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2016/01/27

磐梯町を国が認定 慧日寺中心に景観づくり (2016/01/26) 福島民報

http://www.minpo.jp/news/detail/2016012628356

 磐梯町の「磐梯町歴史的風致維持向上計画」が25日、国の認定を受けた。神奈川県鎌倉市との同時認定で、東北では6市町目、県内では白河市、国見町に続き3市町目。
 五十嵐源市町長が同日、国土交通省で津島淳国土交通政務官から主務大臣連名の認定証を受けた。五十嵐町長は「慧日寺を中心にした歴史文化遺産を保存、継承し、門前町の魅力を醸し出せる地域にしたい」と語った。
 計画は「歴史まちづくり法」に基づき、歴史的に価値の高い景観の保存や活用を目的に策定した。平成28年度から10年間、国の財政支援を受けて、町内にある慧日寺跡を中心とした門前町の統一された景観形成などに取り組む。28年度は空き家の観光関連施設への改修などを行う。
 計画では町内の大寺、本寺両地区の約150ヘクタールを重点地区とし、慧日寺跡の参道沿いの民家や塀、石垣などの改修を支援する。慧日寺跡の建物遺構の伽藍(がらん)や金堂内にあった薬師如来坐像(ざぞう)の復元を進める。赤枝彼岸獅子舞などの民俗伝統芸能の支援、継承にも努める。(写真あり)

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景観計画重要区域に追加 岐阜・加納地区と厚見・長森南地区 (2016/01/26) 中日新聞

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20160126/CK2016012602000042.html

 岐阜市は、江戸時代に宿場町として栄えた加納地区と、東側の厚見・長森南地区にまたがる旧中山道沿いを、美しい景観づくりを促す「景観計画重要区域」に追加する意向を明らかにした。将来的には、既に重要区域に指定されている金華地区のように、建物の高さや看板の色彩などを制限する基準を定め、古い木造建築が残る街路を保全していきたい考え。

 二十四日に市南部コミュニティセンターであった住民らとの意見交換会で、市側が案を示した。

 対象は、市内を東西に走る旧中山道のうち、加納宿の西端に当たる県道岐阜羽島線から東端の茶所駅を経て、国道156号までの約三・五キロで、道の両側三十メートルの範囲内。一部は加納天満宮まで延びている。加納地区では戦災で多くの家屋が焼失したが、厚見・長森南には戦前から残る建物が点在している。

 市は二〇〇九年に定めた景観計画で、金華山の西側一帯や、鵜匠の家がある長良川周辺を重要区域に指定。建物を新築・改築する際の高さや、看板を設置する際の大きさや色彩などに一定の制限を設けている。

 対象地域内で歴史的な建物の維持に掛かる工事費は、その一部を市の外郭団体が設立したファンド(基金)から助成する一方、周囲と調和しない建物や看板には、景観法に基づく勧告を出すことにしている。

 旧中山道沿いについては、まず法的拘束力のない「まちなみ景観形成ガイドライン」を定め、沿道の建物に昔ながらの町家風のデザインを採り入れることなどを呼び掛ける。住民の合意が得られれば、金華地区などと同様に罰則規定のある「景観形成基準」を設けることも検討する。

 この日の意見交換会では、市の提案に住民側から異論はなかった。二月に開く市の景観審議会で協議し、新年度に重要区域に指定するための手続きを進める。

 中山道加納宿文化保存会の尾関孝彦会長(76)は「加納地区は空襲で焼けてしまったこともあり、金華地区に比べて市の取り組みが遅れていた。厚見・長森南地区とともに、中山道を発信していきたい」と歓迎する。

 長森南自治会連合会長の小木曽忍さん(68)によると、近年は地元の街道沿いにある「細畑一里塚」を訪れる観光客が増えているといい、「地元でも中山道の歴史を知るきっかけになれば」と話す。(写真あり)

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あす「宇都宮市まちなみ景観賞」にちなみ講演会 (2016/01/26) 東京新聞

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201601/CK2016012602000162.html

 宇都宮市中央の市総合福祉センターで二十七日、二〇一五年度の市まちなみ景観賞にちなんだ講演会が開かれる。

 一五年度の景観賞は、大賞に西芦沼自治会の「芦沼町の石蔵群の景観」と、上田自治会の「上田町の玉石積み水路と大谷石の景観」が選ばれ、ともに地元産の大谷石の景観が評価された。講演会では、選考委員会の安森亮雄(あきお)宇都宮大工学部准教授が受賞作品を講評する。

 美術が専門で、昨年八月に高校生の街歩きイベントの講師を務めた作新学院大・女子短期大学部顧問の赤羽薫氏が「まちなか景観まち歩きについて」、宇都宮美術館の橋本優子主任学芸員が「石の街うつのみや」と題して話す。

 午後一時半~三時半。無料で先着百人。問い合わせは、宇都宮市都市計画課=電028(632)2568=へ。

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伊賀市景観計画など一部修正中間案 (2016/01/26) 建通新聞

http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/160126300025.html

【伊賀】伊賀市は、景観行政の指針となる「伊賀市景観計画」と「伊賀街道・大和街道沿線および寺町地区景観計画」(以下、伊賀・大和・寺町景観計画)の一部を修正するため中間案をまとめ、パブリックコメントを行っている。

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2016/01/26

楽しみながら知る・体験する 茅ヶ崎の景観まちづくり (2016/01/25) 湘南経済新聞

http://shonan.keizai.biz/headline/2258/

 市内の景観や街づくりの活動を紹介する「景観まちづくりウィーク・茅ヶ崎2」が1月26日、茅ヶ崎市役所新庁舎(茅ヶ崎市茅ヶ崎1)1階などで始まる。主催は「まち景まち観フォーラム・茅ヶ崎」。

