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2016/07/29

鶴林寺を国史跡に申請 文化審、今秋にも答申 (2016/07/28) 徳島新聞

http://www.topics.or.jp/localNews/news/2016/07/2016_146968333227.html

 勝浦町教委は、同町生名の四国霊場20番札所・鶴林寺の境内と周辺の山林を国史跡に指定するよう文化庁に申請した。往時の山岳寺院特有の雰 囲気を残し、四国霊場の歴史を考える上で重要な寺院だと捉えており、先に国史跡となっている周辺の遍路道「鶴林寺道」などと一体的に保護することを目指 す。文化審議会が今秋にも答申する見通し。

 申請したのは境内を中心とした約4万6千平方メートル。境内は17世紀後半建立の鎮守堂をはじめ、本堂(町有形文化財)、三重塔(県有形文化財)など近 世後期から近代にかけて建てられた建造物や、割石積みの石垣がある。周辺には、スギやヒノキの巨木が荘厳な雰囲気を醸し出している。

 2009年、鶴林寺道などの国史跡指定を目指して測量調査を行った町教委と県が、寺の歴史的景観にも着目。申請に向けて調査を続けていた。

 鶴林寺道の保存に努める住民団体・遍路道ボランティアサークルの野崎泰宏代表(76)=同町生名=は「鶴林寺道に続いて寺が国史跡になれば、こんなにうれしいことはない。四国遍路の世界遺産登録にもつながってほしい」と期待を寄せる。

 鶴林寺は標高490メートルにある真言宗の寺院。創建時期は不明だが、798年に弘法大師が再興したとする説がある。

【写真説明】勝浦町教委が文化庁に国史跡指定を申請した鶴林寺境内=勝浦町生名
(写真あり)

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2016/07/28

「甚平坂のハナノキ」と「下ケ淵のカエデ」 恵那市、初めて指定 /岐阜 (2016/07/27) 毎日新聞

http://mainichi.jp/articles/20160727/ddl/k21/040/208000c

     恵那市は市景観計画に基づく「景観重要樹木」に、同市大井町の「甚平坂のハナノキ」(鈴木孝宣さん所有)と同市明智町の「下ケ淵(したがふち)のカエデ」(管理者・明智振興事務所)の2件を初めて指定した。市景観審議会が答申した。

     「景観重要樹木」は景観形成に重要な樹木を指定して維持保存を図るもので「地域の特性を表現」「シンボル的な存在」「優れた樹姿」などの条件に該当し、国や県、市が史跡や名勝、天然記念物に指定した物を除く。昨年4月から募集していた。

     「甚平坂のハナノキ」は甚平坂公園に隣接して5本が植生。樹齢は推定100〜155年。平均樹高は約20メートル、幹回りは約160センチ。3〜4月に 花を咲かせ、11月上旬には紅葉が美しい。「下ケ淵のカエデ」は約70本のヤマモミジ群。樹齢は約80年で、平均樹高は約10メートル。明智川沿いに植生 する紅葉の名所で、ライトアップもしている。

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2016/07/27

「白糸の里」最優秀賞に /静岡 (2016/07/26) 毎日新聞

http://mainichi.jp/articles/20160726/ddl/k22/040/350000c

 富士宮市は、第5回景観賞を発表した。最優秀賞は、「協働で品格のある邑(むら)づくり」(同市原)に取り組む団体「ふじのくに美しく品格のある邑『白糸の里』」(渡辺勝代表)が輝いた。優秀賞は、「K2ビジョン・お土産処(どころ)きうち屋」(同市大宮町)を運営する「きうちいんさつ」(木内賢治代表)と、「内房南沢ほたるの里」(同市内房)を保全する「内房南沢ほたるの里」(常盤光久会長)が選ばれた。表彰式は8月1日に行われる。

