も参考に計15作品を選考した。市では市民、事業者、行政がそれぞれの役割を持って推進するため、昨年3月に草加市景観計画、同条例を制定、10月から施行。独特の色彩基準や戸建て住宅まで届出範囲を広げ、各方面から注目されている。
受賞作品は次の通り。
 【建物景観部門】▽まちなみ景観賞=若林邸(青柳4)、草加せんべいの庭(金明町)清水邸(谷塚町)▽奨励賞=日向野邸(稲荷3)、藤波邸(青柳5)、コスモアベニュー草加新田ビレッジホームズ(同)
 【緑化部門】▽まちなみ景観=藤波邸(青柳5)、久保邸(弁天2)、小櫃邸(新栄町)▽奨励賞=江間邸(栄町)、平林邸(青柳6)、内田邸(遊馬町)、田中邸(金明町)、千葉邸(原町)
【活動部門】栄町園芸クラブ(写真あり)

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十和田湖景観向上へ 青森・秋田両県、協議会を設置 (2009/02/23) 河北新報

(記事抹消)http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090223t71028.htm
 青森、秋田両県は新年度、昨年12月に137年越しで県境が画定した十和田湖周辺の景観対策を本格化させる。歴史的な合意を機に、両県が足並みをそろえて十和田湖のイメージアップを図り、観光客の落ち込みに歯止めを掛ける。

 十和田湖景観協議会(仮称)を共同で設置し、湖畔の十和田市や秋田県小坂町の職員、住民、NPOなどを交え、景観プランを策定する。観光案内板の統一デザインを検討したり、景観に関するワークショップを開いたりする。

 十和田湖は1871(明治4)年の廃藩置県以来、県境が定まらずにいたが、昨年8月に両県と十和田市、小坂町が「湖面は青森側6、秋田側4の比率で分割する」ことなどで合意。
 12月25日に官報で告示され、ようやく画定した。

 両県知事らは8月の合意の際、県境が定まったことに伴い増額される両県と両市町の地方交付税、計約6700万円を今後10年間、湖の環境保全や景観対策に使うことで一致し、覚書を交わした。景観協議会の設置は取り組みの第1弾となる。

 東北屈指の観光地の十和田湖は昨年、湖畔で見つかったハクチョウの死骸(しがい)から鳥インフルエンザが検出され、風評被害に見舞われた。岩手沿岸北部地震の影響などもあり、観光客が大幅に減少した。

 秋田県都市計画課は「自然と調和した十和田湖らしい景観で、観光客を呼び込みたい」と話している。

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【いしかわフォーカス】無電柱化を加速 (2009/02/22) 朝日新聞

(記事抹消)http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000902220001
◆◇新年度から5年計画 7区域で6キロを整備◇◆

 金沢市は新年度から、市街地の無電柱化を加速させる。市全体で7カ所の重点区域を設置、5年計画で約6キロを整備する予定だ。電線を地下に埋設する一般的な「地中化」だけでは事業費がかさむため、電線を軒先にはわせるなど低コストの手法を組み合わせることで効率的な実施を模索する。

(角谷陽子)

◇◆地中化+軒下・裏配線=低コスト◆◇

 長屋形式の飲食店が、細い路地の両脇に並ぶ金沢市片町2丁目の「新天地」。店の軒下に真新しい木のパネルが張り巡らされている。有線放送のケーブルや電話線などをはわせ、パネルで目隠ししたものだ。

 戦後に集団移転した店を中心にできた「昭和の雰囲気」が人気の繁華街。だが路地は細くて両脇に電柱を設置するのは難しく、電話線やケーブルがむき出しのまま店の壁に伝わっていた。新天地商店街振興組合は電柱を新設する代わりにケーブルを集めてパネルで目隠しする「軒下配線」を計画。市の補助を受け、補強工事と合わせて昨年までに15軒で工事を終えた。「以前はクモの巣のようだった。ずいぶんすっきりしました」と西村道治・同理事長は話す。

 無電柱化は景観の美化だけでなく、地震・災害で電柱が倒壊するのを避ける防災の意味もあり、国が5年計画で推進している。市でも取り組みを進めているが、無電柱化率は市街地の市道約180キロのうち1割弱の17キロ。市道全体では2%の42・9キロにとどまる。

 市は今年度、学識経験者らでつくる「金沢方式無電柱化検討委員会」(委員長=谷明彦・金沢工大教授)で整備方針を検討した。金沢駅周辺や香林坊・片町、東茶屋街など7地区を重点整備エリアと定め、来年度から5年計画で5・89キロを整備する計画をまとめている。

 金沢方式とは「多様な手法を組み合わせ、街並みにあった方法での整備を目指すこと」と市道路建設課は説明する。無電柱化の方法としては、電線類を道路の地下に収容する「地中化」、目立たない脇道などに電柱を設置する「脇道配線・裏配線」、それに新天地のような「軒下配線」の三つがある。それぞれバリエーションがあり、地域にあった方法を採用したいという。

 コスト面の要請もある。一般的な地中化方式は、工事区域1メートルにつき市の実績で約100万~120万円かかる。そこで、同約3万円で済む裏配線方式、同10万円の軒下配線を取り入れ、事業費削減を図る。

 さらに、金沢市が今年1月に歴史まちづくり法に基づく歴史都市に認定されたことが無電柱化の後押しとなった。歴史的な雰囲気がある街づくりが必要とされる点から、対象区域では国の補助率が通常の40%から45%にかさ上げされる。検討委員会が定めた重点区域の延長のおよそ半分に当たる2・91キロが補助率アップの区域に含まれている。

