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2009/04/30

保存計画の策定に着手 前田家墓所 5月19日に金沢市が専門委発足 (2009/04/29) 富山新聞

(記事抹消)http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20090429103.htm

 二月に国史跡に指定された加賀藩主前田家墓所の保存管理計画を策定する市の専門委員会が五月十九日に発足する。近世大名の政治権力や墓制を知る上で貴重とされる同墓所を良好な状態で後世に継承するための方策を今年度中にまとめる。野田山の「前田家墓所」と高岡市の「前田利長墓所」が一括の史跡として指定されており、高岡市関係者も議論に加わる予定である。

 保存管理計画では史跡の価値と構成要素を明確に示し、各墳墓の個別の保存管理方法や修復に関する取り扱い基準を定める。専門委は墓所内の整備活用や景観形成の方針についても検討することにしており、史跡内の案内表示の方法や防災管理策についてもまとめる。

 専門委の名称は「史跡加賀藩前田家墓所保存管理計画策定委員会」で、文献をはじめ、石造物修復などの保存科学、考古、生態学、防災工学、建築デザインの専門家で構成される。文化庁や県教委がアドバイザーとして加わり、高岡市からは市教委文化財課の担当者がオブザーバーとなる。前田家十八代当主の前田利祐氏が顧問となる。

 野田山の前田家墓所には加賀藩の歴代藩主や正室、側室らの墓八十基が残り、史跡の指定範囲は約八万六千三百平方メートル。高岡市関の前田家二代利長の墓では、三万三千四百平方メートルが史跡に指定されている。(写真あり)

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二川宿の景観に基準 (2009/04/29) 東海日日新聞

(記事抹消)http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=27829&categoryid=1

 豊橋市は28日、「二川宿景観形成地区整備計画」を策定し、公表した。二川宿本陣はじめ旧商家の駒屋など、歴史的建造物が立ち並ぶ旧東海道沿いのまち並みを持続・発展させようという狙いで、まち並みの連続性を損なわないよう、道路沿いに建てる建物は切り妻屋根で、2階建てまでとし、空き地や駐車場にする場合、門や塀を設けることなどをルール化した。

 同市は93年以来、まちづくりの指針となる景観形成地区として、駅前大通など市中心部(街)7カ所を指定し、整備計画づくりを進めてきたが、今回のように郊外で、歴史的建造物のあるまち並みを対象とするのは初めて。

 二川地区が、早くから人にやさしいまちづくりなどに取り組み、06年春以降、宿場町東端に当たる二川町字東町の住民が集まって、まち並み景観について本格的に勉強会(月1回)を始め、翌07年7月、街道沿いの中町、新橋町とともに住民組織「二川宿まちづくり会」(山本剛生会長)を設立した。

 市は、同会の活動区域をまちづくり景観条例に基づく、まちづくり景観形成地区に指定(旧宿場町の東側半分で、道路延長1373メートル)。豊橋技科大の大貝彰教授グループらの支援のもと、昨年9月に、住民同士の約束事である「二川宿まちづくり協定」を締結し、ルール化を図った。

 ルールは、まち並み景観形成の基準として建物などの「連続性」を強調。道路沿いを空き地などにしておく場合、門や塀を設けて連続性を確保するように求め、建物の高さや壁面仕様などについても基準を設けた。

 また歴史的な建築物として、木造の平屋、もしくは(中)2階建て、屋根は切り妻の日本瓦ぶき、さらに屋根のこう配などについても一定の基準を設けた。

 それらを1冊にまとめた整備計画は、旧東海道の宿場町として栄えた歴史性を明記の上、「歴史的な建造物と新たな建物が美しく調和したまち並み」を目標イメージとして掲げ、合成イメージ図などを使って、基準を分かりやすく紹介している。

 1500部印刷し、地権者ら関係者150世帯に全戸配付するほか、建築業者らにも配布し、趣旨の徹底化を図っていく。(写真あり)

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2009/04/28

まち交大賞でアイデア賞! (2009/04/28) 東海日日新聞

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 国土交通省のまちづくり交付金を活用し、全国から優良な計画に対して表彰する「まち交大賞」が27日発表され、豊川市の豊川稲荷や豊川駅などの一帯の都市再生整備計画「とよかわイナリズム地区」が部門賞のアイデア賞を受賞した。

 今回の「第4回まち交大賞」では総合賞(3地区)と部門賞(テーマ、アイデア、プロセスで各3地区・計9地区)に分かれている。平成16年度から20年度までのまちづくり交付金採択地区(過去のまち交大賞受賞地区や完了地区は除く)が候補地で、地方大会を経て全国審査委員会(委員長・高橋洋二日大総合科学研究所教授)に諮られた。

 中部地方整備局管内(東海4県と長野県の1部)からは今回、11地区が地方大会に応募した。豊川をはじめ4地区が全国大会に選出された。全国大会には28地区が選出された。まちづくりを推進するための優れたテーマの設定▽提案事業を活用した画期的アイデア▽住民の意向の反映や参加の誘導などの計画策定のプロセスの3つの観点から審査された。

