市全域の調和目指す 屋外広告物デザイン 小山市 色数、彩度に一定の基準 (2009/06/30) 東京新聞
(記事抹消)http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20090630/CK2009063002000103.html
調和の取れた街並みや田園風景をつくっていこうと、小山市はビルの広告板など屋外広告物のデザインに一定の基準を設ける指針「市屋外広告物デザインの手引き」を策定した。市内全域を対象に、広告物として使える色の数や色彩の数値までを定めるのは県内でも初めてという。 (小倉貞俊)
同市では二〇〇七年十月に「市景観計画」を策定、建造物の色彩などを制限してきた。今年四月には、県が屋外広告物法令の権限の一部を各市町に移譲。これを受け市は「アピール度を重視するあまり景観を阻害している広告物も多い」として指針の策定を決めた。
指針は「周囲の建築物との調和」が基本方針。市全域を住居、市街地、田園、田園沿道の四地域に分類し、それぞれの広告塔や広告板、壁面広告を対象とした。
シンプルで統一感のある色合いとするため、色の数を地域ごとに二~三色に限定。けばけばしさを避けるため、色彩を数値で表す「マンセル値」を用いて彩度(鮮やかさ)を低~中彩度までとした。窓面広告なども制限を設ける。
市都市計画課によると、県内では宇都宮市が屋外広告物規制の条例を制定。日光市や那須町でも同様の制限を設けているが、小山市のように市全域で色数まで定めているのは珍しいという。
ただ、同市の場合は強制力を持つ条例ではないため罰則がなく、どこまで浸透できるかは未知数。また、今後設置する広告物に適用されるため、以前のものは対象外となる。担当者は「十~二十年をかけて市全域の調和を目指したい。魅力あるまちづくりのためにも、事業者に理解を求めていく」としている。(写真あり)
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