2014年に第1回を行った駅ビルの会場。今回は昨年12月に竣工したばかりの市役所新庁舎1階に「景観まちづくりセンター・茅ヶ崎」を臨時設置して行う

 2014年秋に第1回を開き景観街づくりやそれに関わる市民団体の活動などを発信したが、今回は大きく変わっていく茅ヶ崎の姿をより具体的に知ってもらうためのプログラムを中心に用意した。「市民活動げんき基金」の助成を受け、市役所の市民ふれあいプラザに「景観まちづくりセンター・茅ヶ崎」を臨時設置しメーン会場とする。

 同センターでは「まちづくりエキシビション~変わりゆく茅ヶ崎のまちを知ろう」と題したパネル展示を行う。柳島スポーツ公園(仮称)、浜見平地区、茅ヶ崎駅南口駅前広場などこれから大規模な開発や建て替えなどが続く事例をはじめ、変わらないたたずまいを見せる茅ヶ崎館や住宅地の中にある会員制農園「リベンデル」などの魅力的なスポットなども紹介する。

 「鳥の目で茅ヶ崎を見てみようver.2」では同会場の床全面に茅ヶ崎市の航空写真を敷き、来場者は街の様子や自分の家、学校、職場などを俯瞰(ふかん)して確認できるようにする。前回も子どもから大人までが写真の上を歩き回ったり指を差して見たりするなどして好評だったが、今回はサイズを2倍にして敷き詰めた。

 「景観まちづくりはまずは街を見て回ることからと考え、市内の各団体にまち歩きツアーの企画運営をお願いした」と事務局の高見澤和子さん。「茅ヶ崎のまち・建築探訪」をテーマに「のぞいてみよう浜見平のミライ」「三橋卯之助さんの絵を見ながらたどる南湖の歴史」「生まれ変わる『茅ヶ崎駅南口』を探訪しよう!」「小出川中流域に残る水田周辺環境を歩く」「オープンアーキテクチャ・茅ヶ崎II」の5コースを用意。それぞれ地域のエキスパートたちが案内役となる。

 「生まれ変わる『茅ヶ崎駅南口』~」では市職員から再整備される駅前広場の概要を聞き、昨年11月にリニューアルした駅ビル「ラスカ茅ヶ崎」のバックヤードなどを探訪する。「オープンアーキテクチャ~」では建築家の案内で住宅を巡り、建築を通して魅力ある街並みを考える。

 昨年テスト運用し好評だった「まち歩き音声ガイド」も1週間だけ復活する。「香川駅発 ぶらり都市資源めぐり」「三橋卯之助さんが語る茅ヶ崎の歴史」「懐島・景観まち歩き」の3エリアで、参加者は音声ガイド端末を手に自由に散策を楽しみながら景観を体験する。

 高見澤さんは「まずは街づくりに関心を持ってほしい。街づくりは動きがすぐに目に見えるわけではないが、市民の将来にとってとても大切なこと。会場で見聞きしたことやツアーの体験が、街のために子どもたちのために今何か一つでも始めるきかっけになれば」と話す。

 開催時間は10時~17時。まち歩きなどは有料。詳細はホームページで確認できる。2月1日まで。(写真あり)

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平成27年度岐阜市景観賞 受賞物件が決定しました! (2016/01/25) Dream News (プレスリリース)

http://www.dreamnews.jp/press/0000125775/

魅力ある景観は、日々の暮らしの中から生まれるものであり、生活を豊かにし、岐阜市の発展のためにも重要なものです。岐阜市景観賞は、岐阜市が個性あふれる魅力的なまちとなるように、素敵な景観を表彰する制度です。

本年度で19回目を迎える、岐阜市景観賞。建築物部門、風景・まちづくり部門、屋外広告物部門の3部門で募集し、延べ162件の応募の中から景観賞2件、景観奨励賞4件を選出しました。

<景観賞>
建築物部門:高台の家 長良
風景・まちづくり部門:山川醸造

<景観奨励賞>
建築物部門:北一色の家
風景・まちづくり部門:BRASSERIE malkin(ブラッスリー マルキン)
           GOTOYA dolce RACCONTO(ゴトウヤ ドルチェ ラコント)
屋外広告物部門:うめ邑

【表彰式】
 平成28年1月29日(金)午前10時から、みんなの森 ぎふメディアコスモス内の「ドキドキテラス」で表彰式を行います。(岐阜市司町40番地5)

【お問合せ】岐阜市まちづくり景観課
      058-265-3985
(写真あり)

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夜も歩こう 浅野川4橋 デザイン照明順次整備へ (2016/01/26) 中日新聞

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20160126/CK2016012602000034.html

 金沢市は、浅野川に架かる四つの橋の照明デザインを見直し、金沢らしい情緒的な川筋の夜間景観を演出する計画だ。二〇一六年度以降、上流部の天神橋から順に整備を進める。(飯田樹与)

 見直しをする橋は、浅野川上流部から天神橋、梅ノ橋、浅野川大橋、中の橋の四つ。周辺は東山ひがし、主計町、卯辰山麓の三つの国の重要伝統的建造物群保存地区が広がり、市を代表する歴史的なエリア。

 デザインは、橋の構造的な美しさを表現しながら、歴史的な景観との調和を図り、温かみのある電球色の発光ダイオード(LED)投光器を採用。通行空間の安全安心も確保した。

 上部にアーチを描く天神橋は、アーチ部から路面に向けて光を当てることで、真っすぐに伸びる柱を暗闇に浮き立たせる一方、路上の明るさを確保し た。梅ノ橋と中の橋は護岸から橋を照らし、風情ある木橋の美しさを演出。国の登録有形文化財に指定されている浅野川大橋は、三連アーチ橋の重厚さを伝え る。

 市景観政策課の中村均課長は「金沢にふさわしい夜間景観にして、市民に散策を楽しんでもらいたい」と話している。

 照明の見直しは、「天神橋の路面が暗い」という住民の声をきっかけに始まった。市は一三年度に「金沢らしい夜間景観整備計画」を策定し、計画に基 づいて整備を進めている。照明デザイナーの近田玲子氏が設計を担当し、昨年十月の市景観審議会用水みちすじ部会でデザイン案が承認された。(写真あり)

