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2016/08/01

宿場町の面影を伝える矢掛宿の町並み(矢掛町で) (2016/08/01) 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/local/okayama/news/20160731-OYTNT50095.html?from=ycont_top_photo

 ◇町並み維持 住民合意目指す

 矢掛町教委は、宿場町「矢掛宿」の面影を残す一帯について、国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)の指定に向けた取り組みを始めた。過疎化で空き家が増加し、老朽化で建て替えが進むことが懸念される中、重伝建地区として町並みの維持を目指す。(立山光一郎)

 矢掛宿は1600年代に整備されたとされる。約800メートルの沿道には本陣や脇本陣のほか、本瓦ぶきの屋根や

虫籠窓

むしこまど

、なまこ壁といった伝統的な様式を備えた商家や民家などが並ぶ。

 建物の一部は1993~2007年度に、県のまちなみ景観整備事業などを活用して改修。町も町家を改築して交流拠点や宿泊施設をオープンした。ただ、景観保全のための法的規制などはなく、現状のままでは維持は難しいとして、町教委が重伝建地区の指定を目指すことにした。

 1980年代後半に一度、指定に向けて調査を実施したが、住民の理解を得られず頓挫。町教委は今回、合意形成に力を注ぐ。7月だけで説明会を6回開催。建物修理の助成や固定資産税の優遇制度が受けられ、観光客誘致につながることを訴えた。

 合意を得られた後、歴史的価値を確認する調査を実施。2017年度に保存条例を制定し、保存の基本方針・整備計画などを盛り込んだ保存計画を策定し、18年度に指定を受けるとする目標を掲げる。

 県内の重伝建地区は、倉敷美観地区の一画、高梁市吹屋、津山市城東の3件。町教委は「高齢化、人口減が進んでおり、このまま放っておくと町並みは崩れていく。今が最後のチャンス」とする。(写真あり)

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