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2016/09/28

都内の自治体、道路標識や地図に統一感 色や文字、景観に配慮 (2016/09/28) 日本経済新聞

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO07699800X20C16A9L83000/

 観光地や公共施設への行き方を示す道路標識や、街中に設置する地図を刷新する動きが、東京都内の自治体の間で広がってきた。訪日外国人や高齢者向けに英語や中国語での表記やイメージ画を入れ、字体や色などに統一感を持たせているのが特徴だ。2020年の東京五輪・パラリンピックを見据え、景観を損なうことなく観光しやすい街づくりを進める。

 葛飾区は19年度までに区内全域で標識や地図などを再整備する。駅前には地区全体の地図、道路の曲がり角などには公共施設の方向や距離を示す案内板を配置する。すでに昨年度、堀切エリアをモデル地区として26基の案内板や地図を設置。今年度は青戸、亀有エリアで計約60基を設ける。

 従来は道路や公園など、区の担当部署ごとにデザインが異なる標識や地図を設置していた。統一感がなく景観を損なうとの意見もあったため、再整備に当たっては色や文字などの統一ガイドラインを策定。原則として英語も併記し、イメージ画を入れるようにした。地図の凡例は中国語やハングルも表示する。今後は視覚障害者向けに音声で案内するシステムの導入も検討する。

 千代田区は区内の企業が商業施設やオフィスビルの案内板などを屋外に設置する際、区の案内板とデザインや大きさに統一感を持たせるよう要請している。このほど案内板などの指針を策定し、使用する色調や文字の大きさについても目安を示した。

 区内の道路標識や地図の再整備を、17年度から本格的に着手する計画だ。官民が異なるデザインの案内板を設置して景観を損なうのを防ぐ狙いがある。

 東京都も銀座や浅草、秋葉原など、観光客が多い10地域を中心に道路標識や地図を再整備する。五輪が開催される20年までに、案内板などを新たに約600基設置する予定だ。昨年、美術館などの集客施設やホテルなどにも指針を示し、わかりやすい案内板を設置するよう促している。外国語表記を統一するため、翻訳ルールも整えた。

 都の調査によると、15年に都内を訪れた外国人旅行者は1189万人で初めて1千万人の大台を超えた。ここ数年、20~30%増の勢いが続いており、外国人が観光しやすい街づくりが課題となっている。

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