 今後は、軒下配線ができそうな家々や脇道の住民の理解が課題。市道路建設課は「説明会だけでなく、住民による『考える会』としてワークショップを重ねる予定。時間はかかるだろうが、合意形成に努めたい」としている。(写真あり)

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「伝統家屋」保全、再生へ協議会 京で設立総会 全国29団体参加 (2009/02/21) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009022100130&genre=K1&area=K00
 伝統的な町家や民家の保全、再生に取り組む全国の29団体による「全国作事組連絡協議会」の設立総会が21日、京都市下京区の市景観・まちづくりセンターで開かれた。伝統家屋の改修を進めるための政策提言や、技術向上へ向けた研修を行うとする活動方針を決めた。

 京滋や広島、福岡など20都府県から72人が参加した。会則には活動内容として、伝統工法の信頼性を高める活動や、町家を円滑に建て替えるための法制化への提言が盛り込まれた。

 会長に選ばれた「京町家作事組」(下京区)の梶山秀一郎理事長(57)は「今の規制や慣習、価値観は町家の保全にそぐわないものが多い」とし、「各地の取り組みにある知恵や工夫を共有しよう」とあいさつした。
 総会に続いて参加団体による討論があった。「行政の補助金頼みでは活動は続かない。自力で運営費を稼ぐ仕組み作りが大事」「技術のレベルアップに加えて、防災体制も早く整備する必要がある」などの意見が出た。(写真あり)

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風情ある城下町に 歴史的景観 復活へ (2009/02/21) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20090221-OYT8T00013.htm
姫路市 壁は漆喰、格子補修
 城下町の〈平成の大修理〉も始めます――。姫路市は2009年度から、姫路城周辺の景観保全区域(バッファゾーン、143ヘクタール)で風情ある町並みの再生に乗り出す。観光客が散策できる面的な広がりをつくり、かいわいを活性化させるのが狙い。初年度は、事業費600万円を計上する。

 歴史的な町並みを復活させるのは、06年の調査で江戸後期~戦前の民家計123軒を確認した野里、男山南、龍野町の3地区。半数が立つ野里地区を手始めに、白壁や格子といった外観のお色直しを進める。野里では、約10年かけて行う予定。

 通りに面した壁をモルタルやタイルから城と同じ漆喰(しっくい)に変えたり、エアコンの室外機を木枠で覆ったりした場合は費用の3分の2、200万円を上限に負担する方針。一方、現代的な建物のデザインや色遣いは所有者らと話し合った上で規制する。

 こうした民家の利用・活用を後押ししようと、市のホームページでは物件をPRし、住んだり、飲食店や土産物店などへの転用を希望したりする人を、所有者に仲介するとしている。

 都市計画課の担当者は「城下町情緒が失われるのをくい止めたい」と話し、「町並みと城との相乗効果で、周辺ににぎわいが生まれれば」と期待している。(写真あり)

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2009/02/20

「景観地区に理解を」業者対象に講習会 (2009/02/20) 八重山毎日オンライン

http://www.y-mainichi.co.jp/news/13060/
建築規制の徹底促す

風景計画の策定や景観地区指定の取り組みなどを受け、八重山圏域の良好な都市環境を実現するために法令順守を徹底してもらおうと県八重山支庁は18日、同会議室で建設業者や一般を対象にした講習会を開き、まちづくりの基本となる建築関係法令について説明、理解を求めた。
 講習会は建築に関する一般事項、建築実務に関する事項の2部構成で行われた。

八重山圏域での建築規制について説明した支庁の担当者は、石垣市の用途地域、観音堂地区の景観地区、竹富島の伝統的建造物群保存地区の規制について紹介した。
 建築確認に関し、「プレハブや畜舎、農作業小屋の設置に建築確認の必要があるか」とよくある問いには「柱や壁、屋根がある場合は建築物であり、確認申請が必要で完了検査も受けなければならない」と説明した。
 市の風景計画などについて説明した市都市建設課の担当者は、景観地区の規制担保手法として建築物の▽高さ・壁面の位置は建築確認▽デザイン・色彩は市長認定があると紹介し、川平地域の景観地区指定を6月にしたいと報告。「地球に一つしかない石垣島の風景を残すために理解と協力をいただきたい」と述べた。
 このほか、道路や建設リサイクル法、フロン回収・破壊法、浄化槽、建築確認申請の構造計算適合性判定などについても説明があった。(写真あり)

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「世界遺産」にらみ景観条例 県も推進予算倍増 群馬・富岡市 (2009/02/20) MSN産経ニュース

(記事抹消)http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/090220/gnm0902200331001-n1.htm

 群馬県富岡市は、富岡製糸場周辺の街並みや市全体の自然景観などを守るため、建物の高さなどを規制する景観条例を 10月1日から施行する方針を固めた。3月定例議会に条例制定案を提案する。県も平成21年度一般会計当初予算案で、世界遺産登録推進事業に前年度比で倍 増に近い約1億1280万円を計上。「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録に向けた準備が進むことになりそうだ。

 富岡市では富岡製 糸場を中心とした景観保護を目的に、景観法に基づき景観計画を策定。同製糸場周辺の約156・6ヘクタールを特定景観計画区域に選定し、さらに歴史文化的 景観保存ゾーン、旧街道街なみ誘導ゾーンなど3つのゾーンに区分。また、関連した景観資源があることなどから、市内全域を景観計画区域に選定した。

 そのうえで、同計画や条例案では、各区域やゾーンごとに建物の高さや外壁の色彩についての制限などを設定している。

 一方、県では21年度から、世界遺産暫定一覧表に記載されている「富岡製糸場と絹産業遺産群」の本登録を目指し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出する推薦書の作成作業を本格化させる。

