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2009/11/30

上高地の景観守る計画案作成 保存検討委、文化庁に提出へ (2009/11/29) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20091129/CK2009112902000014.html

 日本有数の景勝地「上高地」(松本市安曇)の地元町会や有識者、国、県などでつくる「上高地保存管理計画検討委員会」(亀山章委員長)が、将来にわたり上高地の景観や自然環境を保存、管理していく計画案を作成した。今後、計画案は年度内に成案化し、文化庁に提出する。

 上高地は、学術研究の植物採取や山小屋の増改築などが年間40件にも上り、人の手が入ることによる景観と自然環境への影響も懸念されている。検討委は昨年10月に発足し、有識者ら20人が原案づくりのため、これまで計6回の会合を重ねてきた。計画案では、上高地の本質的価値を構成する要素として、「景観」や「動植物」「河川・湖沼」など項目ごとに列挙。価値を損なう要因として「外来植物の侵入」や「交通渋滞の発生」など計10項目を挙げ、それぞれに対し保存管理の基準などを定めた。また計画の実効性を高めるため、調査研究や意見交換などの場として地元や行政、大学などでつくる「上高地保存管理協議会(仮称)」の設置も明記。保存管理の手法などを話し合い、文化財としての上高地の価値を高めていくとした。

 計画案は今後、市議会の議論や市民意見を反映させ成案とする。市民意見の募集は市のホームページで行われ、20日ごろから1カ月間を予定している。(写真あり)

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《自治体力比べ》景観保全 (2009/11/28) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20091128-OYT8T01217.htm

 横手市、仙北市、小坂町が10月、中核市以外の県内市町村では初めて、景観法に基づく「景観行政団体」に指定された。県内でも景観を守る自治体の取り組みがようやく本格化してきた。良好な景観を維持することは、住民の地域への愛着につながり、観光など地域活性化にも役立つ。住民と自治体の協力関係も、良好な景観づくりのカギになりそうだ。(伊藤徹也、田中雅之、糸井裕哉)

 地方自治体が景観行政団体に指定されると、2005年に全面施行された景観法に基づき、良好な街並みや自然を保つため、独自の計画「景観計画」を作ることができる。

 景観計画を作って条例改正などを行えば、建物の高さやデザイン、色彩などを規制することができる。基準から外れたデザインなどに変更命令を出せ、罰則を科すことも可能だ。

 景観の規制以外にも、国の補助金を得て、景観上重要な建物や樹木の買い取り、修繕などを行うことができる。景観行政団体は1日現在、421ある。

 しかし、県内自治体の景観行政への取り組みは積極的だったとは言い難い。都道府県と政令市、中核市は自動的に景観行政団体になる。県と中核市の秋田市が該当するが、県の景観計画は未策定。秋田市は今月、景観計画に基づく改正条例施行にこぎつけた。

 中核市以外の市町村も県の同意があれば、景観行政団体になることができる。今回ようやく3自治体が手を挙げたが、中核市以外の市町村が指定されていないのは全国で本県のみだった。しかも、県によると、景観に関する条例を自主的に制定している県内の自治体は、県、秋田市、横手市、仙北市にとどまっている。

 景観行政がなかなか進まないのは、景観の評価は主観的な部分も少なくなく、住民や事業者の幅広い合意を得られる客観的な基準作りが難しいからだ。

 やはり最後は住民の意識の高さが重要になる。県は今年1月まで、県民から、自分たちが自慢したい景観を「自然」「農山漁村」「歴史・文化」「街並み」「都市」の5つのテーマ別に募集。「秋田え~どご100」にまとめた。

 今年は「景観キャラバン隊」と称して、県内8か所で、住民との意見交換会を開いた。地域のリーダーとして景観づくりを引っ張ってくれる県民を少しでも増やしたいためだ。

 県は市町村の首長に対し、景観行政団体の指定を働きかけている。意欲を示している自治体もあるという。

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 今回景観行政団体に指定された仙北市と小坂町。住民が主体となった良好な街づくりの積み重ねがあった。

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 武家屋敷の町並みが残る仙北市角館町。武家屋敷群に続く角館町横町の通り沿いを歩くと、黒い板塀のある家や、昔ながらの白漆喰(しっくい)風の商店が立ち並んでいることに気付く。2004年、一部の住民同士が協定を結び、外観を落ち着いた色合いにしたり、派手な看板を取り外したりする取り組みを行ったためだ。

 「横町東部の景観を考える会」会長の佐藤謙一さん(76)は当時、商店の看板を取り外して、木の板を看板代わりにした。「ここは武家屋敷の入り口。観光客の人たちに恥ずかしくないような景観にしたかった」と振り返る。

 市は10年度にも景観計画の策定に着手し、その2~3年後には計画をとりまとめたい考えだ。市は「景観に配慮するという考え方が市全体に広まることを期待したい」と話している。

     ◇

 国重要文化財の康楽館や小坂鉱山事務所などが立ち並ぶ小坂町の「明治百年通り」。通りの景観美化を目指し、04年3月に設立された「フラワーボランティアの会」の工藤保会長(78)は「行政を引っ張るつもりで、どんどん景観整備の方法を提案していく」と、今回の指定を歓迎する。同会の会員は現在約120人。これまで、6000株以上のクリスマスローズの植栽などを町と協力しながら行ってきた。

 小坂町は、観光客を誘致するため、「鉱山の街」として栄えた明治期の街並みを再現。約20年前から景観整備を進めている。

 町は、今回の指定で得られる国の補助金を活用し、早ければ11年度にも、昨年廃線になった「小坂鉄道」の駅舎を活用した「鉄道テーマパーク」を建設する構想を練っている。(写真あり)