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2016/01/22

赤レンガ建物など6点選出 /愛知 (2016/01/21) 毎日新聞

http://mainichi.jp/articles/20160121/ddl/k23/040/162000c

     第3回半田市ふるさと景観賞の審査がこのほど行われ、「亀崎の坂道とまちおこし」「半田運河沿いのミツカン・ミュージアム」など6点が選ばれた。

     同賞は、ふるさとの自然と文化を守り、育てるとともに、美しい景観づくりに貢献しているものを表彰するもの。1995年にスタートし、10年ごとに開 催、今回が3回目。公共・商業施設、集合・個人住宅、寺社、公園道路、まちなみ・風景、モニュメント、イベント・運動など、市内外の85人から、209点 の推薦・応募があった。

     審査の結果、亀崎の坂道に沿って隣家に配慮した家並みや空き家保存活動▽運河沿いにリニューアルした黒塀のミツカンミュージアムの景観▽存続の危機を乗 り越えた半田赤レンガ建物の保存再生活動▽棚田が続く丘陵地の景観に配慮した卸売市場のビッグルーフ▽里山から見下ろす板山の瓦屋根の風景▽農村の原風景 の要素を残す行人町の棚田のある風景−−の6点が選ばれた。

     受賞作品は2月7日まで、同市榎下町、半田赤レンガ建物企画展示室に展示、表彰式は1月24日午後1時半から、同所で行われる。(写真あり)

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岐阜市景観賞に「高台の家 長良」と「山川醸造」 (2016/01/21) 建通新聞

http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/160121300039.html

 岐阜市は20日、市内の優れた景観づくりに貢献する建物として2015年度の「岐阜市景観賞」の受賞物件を発表した。受賞物件は、建築物部門の「高台の家 長良」(長良竜東町)と風景・まちづくり部門の「山川醸造」(長良葵町)。

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2016/01/21

<慧日寺跡>門前町の景観整備に着手へ (2016/01/20) 河北新報

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160120_61051.html

 福島県磐梯町は新年度、平安初期に高僧徳一が開いた国指定史跡「慧日寺(えにちじ)跡」の門前町の景観整備に着手する。史跡の金堂には薬師如来坐像を復元し、会津仏教文化発祥の地をアピールする。
 慧日寺は807年、徳一が開き、会津仏教文化の中心的な役割を果たした。明治初めに廃寺になったが、町は2008年に金堂、09年に中門を復元し、史跡を整備してきた。
 町の計画では、参道の民家の建物などを改修する。屋根は黒や濃い緑など落ち着いた色にし、壁はしっくいや他の建材で白壁にするなど統一感を持たせる。側溝は石積みにして小川のように見せ、歴史的な街並みを再現する。
 国に補助を申請し、認可が下りれば新年度に4軒を改修する。空き家を活用した交流施設も設ける。約80軒が対象で、10年計画で整備を進める。
 薬師如来坐像は明治の火災で焼失。金堂復元後は同時代に制作された勝常寺(福島県湯川村)の国宝薬師如来坐像の写真を飾っている。「臨場感がない」との声があり、勝常寺の像を参考に復元することにした。
 制作は彫刻家で東京芸術大大学院教授の藪内佐斗司氏が監修し、同大学院保存修復彫刻研究室の教員らが手掛ける。台座を含めた高さは約4メートル。寄せ木作りで、漆を塗り、金箔(きんぱく)を施して仕上げる。19年3月の完成を目指す。
 会津地域では最近、徳一への関心が高まっている。17市町村が「仏都会津-徳一と会津の仏教遺産群」をテーマに文化庁の日本遺産認定を目指しているほか、喜多方市と奈良市が徳一を縁に民間レベルで交流を始めた。
 こうした動きを背景に、町は新年度からの事業を観光客の増加につなげたい考えだ。五十嵐源市町長は「歩くだけで歴史や風情が感じられる街並みにし、多くの観光客に来てもらえるようにしたい」と話す。(写真あり)

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2016/01/20

岡山市景観まちづくり賞で表彰式 受賞6件関係者に盾など贈る (2016/01/19) 山陽新聞

http://www.sanyonews.jp/article/287569/1/

 良好な景観や魅力あるまちづくりに貢献している建物などを対象にした2015年度岡山市景観まちづくり賞(市主催)の表彰式が19日、市役所であり、受賞した2部門計6件の関係者に表彰状などが贈られた。

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2016/01/18

景観の美たたえる 県建築文化賞 福島で表彰式 (2016/01/16) 福島民報

http://www.minpo.jp/news/detail/2016011628099

 周辺環境に調和し、景観上優れた建築物をたたえる第32回県建築文化賞の表彰式は15日、福島市の杉妻会館で行われ、正賞に輝いた矢吹中などの建築に携わった関係者をたたえた。
 県、福島民報社、県建設業協会、県建築士会の主催。同賞は昭和57年に創設された。平成27年度は50件の応募があり、このうち11点を表彰した。
 内堀雅雄知事、高橋雅行福島民報社社長が矢吹中の施主の野崎吉郎矢吹町長、設計者のティ・アール建築アトリエの五十嵐徹社長、施工者の清水建設東北支店の竹浪浩常務執行役員支店長に賞状と彫刻家・故三坂耿一郎氏(郡山市出身)のブロンズレリーフなどを贈呈した。
 準賞1点、優秀賞3点、特別部門賞3点、復興賞3点の関係者も表彰した。準賞受賞者にはブロンズレリーフ、優秀賞と特別部門賞、復興賞には会津若松市の会津漆器協同組合が制作した会津塗の漆器プレートが贈られた。(写真あり)

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2016/01/15

北汀丁に商業施設計画 都市再開発事業へ (2016/01/14) わかやま新報オンラインニュース

http://www.wakayamashimpo.co.jp/2016/01/20160114_57359.html

 和歌山市北汀丁の一画で、有効に活用されていない土地を行政が一部支援して再開発する高度利用地区と、市街地再開発事業の都市計画変更決定が告示 された。3月に市、県、国が正式に事業認可すれば、市内2例目の再開発になる。平成30年度の完成を目指して計画が進められていく。事業名は「北汀丁地区 第1種市街地再開発事業」。