 同賞は、2008年度から隔年で実施。優れた景観に貢献しているまち並みや建築物、広場と活動団体などを、有識者で作る市景観審議会が選んだ。

 「白糸の里」は、原川親水公園や棚田、白糸自然公園などで、子どもからお年寄りまで参加する保全活動やイベント、特産品の栽培などが評価された。

 「K2ビジョン」と「きうち屋」は、市の空き店舗事業を活用した無料休憩所と富士山関連の土産物店で、なまこ壁を生かしたまち並みづくりに寄与した。「ほたるの里」は、里山や水辺の保全、県内屈指とされるホタルの育成などが認められた。

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外国人観光客倍増へ8国立公園選定…環境省 (2016/07/26) 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/eco/20160726-OYT1T50035.html

 国立公園の魅力を高めて外国人観光客の訪問数を倍増させる環境省の「国立公園満喫プロジェクト」について、同省は25日、阿蘇くじゅう国立公園(熊本、大分両県)や阿寒国立公園(北海道)など8公園をモデル公園に選定したと発表した。

 国が財政支援し、自然の景観に溶け込むリゾートホテルの誘致や、長期滞在型の自然体験ツアーの充実などを集中的に進め、海外に発信する。

 同プロジェクトでは、全国に32ある国立公園への外国人訪問者数(昨年約430万人)を2020年までに1000万人に増やすことを目指している。他の6公園は、十和田八幡平(青森、岩手、秋田)、日光(福島、栃木、群馬)、伊勢志摩(三重)、大山隠岐(岡山、鳥取、島根)、霧島錦江湾(宮崎、鹿児島)、慶良間諸島(沖縄)。(図あり)

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「長崎教会群」世界遺産再推薦、18年登録目指す (2016/07/26) 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/culture/heritage/20160726-OYS1T50000.html

 国の文化審議会は25日、2018年の世界文化遺産登録を目指し、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本県)を推薦することを決めた。大浦天主堂(長崎市)や、17世紀初頭からの禁教下に信仰が続いた集落など12資産で構成し、政府は9月末までに暫定版推薦書を国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)に提出する。

 同審議会世界文化遺産・無形文化遺産部会長の河野俊行・九州大教授は記者会見し、「2世紀を超える禁教によって形成された潜伏キリシタンの文化的伝統は、世界的に見ても顕著な事例」と選定理由を説明した。

 今年の登録に向け、教会建築中心の14資産で推薦されていた。しかし、ユネスコの諮問機関「国際記念物遺跡会議(イコモス)」から「禁教期の潜伏の歴史」に焦点を当てるよう求められ、今年2月に推薦を取り下げ、練り直した。これを踏まえ、長崎県の中村法道知事は25日、「長崎の教会群――」としている名称を見直す考えを示した。

 国内候補には「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道など4道県)、「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」(新潟県)、「百舌鳥・古市古墳群」(大阪府)も名乗りを上げていた。

 来年の世界遺産委員会では「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」(福岡県)が審議される予定。
◆「禁教下の信仰」資産再構成

 長崎県による構成資産の見直しでは、禁教期と関連の薄い2か所を除外したほか、教会建築6か所を範囲を拡大するなどして「集落」と捉え直し、「禁教下の信仰の物証」と位置づけた。

 12の構成資産のうち、長崎県外海地方の2集落(出津、大野)と平戸の春日、天草の崎津集落は禁教初期から信仰が継続した土地。その他の離島の集落は18世紀末以降、外海からキリシタンが移住した地だ。集落内には彼らが氏子や檀家となった社寺や、近世以来の墓地、棚田の景観が残る。崎津は1805年、住民の7割がキリシタンと発覚した「天草崩れ」の舞台だ。

 大浦天主堂は禁教下の1865年にキリシタンがフランス人神父に信仰を告白した場所。ほかに天草・島原の乱でキリシタンが籠城した原城跡、殉教の記録が残る中江ノ島も含まれる。(写真あり)

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「伊豆の踊子」の舞台、日本遺産認定目指す (2016/07/26) 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/culture/20160726-OYT1T50061.html

 静岡県河津町は、ノーベル文学賞作家・川端康成の小説「伊豆の踊子」の舞台などをテーマに、文化庁が地域の文化財群の魅力を「ストーリー」として認定する「日本遺産」を目指す。