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白山は生活、心の拠り所 「石川県に世界遺産を」推進会議 能美でセミナー (2009/11/29) 富山新聞

(記事抹消)http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20091129102.htm

 「石川県に世界遺産を」推進会議の2009年度世界遺産「霊峰白山」セミナーは28日、能美市根上学習センターで、約100人が参加して開かれた。環境考古学者で国際日本文化研究センターの安田喜憲教授が「白山は古くから能美の住民の生活や心を支えた拠(よ)り所とも言うべき山だった」と語り、白山を世界遺産として後世に伝えていくべきだと強調した。

 安田教授は「霊峰白山と能美地域」と題して基調講演した。約4200年前に中国から渡った人たちが白山周辺で「越(えつ)」を建国したのが白山信仰の始まりとする持論を展開し、山を崇拝する心が欲望を抑え、平和な地域づくりに貢献したと説明。「白山を源とする手取川の水で稲作に励むうちに、ものづくりの技術が培われ、製造業が発展する基盤となった」と話した。

 「山ろくと流域の文化的景観」と題したパネル討論では、藤島秀隆金沢工大名誉教授が室町時代の軍記物語「義経記」に、奥州へ逃れる源義経が旧根上町の町名由来の「根上の松」や辰口地区にあった白山7社の一つ「岩本宮」に立ち寄ったとする記述があることを紹介した。能美市立博物館の北村周士学芸員は白山一帯の自然や霊場などを描いた同館所蔵の「白山曼荼羅(まんだら)図」を取り上げ、「古くからこの地に白山信仰が根付いていた証拠になる」などと話した。

 元旧寺井町立歴史民俗史料館長の勘田秀氏は、川北町では藩政期から戦後まで青年団員が一生に一度は白山に登り、参拝する習慣があったと説明。コーディネーターを務めた東四柳史明金沢学院大美術文化学部教授が「白山にまつわる歴史や文化遺産を保存することが大切だ」と述べ、世界遺産登録へ息の長い取り組みが必要との考えを示した。(写真あり)

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屋外広告物を規制 平泉、登録再挑戦視野に景観保全 (2009/11/27) 岩手日報

(記事抹消)http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091127_14

 「平泉の文化遺産」の2011年の世界遺産登録再挑戦を視野に平泉町は、景観を妨げる恐れのある広告物などを規制する屋外広告物条例制定の準備を進めている。来年4月の条例施行を目指し12月定例町議会に条例案を提案する。町内を5区分し、地区ごとに屋外広告物の高さなどの許可基準を設定。全域で屋上広告物や電柱そで看板などを禁止する。来年夏に国際記念物遺跡会議(イコモス)の現地調査を控え、景観保全に万全を期す。

 屋外広告物条例案は町内を▽歴史景観地区▽風土景観沿道地区▽風土景観地区▽一般景観沿道地区▽一般景観地区―に5区分。地区ごとに、屋外広告物の高さや外観、敷地内総数などの許可基準を定める。

 町全域で禁止となるのは▽屋上広告物▽アーチ広告物▽アドバルーン▽電柱そで看板―の4種。都会的な景観が平泉に適さないと判断した。

 原則的な禁止は▽のぼり、広告旗▽電柱巻き付け広告物―の2種。ただし、純和風などデザインの良いものや地番案内など一定の機能があるものは許可基準を緩和する。デザインの判断は、町が委嘱しているまちづくりアドバイザーが行う。

 条例施行は10年4月を予定するが、広告物撤去や変更のため経過措置期間を設ける。工作物・電柱系は15年4月までの5年間、非工作物系は11年4月までの1年間。

 町全域で違反があった場合は、県条例に準じて最高50万円以下の罰金などが課される。選挙運動や冠婚葬祭の表示などは適用を除外する。

 町は本年度、国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用し「景観阻害要因撤去事業補助金」を設置。町民が町内の業者により景観を阻害する広告物などの撤去を行う場合、工事経費(30万円以上)の20%(上限20万円)を補助している。

 補助は来年度も継続実施する予定。町建設水道課の八重樫忠郎課長補佐は「平泉の景色に合ったものを増やし、よりよい景観に誘導するための条例。補助金も活用してほしい」と話す。

【写真=高さ7メートルの平泉駅前歓迎塔。屋外広告物条例施行後は、規制対象となり5メートル以下に直さなければならない=平泉町平泉】(写真あり)

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2009/11/27

未来に残したい地域の宝 県遺産に2件認定 河内大山祇神社(鳥栖 (2009/11/26) 47NEWS

(記事抹消)http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/136791

 県は25日、未来に残すべき景観や建造物を選ぶ「22世紀に残す佐賀県遺産」に、「古木の杜(もり) 河内大山祇(おおやまづみ)神社」(鳥栖市河内町)と「東与賀の干潟を望むシチメンソウ群生地」(佐賀市東与賀町)の2件を認定した。認定遺産は2005年度以来、計28件となった。

 河内大山祇神社は、境内にイチョウやモミジ、ケヤキなどの巨木が群生し、「鎮守の杜」の雰囲気を残す。周囲の農村風景と合わせ、初夏の新緑や秋の紅葉、雪景色など四季折々の山里の景観を見せる。

 シチメンソウは、有明海沿岸や朝鮮半島付近のみに生息する塩生植物。秋に鮮やかな紅紫色に色づくのが特徴で、晩秋の東与賀海岸の群生地では、有明海の干潟を真っ赤に染め上げるシチメンソウとともに、雲仙・普賢岳や佐賀平野などの周辺の景観が楽しめる。

 県遺産に認定されれば、500万円を上限に県が補修費を出す。(写真あり)