 市都市再生課によると、県内初となった同市美園町の「けやき大通り第1種市街地再開発事業」では、商業棟「けやきONE」(4階)の他に分譲マンション(全78戸・14階)も建築され、中心市街地の住民増加に大きく寄与した。

 今回の再開発の場所は、西汀丁交差点南側の角地約0・3㌶。現在の計画では、元ホテルの建物と美容専門学校、駐車場を解体して、新たに飲食店や医療施設、分譲マンションなどが入った3棟の商業施設を建設する。3棟それぞれを通路でつなぎ、行き来できる施設にするという。

 行政による支援は、公共的に使用される部分の事業費について、国が3分の1、市と県で計3分の1を補助する。

 2例目となる都市再開発計画について同課は、「和歌山城に近い絶好の場所で、新しい建物や飲食店の開店により、にぎわい創出を期待している」と話している。(写真あり)

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品川区 大崎駅前周辺を景観重点地区に (2016/01/14) 建通新聞

http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/160112500057.html

 品川区は「大崎駅前周辺地区」を景観計画に基づく重点地区に指定する。大型再開発などの動きが活発化している状況を踏まえ、地区内を流れる目黒川の水辺などと調和した景観を維持・誘導するのが狙い。

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2016/01/14

桑折町が国に提出へ 歴史的遺産、文化の保存計画 (2016/01/13) 福島民友

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160113-041799.php

 桑折町は2月上旬までに地域固有の歴史的遺産や伝統文化を保存、向上させる「歴史的風致維持向上計画」を国に提出する。町関係者によると、3月ま でに認定を受ける見通し。町は国の支援策を活用して、周遊コース設定や案内標識デザイン統一化などに取り組み、旧伊達郡役所など町内の歴史文化的財産を生 かしたまちづくりを進める。

 町は、同役所など歴史的建造物が集中する中心市街地を重点区域に設定。残すべき歴史的な風情として〈1〉伊達氏発祥の地〈2〉旧桑折宿と諏訪神社 の夏祭り〈3〉西根堰と水路網〈4〉阿武隈川氾濫原と果樹栽培〈5〉半田の京都祇園囃子―の五つを掲げている。桑折町は町民を対象に昨年実施したパブリッ クコメントでの意見を踏まえ、計画案をまとめる方針。

 国の支援は、2008(平成20)年に施行された通称「歴史まちづくり法」に基づくもので、地域が醸し出す風情や情緒を継承する取り組みに対し、国が補助する。本県では白河市や国見町で計画が認定されているほか、磐梯町の門前町景観整備事業が月内に認定される見通し。(写真あり)

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周辺広告を全面禁止 韮山反射炉、景観維持へ (2016/01/14) 中日新聞

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20160114/CK2016011402000103.html

 県屋外広告物審議会が十三日、県庁で開かれ、世界文化遺産に登録された韮山反射炉(伊豆の国市)の良好な景観を保つため、反射炉周辺の一般的な商 業屋外広告物の設置を全面禁止する設置基準案を了承した。県は基準案により広告整備地区を指定し、反射炉周辺の無秩序な屋外広告物の設置を防ぐ狙い。二月 一日から実施する。

 広告整備地区は、反射炉に直結する県道三百五十メートル区間の「反射炉周辺ゾーン」と、反射炉へのアクセス道路となる北と西に延びる県道三・二キロ区間の「反射炉アクセスゾーン」が対象。

 看板などの商業屋外広告物は現在も周辺ゾーンでは設置できないが、広告整備地区に指定することにより、アクセスゾーンでの設置も禁止となる。

 両区域で現在認められている自社の敷地に設置する看板や、案内板の設置基準を厳格化し、景観を保護する。具体的には、許可制でこれまで設置できた屋上広告物の設置を全面禁止するほか、広告物の面積縮小、広告塔の高さ基準を低くし、景観と調和した色彩しか使用を認めない。

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岡山市の景観まちづくり賞に6件 植栽や空間で評価、19日表彰 (2016/01/13)山陽新聞

http://www.sanyonews.jp/article/284668/1/

 岡山市は13日、良好な景観や魅力あるまちづくりに貢献している市内の建物などを表彰する2015年度の市景観まちづくり賞に2部門計6件を選んだと発表した。19日に市役所で表彰式を行う。

 公共建築や住宅などを対象とした建築物部門は5件。個人住宅の内田邸(中区平井)は、石垣のあるアプローチから玄関へ続く植栽が、通る人を穏やかな心地にさせるとして賞に選ばれた。

 就実大・短大(同西川原)の110周年記念校舎(S館)は、白を基調とした建物が目を引くとともに、街とのつながりを意識して木々を配した通路空間などが評価された。

 市民病院(北区北長瀬表町)は、JR北長瀬駅につながるデッキなど利用しやすさが総合福祉ゾーンの新たなランドマークにふさわしいと認められた。

 たけべ八幡温泉(同建部町建部上)は大小の勾配屋根、芝生ののり面などが旭川を望む周辺環境になじみ、憩いの場として期待できるとされた。

 イオンモール岡山(同下石井)は自由通路と植栽帯が憩いと潤いをもたらし、軽快な建物ファサード(正面)などが中心市街地の活性化に寄与していると評価を得た。

 公園や彫刻などの街並み部門は西川緑道公園(市中心部)の周辺整備事業。植栽の間引きや配置変更、園路の拡幅や新設といった再整備が開放的な空間を生み出したことが受賞理由になった。

 応募は建築物部門が16件、街並み部門が2件だった。建築やまちづくりの専門家ら12人でつくる市景観審議会(会長・上田恭嗣ノートルダム清心女子大教授)が審査した。

 市は1972年度から景観に配慮した建物などを表彰しており、受賞件数は計275件となった。(写真あり)

