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2016/11/30

JR岡本駅周辺、景観形成重点地区に 魅力ある北東の玄関口へ、宇都宮市 (2016/11/29) 下野新聞

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20161129/2523210

 【宇都宮】市は28日、市北東部の玄関口となるJR岡本駅周辺地区を景観形成重点地区に指定したと発表した。

 建築物の外壁の色や店舗等の形態、屋外広告物などに基準を設け、新築や増改築、設置などの際に適用。住宅地でありながら、「にぎわい」や「歩く楽しみ」のある景観形成を進める。12月定例市議会で景観条例を改正し、1月から施行する。

 同駅は今夏、橋上駅舎や東西自由通路が完成したほか、周辺では区画整理事業などが進められている。それら事業によって創出された新たな景観を生かしながら、東西が協調した魅力ある駅前景観を形成しようと重点地区に指定した。

 対象区域は下岡本町の一部で、面積約4・7ヘクタール。同駅を利用する住民や来訪者の多くが通行する東西の駅前広場および東西の駅前通りに面するエリアを基本に設定した。市の景観形成重点地区は宇都宮駅東口、白沢、大通り、雀宮駅周辺の4地区が既に指定されており、岡本駅周辺は5カ所目となる。(図あり)

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2016/11/29

県景観賞で表彰式行う (2016/11/28) 建通新聞

http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/161125100030.html

 静岡県と県内の市町、建設関連団体などで組織する美しいしずおか景観推進協議会(会長・村松篤県交通基盤部長)は25日、静岡市内で「第9回静岡県景観賞」の表彰式を開いた。

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2016/11/28

カフェ「クロモジ」など5件、佐賀市景観賞 (2016/11/27) 佐賀新聞

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/380883

 佐賀市民の景観やまちづくりへの意識の向上を図る市景観賞に本年度、「カフェ『クロモジ』」(三瀬村)や「古湯山なか紫陽花の道」(富士町)など5件が決まった。山中の建物や佐賀平野など、佐賀の豊かな自然と調和した作品が多く選ばれた。

 市は今年5月に一般募集を始め、182件の応募があった。大学教授や建築士ら8人による選考委員会(後藤隆太郎佐賀大学理工学部准教授)が、書類審査と現地視察で決めた。

 「古湯山なか紫陽花の道」は、道沿いに植えられた500株を超すアジサイが圧巻の作品。近隣住民が「田んぼ仕事に行くのが楽しくなるように」と植えたのがきっかけで、「個人のボランティアによって管理している努力には敬意を表する」と選ばれた。放棄地を開拓して作られたカフェ「クロモジ」は、木造平屋の簡素な建物と、山の雑木がバランスよく配置されている。

 「県道49号から見る佐賀平野」は地平線をさえぎるものがほとんど無い景色に、干拓や開墾といった佐賀市の歴史が感じられる景色として評価された。他に「お濠とホテルニューオータニ」と「川原食品肥前みふく庵」(川副町)が受賞した。

 景観賞は今年で20回目。これまでに80件が受賞している。後藤委員長は「20年のなかでなくなった作品もあるが、賞に触発されて佐賀市の景観が磨かれていくことを願っている」と話した。(写真あり)

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2016/11/24

『緑の景観賞』が決定。選ばれた店舗とは? (2016/11/24) 軽井沢新聞

http://www.karuizawa.co.jp/topics/2016/11/post-600.php

 軽井沢自然保護対策優良事業として毎年行っている「緑の景観賞」2016年の優秀賞が決定した。これは軽井沢の自然環境の保全、良好な景観の形成に積極的な取り組みを行っている事業を認定し、広く知らせることによって、住民の自然保護や景観形成に理解を深めることを目的としている。建築物だけでなく、周囲の環境と合わせての景観も考慮される。今回は自薦・他薦の中から2軒が優秀賞に選ばれた。

・設計者 大浦洋介

・敷地1,147.72㎡ 建ぺい率7.47% 容積率25.37%(第一種低層住居専用地域)