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京都市:歴史風致向上へ 4地区、国の支援でまちづくり /京都 (2009/11/25) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20091125ddlk26010624000c.html

 京都市が策定した「歴史的風致維持向上計画」が、国土交通省などの認定を受け、今後は計画で定めた重点区域内で国の支援を受けて歴史的建造物の修理や道路整備ができることが決まった。

 計画によると、重点区域に設定されたのは、上賀茂地区▽東西本願寺や京都御所、二条城、北野天満宮などを含む歴史的市街地地区▽東寺地区▽伏見地区。これらの4地区で今年度から10年間かけて町家や酒蔵、歌舞練場などを修理する他、二条城の耐震性能調査や保存修理を行う。道路の無電柱化や公園の再整備も実施する。

 これまでも古都保存法、文化財保護法、景観法などに基づく支援制度があったが、いずれも対象が限定されていた。今回の支援制度は昨年施行された「歴史まちづくり法」に基づき、市町村が策定した計画が国に認定されると、国の支援を受けながら歴史的資産を生かしたまちづくりができる。

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2009/11/25

屋外広告物について基準を提言 (2009/11/24) 北日本放送

(記事抹消)http://www2.knb.ne.jp/news/20091124_22122.htm

 富山県の景観審議会は24日、屋外の広告物について、高さや看板に使用できる色などの基準を提言としてまとめ、石井知事に提出しました。

 県環境審議会の米原寛会長代理らは、24日、屋外広告物に関する審議結果を石井知事に提出しました。

 提言では、中核市の富山市をのぞく県内14の市町村について5つのランクに分けて対応し、それぞれに看板の高さや表面積の制限を設定しています。

 また色づかいも原色を看板面積の3分の1以上は使わないことを盛り込むなどして、広告主の責任の明確化を求めています。

 独自の検討を進めてきた富山市もこれとほぼ同じ対応になる見通しで、県は来月の県議会に条例改正案を提出し、来年7月の施行をめざします。(写真あり)

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2009/11/24

国の名勝指定祝福? 末浄水場園地にぎわう きょうまで公開 (2009/11/23) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20091123/CK2009112302000179.html

 国の名勝指定を受けた金沢市末町の「末浄水場園地」は二十一日から三日間の日程で一般公開され、多くの人が訪れている。二十日に指定を受けた同園地は、県内の名勝では兼六園や成巽閣庭園などに続き八番目。

 同園地は一九三二(昭和七)年に浄水場の敷地内に竣工(しゅんこう)。前庭はフランス式庭園で左右対称が特徴。中央に位置する「泉水(せんすい)」には梅花状の池にアーチ形の噴水がある。池には犀川の清流を取り入れ、コイや金魚の状態で水質を監視する機能も持つ。「東屋(あずまや)」と呼ばれる白色のコンクリートの塔などもあり、近代の浄水場には珍しい、丸形や四角などの幾何学模様が多く使われている。

 訪れた人たちは浄水場職員らの説明を聞きながら写真を撮るなど美しい景観を楽しんでいた。市企業局の森昭則課長は「今後は県外の人にも知ってもらえるような名所になれば」と話していた。(写真あり)

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文化審答申:登録記念物、御船山楽園が県内初 姉川城跡は史跡指定 /佐賀 (2009/11/23) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/saga/news/20091123ddlk41040280000c.html

 20日にあった文化審議会の答申で、武雄市の「旧武雄邑主(ゆうしゅ)鍋島氏別邸庭園(御船山楽園)」が、県内で初めて登録記念物になることになった。また神埼市の「姉川城跡」は史跡に指定。96年1月に史跡指定を受けた鳥栖市の「勝尾城筑紫氏遺跡」の指定地域拡大も答申された。

 同庭園は江戸時代に造られた。武雄のシンボル、御船山の絶壁をバックにした桜やツツジ、紅葉の名所として知られる。近代以降も発展を遂げた造営の経緯からも、造園史上の意義が深いとされた。

 登録記念物は04年の文化財保護法改正で、それまでの史跡・名勝・天然記念物に加えて、記念物に設けられた。比較的規制が緩く、活用しながら建物などを保護できる。

 姉川城は14~16世紀の平城。多くの堀で細分され、中世以来の水辺の村落景観も残る。近世城郭と城下町の原型に相当する存在として評価されている。

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オホーツクの神威岬、名勝追加指定へ (2009/11/21) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20091121-OYT8T00050.htm?from=yolsp

 文化審議会が20日答申した新たな史跡名勝天然記念物のうち、道内からは名勝として、枝幸と浜頓別両町の境にある神威岬が選ばれた。すでに石狩市の黄金山と名寄市の九度山が指定されている名勝「ピリカノカ」(アイヌ語で「美しい形」の意)への追加指定で、共同申請していた両町教育委員会は「古里の宝として、親しんでもらいたい」などと歓迎している。

 神威岬はアイヌの伝承に彩られた聖地であった歴史や、初夏には高山植物が咲く景勝地であることなどが評価された。

 枝幸町の目梨泊小と浜頓別町の斜内小は2年前から、共同で岬の清掃を行ってきた。

 織田昭・目梨泊小校長は「自然を守る活動も充実させなければ」と話す。

 両町では観光資源としても期待をかける。浜頓別町は「すばらしい景観をPRしていきたい」と話している。

 枝幸町も「新たな名所として、観光振興に生かしていきたい」と期待している。(写真あり)

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県内初 国登録記念物に御船山楽園 (2009/11/21) 朝日新聞

