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2012/11/30

浜松町駅西口開発、12年度中に都計決定/2月都計審に付議/東京都 (2012/11/30) 日刊建設通信新聞

(記事抹消)http://www.kensetsunews.com/?p=3744

 世界貿易センタービルディングなどが、10月に東京都に都市再生特別地区提案を行った総延べ約39万㎡規模の大規模開発「浜松町駅西口周辺開発計画」が年度内に都市計画決定される見通しになった。地区計画の変更を踏まえた上で特定街区を廃止。交通結節点機能や防災機能の強化、拠点性の向上といった都市再生への貢献で容積率を612%から1120%に引き上げる。東側のA街区にオフィス、商業などの複合棟3棟とモノレール棟、西側のB街区には、オフィスや店舗からなる複合棟を建設する計画。13年度に工事着手する予定だ。
 都都市整備局は28日、2013年2月5日に開く第200回東京都都市計画審議会の付議案件を公表した。案件は、浜松町駅西口周辺開発計画の進展に伴う都市再生特別地区の変更と特定街区の廃止のほか、武蔵小山パルム駅前地区市街地再開発準備組合が品川区の武蔵小山駅周辺で計画する再開発事業の具体化などに伴う地区計画変更など計5件。
 このうち、世界貿易センタービルディング、東京モノレール、東日本旅客鉄道(JR東日本)、国際興業がJR・東京モノレール浜松町駅西口で計画する「浜松町駅西口周辺開発計画」は世界貿易センタービルの建て替えに合わせた近接2街区の一体的な開発計画となる。
 計画地は港区浜松町2丁目。東側のA街区(約2.3ha)にオフィス、商業など総延べ約27万㎡の複合棟とモノレール棟、西側のB街区(約0.9ha)にはオフィスや店舗で構成する延べ約9万9000㎡規模の複合棟を建設する計画だ。合わせて、バスターミナルや約160台の駐車場を設ける。
 事業者提案では、モノレール駅の改良に合わせた地下鉄との乗り換え動線の強化や、約700人規模の国際コンベンションホールの整備、国際的な医療センターや子育て支援センターなどの外国人滞在者の支援機能を導入に加え、高効率な自立・分散型エネルギーシステムの導入や帰宅困難者の受け入れスペースの確保といった防災機能の強化などを盛り込んだ。
 建設工事は全体を3期に分けて進める方針。24年度の全体完成を見込んでいる。
武蔵小山駅東再開発
15年度に本体着工
 また、品川区の武蔵小山駅東地区の約4haでは、武蔵小山パルム駅前地区市街地再開発準備組合(長谷川政行理事長)がB地区(約0.9ha)で計画する市街地再開発事業の具体化などに伴い、地区計画を変更する。
 再開発施設の規模はRC一部SRC・S造地下2階地上39階建て延べ約7万3900㎡。1階など低層に店舗、2階以上に住宅約640戸を整備する計画になっている。14年度にも既存施設の解体に着手し、15年度から本体工事に入る。18年度の完成を目指す。
 準備組合は13年度にも本組合を設立する見込み。事業協力者には三井不動産レジデンシャル・旭化成不動産レジデンス・鹿島JVが参画。事業計画コンサルタントは日本設計、事務局はリエゾンコンサルティングが担当している。
 このほか、2月の都市計画審議会には都営住宅(武蔵野アパート)の建て替えで創出する用地を公園区域に組み込む第5・5・3号武蔵野中央公園(武蔵野市八幡町2丁目地内)の区域変更や、JR横浜線相原駅付近で計画する道路と鉄道の立体交差化に向けた都市計画変更を付議する。
 同地区では、幹線道路3・3・36号相原鶴間線をアンダーパスで立体交差化。渋滞緩和を図る。
 これら付議案件は、順調にいけば、12年度内に決定、告示される見通し。

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2012/11/26

伊那市景観計画策定委 届け出基準素々案提示 (2012/11/23) 長野日報

(記事抹消)http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=26855

 景観法に基づく景観行政団体への移行を目指す伊那市の景観計画策定委員会(伊藤精晤委員長)は22日、4回目の会合を市役所で開いた。建物の建設などに伴う届け出や景観形成の基準について、事務局側が「議論のたたき台」として素々案を示した。届け出の基準を建物の建設で建築面積30平方メートル以上、土地の形質変更は面積1000平方メートル以上とするなど、いずれも県の基準よりも対象範囲を広げた。次回会合から協議に入る。