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2016/01/13

清水港江尻、日の出地区再開発基本方針策定に着手 (2016/01/13) @S[アットエス] by 静岡新聞

http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/200409.html

 県と静岡市は12日、「清水都心ウオーターフロント地区」と位置付ける清水港江尻、日の出両地区の一帯を対象にした開発推進会議と都市デザイン専門家会 議を設置し、再開発の基本方針の策定に着手した。行政や港湾関係者、景観・建築の有識者らでつくる両会議合同の初会合を県庁で開き、港を取り巻く現状を確 認した。
 両地区はJR清水駅や日の出埠頭(ふとう)があり、清水港のにぎわいの中心。津波対策の防護ラインの決定、物流機能の一部移転などを契機に、基本方針を 示して推進会議が開発をマネジメント(管理)をすることで、地域一体の「みなとまちづくり」を目指す。専門家会議は、個別プロジェクトのデザイン面などに 助言し、良好な景観形成を図る。
 会合で難波喬司副知事は「清水港は高度に利用されているが、ポテンシャルはこんなものではない。防潮堤整備をうまく活用したい」と述べた。
 委員からは「クルーズ船の増加は重要な要素。東京五輪時に“ホテルシップ”として活用できるのではないか」「過去のウオーターフロント開発はまちづくりとは別の動きで、印象に残っていない。その轍(てつ)は踏みたくない」といった意見が出た。
 今後、2015年度内を目標に基本方針を策定し、16年度には都市景観ガイドラインを定め、長期的に整備・開発、空間利活用などを管理していく方針。(図あり)

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2016/01/12

「玉泉院丸庭園」「玉泉庵」選ぶ (2016/01/12) 中日新聞

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20160112/CK2016011202000023.html

「日用苔の里」「輪島塗会館」は景観賞

 県が良好な景観形成に貢献している団体、個人を表彰する二〇一五年度の「いしかわ景観大賞」で、知事表彰の大賞に金沢市の金沢城公園玉泉院丸庭園と玉泉庵(あん)が選ばれた。

 玉泉院丸庭園は江戸時代末期の姿を再現した回遊式の庭園で、都心地区の魅力向上に貢献したとの評価を受けた。休憩所として整備された玉泉庵も庭園との調和が優れているとした。

 景観審議会長表彰の景観賞は小松市の観光施設「叡智(えいち)の杜(もり)」の日用苔(こけ)の里と、輪島市の輪島塗会館の二件。それぞれ苔庭や古民家が醸し出す落ち着いた景観、輪島の町並みに溶け込んだ瓦屋根の建物が評価された。

 一五年度は三十四件の応募があり、県景観審議会計画部会が選定。所有者や設計、施工業者らが表彰される。(写真あり)

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景観計画策定へ 竹田市全域対象に (2016/01/10) 大分合同新聞

https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/01/10/211504989

 竹田市は市内の景観保全を目的に、景観法に基づく「市景観計画」の策定と「市景観条例」の制定に向けた取り組みを進めている。新改築する建造物について事前の届け出義務を定めたり、「景観形成基準」に照らして建設の可否を判断するなど、景観を守る仕組みづくりを目指す。

 計画の素案によると、江戸時代の町割りが残る城下町を「景観形成重点地区」に指定。高台にある広瀬神社からの眺望を遮らないよう、新改築する建造物の高さや外観デザイン、太陽光発電設備などについて一定の制限を設ける。
 城下町に限らず、久住高原などを含めた市全域が景観計画区域の対象となる。土地開発や森林の伐採にも事前の届け出を義務付け、環境に配慮した工法やデザインなどを求める。
 市は今後、市内各地で住民説明会を開き、市民の意見を取り入れながら景観計画案を最終決定する。市議会3月定例会に景観条例制定案を提案する予定。
 市建設課は「規制の基準となる具体的な数値や対象エリアを設定中。美しい景観を後世に残すことで、誇りと愛着を持てる地域づくりを後押ししたい」としている。(写真あり)

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宇都宮市まちなみ景観賞 大賞に西芦沼、上田 両自治会 (2016/01/12) 東京新聞

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/list/201601/CK2016011202000162.html


 二〇一五年度の宇都宮市まちなみ景観賞で、西芦沼自治会の「芦沼町の石蔵群の景観」と、上田(うわだ)自治会の「上田町の玉石積み水路と大谷石の景観」が大賞に選ばれた。

 「芦沼町の石蔵群の景観」は、大谷石造りの母屋や蔵、納屋、高い塀など密度の高い大谷石の集落の景観が高く評価された。西芦沼自治会の秋元邦夫会長(65)は「うれしい限り。先人が残してくれたものを継続して管理していきたい」と喜んだ。

 「上田町の玉石積み水路と大谷石の景観」は、大谷石と水路、農地が調和した魅力的な景観が評価された。上田自治会の柿沼建一会長(65)も「水路と大谷石の組み合わせのコンビネーションはあまりない。周りから見に来てくれる人のために美化運動を進めたい」と話した。

 市まちなみ景観賞は一九九二年から、景観づくりに貢献している建物などを表彰しており、今回で十七回目。市役所で開かれた表彰式で、佐藤栄一市長は「個性的なまちづくりをするには、歴史や文化、市民の思いが詰まっていないと特色が出ない。今後もご協力を」と述べた。

 選考委員会会長の安森亮雄(あきお)宇都宮大工学部准教授は「景観づくりは、さまざまな協力がないと成立しない。魅力あるまちづくりを続けてもらいたい」と話していた。(写真あり)