 昨年には日本政府が推薦した「平泉の文化遺産」(岩手県)が登録延期とされ、「ハードルが高くなっているのは確か」(県世界遺産推進室)という状況だけに、普遍的価値を証明するため、海外との比較研究なども必要になるという。

 また、日本の絹産業が海外にどのような影響を与えたかの調査や、富岡製糸場をアピールするために英語やフランス語で作成したパンフレットやDVDを学会や国際会議で研究者らに配布する方針。

 県世界遺産推進室では「24年度の登録を目標にしているが、そのためには21年度から本格的に準備を進めていかないと、間に合わない」と話している。

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2009/02/19

歴史的建造物など4件指定へ/若松の景観審 (2009/02/18) 福島放送

(記事抹消)http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2009021821

会津若松市景観審議会(時野谷茂会長)は17日、歴史的景観指定建造物に「阿弥陀寺の御三階」など3件、自然景観指定緑地に「八葉寺の森」を選定した。

24日に答申し市が指定を決定する。

審議会が市から諮問を受け、歴史的景観指定建造物と自然景観指定緑地の2つの選定部会を設けた。

それぞれ現地調査などを行い慎重に選んだ。

特に「阿弥陀寺の御三階」は会津の歴史を語る上で貴重な遺産。

鶴ケ城内にあり江戸時代の文政年間以前の建築とされる。

戊辰戦争の戦火をくぐり抜け七日町に移された往時の鶴ケ城をしのばせる貴重な遺構。

歴史的景観指定建造物は34件、自然景観指定緑地は31件となる。

また、市内大町通り周辺地区が市と「町方蔵しっく通り景観協定」を結んでいるが、協定を延長することも承認した。

指定の答申をするのは次の通り。

◇歴史的景観指定建造物▽板橋家の母屋と土蔵(河東町郡山字古宮)▽切立橋(河東町大田原字権現堂)▽阿弥陀寺の御三階(七日町)◇自然景観指定緑地▽八葉寺の森(河東町広野字権現塚)

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2009/02/18

南ア市、景観計画策定へ (2009/02/18) 山梨日日新聞

(記事抹消)http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/02/18/16.html
自然、歴史遺産を保護
 南アルプス市は、市内の自然、歴史的な景観を保全するための基本方針となる市景観計画の策定を目指している。現在は計画の素案づくりを進めていて、2009年度中に素案をまとめる方針。10年度以降に景観条例を制定した後、計画を策定させる考え。
 市都市整備課によると、計画策定には、景観特性を生かした規制エリアの設定や計画書の作成、条例の制定が必要。素案づくりは07-09年度の3カ年で進めていて、今月発足した策定検討会で具体的な内容を詰める。
 市民の目線に立った景観づくりを行うため、市民や専門家ら約30人でつくる市民懇談会(小林幸夫座長)を立ち上げ、ワークショップを開催。市への提案書「風景づくり市民プラン」をまとめ、今沢忠文市長に提出した。
 プランでは、南アルプス山系の自然や眺望をはじめ、棚田・果樹園の農村、古民家などの歴史遺産について、保護や魅力の再発見に加えビューポイントの整備とPRの必要性を盛り込んでいる。
 市はこのほど市役所で第1回策定検討会を開き、今沢市長が委員に委嘱状を交付した後、今後の作業の流れや課題を確認した。

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石川方式で無電柱化 金沢・石引から小立野 側溝活用、低コスト 県予算編成 (2009/02/18) 富山新聞

(記事抹消)http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20090218101.htm
 石川県は新年度、官民協働による「景観づくりプロジェクト」をスタートさせる。金沢 市石引―小立野寺院群で既設側溝を活用した「石川方式」の無電柱化に着手するなど、「 リーディング事業」と銘打ち、無電柱化を核とした街路、道路事業を展開する。ハード整 備で良質な景観形成を先導していくのに併せ、沿道の建物や屋外広告物の修景に関する民 間支援のソフト施策も充実させる。新年度当初予算案に推進費九千万円を計上する。

 リーディング事業は、無電柱化など景観に配慮した工法で公共事業を推進することで景 観形成を牽引(けんいん)するのが狙いである。今年一月施行のいしかわ景観総合条例に 基づき、県公共事業の指針に盛り込まれた。

 新年度は金沢市石引―小立野、寺町、七尾市の和倉温泉で無電柱化を重点的に進める。 珠洲市木ノ浦の県道大谷狼煙飯田線、加賀市中島町の南加賀道路ではそれぞれ日本海、白 山の景色を楽しめる「視点場」を整備する。

 特に兼六園周辺や藩政期の寺院が並ぶ石引―小立野地区では、都市計画道路小立野線で 「石川方式」の無電柱化に取り組む。歩道のバリアフリー化工事に伴い、不要となる側溝 中に通信用配線をくぐらせる石川独自の手法で、通常の地中化工事と比べて二割程度のコ スト安になるという。

 新年度は兼六坂上―飛梅・北陸学院前の約二百八十メートル区間、天徳院前の約百メー トル区間を整備する。同地区では辰巳用水の国史跡指定や小立野寺院群の市有形文化財指 定への取り組みが進められており、無電柱化により、歴史・文化的な地区全体の魅力を高 めていく。

 これらの地域は景観総合条例で沿道の建物や広告物の設置に関する規制が強化されてい る。県は沿道修景に関する民間の取り組みも後押しし、地域の特性に応じた一体感のある 景観づくりにつなげる考えだ。

