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2011/10/24

卯辰山麓と加賀東谷 重伝建地区に答申 (2011/10/22) 富山新聞

(記事抹消)http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20111022101.htm

 国の文化審議会(西原鈴子会長)は21日、重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区 )に「金沢市卯辰山麓(うたつさんろく)」と「加賀市加賀東谷(ひがしたに)」を選定 するよう中川正春文部科学相に答申した。年内にも答申通りに選定される見通し。石川県 の重伝建地区は京都府の7地区に次いで多い6地区となり、歴史的景観の価値が高まると ともに保全活動の推進が期待される。

 今回、重伝建地区の選定が答申されたのは石川県の2地区のみで、全国の選定数は93 地区になる。

 「金沢市卯辰山麓」は同市内で3件目の重伝建地区となる。寺院群を主体とする初の選 定で、対象範囲は東山1丁目、東山2丁目、山の上町、子来(こらい)町、鶯(うぐいす )町の一部の22・1ヘクタール。

 加賀藩が城下町建設で形成した卯辰山山麓寺院群を中心に、39の寺社、町家、藩政期 以来の町割り、街路が良好な形で保全され、藩政期のたたずまいを今に伝えている。「東 山ひがし」重伝建地区の周囲に広がり、国道359号(旧北国街道)と浅野川を挟んで「 主計(かずえ)町(まち)」重伝建地区と向かい合う。

 加賀市内で2件目の重伝建地区「加賀市東谷」は、山中温泉荒谷町、今立町、大土町、 杉水町の一部の約151・8ヘクタールが対象となる。

 大聖寺藩時代から昭和前期まで炭焼きを主産業として発展した山間部の4集落で、赤瓦 の屋根に煙出(けむりだ)しを備えた特徴的な木造の民家が並ぶ。豊かな山林や河川、水 路、石積み、旧道などが残り、文化審議会は「独特な歴史的風致を形成し、価値が高い」 と評価した。(写真あり)

 

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2011/10/20

景観計画、13年度に策定 向日市が方針提示 (2011/10/20) 京都新聞

(記事抹消)http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20111020000036

 向日市の景観計画の策定を進める市まちづくり審議会の1回目の会合が19日、市役所で開かれた。市は良好な景観の保全・形成に向けて、2013年度中の計画策定を目指すなどの方針を提示し、了承された。

 同市は4月、景観法に基づく景観行政団体となったことを受け、景観計画を策定する。同法では、計画の中で景観を保全・形成する対象区域を設けることや、建物の高さ、形、色などを一定制限する基準の設定などを必須要件とし、屋外広告物も規制の対象となる。

 この日の審議会ではまず、会長に京都府立大人間環境学部の宗田好史准教授が選ばれた。

  続いて市が計画策定の目的や今後の進め方などを説明した。審議は13年度末までに9回行う。初年度の本年度は景観の将来像や景観まちづくりの方向性、対象 区域などを議論。12年度には基本方針や制限事項の検討などを行い、シンポジウムを開くなどして市民意見を聞いた後、計画の素案を策定。最終年となる13 年度に正式な計画案をまとめる、などとした。

 これを受けて委員が意見交換。「向日市は面積が狭いので、全市を対象区域とするべき」との意 見に全員が賛意を示した。「制限だけを目的にするのでなく、市としてどんなまちづくりを目指すかが大事」「まちづくりはまず住民から。計画策定を市民に周 知し、参加を促すことが必要」といった声が出た。(写真あり)

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景観計画:具体的に 建築関係者らに説明会--高松市 /香川 (2011/10/19) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20111019ddlk37040652000c.html

 地域に合った景観を作るため、建築物などの形態や色彩を定める「高松市景観計画」案の説明会が同市役所であり、建築関係者らが参加した。

 市は93年施行の都市景観条例に基づき、高さ20メートル超、延べ面積3000平方メートル超の建築物所有者に、色彩や形態の指導・助言をしてい るが、拘束力はない。景観計画が策定されると、景観法に基づく勧告や設計の変更命令、違反者の氏名公表が可能となるため、変更される規制内容などを理解し てもらおうと説明会が開かれた。

 色彩は条例で「けばけばしい色はできるだけ使用せず、落ち着いたものとする」という抽象的な表現だったが、計画案では国際的な色彩の尺度「マンセル表色系」を採用し、具体的な数値を設けた。

 色彩などより厳しい規制が実施される「景観形成重点地区」には、現在の「栗林公園周辺」「仏生山歴史街道」に加え、高松の街並みを印象づける地域として、高松空港からサンポート高松を結ぶ国道11・193号周辺の「都市軸沿道」を指定する。