(記事抹消)http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000911210004

 旧藩時代の武雄鍋島家の庭園跡で、今もツツジや紅葉の名所として知られる武雄市の「御船山(みふねやま)楽園」(旧武雄邑主(ゆうしゅ)鍋島氏別邸庭園)が、国の登録記念物に加わることになった。佐賀平野特有のクリークに囲まれ、集落を取り込みながら拡大した城跡である神埼市の「姉川(あねがわ)城跡」は新たに国史跡に指定され、鳥栖市にある国史跡「勝尾(かつのお)城筑紫氏遺跡」の指定範囲も拡大される。いずれも国の文化審議会が20日に答申した。県内の登録記念物は初。国史跡はこれで23件となる。

 御船山楽園は、武雄市の象徴・御船山(207メートル)南西麓(ろく)の断崖(だんがい)絶壁と、ふもとの池の景観を生かした日本庭園。所有者の御船山観光ホテルが有料で開放しており、ツツジや桜、紅葉の名所で知られる。50ヘクタールの敷地のうち14・2ヘクタールが登録対象となった。

 1845年、武雄邑主(領主)鍋島茂義が京都から招いた狩野派の絵師の図面をもとに造ったとされる。明治末期の一時期は荒廃したが、鍋島家が管理を委ねた庭師によって遊覧の名所に。時代をまたいで発展を重ね、造園史上の意義があると評価された。

 武雄市教委は「国が認めてくれたことで、黒髪山の自然などと併せ、景勝地が武雄にはあるんだ、というPRになる」と期待している。

 同ホテルの小原嘉久社長は「2年ほど前から指定を受けるべく各方面と協力してきた。武雄が誇る『公の財産』と受け止め、指定に恥じないよう、庭の維持・管理に一層努めていきたい」と語った。

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 国史跡に指定される姉川城跡は神埼市神埼町姉川の水田地帯にある。環濠(かん・ごう)集落の構造を持つ平城跡は約24ヘクタールと、国内の代表的なクリーク地帯の佐賀平野で発達した低平地城館の中でも最大級。東西600メートル、南北800メートルの区域内は浮島状に細分されている。

 南北朝期、一帯を支配した豪族・姉川氏一族が構えた城跡とされる。領主が住む「タチ(館)」と呼ばれる主郭(本丸)ができ、屋敷や寺社を取り込んで発展したらしい。旧神埼町教委による発掘調査で、城が西に向かって拡大する過程が解明された。

 豊臣秀吉による1587年の九州統一後、廃城に。現在は移住や開拓が進んで、区域の半分強を占める民有地に約100戸が建つが、市教委によると、周辺住民の理解もあって、土地改良事業にかかることなく遺構が保たれたという。担当者は「国史跡になることで中世の城の研究が進むきっかけになる。歴史公園などを整備して勉強できる場所になれば」と期待する。

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 勝尾城筑紫氏遺跡は、鳥栖市西北部の城山(498メートル)の山頂からすそ野一帯計277ヘクタールに広がる、戦国時代後期の山城・城下町跡だ。06年に指定された山頂の勝尾城跡など約138ヘクタールに続き、山頂の北~東にあたる約61ヘクタールが追加指定される。勝雄城の支城にあたる高取城跡や城下町の武家屋敷跡などを含む区域だ。

 勝尾城主の筑紫氏は中世、源頼朝の命で関東から筑前や肥前の統治のため移ってきた少弐(しょうに)氏の有力一門。15世紀末に筑紫野から同城に本拠を移して5代続いたとされる。

 遺跡見学会でボランティアガイドを務める地元の「筑紫会」代表才田良美さん(70)は「これほど大がかりな戦国時代の遺構は全国的にもまれ。追加指定で注目も高まるので、行政はお金をかけて保存態勢を整えて」と話す。市教委は、残る78ヘクタールも11年度までの追加指定を目指す。(写真あり)

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樹海を天然記念物に追加指定へ (2009/11/21) 山梨日日新聞

(記事抹消)http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/11/21/2.html

文化審議会が答申 
世界遺産登録に弾み 


 文部科学省の諮問機関である文化審議会は20日、富士河口湖町と鳴沢村にかけて広がる青木ケ原樹海の一部を、国天然記念物に追加指定するよう、川端達夫文部科学相に答申した。自然林がほぼ手つかずで、原始林的要素が多く残されていることが評価された。富士山の世界文化遺産登録をめぐっては、「自然美」の証明が課題になっており、県は「今回の指定が登録への後押しになる」と期待している。
 追加指定されるのは富士山原始林に隣接する約8・2平方キロメートル。既に指定されている富士山原始林と合わせて広さは約16・3平方キロメートルになり、名称も「富士山原始林及び青木ケ原樹海」に改められる。
 県教委では青木ケ原樹海を保護するため、より広い範囲での指定が必要として、2008年度から実態調査を開始。7月末、文化庁に指定を申請していた。
 青木ケ原樹海をめぐっては、富士山の世界文化遺産登録に向けた構成資産候補に挙がっていたが、富士山の価値を証明する上で「不可欠とは言えない」として削減対象となった。しかし、今年9月の国際専門家会議で、海外の専門家が富士山の普遍的な価値証明について「自然美」を加えることを提案。これを受け、山梨、静岡両県の各学術委員会は「自然景観の展望的価値がある」として、資産候補にリストアップしていた。
 県世界遺産推進課は「専門家の提案に応える形で天然記念物の指定が認められたことで、構成資産候補の確定作業に弾みがつく」としている。

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国史跡に「中山道」 (2009/11/20) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20091120-OYT8T01470.htm

中津川 新茶屋の一里塚など指定答申
 20日の国の文化審議会で、中津川市落合の「中山道」が国史跡として追加指定するよう答申された。指定を受ければ県内の国史跡は22件目となり、県内の中山道では初めて。