 県景観条例で景観育成特定地区に指定され、すでに独自の基準を設けている西箕輪地区を除いた市内全域が対象。

 素々案は、届け出が必要となる基準を建物の建築等が高さ13メートル以上・建築面積30平方メートル以上、土地の形質変更が面積1000平方メートル以上・のり面や擁壁の高さ2メートル以上などとする内容。数値は「地域の景観に影響を及ぼし得る規模」(市都市整備課)として示した。

 景観形成基準では建物などの配置や規模などで「南アルプスや中央アルプス、河岸段丘林への眺望を極力阻害しない」としたほか、形態や意匠では「伝統的な様式を取り入れ、地域を特徴付け、全体としてまとまりのある景観の創出を図る」とした。色彩については協議が必要とした。

 市街地、田園、山地・森林の区分に分け、市街地では建物の高さを「周辺のまち並みに合わせる」、田園や山地・森林では建物の材料について「自然素材や自然素材調の材料使用に努める」などの基準も示した。

 委員からは「制限基準は事業者や住宅を建設する人の、手続き上の負担につながる。事業者らの意見をよく聞くべき」などの意見が出された。

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景観協定を初認可 (2012/11/22) タウンニュース

http://www.townnews.co.jp/0304/2012/11/22/166201.html

都内で最大規模

 町田市はこのほど、景観協定を初めて認可した。この協定は戸建て住宅地に定められたものでは都内最大となる(196区画)。

 町田市は2009年12月に『町田市景観計画』を策定し、「生活風景に魅力と豊かさを感じられるまち」を基本理念とする、市民・事業者・行政による協働の景観づくりを目指している。

 認可を受けたのは小田急不動産株式会社のリーフェア町田小山ケ丘(小山ケ丘6丁目1の42?237)。この地域では、電線類の地中化や区域南側の緑地と連続する外周や敷地内の積極的な緑化のほか、公園の設置、ゆとりある敷地規模や建物の配置、高さや形態、色合いなどの揃った街並み形成など景観に配慮して開発が行われた。

 分譲に先立ち、住民が守るべき基準があらかじめ定められた。これは、建て替えなどによる景観の変化などに対するトラブルを未然に防ぎ、開放的で緑豊かな住環境の維持を図ることを目的している。

 町田市は「今回の景観協定の認可が、事業者との協働による景観づくりの一つとして、今後の市の景観づくりの普及啓発につながり、事業者提案だけでなく、市民提案のルールづくりも含め、同様の事例が増えていくことが期待できる」と話している。

 景観協定では、様ざまな基準が設けられているが、主に【1】屋根には1/10以上の勾配を付ける、【2】屋根や外壁の色彩の制限(関東ローム層の赤い屋根、緑の映える淡いベージュの外壁を基調として、暖色系の使用可能範囲を広め、寒色系の色彩可能範囲を狭めた色彩基準)、【3】建物の階数は2階以下、高さは10m以下、【4】塀などは50%以上の透明性のあるフェンスや生垣とし、高さは1・2m(公園・緑地に面する部分は1・5m)以上を確保する、【5】敷地の区画変更の制限、【6】アンテナなどは7m以下、【7】植栽の維持管理や緑地帯の保全、【8】屋外広告の設置の制限(周辺環境と調和し、面積0・3平方メートル以下のものは設置可能)などがある。

 協定は9月25日付で認可された。(写真あり)

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2012/11/19

文化審答申:土淵山口集落、選定答申 重文景観、遠野・荒川高原牧場に追加 /岩手 (2012/11/17) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/feature/news/20121117ddlk03040088000c.html

 国の文化審議会(宮田亮平会長)は16日、08年に国の重要文化的景観に指定された遠野市の「遠野・荒川高原牧場」に同市土淵町の「土淵山口集落」を追加選定するよう田中真紀子文部科学相に答申した。県内では荒川高原牧場と、一関市の「一関本寺の農村景観」の2カ所が国の重要文化的景観に選ばれている。