 昨年、創設された日本遺産の認定は県内にまだない。小説の舞台は隣の伊豆市などにもまたがるため、河津町は今後、伊豆市などと連携して実行委員会を設立したい考えだ。

 日本遺産は地域の特色、景観など有形、無形の「構成文化財」を基にストーリーをまとめ、日本の文化や伝統として発信する制度。2015年度の認定は18件で、16年度は67件の申請のうち、19件が認定された。文化庁は20年度までに100件を認定する構想を持つ。

 「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思うころ、雨脚が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追って来た」――。川端の「伊豆の踊子」の書き出しは伊豆市側の天城峠で始まる。

 この小説では、主人公の学生が天城山隧道近くの茶屋で旅芸人の一行と出会い、河津町にある湯ヶ野温泉に3泊する。この旅館は「福田家」とされ、福田家は当時の面影を残している。2市町にある小説の舞台や、ゆかりの道などは「踊子歩道」となっている。

 河津町は、福田家と周辺の渓流に沿った湯ヶ野温泉や、天城山隧道を柱にストーリーを構想している。作品冒頭の天城山隧道は、伊豆市側にあるため、町は同市との連携を模索し、同市も「協力したい」と前向きな姿勢を示している。

 学生と踊り子の別れは下田市の下田港だが、情景描写が少なく、ストーリーに入れるのは難しそうという。また、河津町の旅館で作品を執筆した中島敦、太宰治、井伏鱒二、田山花袋、梶井基次郎などの文人と、温泉旅館との関係を構成文化財にストーリーをまとめる案も検討する予定だ。

 今後のスケジュールの詳細は未定だが、河津町は今年度中には、伊豆市などと実行委員会を設立し、ストーリー作りを進めたい考えだ。日本遺産に認定されると、情報発信や調査研究などで国の補助金が受けられる。河津町の担当者は「伊豆の文学的魅力をPRして、観光客誘致を図りたい」と話している。(写真、図あり)

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2016/07/26

熊本地震/建築士会連合会・建築学会・JIA/文化財建造物再生へ提言 (2016/07/26) 日刊建設工業新聞社

http://www.decn.co.jp/?p=73558

 日本建築士会連合会(士会連合会、三井所清典会長)、日本建築学会(中島正愛会長)、日本建築家協会(JIA、六鹿正治会長)と、3団体でつくる「熊本 地震被災文化財建造物復旧支援委員会」(後藤治委員長)の4者は、4月の熊本地震で被災した熊本城など文化財建造物の再生のための提言をまとめた。今週中 に文化庁、内閣府(防災担当)、国土交通省都市局と熊本県、熊本市、宇城市、天草市、大津町に提出する。
 提言は、▽復興基金を活用した事業支援▽文化財建造物が集中する地区を「重要伝統的建造物群保存地区」に選定しての支援▽「地域における歴史的風致の維 持及び向上に関する法律」(歴史まちづくり法)を用いた支援▽各建築士会が認定する「ヘリテージマネージャー」(歴史的建造物保全・活用に携わる専門家) の活用-の4点。新潟県中越地震(04年)や能登半島地震(07年)、東日本大震災(11年)で文化財再生に寄与した施策が選ばれている。
 基金の活用については、中越地震と能登半島地震で被災した文化財(登録有形文化財建造物、地方自治体指定・登録建造物、景観重要建造物など)の復旧費の75%を助成するために、県が創設した「復興基金」と同様の財源措置を求めた。
 能登半島地震で被災した輪島市黒島地区、東日本大震災で被災した群馬県桐生市桐生新町地区と宮城県村田町村田地区の場合、「重要伝統的建造物群保存地 区」に選定し、国・県・市・町の全面支援を実現したことを踏まえ、熊本地震でも熊本市川尻地区、宇城市松合地区・小川地区、天草市牛深地区に同様の措置を 取るよう訴えた。
 さらに福島県白河市が東日本大震災後に城跡を含む文化財の修理に、歴史まちづくり法を活用し、国の支援で再生した事例があると指摘。熊本地震で被災した 熊本県山鹿市には同法が適用されているが、このほか熊本市古町・新町地区、大津町江藤家住宅(重要文化財)周辺地区でも適用するよう要望。これらの再生に 当たっては被害調査に直接関与したヘリテージマネージャーを活用するよう強く求めている。