 具体的には、アドバイザーを派遣し、修景計画策定に向けた協議会設立や協定締結など 地元の合意形成を促すほか、屋外広告物「エコサイン」の導入を支援。無電柱化との相乗 効果で、二〇一四年度末の北陸新幹線金沢開業を見据えた美しい都市景観の創出を目指す 。(写真あり)

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大川内山 江里山の棚田 旧久富家住宅 初の地域景観選出 22世紀に残す県遺産 3件を新たに認定 (2009/02/18) 西日本新聞

(記事抹消)http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/77914

 県は17日、未来に残すべき地域の美しい景観や建造物を選ぶ本年度の「22世紀に残す佐賀県遺産」に、「秘窯(ひよう)の里 大川内山」(伊万里市大川内町)、「江里山の棚田」(小城市小城町)、「旧久富家住宅」(佐賀市柳町)の計3件を認定した。大川内山や江里山の棚田という地域景観の認定は、制度が始まった2005年度以来、初めて。認定総数は計26件となった。

 大川内山は佐賀藩の御用窯が築かれ、現在も31の窯元が藩窯の伝統と技法を受け継ぐ。狭い谷間に窯元が密集し、集落の背後には奇岩がそびえる。日本の棚田100選にも選ばれている江里山の棚田は、天山の中腹標高250メートルに位置。石積みの棚田約600枚が集落と一体となった独特の農村風景を形成する。

 建造物で今回、唯一選ばれた旧久富家住宅は、旧長崎街道沿いに残る大正期の大型町家。佐賀城下ひなまつりでは、展示会場として祭りのにぎわいに花を添えている。

 また、県はこの日、一般公募した県遺産のシンボルマークに使用する作品も発表。現地に立てる銘板にマークを記載する。(写真あり)

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県景観行政団体協議会の設立総会 大津で記念シンポ (2009/02/17) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009021700162&genre=H1&area=S00

 滋賀県内で景観法に基づく景観計画を策定した県や7市でつくる「県景観行政団体協議会」の設立総会が17日、大津市で開かれた。記念シンポジウムもあり、景観保全によるまちづくりや観光振興について話し合った。

 県内での景観保全は、琵琶湖沿岸などで一体的に進める必要があることから協議会を設立した。総会では、会長に嘉田由紀子知事、副会長に川島信也長浜市長を選出。今後、湖岸などでの景観形成に向け、行政担当職員らが施策のあり方を定期的に話し合う。

 記念シンポは市民ら約200人が参加し、北海道大大学院の越澤明教授が、景観保全による活性化の事例を報告した。続く座談会で、獅山向洋彦根市長は、彦根城の城下町を中心としたまちづくり計画「歴史的風致維持向上計画」が1月に国認定を受け、国の資金支援で景観保全を通じたまちおこしや観光振興を進めることを説明。旅行作家の西本梛枝さんは、街道筋の町並みや里山の風景の魅力を語り、景観計画でこれらを保ちながら、観光地としての潜在力を発揮できるよう促した。(写真あり)

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2009/02/17

大川内山など3件認定へ 22世紀に残す佐賀県遺産 (2009/02/16) 佐賀新聞

http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=1182816&newsMode=article

 佐賀県美しい景観づくり審議会(会長・伊佐淳久留米大教授、14人)は16日、22世紀に残す県遺産に「秘窯の里 大川内山」(伊万里市)、「江里山の 棚田」(小城市)の2地域と、「旧久富家住宅」(佐賀市)の合わせて3件を認定するよう古川康知事に答申した。地域の認定は今回が初めてで建造物を含める と県遺産は26件になる。

   県遺産制度は文化的価値や優れた景観を持つ建造物の保存活用を支援する目的で2005年度から始め、本年度から対象に「地域」も加えた。

   大川内山は鍋島藩の御用窯の歴史を持ち、現在も31の窯元が藩窯の伝統を受け継いでいる。狭い谷間に窯元が集まり、その背後にそびえる奇岩が山水画のような雰囲気を醸している。

 江里山の棚田は天山の中腹に位置し、石積みの棚田600枚が集落と一体となった独特の農村風景を形成し、日本の棚田百選にも選ばれている。旧久富家住宅 は大正期の町屋。力感あふれる外観のほか、1階の表の間は21畳の広さがあり、佐賀城下ひなまつりでは展示会場として活用されている。

   この日の会議では認定にあたって「地区の住民と行政が連携する形で、これまで以上に景観保護の取り組みを進めてほしい」などの意見が出ていた。(写真あり)

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2009/02/16

「歴史まちづくり」に名乗り (2009/02/14) 中国新聞

(記事抹消)http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902140067.html

 竹原市は、歴史的景観を活用した街並みづくりを国が支援する「歴史まちづくり法」の認定へ名乗りを上げる。認定されれば広島県内で初めて。本年度中の申請に向け、計画の骨格を決める法定協議会を16日にスタートさせる。

 新年度の早期認定を目指す。竹原市は重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)が中心部にあり、酒造も営まれている。竹原港周辺などには江戸時代の塩 田の遺構もある。こうした酒・塩のまちの歴史を軸に認定の対象となる重点区域を選び、伝統の維持や向上を図る。4カ所の風致地区も区域に組み込む方向で検 討する。

 具体的な施策として、重伝建と周辺での建造物の再調査や、景観に配慮した案内板の整備などをリストアップしている。(図あり)

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2009/02/12

平城遷都1300年祭:大宮通りの景観整備、色彩変更に半額補助 /奈良 (2009/02/11) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/nara/news/20090211ddlk29040560000c.html
 ◇補正予算案計上へ