 計画は年内に策定され、市は計画に沿った条例改正案を3月定例市議会に提出する予定。可決されれば、来年度夏ごろに施行される見通し。

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2011/10/11

「平安の流れ」よみがえれ 太宰府天満宮・門前町の水路 (2011/10/08) 西日本新聞

(記事抹消)http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/267377

 太宰府市の太宰府天満宮の門前町に、平安時代に起源を持つ水路が残っている。農業・生活用水を運ぶ身近な水路だったが、2003年の水害で取水堰(ぜき)が流され、一部が枯れてしまった。市は来年度から調査を行い、取水方法を検討する方針で、住民の一部から「水路を観光に役立てたい」との声も上がっている。

■地下含め1キロ

 太宰府市宰府の御笠川の岸辺。かつて「幸ノ元井手堰(さやのもといでせき)」があった。江戸時代、川底に石を敷いて竹などを組んで水をせき止めていたという。戦後はコンクリート堰となったが、水害で流出。取水口だけが残る。

 水路沿いの小道を南に歩く。コンクリート張りで幅1メートル弱の水路は水が枯れ、草も生えている。下校途中の小学生が歓声を上げて走り過ぎた。犬の散歩で小道をよく通る男性(63)は「癒やされる場所です」と話す。

 南に約300メートルの下流部で、御笠川からポンプで水がくみ上げられており、水路の流れが復活する。下流の水田に必要だという。近くの女性(80)は「田んぼを持っていた20年ほど前まで、皆で年1回、水路を掃除しましたね」と懐かしんだ。

 さらに南、門前町の小鳥居小路(ことりいしょうじ)に入ると、石のふたで覆われた地下水路となり、その上を車が通る。酒店経営の椎木信幸さん(53)は「子どものころ、葉っぱを浮かべて遊んでいました。昔は覆いがなかったから」と振り返る。

 地下に潜ったまま、水路は観光客でにぎわう参道を横切った。しばらく行くと、東側から来た藍染川(あいぞめがわ)と合流する。ここまで約1キロの道のりだ。

■町並みの骨格

 この水路は、太宰府天満宮の創建(905年)以降、門前町の開発に合わせて掘削されたらしい。参道南側の発掘で、平安時代後期(12世紀中ごろ以前)の土器や瓦とともに、石積みの溝が見つかった。溝は現在の水路のすぐ脇にあり、同じように南北に通っていた。

 江戸時代の絵図にも水路が描かれ、天満宮敷地の境界を示していた、とされる。水路の東側に宮司の邸宅が並び、西側には参拝客向けの旅館や店舗が軒を連ねた。当時は参道に小さな橋がかかっていた。明治時代に宮司たちが土地を切り売りし、門前町が水路の東側にも広がったという。

 同市文化財課は「水路は、門前町の町並みの骨格となる存在だった」とみる。

■石組み復活を

 太宰府市は、水路全体に水を流すため、来年度から詳細な調査に乗り出し、取水方法を決める予定。防災面から取水堰の復旧は難しく、同市都市整備課は「御笠川上流に取水管を延ばして水を引き込むか、何らかの仕掛けで取水口の高さまで川の水位を上げるか。できるだけ自然に取水できるようにしたい」とする。

 さらに、地下水路部分の石の覆いを開ける構想も住民の間で浮上。東西方向の参道だけでなく、観光客を南北方向の水路見物にも引き込み、人の流れを町全体に広げる狙いだ。ある住民は「石組みの水路を復活させ、情緒ある町並みで観光を活性化したい」と言う。ただ、小鳥居小路は道幅が狭く「ふたを開けると車が通れない」(別の住民)と反対の声もある。

 同市は今後、水路を景観法に基づく「景観重要建造物」に指定する方針。由緒ある水路だけに、今後の活用策の議論も始まりそうだ。(写真あり)

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特別景観地区 拡大へ/芦屋市 (2011/10/07) 朝日新聞

(記事抹消)http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001110070001

 芦屋市を流れる芦屋川周辺の景色を保つため指定された「特別景観地区」について、市はJR神戸線の北側の地区に範囲を拡大する方針を決めた。来年3月の市議会に条例改正案を提出し、来春からの施行をめざす。

 市によると、芦屋川沿いでは生け垣や石積みなどの「屋敷街」の景観が残っているが、相続や売却によって失われる恐れが出ているという。大きな屋敷の敷地の分割などに歯止めをかけ、六甲山から海に広がる眺望を守ろうと、特別景観地区の指定を決めた。
 市は昨年11月に、JR線の南側(南北約1・6キロ、東西約150メートル、広さ約22・5ヘクタール)を指定。今回は新たに、JR線北側の芦屋川の両岸(南北約1・6キロ、東西約200メートル、広さ約20ヘクタール)を指定する。
 計画では、道路と家屋の間にある擁壁に御影石などを使う▽木の植栽を十分に施す▽建物の外壁や屋根をけばけばしくない色にする▽駐車場の車が周囲から見えないようにする――などの規制をする。建物の高さの最高限度と敷地面積の最低限度も適用される。
 市都市計画課の担当者は「芦屋川の緑豊かな景観を守り、育成したい」と話している。(写真あり)