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訪日客誘致へ国立公園整備 阿寒など8カ所選定 環境省 (2016/07/25) 北海道新聞

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0296902.html

 環境省は25日、外国人観光客の誘致に向けて、国立公園をブランド化する整備事業の対象として「阿寒国立公園」など全国8カ所を選んだ。各地域で 自治体や観光協会などによる協議会を設置し、今夏から具体的な計画づくりに着手。豊かな自然と伝統行事を組み合わせたツアーの開発や、観光ガイドの育成を 強化する。

 同日の有識者会議で正式決定した。同省は、阿寒の選定理由として《1》火山群と森、湖が織りなす広大な景観《2》関係自治体の釧路市が、外国人観 光客の増加を目指す国の「観光立国ショーケース」事業のモデル都市になっている《3》阿寒湖温泉地区で景観協定締結を目指している―ことなどを挙げた。

 8カ所は、全国に32ある国立公園の中から、外国人にとって魅力的な観光資源があるかどうかや、広域観光ルートに近いことなどを基準に選んだ。

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長崎教会群を世界遺産に推薦へ 縄文遺跡群4年連続逃す (2016/07/25) 北海道新聞

http://dd.hokkaido-np.co.jp/entertainment/culture/culture/1-0296865.html

 文化審議会の世界文化遺産・無形文化遺産部会は25日、2018年の世界文化遺産登録を目指す候補として「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」 (長崎県、熊本県)を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に再推薦することを決めた。推薦枠は1年に1件とされており、北海道、青森、岩手、秋田の4道県が 推す「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」は13年から4年連続で推薦を逃した。4道県は19年の登録を目指す。

 長崎の教会群は、2世紀を超える禁教による潜伏キリシタンの歴史を伝える遺産。現存する日本最古の教会堂建築で国宝の大浦天主堂(長崎市)など 12資産からなる。今夏、登録審査を受ける予定だったが、ユネスコの諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)に「禁教期に焦点を当てるべきだ」と見直し を迫られた。政府が今年2月に推薦を取り下げ、構成資産のうち関連の薄い2資産を外して再推薦を目指していた。

 推薦が見送られた縄文遺跡群は、大船(おおふね)遺跡(函館市)、北黄金貝塚(伊達市)、キウス周堤墓群(千歳市)など道内4市町の6遺跡と、三 内丸山遺跡(青森市)など4道県の計17遺跡で構成。文化審議会の部会から景観上の問題などの指摘を受け、遺跡の下にトンネルが通る鷲ノ木遺跡(渡島管内 森町)と、工業地帯に囲まれて保全上緩衝地帯の狭い長七谷地(ちょうしちやち)貝塚(青森県八戸市)の2遺跡を昨年12月に構成資産から外し、推薦書素案 を提出していた。(写真あり)

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佐渡鉱山、再挑戦実らず 世界遺産推薦見送り…「来年は3度目の正直」 新潟 (2016/07/26) 産経ニュース

http://www.sankei.com/region/news/160726/rgn1607260032-n1.html

 県と佐渡市が2018(平成30)年の世界文化遺産登録に向け、国内推薦候補への選定を目指していた「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」(佐渡 市)は、25日開かれた国の文化審議会で昨年度に続き今年度も見送りが決まった。再挑戦が実らず、地元・佐渡の関係者から落胆の声が上がる一方、課題を確 実に解決した上で来年の選考には最有力候補として臨む必要性が指摘された。

 記者会見場が設けられた佐渡市役所近くの金井コミュニティセンターには、選考結果が発表される約30分前から関係者が集まった。推薦見送りの一報が市役所内にいた三浦基裕市長に携帯電話で伝えられると、ため息が周囲から漏れた。