 平城遷都1300年祭に合わせ、県は、大阪方面からの玄関口となる大宮通り(県道奈良生駒線など)沿いにある建物の色彩変更など景観整備に乗り出す。1300年祭のメーン会場となる平城宮跡周辺の景観にふさわしい建物を増やそうと、塗り替えなどを実施する事業所に、事業費の半額を補助する方針。県は2月県議会補正予算案に2000万円を計上する。

 県によると、対象は第2阪奈道路の宝来ランプから国道24号との交差点までの大宮通り約3・1キロ。小売店やホテルなど人目を引く派手な建物があることから、白やベージュなど地味な色への変更を促す。公募した事業所の建物や個人宅の他、県も建物を所有する複数の事業者に個別交渉する。奈良市との共同事業にする方針で、奈良市に1000万円の財政負担を求める。

 県地域デザイン推進課は「大宮通りは1300年祭のメーンの観光ルートになるので是非とも整備したい」と話している。

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第4回美の里づくりコンクールで6地域を選定(農林水産省) (2009/02/10) 日本商工会議所

(記事抹消)http://www.jcci.or.jp/cgi-news/jcci/news.pl?3+20090210113114
 農林水産省は9日、良好な景観を保全・形成するための取組みを表彰する「第4回美の里(びのさと)づくりコンクール」の選定地区を決定した。今回、選定 されたのは、岡山県美咲町「境地区農業生産者組合」、静岡県松崎町「石部棚田保全推進委員会」、岐阜県下呂市「馬瀬地方自然公園・住民憲章推進協議会」、 兵庫県多可町「箸荷むらづくり委員会」、京都府京丹後市「奥大野村づくり委員会」、北海道沼田町「沼田ホタル研究会」の6地域。「美しい景観の総合的な保 全・形成への寄与」「多様な主体の参画による景観の保全・形成」「地域資源を活かした景観の保全・形成」「景観を活かした地域経済の活性化」「良好な景観 づくりに係る施策の活用」などの観点で高い評価を受けた。
 詳細は、http://www.rdpc.or.jp/index.htmlを参照。

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2009/02/10

東京都と区、屋外広告撤去に助成 臨海部と庭園周辺 (2009/02/09) 日本経済新聞

(記事抹消)http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090209c3b0905409.html
 東京都は2009年度、国内外の観光客の集まる庭園周辺や臨海部の景観の改善を目的に、これらの地域の屋外広告の撤去を助成する。都と区が合わせて撤去 費用の3分の2を補助する。すでにこれらの地域では広告規制を始めているが、解体費用などがかさむこともあり撤去は進んでいない。助成制度の創設で、11 年度までに規制対象のすべての広告の撤去を目指す。

 助成の対象地域は、新宿御苑(新宿、渋谷区)や浜離宮恩賜庭園(中央区)など8カ所の文化財庭園周辺と、晴海や有明など臨海部。高さ20メートル以上の屋上に設置された屋外広告などを撤去する費用を助成する。都と地元の区がそれぞれ費用の3分の1を補助する。

 壁面広告を改装する場合は、都と区が合わせて費用の2分の1を補助する。電飾をなくしたり、派手な色を彩度の低い色に塗り替えたりする費用を助成する。

 都は09年度予算案に助成費用として2億6000万円を盛り込んだ。09年度中に約80件の撤去を目指す。

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重要文化的景観「蕨野の棚田」 保存、PRへNPO法人 唐津市相知町 住民、有識者ら設立 (2009/02/10) 西日本新聞

(記事抹消)http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/76337

 昨年7月に国の重要文化的景観に選ばれた「蕨野(わらびの)の棚田」(唐津市相知町)を保存し、全国にPRしようと、住民や有識者ら約40人が8日、初めての保全組織となる特定非営利活動法人(NPO法人)「蕨野の棚田を守ろう会」(中山茂広理事長)を発足させた。

 山の斜面に広がる棚田の水田は1050枚。高さ最大約8.5メートルの石垣は全国の棚田の石垣で最も大きいとされる。これまでは、棚田米の生産者が営農のために石垣の修繕などを取り組み、その結果、景観が維持されてきた。しかし、高齢化で人手不足に陥り、国の選定を機に組織設立の機運が高まっていた。

 守ろう会は、佐賀大農学部との連携で都市住民らの農業体験などを進めるほか、荒廃地の手入れや花木の植栽、観光ガイドの育成事業も実施。3月末までにホームページやブログ(日記風サイト)を開設し、観光PRにも本腰を入れる。

 8日は地元の公民館で設立総会を開催。発起人代表の川原増雄・蕨野区長は「棚田米のPRも含め、活動を地域振興につなげたい」と話した。(写真あり)

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2009/02/09

歴史まちづくり法:第1次で国、彦根市の「風致計画」認定 城跡など保全へ /滋賀 (2009/02/08) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090208ddlk25010366000c.html
 ◇歴史まちづくり法に基づき

 「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(歴史まちづくり法)」に基づく彦根市の「歴史的風致維持向上計画」が、金沢市や山口県萩市、岐阜県高山市など全国4都市とともに国から第1次認定された。国の補助制度を活用して旧彦根藩政時代の城跡、武家や足軽屋敷、町家などの建物や景観の保全を図る。市は「世界遺産登録の推進にもつながる」と期待している。

 同法は歴史を生かした町並み形成を促進するため昨年11月に施行された。市町村が国宝や国指定文化財を核に歴史遺産などと一体化したまちづくりを策定し、認定されると、国が事業費の半分~3分の1を補助する。初年度の補助金は5市で約7億3000万円。