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景観向上へ条例、パノラマロードなど指定裾野市、新年度から (2016/01/09) @S[アットエス] by 静岡新聞

http://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/199409.html

 裾野市は4月1日から、市屋外広告物基本計画に基づく条例を施行する。富士山と花の絶景が楽しめるパノラマロード(同市須山)沿線など、特に良好な景観形成が必要な地区を「景観形成型屋外広告物整備地区」に指定し、市内の景観向上を進める。
 指定地区は他の地域より細かく、屋外広告物の高さや面積を規制する。市内ではこれまで同地区の指定はなかった。
 指定されるのは、池坊華道会による「池坊花逍遥(しょうよう)100選」に選ばれた花畑の広がる観光道路のパノラマロード、宅地造成の進むJR裾野駅西・南部地区計画の区域、富士山スカイラインと芦ノ湖スカイライン沿線の国立公園指定地区。
 このほか、周辺市町との連続性や富士山、箱根山の眺望維持のため一部地域の規制を強化する。条例施行により不適格となる屋外広告物については3年間の猶予期間を設ける。
 市は8日、市役所で職員向け景観講演会を開いた。高村謙二市長は富士山や深良用水など世界に誇る市内の遺産を示して「素晴らしい景観を適切に保全する必要がある」と呼び掛けた。(写真あり)

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兼六園の名木、後世に 同じ遺伝子の後継木育成 (2016/01/12) 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/news/20160111-OYTNT50246.html?from=ycont_top_photo

 兼六園の景観を後世に残すため、県金沢城・兼六園管理事務所は園内の 「特別名木」の遺伝子を受け継いだ後継木の育成を40年以上続けている。昨年12月には特別名木のうち、園内で寿命を迎えた樹齢約100年の菊桜が搬出さ れたが、この後継木が今年3月上旬に同じ場所に植えられる予定で、関係者は「後継木を大切に育て、庭園の美を後世に継承したい」と話している。

 景観の維持に必要とされる特別名木に選ばれているのは、 千歳橋の周辺に植えられた菊桜や松など計19本。同事務所によると、兼六園の木々は物資が不足した戦時中、油を取るために多くの幹が削られていった。戦 後、1976年に入園が有料化されるまでは、園内が深夜の来園者に踏み荒らされることもあったため、県は70年代以降、金沢市内に約6000平方メートル の「苗圃(びょうほ)」とする土地を2か所購入して大切に苗木を育て、景観の伝承に取り組んできた。

 苗圃では専属の庭師5人が、接ぎ木などの方法で原木と同じ遺伝子を持つ後継木を生育。縄で幹を引っ張って曲がり方を矯正するなどし、かつての名木と同じ形を作り出している。

 昨年12月3日には、昨春、桃色の花を咲かせなかった樹齢約 100年の菊桜が、クレーン車やトラックを使って搬出された。江戸時代に京都御所から運ばれてきた原木の2世木だったが、今年3月上旬には、樹齢7年の3 世木に植え替えられる予定で、同事務所の猿田秀一所長は「長年来園者の目を楽しませてくれて『お疲れさまでした』という気持ち。さびしいが、4月には3世 木が今までと同じ形で桜を咲かせてくれるはず」と思いをはせた。

 同事務所は特別名木19本全ての後継木を用意している。枝ぶりが有名な「唐崎松」には22本の後継木を育成中で、万が一の落雷や倒木にも即座に植え替えられる準備をしているという。

 同園の樹木医を務める岐阜大の林進名誉教授(75)は、「単に同じ種類の植物を植え替えるのではなく、幹の曲がり方や花の形にまでこだわるのは全国的にも珍しい。後継木の育成は景観を後世に伝えたいという、兼六園の強い意志の表れ」と話している。(写真あり)

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2016/01/08

門前町整備、1月内に国認定へ 磐梯・慧日寺跡周辺計画 (2016/01/07) 福島民友

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160107-040433.php

 平安時代の高僧、徳一(とくいつ)が創建した国指定史跡・慧日寺(えにちじ)跡がある磐梯町本寺(もとでら)地区を門前町として景観整備する同町 の事業が、今月下旬に「歴史的風致維持向上計画」として国の認定を受けることが6日、分かった。認定されれば、町は新年度、民家など4軒を改修する計画 で、そのうち空き物件1軒を買い取り、観光客向けの喫茶スペースとして改修を目指している。

 計画は良好な景観の維持・向上などを目的に制定された「歴史まちづくり法」に基づくもので、構想では、地区住民の協力を得て民家の屋根や壁など外 観を統一する。計画が国の認定を受ければ、改修費用の3分の1を国の補助で賄えるようになる。町は今後、改修に向け住民と本格的に協議を進めていく。事業 では、同寺跡に続く参道の石畳風改修や、同史跡前を流れる小川や同地区内の側溝をコンクリートから石積みに改修する計画もある。

 構想は同地区の約80世帯が対象で、国の補助金を活用し、10年計画で改修を進める。町は昨年までに、計画策定のための町歴史的風致維持向上計画推進協議会をつくり、昨年12月に計画案を国に提出していた。

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民間の力で歴史的建物再生 名古屋市、ネットで資金公募へ (2016/01/08) 中日新聞

http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016010802000067.html

 インターネットを通じ不特定多数の個人や団体から事業資金を募る「クラウドファンディング(CF)」の仕組みを使い、名古屋市は二〇一六年度か ら、市内で埋もれつつある築五十年以上の歴史的建物の保存、活用に乗り出す。民間事業者や建物所有者らから再生計画を募り、CFで目標額が集まれば、同額 を補助して後押しするのが特長だ。

 事業者らにとってはCFでの募集資金の目標額を抑えられるメリットがある。市は計画にニーズがあるか、CFへの反応で把握することができる。

 建物の風情や機能性を生かし、地域の魅力づくりにつながる取り組みを公募する。民家や空き家、蔵などを改築し、飲食や雑貨店、ゲストハウスなどにする事業を想定する。

 市や名古屋まちづくり公社が計画を審査した上で、事業者らが民間のCF専用サイトを使って資金を募る。目標額に達した場合、同額を、国土交通省の外郭団体と市の補助金などで設立する基金から五百万円を上限に補助する。