 答申を受けたのは、同市落合新茶屋~落合町の中山道約2・5キロと、交通にかかわる遺跡「新茶屋の一里塚」、中山道落合宿本陣、同宿の常夜灯。

 中山道は、江戸日本橋から京都三条大橋までの69宿を通る江戸時代の主要五街道の一つ。中津川市内には三つの宿場町(馬籠、落合、中津川宿)があり、答申を受けた区間約2・5キロには当時の石畳など歴史的景観が残り、沿道沿いには一里塚もある。

 さらに、落合宿本陣だった井口家住宅は1815年(文化12年)に焼失後、復興され、1880年(明治13年)に改築された主屋や、加賀前田家から贈られたと伝わる表門、土蔵1棟が残り、中山道の本陣を知る上で貴重な遺跡となっている。

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都市緑化 重要性を議論 中京 市民ら景観問題考える (2009/11/20) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009112000248&genre=H1&area=K00

 都市景観の中で緑の果たす役割を考えるシンポジウムが20日、京都市中京区の京都商工会議所で開かれた。市民約90人が、研究者や華道家、絵本作家らパネリストの話から、京の緑と景観の在り方を考えた。

 日本造園修景協会京都府支部と市都市緑化協会の共催。

 基調講演で京都府立大大学院の下村孝教授が京の街路樹や壁面、屋上緑化の重要性について話した。通り沿いに樹木がある風景にどんな印象を持つかを市民に問うた研究の結果を基に、「建築物前面の緑は修景効果があり、質、量の面から考えることが必要」と指摘した。

 続いて京都大大学院の川崎雅史教授や華道未生流笹岡次期家元の笹岡隆甫さん、絵本作家の永田萠さん、空間創研の吉田昌弘会長らが、それぞれの専門から緑と京の文化や歴史の関係を述べ、会場の市民は熱心に聞き入っていた。(写真あり)

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【静岡】県景観最優秀賞に「Y-TOWN御殿場」(2009/11/20) 建通新聞

(記事抹消)http://www.kentsu.co.jp/shizuoka/news/p02499.html

 美しいしずおか景観推進協議会(静岡県、県建設業協会、県建築士事務所協会、県建築士会、県建築住宅まちづくりセンターなどで構成)は、優れた都市景観を表彰する「第2回静岡県景観賞」の受賞地区を決めた。最優秀賞の「森の中の環境共生型まちづくり『矢崎総業 Y-TOWN御殿場』」と、優秀賞8地区を選出した。きょう20日に静岡市駿河区のあざれあで表彰式を行う。
 県景観賞は、良好な景観が形成されている地区、住民が主体となり実施している景観形成活動などを表彰するもの。
 ①ふるさとしずおか部門(静岡を象徴する景観、歴史景観)②美しいまちなみ部門(都市景観)③水と緑のうるおい部門(自然景観、農山漁村景観など)④景観のいろどり部門(景観構成要素)⑤景観づくり活動部門-のいずれかに該当する地区が表彰対象となった。
 表彰式では、良好な景観形成に貢献している施主(活動主体)、管理者、設計者などを表彰する。
 式典の後には「我々日本人は景観をどう考えてきたか」をテーマに、政策研究大学院大学教授で景観賞審査委員長を務める篠原修氏が講演する。
 受賞地区は次の通り。
〔最優秀賞〕
 ▽静岡県知事賞-森の中の環境共生型まちづくり「矢崎総業 Y-TOWN御殿場」
〔優秀賞〕
 ▽静岡新聞社賞-静岡の原風景「富士山南麓の茶園」
 ▽静岡放送賞-富士山麓朝霧高原の風景にとけこむ「日本盲導犬総合センター」
 ▽静岡県建築士事務所協会賞-日本平のお花畑
 ▽静岡県建築士会賞-家山川の伝統的多自然型護岸
 ▽日本造園建設業協会静岡県支部賞-松崎の田んぼをつかった花畑
 ▽静岡県建設業協会賞-麻機遊水地
 ▽静岡県建築住宅まちづくりセンター賞-大自然が生み出した曲線美の「大室山」
 ▽静岡県造園緑化協会賞-「浅羽一万石」の原風景~梅山~

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2009/11/20

「歴史的風致維持向上計画」 国が認定 京都市、電柱の地中化など推進 (2009/11/19) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009111900193&genre=A2&area=K00

 町並みの保全や良好な景観の形成のために京都市が策定した「歴史的風致維持向上計画」が19日、歴史まちづくり法に基づく国の認定を受けた。政令指定都市では初めて。市は国の支援を受けて電柱の地中化や歴史的建造物の修復などを推進する。

 同法は国土交通省や文部科学省、農林水産省が所管し、歴史的な風情や情緒を生かしたまちづくりを国が財政的に援助する。計画の認定は彦根市や金沢市に続き12市町目。

 京都市の計画では「歴史的建造物を守る」「文化芸術を生かす」など七つの基本方針を設定。上京、中京区などの中心部のほか、北区上賀茂、南区の東寺一帯、酒蔵が多い伏見区の一部を重点区域として、減少する町家の実態調査▽酒造会社施設の修理助成▽道路の美装▽観光客を対象にした伝統文化体験事業-などに取り組む。

 期間は2009年度から10年間。計画の認定に伴い、これまでできなかった歌舞練場の修理への補助も可能になる。

 国交省で同日、前原誠司国交相から認定証を受けた門川大作京都市長は「日本の文化や心を伝えるよう今回の認定を最大限に生かしたい」と話した。(写真あり)

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重文「旧矢作家住宅」で雪囲い 新庄・建物の景観に配慮 (2009/11/19) 山形新聞