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2011/10/05

定禅寺通など景観地区に (2011/10/04) 読売新聞

(記事抹消)http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20111004-OYT8T01285.htm

 仙台市は、定禅寺通(青葉区)と宮城野通(宮城野区)の周辺地区について、建築物の意匠や用途などに一定の制限を設ける「景観地区」に指定する方針を決めた。12月の市議会定例会に関連条例の改正案を提出する。景観法に基づく措置で、東北では岩手県平泉町に次いで2例目。

 景観地区に指定されるのは、定禅寺通のうち東二番丁通から西公園通までの沿道13ヘクタールと、宮城野通のうちJR仙台駅から約900メートルの沿道21ヘクタール。

 両地区とも既に条例で「景観形成地区」に指定され、建物の形状や色彩が街並みに調和するよう基準が設定されているが、違反しても罰則はなかった。新たに景観法で地区指定することにより、違反すれば罰則もあり、より強い規制が可能になった。

 市は、地区指定にあたり、景観保護の具体的な指標となる「街並み形成ガイドライン」を作成。基本目標として、定禅寺通については「ケヤキ並木との調和」、宮城野通については「歴史と緑を生かした開放感のあるまちづくり」を掲げ、建築物の敷地面積を一定以上の規模とするほか、広告物の内容などにも制限を設ける。(地図あり)

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2011/10/04

仙台市の定禅寺通・宮城野通 「景観地区」に指定へ (2011/10/04) 河北新報

(記事抹消)http://www.kahoku.co.jp/news/2011/10/20111004t11003.htm

 仙台市は景観法に基づく「景観地区」に、定禅寺通(青葉区)と宮城野通(宮城野区)を中心としたエリアをそれぞれ指定する方針を決めた。街並み形成に関 わる規制はこれまで条例で定めていたが、法による区域指定で景観を損なう行為の抑制効果を高める。市によると、景観地区の指定は宮城県内では初めて、東北 では岩手県平泉町に続き2例目という。
 範囲は定禅寺通地区の約13ヘクタールと、宮城野通地区の約21ヘクタール。現在は条例で「景観形成地区」に指定され、建物の形態や壁面の色彩などが周囲と調和するよう基準が設けられている。法に基づく指定で今後、現状変更の認定申請や罰則の対象となる。
 景観地区の指定に合わせ、市は「街並み形成ガイドライン」を作成する。建築物の用途や高さ、敷地面積などを定めた「地区計画」、屋外の看板や張り紙などのデザインの基準となる「広告物モデル地区」といった制限内容を事例ごとに整理する。
 各地区の景観形成の基本目標も設定し、定禅寺通は「ケヤキ並木と調和し、文化の薫り高い魅力ある街並み」、宮城野通は「ゆとりとうるおいある環境を活(い)かし、躍動感のある都市文化と生き生きとした暮らしの舞台」とする。
 具体的な空間の活用事例も「誘導指針」として示し、街路と一体的に利用できるオープンスペースの創出、歩道に面した開放感のあるカフェテラスの設置などを挙げる。
 市は景観地区指定のための関係条例改正案を市議会12月定例会に提出する考え。

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2011/10/03

景観重要建造物に6件 地域景観資源には3件を指定 静岡市 (2011/10/01) 中日新聞

(記事抹消)http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20111001/CK2011100102000156.html

 静岡市は30日、景観法に基づき景観重要建造物計6件、市景観条例に基づき地域景観資源計3件をそれぞれ指定した。景観法による指定は県内で初めて。 (奥村圭吾)

 景観重要建造物では、市役所本館と県庁本館に加え、旧静岡三十五銀行本店として1931(昭和6)年に建築された静岡銀行本店(葵区呉服町)や、「兜(かぶと)造り」と呼ばれるかやぶき屋根が趣深い江戸時代末期の和風住宅「大村家住宅」(同区平野)などを指定。

 地域景観資源では、東海道蒲原宿の街道沿いにある木造2階建ての洋風建築「旧五十嵐歯科医院」(清水区蒲原3)などを選んだ。

 30日は市役所で指定証書授与式があり、田辺信宏市長が「歴史や文化を物語る大切な資源として積極的にPRしていきます」と、建造物の所有者5人に証書を手渡した。

 指定は個性豊かで魅力ある景観づくりの推進が目的。指定建造物の外観を変更する際には、市の許可や届け出が必要となる。(写真あり)

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