 「とよかわイナリズム地区」は門前町、西本町、豊川町、古宿町、東豊町など地区面積は164ヘクタール。交付期間は平成17年度から21年度までの5年間で、門前通りのカラー舗装や豊川駅東地区整備などの基幹事業や公共下水道、小中学校防犯などの提案事業を計画。約19億の事業費となっており、まちづくり交付金として約4割が交付される。(写真あり)

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2009/04/27

県:景観整備機構に県建築士会を指定 /三重 (2009/04/25) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/mie/news/20090425ddlk24010219000c.html

 県は24日、良好な景観形成のための活動を中心になって担う景観整備機構として、県建築士会(瀬河英雄会長)を指定した。県内での景観整備機構指定は初めて。

 景観法に基づく指定で、民間団体や市民による自発的な景観保全・整備を進めるのが目的。指定を受けた団体は、指定地域で景観形成に関する活動が行われる際、景観についての知識を持つ人材を派遣したり、情報提供を行うなどして活動を支援するほか、自ら調査研究も行う。全国では、社団法人やNPОなど計45団体が指定されている。

 県建築士会はこれまでにも、伊勢市内の建造物を対象に「伊勢景観デザイン賞」を募ったり、有形文化財に指定される建物や歴史的な町並みの調査研究を行っており、今後、こうした活動の拡大を検討していくという。

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景観助成金制度スタート 修景工事に最大半額 (2009/04/24) 八重山毎日オンライン

http://www.y-mainichi.co.jp/news/13485/

中心市街地内店舗や建物

石垣市は4月から、中心市街地内の店舗や建物の外観修景を支援する「まちなか景観助成金制度」を設け、受け付けを開始している。赤瓦のひさし、琉球石灰岩の石積みや石張りの修景工事に最大で半額助成する内容で、本年度限りの制度。都市建設課は「赤瓦や琉球石灰岩を使ったまちなか景観をつくり、回遊性を向上させ、活性化につなげたい」(慶田盛伸課長)と話している。

5年計画の4年目を迎える、まちづくり交付金事業の都市再生整備計画の一環。助成金は400万円(国庫補助4割)を用意した。
 助成の対象エリアは中心市街地地区。市役所通りやあやぱにモール両脇の縦線など交付金事業で整備する道路(美舗装化道路)に面しているか、あるいは地区内での街並み景観の創出につながると認められた店舗・建物を条件に助成する。
 赤瓦庇、石張り壁、石積み、石張り床の修景工事に対し工事費の最大2分1を助成。赤瓦の場合で100万円以内、琉球石灰岩の場合の場合で50万円以内が上限となっている。
 申請締め切りは6月30日。市は選定委員会で審査して交付を決定する予定だ。
 一方、これとは別に1992年から継続している景観形成助成金は200万円。石垣市全域を対象に専用住宅の赤瓦などに対するもので7、8件の助成を予定している。
 詳細は都市建設課(83-4207)。(写真あり)

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2009/04/20

真鍋島など岡山県景観百選に (2009/04/20) 中国新聞

(記事抹消)http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200904200026.html

 笠岡市笠岡諸島の「真鍋島本浦地区の町並み」や井原市の「天神峡」など井笠地域10カ所が、岡山県選定の「晴れの国おかやま景観百選」に決まった。

 百選は地域特有の自然や文化を象徴する身近な景観の保全を目的に県が創設。県民や市町村から寄せられた247カ所を、県環境審議会景観部会の委員3人が審査した。

 真鍋島本浦地区は古代から海上交通の要衝として栄え、板壁の家屋や石積みの防波堤など古い漁村の町並みが残る。天神峡は小田川沿い1キロにわたってカエデなどの巨木が茂る紅葉の名所。いずれも人の暮らしと自然の調和が評価された。

 井笠地域ではこのほか、井原市の田中苑、井原堤、浅口市の三ツ山、アッケシソウ、里庄町の里庄美しい森の長葱池(ながねぎいけ)、矢掛町の矢掛本陣・脇本陣、山ノ上、山ノ上からの雲海が百選入りした。(写真あり)

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姫路・随願寺、国重文に 文化審答申 (2009/04/18) 神戸新聞

(記事抹消)http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/0001835895.shtml

 国の文化審議会(西原鈴子会長)は十七日、姫路市白国の随願寺など全国七件の建造物を国の重要文化財に新規指定するよう塩谷立文部科学相に答申した。近く答申通り告示する予定。

 随願寺は増位山中腹にあり、奈良時代の創建と伝わる天台宗寺院。一六四九年ごろに姫路藩主の榊原家が菩提(ぼだい)寺とした。審議会が答申したのは随願寺の五棟。一六九二年に建てられた本堂は近世密教寺院として兵庫県内で二番目に大きい点などが評価された。

 また、江戸期に整備された開山堂、経堂、鐘楼、唐門の四棟はいずれも意匠に優れ、本堂とともに一体感のある荘厳な景観が貴重とされた。開山堂は行基をまつり、唐門は十一代姫路藩主榊原忠次(ただつぐ)墓所の正門で赤い屋根に特徴がある。県内の重文指定は随願寺で百三件目。

