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2016/10/03

三島市「歴史的風致維持向上計画」 国きょう認定 (2016/10/03) 中日新聞

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20161003/CK2016100302000041.html

 歴史的な資源をまちづくりに生かそうと、三島市が策定した「歴史的風致維持向上計画」が三日、国の認定を受ける。市都市計画課によると、認定は県内で初めて。建造物や祭礼だけでなく、「水の都・三島」の象徴である源兵衛川など市街地のせせらぎを歴史的風致に盛り込んだ。全国でも珍しい計画の内容で、地元の環境保全団体の関係者も喜んでいる。

 市は「歴史まちづくり法」に基づいて計画を策定し、九月十三日に国に提出。計画期間は本年度からの十年間で、維持向上すべき歴史的風致に「三嶋大社例大祭とつけ祭り(三島夏まつり)」や「市街地のせせらぎ」「特徴的な地域信仰」「坂の集落の営み」を掲げる。三嶋大社(大宮町)周辺の市街地二百五十八ヘクタールを重点区域に設定した。

 具体的には、三嶋大社や楽寿館の補修・修復、源兵衛川や白滝公園・桜川周辺をはじめ景観重点整備地区への景観形成の支援、三島夏まつりへの運営補助、ボランティアガイドの養成などに取り組む。計画が国に認定されると、関連事業について最大で五割の補助を受けられる。

 市は歴史的に価値の高い建造物の維持管理や祭礼の支援、富士山の伏流水によるわき水に恵まれた環境の保全を推進し、観光振興を図る。十八日に岐阜県恵那市である「中部歴史まちづくりサミット」にも、新たなメンバーとして参加する。

 市都市計画課の担当者は「国の財政支援を受け、歴史的な資源を活用したまちづくりを推進したい」と話す。

 源兵衛川は、多くの市民や団体が三十年ほど前から清掃などに取り組み、豊かなわき水や自然を取り戻した。保全活動に取り組む地元のNPO法人グラウンドワーク三島の渡辺豊博専務理事は「川の文化性が認められてうれしい。喜びとともに、責任も感じる。より一層活動を頑張りたい」と語る。

 国の認定を受けた自治体はこれまでに全国で五十六市町。三日には三島市のほか、新潟県村上市、和歌山県広川町も認定予定で、認定自治体は計五十九市町となる。(写真あり)

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