 市の計画では、国宝・彦根城天守や重要文化財が集まる特別史跡彦根城跡を核に、周辺部約400ヘクタールを「彦根城下町区域」とする。その中で▽ 珍しい「見張り部屋」を備えた旧彦根藩善利(せり)組足軽屋敷辻番所の保存修理▽中級武士の旧池田屋敷長屋門保存修理▽都市公園やまち歩きネットワークの整備▽屋外広告物ガイドライン策定--など、歴史的建造物や歴史的町並みを中心とする七つの事業を盛り込み、10年計画で取り組む。総事業費約8億円で、うち2億5000万円を国の補助で賄いたい意向だ。

 計画案が認められると、国指定だけでなく、県や市指定の文化財などにも国の補助金が活用できる。また、建て替えなどで近年、姿を変えている江戸期の武家屋敷や足軽屋敷がある一帯の保全も見込めるという。

 市は3月議会に事業計画案を提出し、認められ次第、今年度事業として着手する。

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景観や美化の事例を報告 高松、倉敷、大分市長集いシンポ (2009/02/08) 山陽新聞

(記事抹消)http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2009/02/08/2009020811561678019.html

 景観保全や美化の基本理念を盛り込んだ「美しいまちづくり条例」(仮称)の制定を進める高松市主催のシンポジウムが7日、同市番町の県社会福祉総合センターで開かれ、高松、倉敷、大分の3市長が各市の取り組みを報告した。

 釘宮磐大分市長は、1日で14万6000人が参加しギネス記録になった市内清掃(2005年)を紹介し、美化活動に対する市民の意識の高さを披露。伊東香織倉敷市長は、白壁の町並みを誇る美観地区の景観を守ることの大切さを力説。「地区外建築物の高さ制限が可能な市背景保全条例が効果を挙げている」とした。

 大西秀人高松市長は「都市景観や環境美化の既存条例の上に立つ存在」と、自身のマニフェスト(公約)で年内策定を目指す新条例の理念を説明。

 「住み心地が良い街をつくるには住民の行動も大切」と、市民とともに取り組む考えを述べた。(写真あり)

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全市的に地域特性生かす (2009/02/08) 東海日日新聞

(記事抹消)http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=26860&categoryid=1
 豊橋市は今年度中に、「豊橋まちづくり景観形成基本計画」を改訂する。さきに市議会建設消防委員会に対し原案を示し、現在市民からパブリックコメントを 集めている。これまでの、豊橋駅を中心とした中心市街地重視型を改め、全市的にそれぞれ地域特性を生かすようにした。新たに、周囲の野山を眺望しながら、 うまくマッチするまちづくりの視点を設けた。

 豊橋市は90(平成2)年に景観形成基本計画を策定。2年後に景観条例を制定するとともに、条例に基づく計画とした。近年になって、国が04年度に、美 しい国づくりを重要施策として位置付けた景観法を制定、県も06年度に「美しい愛知づくり基本計画」を策定したことから、豊橋市も改訂作業に取り掛かっ た。

 基本方針として、地域、軸、拠点、眺望の4つのキーワードを設けた。①地域ごとにまとまりのある景観②美しい軸の景観③個性あふれる拠点の景観④愛着を感じる眺望の景観。

 それを具体的に示すと、市街地地域は「まちの景」、三河湾沿岸地域は「港の景」、南部田園地域は「農の景」、豊川沿川地域は「川の景」、東部丘陵地域は「里山の景」(=基本方針図)。

 重点的な取り組みとして、①豊橋駅周辺の景観形成を推進し、東三河の顔の魅力を向上②自然と歴史の拠点の景観形成を推進し、地域らしさを向上③市民の身近にある景観資源を掘り起こし、新たに魅力ある景観を創出する。

 推進体制は、市民・事業者、豊橋市、専門家の3者による「協働」。市は、市民などの取り組みを支援するとともに、市民などからの景観形成に関する提案を 受け、必要に応じて実施していく。公共事業では、景観担当課が中心となり、事業担当課と情報交換しながら連携し、円滑に進める。(図あり)

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2009/02/06

都景観審:皇居周辺、景観誘導区域に 計画変更案を了承 /東京 (2009/02/05) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20090205ddlk13010276000c.html

 都景観審議会(会長、岸井隆幸・日本大教授)が4日開かれ、皇居周辺を「景観誘導区域」に指定し、大規模な建築物を建てる事業者に事前協議を義務 付ける都景観計画の変更案を了承した。都は4月から事前協議制を導入するが、1年間を試行期間とし、本格実施は来年4月となる。

 都は景観計画変更の素案について意見を募り、1月9~22日に計39件が寄せられた。建築物のデザイン評価指針については「具体的な事例の提示が なく、事業者には情報が不十分」との指摘があった。都はデザイン評価指針とは別に、具体的な協議の方法や手順を示した運用方針を定めて4月に公表する。

 対象区域となる5区のうち、千代田区は「区の主体性を阻害するもので承服しかねる。性急に手続きを進めず、慎重な協議を行うことを強く望む」と要 望した。都は「都の許認可にかかる建築物を対象としており、広域的な観点から都が景観誘導を行う」と強調し、「千代田区の取り組みを尊重して進めており、 導入後も協議調整を進める」との見解を示した。

 都と区の役割分担については、委員からも十分な調整を望む意見があった。都は区に理解を求めながら、導入に踏み切る。

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2009/02/05

皇居周辺の街 風格保って 建築物デザイン都が指導へ (2009/02/05) 東京新聞

(記事抹消)http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009020502000094.html