 答申には、東京・日本橋の「高島屋東京店」が百貨店建築として初めて入った。

 このほかの新規指定は次の通り。

 白岩堰堤砂防施設本堰堤など四所(富山市、富山県立山町)▽忠谷家住宅主屋など四棟(石川県加賀市)▽旧遠江国報徳社公会堂(静岡県掛川市)▽旧魚梁瀬森林鉄道施設明神口橋など九基五所(高知県奈半利町、田野町、安田町、馬路村、北川村)▽津嘉山酒造所施設主屋、麹屋(沖縄県名護市)(写真あり)

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黒木町中心部を「国伝建地区」に答申 町並み整備の追い風に 地元関係者 「400年の重み」後世へ (2009/04/18) 西日本新聞

(記事抹消)http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/90120

 明治初期からの町並みが残る福岡県黒木町の中心部。国の文化審議会が重要伝統的建造物群保存地区(伝建地区)に選定するよう文部科学相に答申した17日、地元関係者からは「町並み整備の強力な追い風になる」と歓迎の声が上がった。

 筑後地方の矢部川中流域に位置する同町は、古くから久留米藩の在郷町として栄えた。1587(天正15)年ごろから町割りが進み、その後、田畑を潤したり、生活用水にも使ったりする水路が整備され、明治初期からは、壁に土を塗り込めた「居蔵(いぐら)」と呼ばれる旧家が立ち並んだ。

 選定地区は東西約1100メートル、南北約400メートル、面積18.4ヘクタール。同町は景観整備へ向け、2004年に町文化的景観条例を制定。地元住民も翌年、町並み保存協議会を発足させるなど、官民挙げた活動を展開してきた。

 審議会答申について小川光吉町長は「先人が約400年間かけて築いた伝統ある町並みの重みをひしひしと感じる。住民と手を携え黒木の町並み保存に全力を傾注したい」と表情を引き締めた。

 町中心部の景観保全活動をしている黒木地区町並み保存協議会の横溝繁樹会長(61)も「愛する黒木町を次代に残すための追い風。地域一丸となり取り組みたい」。同町文化的景観審議会の吉村誠会長(87)は「かつて民俗学者の柳田國男も訪れ、随筆にも書き残した黒木の町並みを、一部でも残したかった。念願がかない、本当にうれしい」と語った。(写真あり)

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黒島(輪島)伝建地区に 能登初、震災乗り越え (2009/04/18) 富山新聞

(記事抹消)http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20090418101.htm

 文化審議会(西原鈴子会長)は十七日、北前船の船員らの居住地として栄えた江戸後期から明治中期にかけての町並みが残る「輪島市黒島地区」を国の重要伝統的建造物群保存地区に選定するよう、塩谷立文部科学相に答申した。同保存地区の選定は能登では初めてで、石川県内で四地区目。一昨年の震災を乗り越えて選定される。

 同審議会は天保年間(一八三〇-一八四三)に建設されたとみられる北前船主の住宅「忠谷家住宅」(加賀市橋立町)を重要文化財に指定することも求めた。

 重厚な黒瓦屋根と趣ある格子、下見板張りの家並みが特徴の黒島地区は、東西約六百八十メートル、南北約千三百メートルの約二十・五ヘクタール。能登半島地震で家屋二百八十六軒のうち九十八軒が全半壊するなど全域で被害を受けたものの多くの建物が修復された。現在も明治初期の道路や敷地割が残り、街道沿いに伝統的な主屋が立ち並ぶ。

 特に価値があるとして特定物件に指定された百四十八軒が景観に配慮した工事を実施する場合、国などの補助対象となる。

 輪島市が同保存地区選定に向けた準備の出発点となる「まちづくり協議会」を発足させたのは二〇〇七(平成十九)年八月。二年足らずでの選定は「かなり早い」(県教委)という。

 忠谷家住宅は橋立で現存する北前船主の屋敷としては最大級である。主屋と新座敷、背戸蔵(せどぐら)、新蔵からなり、いずれも北前船主の屋敷の構えを保ち、良好な状態で保存されていることが評価された。

 文科相は近く答申通りに指定、選定する。県内の重要文化財(建造物)は四十三件となる。(写真あり)

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2009/04/17

真壁の伝建地区指定へ向け協力 桜川市と6町 協定書調印 (2009/04/17) 東京新聞

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 桜川市の真壁町真壁地区の歴史的な町並みを保存する伝統的建造物群保存地区(伝建地区)計画をめぐり、市と真壁地区内の六町は十六日、伝建地区指定へ向けての協力を盛り込んだ協定書に調印した。市は今後、公聴会を経て、八月ごろをめどに、都市計画法に基づき、伝建地区に指定する見通し。

 調印したのは上宿、下宿、高上、仲、新宿、大和の各町。協定書は、市と六町が伝建地区の指定を推進するほか、町並み景観の保全や住環境の整備などについて連携、協力すると定めている。

 伝建地区の面積は一七・六ヘクタールを予定しており、伝建地区になると、地区内の建造物に各種の規制がかかる。

 中田裕市長は真壁庁舎で開かれた協定書調印式で「指定は行政のみでできない。行政と住民が一体となって指定を目指して努力していきたい」と話した。

 市は最終的に、国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)選定を目指しており、市の伝建地区指定はその手続きの一環。国への選定申請は年内の見通し。重伝建地区に選定されると、県内では初めてで、建造物の修理などで国の補助金が手厚くなり、税制上も優遇される。(写真あり)