 遠野市遠野文化研究センターによると、追加で選定が決まったのは、垣根や屋敷林など居住地約270ヘクタール。土淵山口集落は「遠野物語」の作者・柳田国男に、遠野の民話を伝えた佐々木喜善(きぜん)の出身地。柳田は佐々木の影響を強く受け、遠野物語には、頻繁に、土淵山口集落が出てくるという。

 土淵山口集落は三陸沿岸部に通じる街道を軸に形成された農村集落で、佐々木の生家や、遠野物語に出てくる姥(うば)捨て山の「デンデラ野」などがある。今年3月現在、53世帯、173人が暮らす。同4月に地元自治会が市と「おらほのながめづくりの心得」協定を締結。ワークショップを開き沿道の緑化▽建物の色や素材への配慮▽自動販売機や看板などを控えめにするなど、住民自ら景観保護を実践している。

 荒川高原牧場は08年に指定され、09年2月には馬産の守護神として信仰を集めた同市附馬牛(つきもうし)町の「荒川駒形神社」が追加選定されている。

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長町「景観地区」へ始動 地元研究会が指定方針確認 (2012/11/17) 北國新聞

(記事抹消)http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20121117103.htm

 長町武家屋敷跡一帯の「景観地区」指定に向けた取り組みが動き出した。一帯のまちづ くりを考える地元研究会が16日までに、指定を目指す方針を確認した。これを受けて市は近く住民との協議に入る計画で、武家文化薫るまちなみの価値を高め、城下町らしい景 観を後世に伝える。

 武家屋敷跡一帯では2年前から、住民が地域の将来像を話し合ってきた。昨年8月には「長町武家屋敷群界隈(かいわい)まちなみ保存研究会」が発足。谷明彦金沢工大教授を コーディネーターに迎えて勉強会を開催し、景観保全の機運を高めてきた。

 景観地区の指定については、15日夜に開かれた第7回勉強会で谷教授が提案した。谷 教授は、周辺でマンション建設計画やコインパーキング、空き地の情報を収集する県外事 業者が増えていることなどを理由に、指定によって景観を守る必要性を説明した。

 研究会メンバーは、武家屋敷跡の景観を構成する土塀や用水、庭園を維持する担い手が高齢化で不足することを懸念し、「対策を急ぐべきだ」と前向きな姿勢を示した。

 会合では一帯の環境維持に向け、緑化の義務や建物の用途ルールなどを地域独自に定め ることができる「まちづくり協定」を活用することも確認した。

 長町武家屋敷跡一帯が景観地区になると、例えば、住宅・店舗の新築、改築、増築など が現在の届け出制から認定制に変更となる。市は今後、財政的な支援を検討するほか、地 元の理解を得た上で指定区域や規制基準を協議し、2015年度以降の指定を目指す。

 景観地区指定をめぐっては、今月7日に開かれた金沢経済同友会と山野之義市長の意見 交換会で、同友会側が提言していた。(写真あり)

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史跡指定へ文化審答申 大平山元遺跡(青森)など8件 (2012/11/17) 河北新報

(記事抹消)http://www.kahoku.co.jp/news/2012/11/20121117t75013.htm

 文化審議会(宮田亮平会長)は16日、「大平山元(おおだいやまもと)遺跡」(青森県外ケ浜町)など8件を史跡に指定するよう田中真紀子文部科学相に答申した。東北旧石器文化研究所(解散)の元副理事長による発掘捏造(ねつぞう)問題の発覚以降、東北地方の旧石器遺跡が史跡に指定されるのは初めて。
 このほか、「石垣島東海岸の津波石群」(沖縄県石垣市)など4件を天然記念物に、「旧関山宝蔵院庭園」(新潟県妙高市)を名勝に指定するよう答申。「八重干瀬(やびじ)」(沖縄県宮古島市)など2件は天然記念物と名勝の両方にするよう求めた。
 登録記念物には、人形劇「ひょっこりひょうたん島」のモデルの一つとされる「瓢箪(ひょうたん)島」(広島県尾道市、愛媛県今治市)など3件の指定を求めた。
 重要文化的景観には、「最上川の流通・往来および左沢町場の景観」(山形県大江町)を新たに選定し、「遠野」荒川高原牧場(遠野市)に土淵山口集落を追加するよう答申した。近く答申通り告示され、史跡は1709件、天然記念物1005件、名勝374件、登録記念物66件、重要文化的景観35件となる。