  会見で三浦市長は「自信を持っていたが、国からの評価を得られず誠に残念」と述べ、悔しさをにじませた。ただ「来年は3度目の正直で、今度こそ逃すまいと いう気持ち。(佐渡鉱山は)高評価を得ている自負はあり、来年は『最有力候補だ』と印象づけられるよう策を練りたい」と、当選に向けて意欲をみせた。

  昨年の落選の際には、普遍的な価値を分かりやすく表現▽管理方法を明確化▽来訪者をスムーズに受け入れる態勢-など4つの課題が文化審議会から指摘され た。課題の克服に向けて「市、県が一体となってクリアすべく作業し、かなり具体的な計画を盛り込んだ」(三浦市長)と自信があっただけに、落選の一報が 入ったときは「ショックを受けた」という。

 佐渡を世界遺産にする会の近藤基彦会長も「2年連続でこうなるとは思わなかった」と気落ちした表情を隠さなかったが、「これから機運をさらに高めていきたい」と前を向いた。

  文化審議会は今回、県や市が提出した佐渡鉱山の推薦書原案について、閉山まで約400年にわたる採鉱や精錬の技術の移り変わりを明確に記述していると認め た。だが、鉱山技術の発展で形成された集落や町の景観など「鉱山社会」をアピールした点が「分かりにくい」とした。文化庁の担当者は「鉱山社会の範囲を絞 り込んで考え直す必要がある」と指摘した。

 市は、世界遺産になった際に多数の観光客を受け入れる態勢に課題があるとして、移動手段や宿泊施設の整備を検討している。市の担当者は「あと1年、課題解決の時間をもらったと前向きに捉える」と話した。

  佐渡鉱山の遺産群は、鉱石の選別場跡などコンクリート製建造物の老朽化が進んでおり、県などは保全のため一部を補修することを決めていた。泉田裕彦知事は 「残念な結果となったが、来年度の推薦実現に向けて課題を分析・検討し、地域の宝である佐渡金銀山にさらに磨きをかけるよう全力で取り組む」とのコメント を発表した。

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駿河湾が加盟内定 「世界で最も美しい湾クラブ」 (2016/07/26) @S[アットエス] by 静岡新聞

http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/264185.html

 非政府組織(NGO)「世界で最も美しい湾クラブ」(本部・フランス)は25日までに、静岡県が申請していた「駿河湾」の加盟を受け入れることを役員会 で決め、静岡県に通知した。10~11月にメキシコのプエルト・バヤルタで開く総会での審査を経て、加盟が正式に決まる見通し。川勝平太知事が25日の定 例記者会見で発表した。
 同クラブは1997年に設立され、松島湾(宮城県)と富山湾(富山県)を含む世界25カ国の38湾が加盟している。湾の優れた自然景観を保全し、周辺地域の観光振興や地域経済の発展との共存を図ることが活動理念。
 静岡県は、駿河湾の世界的な知名度向上や交流人口の拡大を狙い、加盟を目指してきた。2016年2月にはフィリピンでの同クラブ総会に川勝知事が出席し、加盟の意思を表明。同5月には同クラブの会長ら本部審査委員が県内を訪れ、現地調査した。
 川勝知事は会見で「駿河湾が最も美しい湾の一つに公式に認定されると、(本県の)世界クラスの資源群に重要な一項目が加わる。世界レベルの県という自覚 が高まる」と強い期待感を示した。県は駿河湾沿岸11市町や民間団体に呼び掛け、加盟後の協議会組織などの検討を進める方針。(写真あり)

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2016/07/20

小豆島町が「魅力の景観24選」 SNSで発信 (2016/07/20) トラベルニュースat

http://www.travelnews.co.jp/special/west/16/shodoshima/02.html

小豆島の“誇り”を国内外に

小豆島町観光協議会(井上智博会長)は7月15日、瀬戸内海に抱かれた小豆島の魅力を発信しようと「小豆島の宝 魅力の景観24選」を発表した。公募で選ばれた景観を、SNSを活用して国内外にアピールしていく。