 美しく風格ある皇居の眺めを保つため、東京都の景観審議会は4日、「景観誘導区域」に皇居周辺を新たに加える内容の景観計画変更案を了承した。周 辺でビルなどを建てる場合、皇居の眺めを損なわないよう高さや色、デザインなどの指針を定め、建築を計画する事業者に都との事前協議を義務付け、指針に沿 うよう指導する。4月から実施される。

 景観誘導区域は千代田、中央、港、新宿、文京の五区にまたがり▽大手町や霞が関、九段下など内堀通りを中心としたA区域▽神田や飯田橋、四谷など、江戸城外堀跡沿いのB区域-の大きく二つに分類して、景観形成のルールを地区ごとに細かく定めている。

 例えば、A区域のうち日比谷通り沿いでは、道路に面したビルの高さが歴史的に三十一メートル程度に維持されてきたことを踏まえ、新築する場合もこの範囲で規制。これより高くする場合は高層部分を道路より後退させる。

 B区域では、建物の高さ、形、色などが皇居や外堀の眺めを妨げないようにする。中でも、皇居東御苑、内堀通りの二重橋前交差点と国会前交差点、北桔橋門の四カ所からの眺望を「特に風格ある景観」とし、特段の配慮を求めている。

 都は事業主との事前協議にあたり、指針に沿うよう指導する一方で、風格や落ち着きなど「皇居周辺にふさわしい」とする良質な建築物のデザインを積極的に評価するという。(図あり)

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皇居周辺で「眺め」維持 デザインを「風格」基準に評価 (2009/02/04) MSN産経ニュース

(記事抹消)http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090204/tky0902042316014-n1.htm

 皇居周辺の景観を守ろうと、東京都景観審議会は4日、民間事業者などが大規模な建物を新築・改築する際、事前に建物 のデザインや色を「風格」などの基準で評価する制度の導入を決めた。平成21年4月から試行し、22年度から導入する。有識者でつくる審議会の部会が「首 都の顔にふさわしいかどうか」にまで踏み込んだ是非を審議し、問題がある場合は改善や指導を行う。

 評価の対象区域は、千代田区のほぼ全域 と中央区など近隣4区の一部。このうち、霞が関や千鳥ケ淵などの「内濠(うちぼり)」エリアでは、延べ床面積1万平方メートル以上などの大規模な建物はす べて評価対象とする。「外濠」エリアでは、二重橋前交差点など6地点からの“眺め”を阻害すると判断された場合に評価対象となる。 

 都は「風格」「落ち着き」「端正さ」などの観点で評価を実施。周りの建物よりも突出して高くしないよう求めるほか、周囲と調和しない派手な色の使用も再考を促す。

 皇居周辺の景観をめぐっては18年、千鳥ケ淵近くにある「イタリア文化会館」の赤い外壁を住民らが「景観を壊す」と問題視し、塗り替えを求める陳情書を国や都に提出している。

  都は、会館の建築に携わった鹿島建設(東京)を通じて伊政府に塗り替えを求めていたが19年5月、設計したイタリア人建築家が塗り替えを拒否。このため、 都と伊政府の交渉は膠着(こうちゃく)状態に陥っているが、今回の景観規制強化で、「赤い外壁」問題が再燃する可能性もある。

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県:市町村の景観形成、指針案を発表 /山梨 (2009/02/04) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090204ddlk19010064000c.html

 県美しい県土づくり推進室は3日、県内市町村が景観形成の基本指針とする「美しい県土づくりガイドライン案」を発表した。3月2日まで県庁のホームページ上で県民の意見(パブリックコメント)を求めた後、正式に策定される。

 ガイドライン案によると、公共工事の際に電線を地下化することや、公共施設を建設する際、色彩や資材の種類を統一することなども盛り込まれた。また、県内6地域が持つ山岳や桃畑などの景観を守る地域別の指針も示されている。

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2009/02/04

伊那市が環境基本計画原案作成 ポイ捨て禁止条例も (2009/02/04) 長野日報

(記事抹消)http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=13296
 伊那市は、来年度から10年間の環境施策の基になる環境基本計画の原案を作成した。「ポイ捨て禁止条例」の制定、地域や家庭で二酸化炭素(CO2)削減 の啓発を行う「地球温暖化防止市民リーダー」(仮称)の育成、環境分野で活動する市民のネットワーク作りなど具体的な取り組みを掲げた。16日まで市民か ら意見を募集し、今年度中に計画を策定する。

 同計画は旧市町村ごとに策定しており、合併を機に環境問題を取り巻く情勢の変化など踏まえ、新たに策定する。市は2007年度から策定作業に着手。市民によるワークショップや市民アンケートも行い、検討してきた。

  原案は「みんなで環境にやさしく住みやすい伊那市を築いていこう!」をスローガンに▽自然環境や景観の保全▽ごみの減量化▽地球温暖化防止▽環境教育の推 進―を主な基本方針とし、200余の具体的な取り組みを盛った。各項目の達成時期を短期、中期、長期に分け、市民・事業者・学校・行政の役割分担も示し た。

 ポイ捨て禁止条例の制定は、5年程度で対応する中期目標に位置付けた。制定は市環境審議会でも議論されているが、実効性を課題に指摘する意見もある。

 景観に関しては「アルプスの見える街」をアピールするため、市民から山岳の眺望が良い場所を募集し、「アルプス展望台」として指定する。

  ごみの減量化では、学用品の再利用の検討、「おさがり」の啓発、マイ用具(マイバッグ、マイばし、マイボトルなど)の使用を促進する。新エネルギーの普及 で、太陽光発電事業者への屋根貸しも含めた公共施設への太陽光発電の設置、ダムの放流水や農業用水など利用した発電の検討も行う。市独自の「環境の日」 「環境週間」制定の検討も盛った。