◎文化審議会答申内容(かっこ内は所在地)
 【史跡の新指定】大平山元(おおだいやまもと)遺跡(青森県外ケ浜町)▽三木城跡および付城跡・土塁(兵庫県三木市)▽与楽古墳群(奈良県高取町)▽道成寺境内(和歌山県日高川町、御坊市)▽国富中村古墳(島根県出雲市)▽首羅山遺跡(福岡県久山町)▽三重津海軍所跡(佐賀市)▽西南戦争遺跡(熊本市、熊本県玉東町)
 【名勝の新指定】旧関山宝蔵院庭園(新潟県妙高市)
 【名勝および天然記念物の新指定】米塚および草千里ケ浜(熊本県阿蘇市、南阿蘇村)▽八重干瀬(やびじ)(沖縄県宮古島市)
 【天然記念物の新指定】旧相模川橋脚(神奈川県茅ケ崎市)▽天降川(あもりがわ)流域の火砕流堆積物(鹿児島県霧島市)▽徳之島明眼の森(鹿児島県伊仙町)▽石垣島東海岸の津波石群(沖縄県石垣市)
 【登録記念物の新登録】旧斎藤氏別邸庭園(新潟市)▽瓢箪(ひょうたん)島(広島県尾道市、愛媛県今治市)▽増井氏庭園(高松市)
 【重要文化的景観の新選定】最上川の流通・往来および左沢町場の景観(山形県大江町)

◎「大平山元遺跡」/旧石器と縄文つなぐ鍵

 「大平山元遺跡」(青森県外ケ浜町)は津軽半島の北東部、陸奥湾に注ぐ蟹田川左岸の標高約25メートルの河岸段丘上にある。後期旧石器時代後半期(約2万年前)から縄文時代草創期(約1万3000年前)にかけての過渡期を示す重要な遺跡として国史跡に指定される。
 青森県立郷土館の1970年代の発掘調査で、約1万6500年前とみられる日本最古の無文土器が出土。旧石器、縄文両時代の石器が混在する「神子柴・長者久保文化」と共通する石器群も出て、土器誕生の時期やプロセス解明につながると注目される。
 有樋尖頭器や荒屋型彫器、湧別技法の細石刃からなる石器群、野岳・休場型の黒曜石製細石刃核なども出土。関東や北海道、中部地方の遺跡で見つかっているのと同じ作り方がみられ、全国各地との幅広い交流もうかがわせる。
 遺跡は世界遺産登録を目指す「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の構成資産候補の一つ。外ケ浜町の村田長年教育長は「縄文土器の古里、縄文時代の始まりの遺跡と認識してもらえるよう保存管理を進める」と話した。
 東北旧石器文化研究所は同遺跡の発掘に関わっていない。


◎「最上川の流通・往来および左沢町場の景観」/舟運時代の繁栄伝える

 「最上川の流通・往来および左沢町場の景観」(山形県大江町)は、最上川舟運で栄えた左沢地域の景観を指す。
 左沢地域は14世紀後半に楯山城が置かれてから町場が発展した。江戸時代になると、周辺で栽培される高級衣料素材「青苧(あおそ)」の取引のため、上方や江戸へ向かう物資船が出入りし、流通や往来の結節点として発達。17世紀前半には左沢藩主酒井直次が城下町を整備し、政治都市としても繁栄した。
 明治に入り舟運が衰退した後は鉄道の敷設や最上川への架橋などが進んだが、舟屋敷跡が分布する街並みや店蔵が並ぶ通りなど、舟運時代の街の景観は現代に受け継がれている。
 県教委文化財保護推進課「各時代の歴史的な都市構造が重なり合う景観が特徴だ」と説明する。楯山城跡は2008年、国の史跡に指定された。重要文化的景観の指定は山形県で初めて。(写真あり)

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大賞に和白青松園 福岡市都市景観賞 (2012/11/16) 西日本新聞