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後楽園など選定 晴れの国おかやま景観百選 (2009/04/16) 岡山日日新聞

(記事抹消)http://www.okanichi.co.jp/20090416125612.html

景観に対する意識を高めてもらおうと、岡山県は15日、初認定の「晴れの国おかやま景観百選」を発表した。 対象とする景観362件を07~08年に公募。重複分を247件にまとめ、県環境審議会景観部会が地域バランス、種類などを考慮して選定した。 岡山市からは11件が選定され、後楽園は「全国的な歴史景観。景観の質が高い」と評価。倉敷市は10件が選ばれ、水島工業地帯が「県を代表する産業景観」とされ、王子が岳は玉野市と共同で採択された。

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2009/04/16

景観形成重要建造物:淡路島内から高見家住宅、中尾家住宅--県、08年度 /兵庫 (2009/04/15) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20090415ddlk28040508000c.html

 ◇江戸後期の町家面影残す/明治の母屋造り、往時しのばせる
 08年度の県の景観形成重要建造物に、島内から淡路市江井の「高見家住宅」と同所の「中尾家住宅」の2件が指定を受けた。地域の景観形成に重要な役割を果たしている建造物などを指定するもので、島内では計4件となった。

 高見家住宅は、江戸時代後期、商家(回船問屋)として建築。木造2階建ての入り母屋造りの建物で主屋、付属屋、蔵からなる。当時の町家の面影を残し、阪神大震災などをくぐり抜けて大切に維持されている。

 一方、中尾家住宅は、高見家に隣接する元商家で、1887(明治20)年ごろ建築。木造2階建て入り母屋造りの建物で主屋、付属屋、蔵からなる。明治時代から戦前までは醤油(しょうゆ)の製造業と呉服屋を営み、往時をしのばせる付属建物が残されている。

 県は「景観の形成等に関する条例」に基づき、歴史的町並みなどを景観形成地区に指定。地域の良好な景観形成に重要な役割を果たしている建造物や樹木も景観形成重要建造物・樹木として指定している。08年度は景観形成審議会の答申を受け、11件が指定された。

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2009/04/14

金沢2路線、景観形成区域に (2009/04/14) 読売新聞

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 金沢市は13日、西インター大通りと諸江通りの2路線を、市沿道景観条例に基づく「沿道景観形成区域」に初めて指定した。いずれも国道8号や北陸道から市街地に向かう路線で、広告や建物の大きさ、デザインを制限して沿線景観の調和を図り、市外からの訪問者に対する印象向上を狙う。

 西インター大通り区域は、松島北交差点~野町広小路交差点の県道4・6キロ。諸江通り区域は問屋町交差点~広岡1丁目交差点の市道1・7キロ。景観基準は区域ごとに定められているが、両区域とも屋上広告を全面禁止。通常の屋外広告も高さ6メートル以下に制限し、市の屋外広告物条例(10メートル以下)より厳しく規制している。

 条例は2005年4月に施行され、両地区の住民が協議会を作り、意見を交換しながら基準を検討してきた。道路幅を広げるために建物を1メートル以上後退させ、沿道に余裕を求めているほか、「敷地に1本以上の中高木を植える」など、緑化への努力目標も明記されている。今後、区域内で建物の新築・改修や広告の設置を行う際には、市へ事前の届け出が必要となる。

 歴史遺産を生かした街づくりを進める同市では景観条例や広告物条例で都市景観を規制しているが、これまでは中心街に対する面的な規制が主で、両路線とも条例の指定区域外だった。(図あり)

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2009/04/13

県内一の茶所、条例で景観保護へ 篠山・味間奥 (2009/04/11) 神戸新聞

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 県内一の茶所として知られる篠山市味間奥(あじまおく)がこのほど、県緑条例に基づく「計画整備地区」に認定された。地元の住民団体が土地の利用方法や建築物の高さ、色、広さなどにルールを設け、茶の産地としての素朴な風景を守っていく。住民は「子や孫の世代にありがとうと言われる古里にしたい」と話している。緑条例の適用は市内六カ所目で、地区の規模は最大。(敏蔭潤子)

 区域は百五十二ヘクタールで、人口は約百五十世帯の約四百六十人。茶畑の中に高い塀と門扉を設けた独立性の高い家屋や、畑や垣根で囲まれた昔ながらの農家が点在する。

 だが、近年、舞鶴若狭自動車道の開通、JR福知山線の複線化などで新興住宅が建設され、景観が変わりつつある。高齢化により茶畑の荒廃も進み、住民は無秩序な宅地化を懸念、土地利用のルール作りに向け、二〇〇三年、「味間奥里づくり協議会」(波多野恭守会長)を結成した。

 五十回以上集まり、地元の魅力や課題を話し合った。〇七年には、八十人が撮った約千枚の写真をもとに「味間奥の風景カルタ」を作成。今年一月に「地区整備計画」をまとめ、このほど県から緑条例の適用を受けた。