(記事抹消)http://yamagata-np.jp/news/200911/19/kj_2009111900334.php

 新庄市泉田の国重要文化財「旧矢作家住宅」で18日、雪囲い作業が始まった。建物の景観に配慮し、カヤで編んだ「おんだれ」と細い木材を使い、縄で丁寧に結び付けた。

 旧矢作家は江戸時代中期に建てられ、住居と馬屋が一体となった厩中門(まやちゅうもん)造り。最上地方の典型的な農家住宅で、1969(昭和44)年に国重要文化財(建築物)に指定された。

 この日、旧矢作家住宅管理委員会(須藤義夫委員長)のメンバーや市シルバー人材センターの作業員、市職員ら計16人がおんだれやくい、細い木材を使って雪囲い作業に取り掛かった。ひもが付いた20センチの細木を土台部分の石と石の間に挟み、細い木材に結び付けてはおんだれを手際良く並べて縄で固定していた。作業は19日に終了する。 (写真あり)

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2009/11/19

景観保全島部3町初会合 (2009/11/18) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20091118-OYT8T01266.htm

直島、小豆島、土庄検討委、計画作りへ

 直島、小豆島、土庄3町の景観保全を考える検討委員会の初会合が18日、県庁で開かれた。3町とも、独自に建築物の高さ規制などを盛り込んだ計画を策定できる「景観行政団体」に指定されており、同委員会は住民らの意向などを取り入れながら、計画策定の指針をまとめる。

 同団体に指定された自治体は、計画に基づいて周囲の風景を損なう建築物の高さ、色彩などの是正命令を出すことができる。3町とも瀬戸内海に浮かぶ島という共通点があり、県が方向性を示した上で、各町が地元に即した計画作りを進めることになった。

 委員会は、3町の副町長や学識経験者ら8人で構成され、県都市計画課が事務局を担当。同課職員が「各町の考え方がばらばらにならないよう、統一的な指針にしてほしい」と協議の趣旨を説明。今後、住民や観光客らに行ったアンケート結果の分析を進めることなどを確認した。

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小学校校舎が公共の色彩賞 (2009/11/18) 朝日新聞

(記事抹消)http://www.asahi.com/kids/news/TKY200911180157.html

 建物や街並みなどの美しさをきそう「公共の色彩賞」の今年の「環境色彩10選」に、府中小学校・中学校(広島県府中市)が選ばれました。2008年に完成した白い壁など落ち着きがある校舎で、歴史的な街並みや周辺の山並みと調和している点が評価されました。

 ほかに中之島公園と周辺の水辺景観(大阪市)や寒川神社参拝者トイレ(神奈川県寒川町)などが選ばれました。

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2009/11/17

屋外広告物禁止地域 伊勢崎市が指定 (2009/11/17) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20091117-OYT8T00040.htm

 伊勢崎市は16日、「いせさき市民のもり公園」に面した同市山王町の県道「伊勢崎本庄線」と沿道の約1キロ区間を市屋外広告物条例に基づく禁止地域に指定した。市町村独自に禁止地域を定めるのは県内で初めて。

 赤城山や沿線の田園風景を眺められる景観を守るのが指定の目的。対象地域の県道と両側50メートル以内では、指定が施行される12月1日以降、新規の屋外広告物は原則として設置できなくなる。

 独自の屋外広告物条例をもつ伊勢崎市と前橋市以外では、県条例に基づいて禁止地域が指定されている。伊勢崎市は2008年4月から、前橋市は中核市に移行した今年4月から屋外広告物条例を施行している。

 今回禁止したのは埼玉県本庄市方面からの玄関口ともいえる地域で、伊勢崎市景観担当課は「いち早く景観行政に取り組んできた成果」としている。

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2009/11/16

「地域の宝」保存活用を 高岡でフォーラム、歴史都市目指し (2009/11/15) 富山新聞

(記事抹消)http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/T20091115204.htm

 高岡市教委による「歴史まちづくりフォーラム」は14日、同市伏木古国府の重文勝興寺で開かれた。市では、歴史まちづくり法による「歴史都市」認定を目指しており、約140人が講演やパネル討論を通じて地域の宝である文化財のあり方に思いを巡らせた。

 市は今年度、歴史都市認定の前段階となる歴史文化基本構想の策定を目指す。パネル討論では、笠原隆文化庁伝統文化課保護調整室長を進行役に西村幸夫東大教授、矢野和之日本イコモス国内委員会事務局長、大巻宏治市教委文化財課長、3年前から金屋町で暮らす小泉昇茶道裏千家淡交会青年部北陸信越ブロック幹事長が意見を交わした。

 矢野事務局長は全国各地の世界文化遺産登録運動を引き合いに「個々の文化財を群としてとらえ、地域をうまく表現したストーリーを描き出すことが大切だ」と述べた。小泉幹事長は「金屋町は近所同士のつながりが濃く、地元を愛する心が強い」と指摘し、市民が地元を好きになることが歴史的景観を守る第一歩とした。

 合わせて西村教授が講演した。市教委からは歴史文化基本構想の趣旨が説明された。(写真あり)

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2009/11/11

景観形成重点地区に 駿府公園周辺 市民意見を募集 (2009/11/11) 静岡新聞

(記事抹消)http://www.shizushin.com/shizushin/templates/F03PrintPage.aspx?Path=/Channels/www.shizushin.com/news/local/central/20091111000000000029&TitleTag=%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E4%B8%AD%E9%83%A8%EF%BC%9A%E6%99%AF%E8%A6%B3%E5%BD%A2%E6%88%90%E9%87%8D%E7%82%B9%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E3%81%AB%E3%80%80%E9%A7%BF%E5%BA%9C%E5%85%AC%E5%9C%92%E5%91%A8%E8%BE%BA%E3%80%80%E5%B8%82%E6%B0%91%E6%84%8F%E8%A6%8B%E3%82%92%E5%8B%9F%E9%9B%86