・昭和62年建築 以前は別荘として使用していたが、現在は常住。

【講評】

 低い石済み、手入れされた庭、時の重さなど軽井沢の自然を理解して大切に守っている様子が感じられる。建物に自然材の利用を望む意見があった一方で、樹木保存の工夫や苔の具合といった庭の管理に尽力されていること、自然環境を大切にしていることに評価が集まった。

●旧軽井沢 SAWAMURA(ベーカリー・レストラン)

・設計者 田辺雄之(田辺雄之一級建築士事務所)

・敷地2,604.92㎡ 建ぺい率25.29% 容積率14.54% (近隣商業地域)

・平成27年建築

【講評】

 旧軽井沢の商業地域において、川沿いの樹木など元からある自然を残そうとする姿勢がうかがえ商業施設に上手に利用している。建物は大きいものの、分割化された形態、自然材の積極的な使用、屋外階段による回遊性の良さを工夫している点に評価が集まった。

 駐車場周辺の景観整備を望む声は寄せられたが、商業地域で許容される建築面積と高さが制限されており、空間にゆとりを持ち周辺景観への配慮がなされていることに好評を得た。(写真あり)

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「景観計画」追加、2地区規制審議| 愛媛新聞ONLINE (2016/11/23) 愛媛新聞

https://ehime-np.co.jp/article/news201611235845

 松山市景観審議会が22日に市内であり、法律に基づき良好な景観の形成や保全を進める「景観計画」に追加する三津浜地区(約100ヘクタール)と「ロープウェイ通り」地区(5・5ヘクタール)の設定範囲や届け出事項など規制内容を審議した。市は審議内容や地元の意見を反映させて年度内に2地区の計画策定を目指す。

 三津浜地区は住民や来訪者がまちなみや古民家などの歴史的資源を楽しみながら回遊できるよう、歴史的資源集積、駅前商業、三津浜内港といった5地区に分類。高さ5メートルか床面積10平方メートル以上の建築物の新築や増築、改築、移転には市への届け出が必要になる。建物の色彩に基準を設け、空調室外機や自動販売機などについても周辺との調和に配慮するよう求めた。

 「ロープウェイ通り」は道後温泉本館周辺などと同じ景観形成重点地区と位置づけ、三津浜地区と同様の規制に加え、色彩基準をより厳しく設定。自社用以外の屋外広告物を設置しないよう努めるとしている。

 市は2010年に計画を策定。中心地区を計画区域とし、重点地区には道後温泉本館周辺のほか市役所前榎町通り、二番町通りを指定している。

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「奥内の棚田」重要景観に 県内2例目選定へ /愛媛 (2016/11/22) 毎日新聞

http://mainichi.jp/articles/20161122/ddl/k38/040/623000c

 国の文化審議会は、松野町蕨生(わらびょう)などの「奥内の棚田及び農山村景観」を重要文化的景観として新たに選定するよう、松野博一・文部科学相に答申した。「四国山間部の厳しい地形条件の中で江戸時代以来継続されてきた生活や生業を知る上で重要」との理由。正式に選定されれば、県内では2007年に選定された宇和島市の「遊子水荷浦(ゆすみずがうら)の段畑」に続き2例目となる。【黒川優】

 「奥内の棚田及び農山村景観」は、四万十川の源流域の山間部に位置する約370ヘクタールの区域。江戸時代中期以降に形成された約300の棚田を含む、四つの集落で構成される。

 棚田を支える石積み▽ヒメアカネ、アキアカネなどの赤トンボ類▽アラカシ、コジイ、コナラといった天然林--など、貴重な景観や希少な生態系が維持されている。

 奥内の棚田は1999年に、農林水産省の「日本の棚田百選」に選ばれた。選定を機に、全住民が参加する保存会も結成された。住民らは、石垣の補修や農道の整備をしながら、棚田を利用した昔ながらの稲作を続けてきた。重要文化的景観に選定されると、開発が規制される一方、景観保存のための事業に国からの補助金を受けられる。

地域保全の思い新た

 秋には黄金色の稲穂や紅葉が観光客らを楽しませる奥内地区。保存会代表で農業の金谷透さん(86)は「ご先祖様が作り守ってきたものを、子孫たちに引き継がなければならない。今回の答申で、一層の責任を感じている」と話す。