 土地の利用目的を農地、集落居住地、散策地などに分け、新興住宅や工場の建設地を限定。新築住宅は敷地面積を二百五十平方メートル以上などと定めた。同協議会が「景観にそぐわない」「乱開発に当たる」と判断すれば、ストップをかける。

 同協議会は四季を楽しむために緑化プランも策定し、ツバキやツツジの森、昆虫ビオトープ作りも計画している。(写真あり)

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島の宝100景:国交省選定 県内は「サングヮチャー」など11件 (2009/04/11) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20090411rky00m040002000c.html

 国土交通省は10日、次世代に引き継ぎたい島の景観として「島の宝100景」を選定した。県内から平安座島(うるま市)の「サングヮチャー(旧暦3月の節句)」など11件が選ばれた。

 県内から選ばれたのはほかに南大東島の「海辺の海水プール」、北大東島の「空飛ぶ『漁船』」、野甫島(伊平屋村)の「小さな島の小さな商店」、奥武島(南城市)の「トビーチャ(飛びイカ)を干す風景」、渡嘉敷島の「魚が泳ぐ町並み」、オーハ島(久米島町)の「老漁師とサバニ」、下地島(宮古島市)の「民間ジェットパイロット訓練空港『下地島空港』」、竹富島の「和の中の気『種子取祭』」、西表島(竹富町)の「島に息づく染と織」、波照間島(同)の「さとうきび畑」。

 応募した平安座自治会の下條義明会長(61)は「豊漁祈願としてのサングヮチャーはほかの地域に例がなく、まさに島の宝。評価されてうれしい」と選定を喜んだ。

 100景は全国26都道県にある96離島の自然や生活の風景。昨年10月からことし1月にかけて全国一般の人から募集。計547件の応募があった。

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南丹市の景観形成検討委が発足 (2009/04/11) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009041100052&genre=A2&area=K40

 「景観行政団体」の南丹市が景観形成や保全を進めるにあたって提言を行う「市景観形成検討委員会」が、このほど発足した。

 景観行政団体は、景観計画で示した区域内で景観法を根拠に、建築物の構造や色、デザインについて強制力を伴う規制が可能。かやぶき民家の風景で有名な旧美山町が2005年12月に同団体に移行し、合併後、南丹市が引き続き同団体になっている。府内では府と、南丹市や京都市、宇治市など6市が同団体に移行している。

 市は、田園風景や歴史的な町並み、里山など、美山町に限らず市内全体の中から将来にわたって守っていく景観地を選び、景観法に基づく保全に乗り出すことを決めた。景観形成検討委員会の提言や、大学生による調査、市内外から募集中の意見を踏まえて景観計画と景観条例を制定し、規制区域のエリアや具体的な規制の内容を定める方針。

 同委員会は学識者や市民代表の計10人。第1回会議がこのほど市役所であり、委員長に藤本英子京都市立芸術大准教授、副委員長に旧園部城下町の景観を再評価する活動をしている竹中潔さんを選んだ。

 市は「未来に残したい景観」や景観を守る取り組みに関する意見や提言を募集中。応募用紙は市役所本庁や支所に置いているほか、市のホームページからもダウンロードできる。30日締め切り。問い合わせは企画推進課TEL0771(68)0003。

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「島の宝100景」道内から3島 国交省が認定 (2009/04/11) 北海道新聞

(記事抹消)http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/158378.html

 国土交通省は十日、離島の優れた景観を認定する「島の宝100景」を発表した。二十六都道県から選出され、道内からは礼文島、利尻島、焼尻島が入っている。

 「100景」は離島の良さを伝え、観光などに役立てようと、同省が初めて行った。人が生活している約四百の島々が対象で、伝統行事や暮らしぶりを伝え、次世代に引き継ぎたい光景を募集。全国から寄せられた五百四十七通から選んだ。

 道内からは、礼文島から「日本最北端の昆布漁」、利尻島の「北の島で舞う利尻麒麟(きりん)獅子」、焼尻島の「おんこ(イチイ)原生林と羊とアザラシ」が選ばれた。このほか「トキと人が共存する島の環境づくり」(新潟県・佐渡島)、「さとうきび畑」(沖縄県・波照間島)などが並ぶ。同省は、イベントなどを通じ、「100景」のPRに努める考えだ。

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舳倉島のケルン、能登島のイルカ 島の宝100景 (2009/04/11) 富山新聞

(記事抹消)http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20090411102.htm

 国土交通省は十日、次世代に引き継ぎたい島の景観として、舳倉島の「海女によるケルン(山だめ)の島」、能登島の「イルカを温かくむかえる島の人々のやさしさ」の県内二件を含む「島の宝100景」を選定した。離島の観光PRなどに活用してもらう。

 全国二十六都道県にある九十五離島の自然や生活の風景が選ばれた。舳倉島のケルンは海女が潜る場所などを確認する目印となるよう石を積んだもので、豊漁の願いを映し出している。ミナミハンドウイルカのすむ能登島沖は、世界最北の定住海域の可能性が高いとされ、地元住民らが「イルカ保護委員会」を設立している。