小豆島には瀬戸内海を望む海の風景や、中山千枚田に代表される里の風情、懐かしい風景が残るまちなかのたたずまいなど島特有の美しい景観がいたるところで見られる。今回の取り組みはそんな小豆島の風景を幅広く伝えていこうという試みだ。

事前に小豆島内のイチオシ景観写真を公募、185点の応募作品のなからスポーツジャーナリストで大阪芸術大学教授の増田明美さんら外部選考委員の審査で24作品を決定。SNS「インスタグラム」を利用したサイトを立ち上げ、紹介する。選定された景観を実際に訪れ、撮影した写真を投稿してもらうフォトコンテストも開催するという。

サイトも7月15日にオープンした。

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細田家住宅が登録文化財に 文化審答申 (2016/07/20) 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/local/yamanashi/news/20160719-OYTNT50084.html

 国の文化審議会は、いずれも甲府市御岳町の金桜神社周辺にある細田家住宅主屋、御岳公会堂(旧同神社参籠所)、相原家住宅主屋の計3件について、国の登録有形文化財とするよう文部科学相に答申した。

 細田家住宅主屋は、1921年に同神社の門前鳥居脇に建てられた。その後、金峰山などを目指す登山客を受け入れる旅館として使われるようになった。同神社の門前町の景観を形成していることが「国土の歴史的景観に寄与している」と評価された。

 御岳公会堂は、1935年頃に同神社から移築された。移築の前は、山岳信仰の信者らが籠もって祈りをささげる参籠所として使われていた。内部に柱を立てない大広間など参籠所としての特色を今に伝えている点が「造形の規範となっている」と認められた。

 相原家住宅主屋は、明治時代後期頃に建てられた住居兼宿泊施設。元は同神社の神職の家で、2階には山岳信仰の信者らを泊めるための大広間がある。こうした特徴が残っていることが「造形の規範となっている」と評価された。

 答申は15日に行われ、3件は官報で告示されると正式に登録有形文化財になる。県教委によると、3月に答申され、まだ告示されていない6件も合わせると県内の登録有形文化財(建造物)は80件となる。(写真あり)

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2016/07/11

倉敷大橋に全建賞(道路部門) (2016/07/10) 山陽新聞

http://www.sanyonews.jp/article/379292/1/

 倉敷市が合併地区の旧船穂、真備町とのアクセス向上を狙いに高梁川に新設した「倉敷大橋」(同市水江)が、建設技術の活用などで優れた成果のあった公共 事業に贈られる全日本建設技術協会(東京)の2015年度全建賞(道路部門)を受賞した。同市では1992年度の小町トンネル(同市船倉町―羽島)以来、 23年ぶり2回目。

 倉敷大橋は、鋼板で組み立てた箱形の橋桁を連ねた構造。箱内部に設けた維持管理用のスペースを通常より2倍広い設計としたほか、腐食しにくい特種な材料 や、周囲の自然環境に配慮した緑や黄色ベースの色を採用した。「維持管理のしやすさ」「景観への配慮」を両立させている点が評価された。

 全建賞は建設技術の発展を目的に53年度から実施。道路、河川、都市、住宅、建築、港湾、鉄道、調査研究等の8部門あり、国土交通省の担当者による予備 審査を経て、大学や民間の学識経験者を中心とした審査委員会(8人)で選考した。2015年度は全体で318事業の応募があり、72事業(道路部門は16 事業)を選んだ。

 倉敷大橋は倉敷市西阿知町―船穂町柳井原間の都市計画道路1・7キロの一部で、延長512・2メートル。市が高梁川に橋を架けたのは初めて。市単独整備の橋では最も長い。11年2月に着工、今年1月に開通した。総事業費は約79億円。

 倉敷市街路課は「歴史と伝統ある賞に選ばれて光栄。倉敷大橋が合併に伴う市域のさらなる一体化、活性化に役立ってほしい」としている。

 県内で15年度の全建賞は、真庭市が新建材CLT(直交集成板)を使って整備した市営住宅と、県によるCLT建築の普及促進事業がセットになって住宅部門で選ばれている。(写真、図あり)