 市は、歴史的な建造物が一定の面積で残る四地域を「町並み保存地区」に指定している。CF事業と併せた相乗効果を期待する。

 他にも景観面や文化的価値に優れた築五十年以上の店舗や民家などが市内には百四十六件登録されている。

 担当者は「歴史的な建物や町並みがあっても、見どころがなければ人は来ない。民間ならではのアイデアと、一般からの寄付が地域の魅力づくりにつながれば」と話している。

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東京タワーの眺望守れ…港区が5か所建築規制へ (2016/01/07) BIGLOBEニュース

http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0107/ym_160107_6511161341.html

 東京タワー(高さ333メートル)のおひざ元の東京都港区は、タワーの全景が見える五つの場所を「眺望点」と名付け、ビルなどを建てる場合、眺望点からの景観を壊さないよう事業者に求める全国でも珍しい取り組みを始める。

 4月に施行する区の景観計画に盛り込む。都心にマンションなどが増えたことで、広い空を背景にタワーを拝める場所は減る傾向にあり、貴重な景観を失う前に手を打つことにした。

 区が眺望点として指定したのは、〈1〉増上寺の参道〈2〉御成門交差点側の芝公園入り口付近〈3〉芝公園の芝生広場の中央付近〈4〉ホテル「ザ・プリンスパークタワー東京」の芝生広場〈5〉赤羽橋交差点の南側——の5か所。

  この5地点から、東京タワーを中心に見て水平方向の視野角が約30度、眺望点との距離が約1・2キロの範囲で、新たに構造物を建てる際は、場所、高さ、 形、色などについて区が事業者と話し合い、景観に配慮を求める。事業者が区の要請に応じない場合は、勧告したり、建築内容の変更を命じたりできる。(写真あり)

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2016/01/05

有松の町並み保存後押し 名古屋市、伝建地区指定へ (2015/12/29) 中日新聞

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20151229/CK2015122902100001.html

 旧東海道沿いに古い町並みが残る緑区有松地区が来年二月にも、名古屋市の伝統的建造物群保存地区(伝建地区)に指定される。二〇一六年度中には、国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)にも選ばれる見通し。高齢化や空き家などの課題が増える中、地元住民は、市や国の後押しを受けながら、町並みの保存と、さらなる活性化に取り組む。

 有松は、江戸時代に絞り染めの産地として栄え、豪壮な町家などが残る。近年は観光地として注目を集める。市歴史まちづくり推進室によると、伝建地区に含まれるのは主に戦前に建てられた約四十棟。指定されると、外観の修理や建て替えに許可が必要となる一方で、費用の補助や税の減免が受けられる。

 市は、名鉄名古屋本線と国道1号に沿って同地区を囲む形で、現在ある有松駅南地区計画区域の拡大も検討している。区域内では、建物の高さや外観を制限し、パチンコ店などの出店を禁止して景観全体を保護する。

 伝建地区と地区計画区域の案は今月、地元の説明会で報告された。来年一月の審議会で審査され、二月にも指定される。その後、市が国に重伝建への登録を申請。認められれば、補助のうちの半分を国が負担する。重伝建は、県内では豊田市足助地区に次いで二件目となる。

 建物維持の負担がのしかかっている住民にとって、指定は悲願。旧東海道沿いの有松絞問屋「井桁屋」の服部豊さん(86)は、「ようやく願いがかなう」と感慨深げに語る。約三十年前から保存活動に取り組み、現在は「有松まちづくりの会」の会長として指定に向けて尽力。「まず景観を壊さないようにして、絞りの文化を中心にもっと歴史を発信していきたい」と意気込む。

 市歴史まちづくり推進室の担当者は「指定をきっかけに、町並みが経済的に維持できる仕組みを考えたい」と話す。空き家を店舗や事務所に変えたり、新しい住民を呼び込んだりすることなどを検討していく方針。重伝建選定を弾みに、イベントなどで観光地としてもアピールしていく。(写真、図あり)

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街道の景観“指南書”で一体感 滋賀県、広域的まちづくりに活用 (2016/01/01) 京都新聞

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20160101000025

 東海道や中山道など、縦横に通る街道沿いに歴史と文化が育まれてきた滋賀県の特性をまちづくりに生かそうと、県は13の旧街道を対象にした「街道景観形成方針」を今春までに策定する。街道や宿場ごとに景観の特性を類型化し、今も残る町並みや風習を生かしながら、街道をつないだ広域的な取り組みが各市町に広がるような「指南書」としての活用を目指す。2016年度にモデル地域を決め、先行事例を進める。

 県内には京都と江戸を結んだ街道のほか、北陸へつながる北国街道や若狭街道(鯖街道)、朝鮮通信使が往来した朝鮮人街道があった。今年で没後20年となる作家の故司馬遼太郎さんは「街道をゆく」シリーズを湖西から始めて湖北、湖東を歩くなど、街道や宿場ごとに豊かな歴史が残る。

 県が策定する方針は、13の街道と、草津や土山など31の宿場町、物資の集積地として栄えた塩津(長浜市)や大原市場(甲賀市)など17の拠点を対象とする。2015年に実施した現状調査から、歴史的な建築物の数や特徴、人口や高齢化率といった社会的な現状も踏まえて4~6種類にグループ分けする。街道ごとに方針を設定し、宿や拠点に関しては町並みが連続している場合の保全や再生の方法、建築物が失われている場合の手法などをまとめる。

 県内の13市は条例を定めて景観行政を進める権限を持つため、方針には強制力はない。大津市と草津市が東海道沿いの景観行政で連携を始めるなど各地で歴史的な町並みを観光やまちづくりに生かす動きはあるが、同じ街道筋でも一体感が弱かったり、資源が十分に生かし切れていないケースもあるため、県内全域で市町やNPOなどによる連携を促す。

 県都市計画課は「人口減少が進む中、街道や宿場の歴史を素地とした地方創生につなげたい」としている。(図あり)

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地域の景観形成に寄与 伊勢崎市が重要建造物4件初指定 (2015/12/28) 東京新聞

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201512/CK2015122802000173.html