 昨年十月から今年一月にかけて離島がある全国の市町村や一般の人から募集。計五百四十七件の応募があった。(写真あり)

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2009/04/10

景観保存、住民が計画案 加古川・本町地区 (2009/04/09) 神戸新聞

(記事抹消)http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0001809318.shtml

 加古川市の旧西国街道沿いに発展した本町商店街周辺の町並みを守る活動に、住民らが取り組んでいる。低層の住宅が並ぶ町のありようを後世に伝えようと、地元が作成した地区計画案を基に、加古川市が建築物の高さや用途の規制を強化。地元ではさらに、古い建築物の保存や住みやすいまちづくりを目指す。(松井 元)

 計画は地元住民らでつくる「本町1・2丁目地区計画等策定協議会」(砂田豊会長)が作成。区域は、本町商店街周辺から国道2号までの約五・四ヘクタールで、約百七十世帯が暮らす。

 本町は江戸時代に宿場町として発展。一八九九年に日本毛織の旧加古川工場ができて本格的な商店街となったが、一九七六年の工場移転などで徐々に衰退。現在は空き店舗や空き家が目立つ。

 都市計画法の近隣商業地域であるため、建築物の用途や高さの規制が住宅地より緩く、日影の規制などもなかった。そのため、高層マンションの建設が進んでいる。

 無秩序な開発を避けるため、砂田会長らが規制強化の検討を始めたのは二〇〇六年。翌年に協議会を設けた。アンケートを重ねて住民の意見を集め、合意形成しながら地区計画案を作成。昨年八月、市に提出し、三月に都市計画決定された。

 地区計画は宿泊や遊戯、風俗施設などを禁止。建築物の高さ制限も、隣地との境界線で三十一メートルから二十メートルに強化。従来は境界線から一メートル後退すると二・五メートル高くできたが、これを同一・二五メートルに引き下げ、日照確保や日影の規制も住宅地並みに強めた。

 ただし、国道2号沿いは基本的に高さ制限を強化していない。

 同協議会は、地区計画に加え、歴史的資源の保存・活用▽周辺と調和した建築デザイン▽敷地後退による道路幅の確保-などに努めることを定めた。砂田会長は「長い目で住みやすいまちづくりに取り組みたい」と話している。(写真、図あり)

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2009/04/09

歴史都市9事業を申請 金沢市が今年度 鞍月用水整備など2・1億円 (2009/04/09) 富山新聞

(記事抹消)http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20090409105.htm

 歴史まちづくり法に基づく「歴史都市」に対する国の財政支援制度で、金沢市は八日までに今年度分として九事業の補助採択を申請した。事業費の合計は二億千六百万円となり、採択されれば国から九千三百万円の補助を受けられる見通しである。「歴史都市」認定のメリットを生かし、文化財の保全や歴史遺産を生かしたまちづくりを加速させる。

 今年度分として採択申請した九事業では、新規が鞍月用水整備、伝統的建造物修復支援、こまちなみ保存、文化財保存助成、東山ひがし防災拠点広場整備、寺院等土塀山門修復の六事業となる。西外惣構(そうがまえ)の升形復元、西内惣構の緑水苑復元、にし茶屋街と寺町寺院群を結ぶ連絡路修景整備の三事業については〇八年度に採択されており、継続となる。

 新規のうち、鞍月用水整備事業では、長土塀一丁目の同用水約八十五メートルの区間で今年度、開渠(かいきょ)化工事や石積み護岸の改修が進められる。伝統的建造物修復支援事業は外観修復で百五十万円、構造補強で二百五十万円をそれぞれ上限とし、修復費の二分の一をそれぞれ補助する内容で、これまで市単独事業として実施してきた。国から補助金を得る事で、市の負担軽減が図られる。

 今年度分の九事業が採択された場合、国の補助率は43%となる。〇八年度に採択された三事業の事業費は一億三千二百万円、国の補助金は六千六百万円で、補助率は49%だった。

 国土交通、農林水産、文化の三省庁は一月、金沢など全国五市を歴史まちづくり法に基づく「歴史都市」第一号に認定した。市の歴史的風致維持向上計画では、昨年度から十年間を計画期間とし、今回採択申請した九事業を含めて六十一事業を盛り込んでいる。

 来年度以降、無電柱化事業や鈴木大拙館建設を含む本多町歴史文化ゾーン整備事業などが本格化する見通しであり、市は順次、国に補助採択を申請する。歴史的風致維持向上計画についても事業の進捗(しんちょく)状況や事業環境の変化に応じて毎年度見直す方針である。(写真あり)

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広島県が地域づくり賞を創設 (2009/04/09) 中国新聞

(記事抹消)http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200904090034.html

 広島県は、地域で活躍する団体を知事表彰する「県いきいき地域づくり賞」を創設する。市町や住民からの情報を基に選ばれた団体が、活動報告する場も設ける予定。県は「地域づくりの知恵を拝借したい」と推薦を呼び掛けている。

 景観づくり▽自主防災・防犯活動▽産業創出▽環境保全などの分野で地域活性化に貢献している団体が対象になる。住民からの情報も受け付け、各市町が4月中に候補団体を県に推薦。6月に知事が10団体程度を選んで、表彰する。