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2016/07/08

芦屋市「日本一厳しい景観条例」施行、「営業の自由」より「景観」が優先される? (2016/07/07) 弁護士ドットコム

https://www.bengo4.com/saiban/n_4863/

兵庫県芦屋市で、屋上広告を全面禁止し、看板の色や大きさを厳しく規制する「屋外広告物条例」が7月1日に施行された。広告制限で有名な京都市を上回る規制もあり、「日本一の厳しさ」などと報道され、話題になっている。

条例によると、市内の全域で建物の屋上広告を禁止する。また、市内を「商業」「住宅」など7つの地域に区分して、それぞれで看板の大きさや、色彩も制限する。違反した場合、罰金が科される。

既に設置されている看板については、経過措置として、3年から10年の猶予期間を設ける。看板を撤去したり改修したりする場合は補助金を出す方針だという。

景観条例によって街の景観が保護される一方で、店舗などを運営する人は、これまで認められていた看板や広告を自由に出すことができなくなる。両者の利益の調整をどう考えればいいのか。村上英樹弁護士に聞いた。

●「良好な景観を享受する利益」VS「営業の自由」

「景観条例と憲法を考えるとき、衝突する人権と人権をどう調整するか、という視点が必要になります。次のようなことです。

まず、景観条例によって制限される人権としては、営業の自由(憲法22条)や表現の自由(憲法21条)が考えられます。

一方で、市民が良好な景観を求めることも、その根底には環境権(憲法13条でいう『幸福追求権』の一種)や生存権(憲法15条)の保障という意味合いがあります。

最高裁判所も、2006年に国立マンション訴訟に関する判決の中で、地域の住民が良好な景観の恵沢を享受する利益は法律上保護されると判示しています」

今回のケースでは、両者の利益の調整をどう考えればいいのか。

「実際に、今回の芦屋市の景観条例や、これまで一番厳しいといわれていた京都市の景観条例についても、『憲法違反である』という声が目立つという状況にはありません。

それは、景観条例による広告規制で営業の自由(憲法22条)などが制約されるにしても、市民の良好な景観を求める利益を守るための条例なので、『公共の福祉(憲法13条、22条など)による制約としてやむをえない』という見方が一般的になっているからだと考えられます。

また、憲法上の人権の中でも、営業の自由などいわゆる『経済的自由』と呼ばれる権利は、他の種類の人権(精神的自由や生存権など)と衝突する場面では、ある程度制約されてもやむを得ないという考え方があります。

このように、景観条例による広告物の制約については、国民・市民に広く支持される状態になってきているように思われます」

●「住民の良好な景観を求める利益が重視される時代になってきている」

これまで裁判で争われたケースでは、どのようなものがあるのか。

「景観条例について、裁判で争われたものとして有名なものは、先ほど述べた国立市でのマンションの高さ制限をめぐる裁判があります。

その他、景観利益に関する裁判としては、広島県福山市の鞆の浦(とものうら)の埋立架橋についての差止訴訟(地裁が差し止めを認めた件)があります。

高度成長の時代も終わり、人々の生活の質を重視する傾向が強くなり、住民の良好な景観を求める利益が重視される時代になってきていると思われます。

私自身としては、このような流れに賛成です。むき出しの経済至上主義よりは、人々が日々少しでも心豊かに暮らせることが重視されるべきだと考えています。その意味で、景観条例は重要な役割を果たすものだと思います。

一方で、広告を規制される地元の事業者とは十分に協議して、住民と事業者がともに納得する広告規制が行われるのが望ましいことはいうまでもありません」

村上弁護士はこのように述べていた。(写真あり)

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2016/07/05

三重県景観計画 太陽光発電施設を追加 (2016/07/04) 建通新聞

http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/160704300049.html

 三重県県土整備部は、「三重県景観計画」などの届け出対象工作物に「太陽光発電施設」を追加するなどの変更案を公表した。一定地域を対象にした「熊野川流域景観計画」についても同様の変更を行う。