 伊勢崎市は、地域の景観形成に寄与している「景観重要建造物」に、黒羽根内科医院旧館(愛称・いせさき明治館、曲輪町)、旧時報鐘楼(曲輪町)、蚕種農家住宅田島林平旧宅(境島村)、伊与久(いよく)雷電神社(境伊与久)の4件を初めて指定したと発表した。 (原田晋也)

 指定を受けた建物の所有者は、外観の現状維持などの管理義務が生じるほか、外観の修繕や模様替えをする場合は市長の許可が必要になる。

 黒羽根内科医院旧館は、伊勢崎藩の藩医だった今村家が一九一二(明治四十五)年に建造した、現存する県内最古の二階建て洋風医院建造物。長年診療所として利用されてきたが、二〇〇二年に市に寄贈され、現在は「いせさき明治館」として無料公開されている。

 旧時報鐘楼は一九一五(大正四)年に建てられた県内最古の鉄筋コンクリート建造物。伊勢崎出身の薬種商の寄付で建設され、かつては釣り鐘で住民に時刻を知らせていた。高さ一四・五六メートルで地域のシンボルになっている。

 田島林平旧宅は、一八六六(慶応二)年に建てられた木造二階建て住宅。世界遺産に認定された「田島弥平旧宅」の近くにあり、同旧宅と同様、養蚕用の換気ができる構造の屋根が付いている。

 伊与久雷電神社は、市指定文化財の雷電神社古墳の墳丘部にある神社。一二一五年の創建で、江戸時代に社殿が現在の形に改修されたとされ、地区の鎮守神として親しまれている。

 候補は市民から公募し、所有者の意向などを踏まえて指定を決めた。都市計画課の担当者は「これを機に市に残っている古い建物について知ってもらいたい」と話している。(写真あり)

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誘客の柱に鼠多門復元 金沢城公園 県が21年度までに (2016/01/05) 中日新聞

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20160105/CK2016010502000042.html

谷本知事が年頭会見

 金沢城公園の価値と魅力を高めるため、県は五年後の二〇二一年度までに、城の外周に面する鼠多門(ねずみたもん)と鼠多門橋の復元整備事業を完成させる。二二年度に開業が予定される北陸新幹線の福井・敦賀への延伸を見据え、さらなる誘客の柱にしたい考えだ。谷本正憲知事が四日、県庁で開いた年頭記者会見で明らかにした。(前口憲幸)

 鼠多門と鼠多門橋の復元は、金沢城公園の第三期整備計画のメーン事業に位置付けられている。知事は、埋蔵文化財の調査が順調に進んでいる現状を説明した上で、具体的な整備スケジュールに言及。一七年度末の着工を目指す考えも明らかにし「城の外周部で市街地に面している。復元により、加賀藩ゆかりの歴史的回遊ルートが明確になり、金沢城のシンボル性がより高まる」と、整備の意義を強調した。

 第三次計画では城内の利用環境の向上も視野に入れる。新幹線開業で国内外から前例のない観光客増を記録した金沢城公園の情報発信力を高めるため、知事は鶴の丸休憩所一帯の再整備を急ぐ方針も明言。城内の菱櫓(ひしやぐら)や五十間長屋、橋爪門などをパノラマ風に眺望できるガラス張りの休憩施設を建てる方針を示し「城郭の景観に配慮した和風デザインを考えている。遅くとも一七年春には完成させる」と述べた。

 第三次計画に盛り込まれている石垣の計画的な保全対策については従来通り、継続的に調査、検討を進めていくとした。(図あり)

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「最も美しい村」結成10年 全国に定着、観光客も増加 (2016/01/02) 朝日新聞

http://www.asahi.com/articles/ASHDV2DQJHDVUTIL003.html

 「日本で最も美しい村」連合。そんな思い切った名前の団体が結成10年を迎えた。7町村で始まり、現在は全国60の町村・地域に拡大した。知名度が上がって、訪れる人も増えたという。今後は、少子高齢化が進む中で美しい村をどう維持していくかが課題だ。

 雄大な丘の風景で知られる北海道美瑛(びえい)町。市街地には「日本で最も美しい村」連合のマークを記した看板や旗が並ぶ。美瑛駅近くの喫茶店の男性店主は「日本一だなんて最初は照れくさかったけど、今では町の誇りだよ」と笑う。

 美しい村連合は2005年、美瑛町の呼びかけで始まった。当時は「平成の大合併」で小さな町村が地図から消えていた時期。人口減と高齢化の波も押し寄せていた。連合の会長も務める浜田哲町長は「自然や文化といった地域資源をどう守るか。危機感を持ち始めた時期だった」と言う。

 モデルは1980年代にフランスで始まった取り組みだ。小さな村々が集まって景観や文化を観光資源として守る方法を研究し、多くの観光客が来るようになった。視察した浜田町長は「最も美しいと宣言することで誇りと活力が生まれていた。日本でもできると思った」と振り返る。

 日本での加盟条件は人口がおおむね1万人以下。町村のほか、地域単位での加盟も可能だ。ただ守るべき景観や文化が明確にあるか、住民が保全活動をしているかなどの審査があり、人口に応じて年数十万円の会費もかかる。5年ごとに再審査もあり、加盟のハードルは低くない。

 それでも加盟数は右肩上がりだ。最初は7町村だったが、今年も6カ所が加わり全国60団体に。加盟希望も後を絶たない。

 人気の理由は知名度とブランド力。「一度聞いたら忘れない」という名前のインパクトもあり、後藤秀俊事務局長は「景観や文化の保全に熱心というイメージが全国的に定着した」と言う。妻籠宿(つまごじゅく)の景観を守る長野県南木曽(なぎそ)町や、照葉樹林がユネスコのエコパークになった宮崎県綾町など、加盟団体の先進的な事例がニュースで紹介されることも多く、元々地味だった町村にも観光客が訪れるようになったという。

 加盟することで、行政や住民に意識の変化を生む効果もある。美瑛町は企業や住民で協議会を作り、観光地のゴミ拾いなどを始めた。加盟を機に景観条例を作るなど、保全に本腰を入れる自治体も多い。(図あり)

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