 市は、寄せられた意見を基に庁内の同計画推進委員会で原案を再検討し、市環境審議会に計画案を諮問する予定。

 市生活環境課は「環境は市民との協働が推進しやすい分野。計画に関心を持ち、足りない部分など指摘していただけたら」と話している。

 原案は、市のホームページで公開している。

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佐賀市景観賞:大和町・與止日女神社など3件 /佐賀 (2009/02/03) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/saga/news/20090203ddlk41040672000c.html

 佐賀市内の美しい景観形成に寄与している建築物などを顕彰する「第12回佐賀市景観賞」に、與止日女(よどひめ)神社(大和町)▽大搦(おおがら み)・授産社搦(じゅさんしゃがらみ)堤防周辺(東与賀町)▽飲食店「饗膳(きょうぜん)とりい」(呉服元町)--の3件が選ばれた。

 佐賀市が97年度から実施している。今回は169通(景観136件)の応募があり、学識経験者ら14人で作る選考委員会が選んだ。

 川上峡の川沿いに建つ與止日女神社は、クスノキなど周辺の樹木と調和し、川面にもその姿を映して美しい景観を作っている。

 大搦・授産社搦堤防は、明治期に造られたという干拓堤防で、干拓の歴史を伝える貴重な遺産として評価された。

 呉服町名店街の一画にある「饗膳とりい」は間口が狭く、奥行きのある敷地をうまく利用。植栽を施し、すっきりした外観を形成している。

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2009/02/03

松本市の「屋外広告物条例」施行 (2009/02/03) 信濃毎日新聞

(記事抹消)http://www.shinmai.co.jp/news/20090203/m-1.htm
主要道路沿いの巨大な看板や田園地域の野立て看板を規制する松本市の「屋外広告物条例」が1日、施行された。
 これまで県の屋外広告物条例が適用された一部地域を除き高さや面積に規制はなかったが、北アルプスの景観や城下町の雰囲気を守る狙いで市のほぼ全域を広 告設置に許可が必要な地域とした。既存広告にも設置許可申請を求める。施行後最初の平日となった2日、事業所の担当者らが市計画課を訪れて説明を受けた。

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2009/02/02

佐賀市景観賞に「與止日女神社」など3件 (2009/02/02) 佐賀新聞

http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=1167679&newsMode=article
 佐賀市?美しい景観づくりに対する市民意識を高めることを目的とした「第12回佐賀市景観賞」に、與止日女(よどひめ)神社(大和町)、東与賀大搦(おおがらみ)・授産社搦堤防周辺(東与賀町)、饗膳(きょうぜん)とりい(呉服元町)の3件が選ばれた。

 川上峡のほとりにある與止日女神社は社殿と周囲の樹木が調和した美しい 景観をつくり、春は桜、夏はクスノキ、秋は紅葉と季節ごとの表情を見せる。川上川(嘉瀬川)の水面にその姿を映す対岸からの眺めも高く評価された。

 東与賀町の大搦・授産社搦堤防は明治前半に造られた干拓堤防。周囲の田園風景や遠くに見える脊振山地と石積みの堤防が一体感のある景観をつくっている。饗膳とりいは間口が狭く奥行きのある敷地を活用し、水路と植栽のある露地を演出。看板などを極力排し、すっきりとしたデザインに仕上げている。

 同賞には136作品の応募があった。学識経験者などでつくる選考委員会(委員長・丹羽和彦佐賀大学理工学部教授、14人)が書類審査や現地審査の上選考した。(写真あり)

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浜中のNPO、未来へつなぐ 霧多布湿原100ヘクタール超取得 (2009/01/30) 北海道新聞

(記事抹消)http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/144053.html

 【浜中】釧路管内浜中町のNPO法人・霧多布湿原トラストが、ラムサール条約登録湿地である町内の霧多布湿原と周辺の民有地計百三十八ヘクタール を購入することになった。日本ナショナル・トラスト協会(東京)によると、民間団体が百ヘクタールを超す湿原の大規模民有地を取得するのは全国でも珍し い。

 購入する土地は、琵琶瀬川河口付近の湿地と南側の高台。町内の農事組合法人が数十年前までコンブを運搬する馬の放牧に使った。湿原部はヨシやスゲを中心とする自然環境が保たれ、高台からの眺望は湿原を代表する景観として知られる。

 放牧事業が休止状態で農事組合法人は昨年、解散方針を決めたことから同十二月、「湿原を守ってもらいたい」と現状維持を条件に、霧多布湿 原トラストと総面積の七割についての売買契約を結んだ。残りは二月に売却する。同トラストは前身の任意団体時代を含め一九八六年から、湿原内の民有地を賃 借・取得して保全しているが、今回の面積は一件当たりで過去最大。今回の購入で、同トラストの保全対象地は六百七十八ヘクタールと、湿原内の民有地千二百 ヘクタールの57%に達した。

 購入額は約千二百万円。同トラストはいったん自己資金と借入金で賄うが、二月一日から全国約三千人の会員と会員外の市民に募金による協力を求める。

 三膳時子理事長は「農事組合法人が湿原を手つかずで残してくれたのは奇跡的。未来の子供たちに引き継ぐため、多くの人に募金を呼びかけたい」と話している。募金は一口二千円。問い合わせは同トラスト(電)0153・62・4600へ。(写真あり)

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