(記事抹消)http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/334412

 福岡市が、都市としての魅力アップに貢献している建築物などを表彰する「第25回市都市景観賞」で、新設された最高の大賞に児童養護施設「和白青松園」(東区)が選ばれた。平屋の建築群が松林の中に溶け込み、調和の取れた空間が形成されていると高く評価された。

 審査対象は131件。節目となる25回目を機に2年に1度の開催となり、表彰形式も変更。大賞のほかに、建築など4部門で表彰することにした。

 各部門賞は、建築が「JR博多シティ」(博多区)と「福岡大病院新診療棟」(城南区)。ランドスケープ(風景)は、改築時に隣同士で床面積を減らすなどして街並みと調和させた個人宅2棟(中央区)。屋外広告は、「キャナルシティ博多イーストビル」(博多区)と「フタタ ザ フラッグ」(中央区)。活動は「ブックオカ」(同)、「リノベーションミュージアム冷泉荘」(博多区)、「子どもの村福岡」(西区)だった。

 同時に実施された「第4回市まちなみ写真コンテスト」には189点の応募があった。一般部門優秀作品には、石川博明さん(東区)「ランドマーク」▽南順子さん(西区)「初夏の彩り」▽山本和弘さん(春日市)「下校の刻(とき)」など4点を選定。また、小学生対象のキッズ部門優秀作品は、真子弘士郎君(城南区)「昔ながらの郵便ポスト」▽油布茉里愛さん(同)「天神小路」▽牟田直大君(同)「悪い子 いないか」など4点が選ばれた。

 20日午後1時から、中央区天神の西鉄ホールで表彰式がある。(写真あり)

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城ケ島を国際観光地へ、景観や医療PR/神奈川 (2012/11/16) カナロコ(神奈川新聞)

(記事抹消)http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1211150036/

 県は、横浜、鎌倉、箱根に続く第4の国際観光地の創出を目指す取り組み「新たな観光の核づくり認定事業」に、城ケ島(三浦市)を中心とした医療・グリーンツーリズムの提案を認定したと発表した。県は今後、知事のトップセールスといったPR支援や情報提供などを行い、提案の実現を後押ししていくという。

      提案は三浦市、三浦商工会議所、市観光協会、三浦海業公社、京浜急行電鉄(東京都)、プラネット社(同)の6者が合同でまとめた。三浦半島最南端に位置する城ケ島と三崎漁港周辺を対象に、海や富士山を望む景観、特産のマグロや野菜、漁村文化を活用し、観光と医療・グリーンツーリズムを展開するとしている。

 事業は応募のあった5件を外部有識者らでつくる委員会が公開プレゼンテーションなどで評価し、県が認定を決めた。

 提案者は認定後、推進組織を整備し、事業計画などを策定することが求められている。市は「早急に推進組織を立ち上げたい」としており、構成メンバーは共同提案者と地元を中心に検討するという。

 三浦市などの提案は、最終の2次審査で具体性の説明が乏しいとして継続審査となっていたが、▽構想のスケール感▽自然環境に配慮し、地元の理解を得ながら地域一体となって取り組む姿勢▽実現に向けた熱意-などが最終的に評価されたという。7月に募集した第1回分で認定されたのはこの1件だった。

◆交通整備など課題も
 国際観光地の創出を目指す県の取り組みに認定されたことで、かつて一大観光地として栄えた城ケ島の再生は大きく動きだすことになった。詳細な事業計画などの策定はこれからながら、ホテルや温泉施設など大規模な施設整備が盛り込まれた提案の総事業費は200億~250億円と試算されている。地元では交通整備などについて説明を求める声もある。

 風光明媚(めいび)な観光名所として栄えた城ケ島の来客数は年々減少。ピーク時に200万人以上を記録した年間来客数は昨年、1960年の城ケ島大橋開通以来初めて100万人を下回る94万人にとどまった。

 提案では、現在560万人の市内への年間観光客を構想の実現によって1千万人に増やすことを目指している。2~3のホテル施設の誘致や統合医療温泉の新設などを掲げており、吉田英男市長は市議会で「企業側が独自に現地を調査している例はある」と明かしている。

 一方、大規模な施設整備が盛り込まれていることから、「城ケ島の魅力を損なわずに開発ができるのか」(地元関係者)と不安視する声もある。市議会では、民間資本を呼び込むとしている事業費や、実現に向けた規制緩和、観光客の増加に対応する交通整備などの説明を求める声が上がっており、今後の課題となりそうだ。(写真あり)