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2009/04/08

大型建物の新増設は周辺になじむ色調で 浜松市が届け出を義務化 (2009/04/07) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090407/CK2009040702000206.html

 住む人も訪れる人も心地よい景観づくりを目指し、浜松市が新たな取り組みを始めた。大きな建物の新増設は周辺になじむ色調を求め、建築確認申請前の届け出を義務化した。悪質な無届けや違反行為には氏名公表も辞さない。さらに、暮らしに身近な景観をはぐくむ地域組織を認定し、支援していく。(後藤隆行)

 「5分の1に収めてください」。市役所6階の都市開発課で、担当者は開発業者との事前協議でこう諭す。

 高さ15メートルか建築面積1000平方メートルを超す建築物の新増設では、外観の5分の4は周辺建物に近い色調を求めるようになった。明るさや鮮やかさは数値で制限する。シンボルカラーを大々的に使う店舗には耳が痛いが、市の担当者は「今のところ理解を得ている」と話す。

 こうした手続きは1日施行の景観条例にのっとっており、色調などの基準は別途定めている。旧浜松市時代につくった規制には明快な基準がなかった。

 2005年の合併後、中山間地をはじめ多様な風景を持った市は、合併直前に全面スタートした景観法に基づく施策を検討してきた。条例施行は熱海市、静岡市に次いで県内3番目となる。

 無届けや違反行為に対しては、氏名(社名)を公表できるようにした。「建物を塗り替えず、法定の罰金(最高50万円)だけ払って済まそうと思わせない」との狙いがある。

 一方、身近な景観を守り育てる地域組織が「景観まちづくり協議会」。0・5ヘクタール以上の地区で外観や緑化のルール化などを担い、市は専門家や職員を派遣して助言していく。天竜区二俣地区や西区舘山寺温泉街で先行する自発的活動を市内各地に広げる考えだ。

 静岡空港の開港をにらみ、良好な景観が観光振興に結び付くとの期待もあり、市は「美しい浜松に足を運んでもらえるようにしたい」と話す。(図あり)

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2009/04/07

景観形成重要建造物・樹木:新たに11件 濱本家住宅や小野豆の枝垂れ桜など /兵庫 (2009/04/06) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20090406ddlk28040184000c.html

 地域の景観のシンボルとして住民に親しまれている建物などの保全を図る県の「景観形成重要建造物・樹木」に、相生市の「濱本家住宅」や上郡町の「小野豆(おのず)の枝垂れ桜」など11件(08年度)が新たに指定された。05年度からの指定は計43件となった。【石川勝己】

 選定の際は、歴史や文化的価値よりも親しみやすさが重視される。県景観形成審議会(会長、鳴海邦碩・大阪大名誉教授)が選定し、指定されると補修費などの助成が受けられる。

 濱本家は回船問屋として栄えた。1874(明治7)年建築と伝えられる住宅は、2階建て入り母屋造りの格調高い商家のたたずまいを残す。2階部分は重要な祝いの時にしか使用されなかったといい、当時の姿をほぼ完全に保っている。

 小野豆の枝垂れ桜は、樹木として初めて指定された。民家の近くに1本だけぽつんと立っている。樹齢は約50年。見事な枝ぶりで、地域の人たちが丁寧に手入れをしており、毎年春には花見客でにぎわっている。

 このほかに指定されたのは、加古川市立加古川図書館▽武庫川女子大甲子園会館(西宮市)▽三田学園中学本館・東館(三田市)▽川西市郷土館▽旧辻川郵便局(福崎町)▽赤木家住宅(豊岡市)▽中立舎(篠山市)▽高見家住宅(淡路市)▽中尾家住宅(同)。

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2009/04/06

犬山市:「歴史まちづくり」認定 城下町など6事業--県内で初 /愛知 (2009/03/31) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/aichi/news/20090331ddlk23010282000c.html

 国宝・犬山城や城下町の歴史的建造物、犬山祭などの伝統行事、自然などを一体的に保存・整備する犬山市の歴史的風致維持向上計画が国の「歴史まちづくり法」の事業に認定された。県内では初めて。市は4月から「歴史町づくり課」を設けて計画実現を目指す。

 歴史的な風情や景観を生かしたまちづくりを支援する同法が昨年施行され、歴史遺産の多い犬山市は計画を作り、国に申請していた。認定されたことで、市が実施する関連事業に国土交通省や文部科学省、農林水産省から助成金を受けられる。

 計画は国宝・犬山城と城下に広がる町並み、豪華な山車が繰り出す犬山祭、伝統漁法のウ飼いが行われる木曽川の景観、江戸時代から伝わる犬山焼など六つの事業が対象。特に町屋建造物が多く残る城下町一帯約180ヘクタールを重点地区に指定して整備を急ぐ。現在、電線の地中化、道路の美装化工事が進んでおり、計画には登録有形文化財に指定されている旧武家屋敷「堀部邸」の保存・整備を新たに盛り込んだ。

