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2016/11/10

上空通路 再検討を表明 金沢市長 景観審は当面延期 (2016/11/09) 中日新聞

http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2016110902100013.html


 金沢市が本庁舎(同市広坂)と南側に建設する第二庁舎との間を空中の渡り廊下「上空通路」で結ぶ計画に市景観審議会で異論が相次いだ問題で、山野之義市長は八日の定例会見で、再説明のため十六日に開く予定だった景観審を当面延期する考えを示した。市議会でも第二庁舎等建設特別委員会が十一日に開かれ、対応を話し合う。いずれも上空通路計画が適切か再検討する方針。(小室亜希子、山内晴信)

 山野市長は「景観審で大変厳しい意見をいただいたことを重く受け止めなければならない」と強調。市議会でも特別委が十一日に対応を協議することを踏まえ「今後の対応について検討を重ねていきたいと考えており、次回景観審は当面延期したい」と上空通路について慎重に再検討する考えを示した。

 十月二十五日の景観審では景観への影響や金沢城西外惣構(そうがまえ)跡(市史跡)の上を通ることへの懸念が相次ぎ、市に再説明を求めた。委員からは「城下町らしい貴重な景観の一つ。失うのは今後の遺跡保存の上で大変まずい」「惣構跡周辺の樹木が伐採されると景観が変わってしまう」などの意見が出た。市が再説明する景観審は十六日に開かれる予定だった。

 上空通路は本庁舎と第二庁舎の各二階を結ぶ延長七十メートル、幅三メートル。市は歩行者の安全面への懸念が出た地下通路の代替案として、八月に特別委で示した。特別委は同月末、上空通路の採用を市に要望することを賛成多数で決定。山野市長は九月初め、特別委の要望を受ける形で上空通路で実施設計を進める考えを表明していた。

11日、市議会委 後日意見まとめ

 特別委は十一日、市側から景観審でどのような意見が出たか説明を受ける。その上で各会派で上空通路について再検討し、後日に再度意見を取りまとめる。

 特別委の高村佳伸委員長(自民)は取材に「景観審で異論が出たことについて、具体的にどれくらいの委員が反対したかなどを市執行部から聞きたい。それを受けて各会派に持ち帰って再検討してもらい、もう一度意見を取りまとめたい」と話した。

 特別委は九月初めに山野市長に上空通路の採用を要望した際、「市のこれまでの景観政策を考慮し、景観や環境、樹木に配慮したデザインと色彩を採用する。通路内部の意匠などに工夫を凝らし、建設費の削減にも留意する」と求めていた。(写真あり)

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