世界遺産:追加登録目指し景観計画案了承--奥州市審議会 /岩手 (2011/06/28) 毎日新聞
(記事抹消)http://mainichi.jp/area/iwate/news/20110628ddlk03040095000c.html
世界遺産の追加登録を目指す奥州市の白鳥舘遺跡と長者ケ原廃寺跡などの周辺景観について議論する「市平泉文化揺籃(ようらん)の地景観審議会」が 27日、同市前沢区の前沢総合支所で開かれ、国の景観法に基づいた景観計画案を了承した。平泉町の計画に倣う形で規制基準を見直す一方、柔軟性も持たせ た。7月1日に策定、10月に条例と合わせて施行する。
指定区域は遺跡周辺の約1400戸。区域内を「歴史」「風土」「一般」の三つに分け、それぞれ基準を設けた。最も規制が厳しい「歴史」で新増築す る場合、和風の木造建築とし、高さも10メートル以下にするなどとした。軒の長さなどは基準を緩和。また、外構えは区域内を通じて生け垣や板塀を基本にし た。
新増築するには市への届け出が必要になり、基準に合わないと勧告や変更命令を受ける。
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