 静岡市は、葵区の駿府公園周辺を歴史性に配慮した景観形成の重点地区に指定するため、地区独自の景観形成の目標や基準を盛り込んだ景観計画案を策定した。12月1日まで、計画案に対するパブリックコメント(市民意見公募手続き)を行い、来年2月の指定を目指す。
 重点地区に指定するのは、駿府公園を中心に駿府城跡の外堀に囲まれた住宅地や県庁、市民文化会館、静岡大付属小・中学校、市立静岡病院などを含む約47・7ヘクタールの区域。
 計画案では、駿府公園は坤櫓(ひつじさるやぐら)の復元などを通じて駿府城跡の歴史や風格を感じる景観形成を、周辺の街灯やサイン(標識)、建築物は石垣や巽櫓(たつみやぐら)などと色彩の調和を図るとした。屋外広告物の色彩は高彩度な原色を使わない、ネオンサインは行わない―との方針も示した。
 このほか、公共施設や住宅地の外壁、屋根の色彩、素材など具体的な景観形成基準を定めた。問い合わせは市都市計画課<電054(221)1123>へ。

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2009/11/09

那須町が「違反」の町章を撤去 屋外広告物条例周知へ (2009/11/07) 下野新聞

(記事抹消)http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20091107/232126

 【那須】町内の景観を守るため制定した町屋外広告物条例に違反するとして町は7日、町役場屋上に設置してある町章を撤去した。今月下旬から、条例違反の町有広告物の撤去・改修作業を本格化させるのに当たり、町民に条例の考え方をPRする。

 町章は直径約1・5メートルの円形。同役場が建設された25年前から設置されていたが、条例の壁面広告物の高さ基準「9メートル以下かつ3階窓下以下」に違反するため撤去対象となった。

 作業は屋上に高さ約4メートルの足場を組み、作業員3人で壁面のボルトを切断するなどして約30分で終了。これに代わって、1階玄関の車寄せ上部に直径約30センチの町章付き町名板を新設した。

 町は昨年4月に町景観条例、同年10月に町屋外広告物条例を施行。これを受け今夏、PR強化や現状把握などを是正策として示した町屋外広告物等適正化指針をまとめた。

 町有広告物の調査も行い、町章や誘導看板など計126件を条例違反と認定。本年度中に約1200万円の予算を計上して撤去・改修することにした。

 佐藤正洋町長は「町の財産は自然風景。町民に協力を求めるため、役場としても恥を忍んで自ら襟を正したい」としている。(写真あり)

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都市景観賞 「ナガタパン」など10件 福岡市選定、12月に表彰式 (2009/11/07) 西日本新聞

(記事抹消)http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/133053

 福岡市は6日、都市の景観や魅力向上に貢献している建築物などを表彰する第23回市都市景観賞に、「ナガタパン箱崎店」(東区)や「珈琲蔵人 珈蔵 愛宕店」(西区)など10件を選んだ。12月1日午後1時半から、市役所15階講堂で表彰式と記念講演会を開く。

 一般表彰はこの2件のほかに、能古島行きフェリーから見た福岡の風景(西区)▽九州大学伊都キャンパス(西区)▽けやき通り(中央区)▽百道浜小学校運動場の芝生(早良区)▽のこのしまアイランドパーク お花畑(西区)▽バステラス(市内一円)‐の6件。

 企画や活動が対象の特別表彰は、唐津街道姪浜まちづくり協議会の景観形成活動▽JR九州の車両デザイン活動‐の2件が選ばれた。推薦総数は432件だった。

 また、昨年までの景観エッセーに代えて創設した「第1回市まちなみ写真」には、65人193作品の応募があった。優秀作品に、中央区、今村出さん「漁港とタワー」▽同、内田善雄さん「けやきのトンネル」▽大野城市、長冨幸さん「巨竜の眠る刻」▽東区、塗木広信さん「この善き日」▽西区、南順子さん「潮干狩り」‐の5点が選ばれ、市が発行する情報誌「彩都」に掲載される。

 来月1日の表彰式では、建築家の三分一博志さんが「地球のディテール」と題して講演する。(写真あり)

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山なみ景観を守れ!建築物に新たなデザイン規制を導入 「山すそ景観保全策」への意見を募集 (2009/11/06) CNET Japan

http://japan.cnet.com/release/story/0,3800075553,10441264,00.htm

 箕面市では、市のシンボルである山なみ景観を守るため、市内東端から西端まで約7kmにわたる帯状の市街地約500ha(山すそ部)を、景観法に基づく「山すそ景観保全地区」に指定し、建築デザイン規制を行います。
 山すそに建築される建物の長大な壁が山なみを遮らないよう、全国的にも珍しい「5階以上は壁の横幅を50mまで」などの数値基準を始めとするデザイン・意匠の規制を定めるとともに、山なみを見渡せる市内各所の「眺望点」から見る山なみへの影響のシミュレーションを義務づけるなど、市街地からの眺望の美しさを守ります。
 これら保全策の素案は、11月9日から1ヶ月間パブリックコメントを実施、来年4月以降、関係条例等の改正を経て、運用を開始します。
. 箕面市は、明治の森箕面国定公園を中心とした北摂山系を背景に、山なみ景観を市民の財産として育んできました。
 この貴重な山なみ景観を保全するため、市では平成10年に「山なみ景観保全地区」を指定し、建設の際には約6割の緑地を残すなど緑そのものの保全を進めてきました。しかし最近、山なみ景観保全地区の南側にあたる「山すそ」で計画された建物により、山なみ景観を損なう危険のあるケースが発生しました。
 このため、今回、さらに一歩踏み込んだ対策として、新たに「山すそ景観保全地区」を指定し、建築デザイン規制を行います。