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2016/07/04

城下町の景観に配慮 篠山市、電線類の地中化検討 (2016/07/01) 神戸新聞

https://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/201607/0009241861.shtml

 景観に配慮したまちづくりを進めるため、兵庫県篠山市は、国の重要伝統的建造物群保存地区でもある河原町など城下町地区の周辺道路で、電線類の地 中化の検討を始めた。地下には水道やガスなど多くの管が埋まっており、道路や水道の管理、文化財などを担当する部署による検討会を近く立ち上げて、本格的 な協議を進める。

 同市では2000年度から07年度まで、篠山城跡の北西と西新町を南北に走る道路約700メートルについて、電線類の地中化を実施。この際は道路の改良工事と並行した取り組みだった。

  市地域計画課によると、担当者が既に城下町の周辺を歩いて調査するなどし、どんな工法が可能かを検討している。また、県道路企画課に対し、補助金が可能か などについても相談している。だが今回は道路改良工事はなしで地中化のみを検討しているため、残る課題が多い。早くても着工までに5年程度はかかる見込み という。

 工法としては、地中の管を外に出して仮置きし、電線類と一緒に埋設する▽電線類を道路沿いから住宅の裏側に移す-などがある。いずれも大規模な作業で、周辺住民の理解も欠かせない。

 同課は「埋設物の調査や工法、事業費など山積する課題を一つずつクリアしていき、実現に向けて前進していきたい」としている。(写真あり)

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2016/07/01

大館の歴史まちづくり計画に助言 省庁担当者が現地視察 (2016/06/30) 秋田魁新報

http://www.sakigake.jp/news/article/20160630AK0011/

 歴史的景観を生かしたまちづくりを図る「歴史的風致維持向上計画」を策定中の秋田県大館市で29日、文化庁、農林水産省、国土交通省の担当者ら計6人が2日間の日程で現地視察を始めた。市は各担当者の意見や指摘を計画に反映させ、年度内にまとめる。

 市は昨年6月、大館城跡の桂城公園のほか、大館八幡神社(同市字八幡)や大日神社(同市比内町)といった建造物を活用する計画の策定に着手した。計画が認定されれば、復元や維持の費用について、国から支援を受けることができる。これまで県内で認定された例はない。(写真あり)

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景観条例きょう施行 城下町を「重点地区」に 竹田市 NEW! (2016/07/01) 大分合同新聞

https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/07/01/221301084

 竹田市は市内の景観保全を目的に、景観法に基づく「市景観計画」を策定した。計画実施の根拠とな る「市景観条例」が1日に施行、一定規模以上の建造物を新・改築する際に事前の届け出が必要になる。計画で定めた「景観形成基準」に沿って建造物の高さや 形状を規制し、良好な景観を守っていく。

 計画範囲は市内全域。届け出が必要なのは住宅や店舗の建設や広告塔、太陽光発電施設などの設置。土地開発や森林伐採などの行為も含まれる。いずれも基準の高さ、面積を超えるものが対象。
  このうち、江戸時代の町割りが残る市中心部の城下町地区は「重点地区」に指定し、規制を強化した。新・改築する建造物について▽高さ15メートル以内▽外 壁の色彩を周囲と調和▽門や塀を設置して町並みの連続性を維持▽屋根や屋上への太陽光発電施設の設置を禁止―などの制限を設けた。高台にある広瀬神社から の眺望を考慮し、瓦屋根の採用を求めている。
 市は景観形成基準に照らして届け出内容を審査し、建設の可否を判断する。不可の場合は有識者らでつくる景観審議会(10人)が修正案を勧告する。
 市都市デザイン課は「規制対象でも、景観に調和する素材や色彩などで工夫すれば認められる場合がある。まずは相談に訪れてほしい」と呼び掛けている。
 景観計画は市のホームページに掲載している。問い合わせは同課(TEL0974・63・4848)へ。             (写真あり)

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