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2012/11/08

長町武家屋敷を「景観地区」に 金沢経済同友会に金沢市長意向 (2012/11/08) 北國新聞

(記事抹消)http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20121108301.htm

 金沢経済同友会と山野之義金沢市長の意見交換会は7日、同市の金沢エクセルホテル東 急で開かれ、山野市長は長町武家屋敷跡一帯について景観法に基づく「景観地区」指定を目指す方針を示した。景観地区は京都や鎌倉など全国19都市の35地区で指定されてい るが北陸三県にはなく、北陸新幹線金沢開業に向け、早期に地元と協議に入ると説明した。また、木造の歴史的な商家や住宅「金澤町家」の活用促進へ条例制定も表明した。

 意見交換会終了後、会見した福光松太郎副代表幹事によると、初めに山野市長が北陸新 幹線金沢開業に向けた取り組みなどを説明した後、飛田秀一代表幹事、福光、村上紀夫、 米沢寛各副代表幹事らが質問した。

 金沢市内の国の重伝建地区(重要伝統的建造物群保存地区)が「寺町台」の選定で計4カ所になることを引き合いに、建物が新しく、重伝建地区になりにくいものの良好な景観が保たれている地区を景観地区に指定してはどうかとの提言に対し、山野市長は「大事な テーマであり、まずは長町武家屋敷跡一帯がふさわしいと考えている」と述べ、積極的に取り組む姿勢を示した。

 「金澤町家」について、同市長は「金澤町家のブランド化を進めたい。持ち主だけでな く、周辺住民の理解を得るためにも条例制定を前向きに検討したい」と述べた。

 暮らしに根差した「生活工芸」の振興と若手工芸作家の育成のため、顕彰制度の創設を求める提言に対し、山野市長は毎年秋に開催される「おしゃれメッセ」で生活工芸の作品コンペができないか、実行委員会と検討する考えを示した。

 新幹線開業をにらみJR金沢駅のバスターミナルの利便性向上を求める意見に対しては、空港ターミナルの発着表示板のようなシステム導入を検討中とし、スマートフォン(多 機能携帯電話)のアプリケーション開発も支援するとした。

 意見交換会には約60人が参加した。飛田代表幹事が冒頭あいさつし、村上副代表幹事が締めくくった。

 景観地区 地域の文化や自然と調和した景観づくりを目的に2005(平成17)年に施行された景観法に基づき、自治体が指定できる。自治体は良好な景観形成のための支援 措置を取る。建築物のデザインや色彩など制限が可能となり、個性ある美しいまちづくり につながるとされる。

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2012/11/07

相模原市:景観重要建造物、旧甲州街道小原宿の本陣 景観重要樹木、市役所前通りの桜並木−−初指定 /神奈川 (2012/11/06) 毎日新聞

(記事抹消)http://mainichi.jp/feature/news/20121106ddlk14040242000c.html

 相模原市は、緑区小原の旧甲州街道小原宿にある本陣を景観重要建造物に、中央区の市役所前通りの桜並木を景観重要樹木に指定した。地域の良好な景観形成に重要な建造物や樹木の維持・保全を義務付ける景観法に基づく指定で、それぞれ同市で初の指定となる。

 本陣は、江戸時代に参勤交代などで甲州街道を通った大名や上級武士らの休憩・宿泊施設。県内で現存するのは小原宿だけで、江戸時代後期の19世紀初めに建築された。定紋の付いた敷居の高い玄関や、4層のかぶと造りの入り母屋風屋根を特徴とする純日本風の建物。96年に県重要文化財に指定された。国道20号沿いの小原地区は本陣を中心に古民家が並び、かつての宿場町の面影を残している。

 相模原市は戦前、陸軍施設が多くあった。市役所前通りは戦前の軍都計画による土地区画整理で設けられた幅員の広い道路。戦後の1950年代後半、沿道約1・5キロにわたってソメイヨシノ約300本が植樹された。県内の中心市街地にある桜並木では最も美しい景観とされ、桜の名所として毎年4月、桜まつりの会場となり、通りは市のシンボルストリートとなっている。

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