《パブリックコメントについて》
◇意見の提出期間  平成21年11月9日(月曜日)から12月8日(火曜日)まで
◇素案の閲覧     市ホームページ、市内公共施設など
◇説明会    11月12日(木)午後7時から 東生涯学習センター
         11月13日(金)午後7時から グリーンホール
         11月14日(土)午前10時から みのお市民活動センター
◇10人以上でお申し込みの方には出張説明会を実施しています。

《今後の流れ》
 パブリックコメントで提出されたご意見を反映した後、都市景観審議会、都市計画審議会の審議、関係条例の改正等の手続きを経て、来年4月以降の施行をめざしています。

問い合わせ先
みどりまちづくり部 まちづくり政策課 
TEL 072-724-6918(直通)

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修正意見なく、市計画案縦覧へ 川平景観地区指定で説明会 (2009/11/06) 八重山毎日オンライン

http://www.y-mainichi.co.jp/news/14778/

12、13日には市議会が意見交換会

 字川平地域(1850ヘクタール)で建築物の高さを7~10メートル以下に制限することなどを内容とする景観地区指定に向け、石垣市は5日夜、川平公民館で計画案について住民説明会を開いた。景観地区として都市計画決定する法定手続きの一つ。参加者から修正を求める意見はなく、市は予定通り9日から計画案の縦覧手続きを開始する。順調にいけば12月中旬に都市計画決定を告示する見通し。

 計画案は都市計画法に基づく都市計画決定で建築物の高さ・形態意匠(形状、材料、意匠)、壁面の位置、景観地区条例で工作物の高さ・形態意匠、開発行為について制限を設ける内容。建築物の高さは川平、吉原の集落内では10メートル以下、山原集落を含むそれ以外は原則7メートル以下。
 市は「川平湾が健康で時とともに価値が高まる美しい川平地域」を将来の望ましい姿と位置づけ、「良好な自然環境や優れた風景を生かした魅力あふれる自然風景、農村風景を形成することを目的として景観地区を定める」と説明した。

 説明会には地区外の住民を含む約60人が参加。地元住民から「混乱すると思っていたが、川平を守るべきだ、新しい価値をつくるべきだとの意見に対し地元住民として誇りに思う」、地区外の市民から「川平は市全体、県全体の財産。地区指定によって川平の価値は高まる」などと計画案に理解を示す意見が相次いだ。
 一方、「地元住民としては瓦ぶきだと台風にもたない。スラブのほうが価値が高まる」と疑問の声も挙がったほか、「川平湾は漁港なのか。船だまりを確保できないか」「湾内の船に規制を加えるべきだ」「川平湾内の小島に建物が建たない制限を」との要望も寄せられた。
 景観地区条例の一部改正案を継続審議中の市議会建設土木委員会(7人)からは3人が出席した。同委は12日に川平、13日に吉原で住民との意見交換会を予定している。

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2009/11/02

弘前市が歴史的風致計画素案 城下町、お山参詣重点地区に (2009/10/30) 陸奥新報

(記事抹消)http://www.mutusinpou.co.jp/news/2009/10/8820.html

 弘前市は29日、歴史まちづくり法に基づく歴史的風致維持向上計画の素案をまとめ、学識経験者らで構成する計画推進協議会に説明した。計画は、歴史的な建造物や街並み、伝統行事などが一体となった弘前固有のまちづくりを進める狙いで策定し、対象となる重点区域には「弘前城下町地区」「岩木お山参詣地区」の二つを設定する考え。市は今年度中の国の計画認定を目指しており、東北新幹線全線開業や弘前城築城400年を控え、歴史的資源を生かした弘前ならではの魅力あるまちづくりに取り組む考えだ。

 歴史まちづくり法は2008年5月に制定され、計画の認定を受ければ歴史的風致維持向上のためのハード、ソフト両事業に国の財政支援が得られる。
 現在、石川県金沢市など全国11市町が認定を受けており、今年度中に弘前市が認定されれば北海道・東北地方で第1号となる。
 市は08年10月から庁内で検討を始め、国との事前協議を重ねて計画素案をまとめた。
 計画の対象となる重点地区には、弘前城を中心とした「弘前城下町地区」(約395ヘクタール)と、岩木山神社を中心にお山参詣ルートを対象にした「岩木お山参詣地区」(約34ヘクタール)の2区域を設定。
 重点区域では歴史的な建造物民俗文化財史跡などの保存活用を図る方針で旧紺屋町消防屯所保存修理事業、弘前城築城400年祭といったハード、ソフト合わせて16事業を計画している。また、「歴史的風致形成建造物」を指定して現状維持や復元を図りながら管理していく方針で、指定建物の候補として33施設が挙げられている。
 計画期間は今年度から18年度までの10年間となっており、策定中の景観計画なども活用しながら良好な景観形成を図る方針だ。
 市は29日、学識経験者ら12人による計画推進協議会(会長・長谷川成一弘前大学教授)を設置。市役所での初会合では相馬●一市長が委員に委嘱状を交付した後、計画素案を説明、意見を聞いた。市は11月10日から12月9日まで素案に対する市民意見を募集し、国との最終調整や同協議会などの意見を聞きながら計画をまとめ、12月中に国に認定申請する。
※●は金へんに昌(図あり)

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