 犬山市は「ハード面だけでなく、今後はソフト面にも力を入れ、保存活動をする人材の育成や資料の整理などにも努めたい」と話している。

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2009/04/03

諏訪市が22日、「景観行政団体」に 今秋までに計画策定 (2009/04/03) 長野日報

(記事抹消)http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=13874

 諏訪市は、景観法に基づき独自の景観づくりを行うことができる「景観行政団体」に22日に移行する見通しとなった。これを受けて、市は具体的な規制・誘導の方針をまとめた景観計画を秋までに策定。諏訪湖をはじめ、多くの景観資源に恵まれた地域の特性を生かした景観行政を進めていく考えだ。

 県によると、県内では長野市、松本市、飯田市、上高井郡小布施町、同郡高山村の5市町村が景観行政団体になっているほか、当面、佐久市、諏訪市、千曲市の3市が移行する予定という。

 諏訪市では諏訪湖周辺で相次いだ高層マンション問題をきっかけに景観への関心が高まり、2007年2月に景観に関する方向性や基本方針を定めた景観形成基本計画を策定した。さらに、地域の特性を生かした独自の景観づくりを進めるためには景観法に基づく景観行政団体となる必要があると判断、移行を目指して準備を進めてきた。

 市は市議会3月定例会で、景観計画の裏付けとなる景観条例を制定し、県知事の同意を得て3月23日に景観行政団体になることを公示。30日以上の周知期間を経て移行する運びとなった。景観計画は景観行政団体が定めることになっており、今後、景観計画の策定を進め、10月1日の施行を目指す。

 景観計画は市全域を計画区域とし、さらに「諏訪市の特性が明確に表れ、良好な景観を形成する上で重要な景観資源があり、先導的に景観づくりを進めることで波及効果も見込める地区」を景観重点整備地区として建築物の形態意匠、色彩、高さ、緑化などの基準を設定。諏訪湖畔、JR上諏訪駅周辺の旧市街地、諏訪大社上社周辺の3地区を指定する方針だ。

 6月には計画の素案を公表し、市民の意見を募集。市都市計画審議会の意見を聴いて最終決定する。

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2009/04/02

景観形成樹木1号の枝垂れ桜、満開 上郡 (2009/04/02) 神戸新聞

(記事抹消)http://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/0001791356.shtml

 兵庫県の景観形成条例に基づき、景観形成重要樹木の第1号となった上郡町小野豆地区の枝垂(しだ)れ桜が満開となった。花びらが風に揺れ、静かな山里に春を告げている。(中西幸大)

 小野豆地区は標高三百メートルの山上集落で平家の落人伝説も残る。桜は約五十年前に個人が植えたという。花好きの人たちの中で隠れた人気があり、今年から地元自治会が管理。自治会の中野明会長(61)は「花は今が満開。しっかり手入れして後世に残したい」と喜んでいた。

 県は歴史的な街並みなど地域の景観づくりに大きな役割を果たす建築や樹木を保護する目的で、二〇〇五年から指定制度を開始。これまでに三十二件を指定し、今回は小野豆地区の枝垂れ桜など十一件を追加した。

 樹木は上限三十万円で治療費などの三分の一を補助、建物は上限三百三十万円で補修費用などの三分の一を補助する。

 西播磨では今回、枝垂れ桜のほか、相生市相生二の浜本家住宅、福崎町西田原の旧辻川郵便局が景観形成重要建造物に選ばれた。(写真あり)

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2009/04/01

新宿区“72の顔”守れ 地域分け景観ガイドライン (2009/04/01) 東京新聞

(記事抹消)http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009040190070752.html

 「和の風情を感じる粋な神楽坂」「歩きたくなる楽しい歌舞伎町」-。東京都新宿区は四月から、区全域を七十二地域に分け、それぞれの特色を生かした建物のデザインや色など景観上のガイドラインを設定する。全国的にも珍しい取り組みで、雑多な文化が混じり合う区の特色を街づくりに生かしていこうという狙いだ。 (社会部・比護正史)

 区内には神楽坂や歌舞伎町、西新宿の超高層ビル群や大久保のコリアンタウンなど多様な“顔”が存在。区の「エリア別景観形成ガイドライン」は商業地だけでなく、住宅街まで景観の目標を設定しているのが特徴だ。

 国土交通省によると駅前など地域限定で景観基準を設ける例はあるが、住宅街まで詳細に決めるのは全国でもほとんど例がない。

 例えば、大正時代にモダンな住宅街として誕生した中落合の「目白文化村周辺」は、大谷石を積んだ塀などが残る。ガイドラインは「落ち着きと風格あるまちなみを受け継ぐ」と目標を設定。「敷地際は植栽をめぐらせ、みどりの連続性に配慮」などと求めている。

 区は四月から、独自の景観計画を策定し、景観まちづくり条例を全面改正。一定規模の建物に対し、区が景観計画に示された客観的な基準により、デザインの変更命令ができるようになった。

 都市・地域景観に詳しい早稲田大の後藤春彦教授は「従来の景観に対する考え方は街並みや建物を構造的に把握することだったが、暮らしのたたずまいそのものが景観だという認識に変化してきている。暮らしからにじみ出る風情に価値を置き、はぐくむことが、街づくりにもつながる」と話した。(写真あり)

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