 農業の岡本キミ子さん(69)は「水が豊かだからお米もおいしい。『棚田米』として売り出したいぐらい」と、地区の魅力を話す。主婦の井上つかささん(63)は今春、棚田の石垣が大雨で崩れた際、コンクリートでなく小石を詰める昔ながらの工法で修繕した。「昔から守ってきたことを続けていかないと」

 地区の高齢化は深刻な状況だ。10世帯が住む遊鶴羽(ゆずりは)集落の農業、岡本記子(のりこ)さん(69)は「これから先、この風景を守っていくことはますます大変になる」と心配する。岡本さんの孫で、集落でただ一人の小学生、松野東小4年の雅久(がく)さん(9)は「森に囲まれて蛍やフクロウに出会えるここが大好き。これからも守りたい」と話した。(写真あり)

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2016/11/21

松野「奥内の棚田」重文景観に文化審答申 (2016/11/19) 愛媛新聞

https://www.ehime-np.co.jp/article/news201611195453

 国の文化審議会(馬渕明子会長)は18日、松野町蕨生の「奥内の棚田及び農山村景観」(370・3ヘクタール)を重要文化的景観に選定するよう、松野博一文部科学相に答申した。2017年3月ごろまでに正式選定される見通し。


 「奥内の棚田―」は、広見川支流の奥内川沿いの山間部に位置し、江戸時代中期以降に形成された棚田約150枚を含む四つの集落で構成される。1999年には農水省の「日本の棚田百選」に選ばれた。

 景観選定に際し「四国山間部の厳しい地形条件の中で江戸時代以来現代まで継続されてきた生活または生業を知る上でも重要」と評価された。

 県内の重要文化的景観の選定は、宇和島市遊子の「遊子水荷浦の段畑」に続き2例目。選定により、景観の保存活用のために行われる整備、普及・啓発などの事業に対し、国庫補助が受けられる。

 松野町の文化的景観調査指導委員会副委員長で、京都府立大の上杉和央准教授(歴史地理学)は、「棚田を含めた地域全体の景観が選定されたことで、もう一段上の文化財となる」と評価。「江戸時代の下札帳や明治期の畝順帳などから、この地区の成立以降、規模や生活様式などに大きな変化がない。今の景観が、長らく、徐々につくり上げられたことの表れだ。一方、高齢化、過疎化という現代的な問題があるのは間違いない。単に棚田を保存するだけでなく、地域づくりが今後のポイントだろう」と話している。

 また同日の審議会では、国史跡「永納山城跡」(西条市河原津)について、城跡北端にある城門推定地の北側隣接地(約607平方メートル)を追加指定するよう答申した。


【奥内の棚田 文化的景観答申 守り続けた原風景 喜ぶ松野住民 「地元の誇り」】

 文化審議会が18日、「奥内の棚田及び農山村景観」を重要文化的景観に選定するよう答申したのを受け、地元の松野町では景観維持や基盤管理に携わってきた住民から喜びの声が上がった。

 「住民が高齢になる中、石垣などの景観を守り続けてきた。地元に誇りを持てる決定」。奥内地区の組長を務める山本勇さん(76)は、感慨深そうに話した。

 機運が高まったきっかけは1999年、日本の棚田百選に選ばれたことだった。その後、住民が保存会を結成。美しい原風景を守りながら、耕作が維持できるようコンクリートを使ってあぜを補強するとともに、農道を整備。2000年には鳥獣被害防止の電気柵を取り付けるなど、当時としては先進的な取り組みも進め、景観保全と営農の両立を模索し続けてきた。

 町の文化的景観調査指導委員会の委員を11年から5年間務めた元棚田保存会長の金谷透さん(86)は「先人が築いた石垣を代々受け継ぎ、機械化が進んだ今も稲作を続け、歴史を受け継いでいる点も評価されたのではないか」と振り返る。

 阪本寿明町長(69)は「今回の答申によって、住民の苦労が報われたと感じる。今後は町の宝として地域を挙げて、活用などを検討したい」と話した。(写真あり)

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散村景観を共同研究 富大と2研究所が連携 砺波と黒部 (2016/11/20) 中日新聞

http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20161120/CK2016112002000037.html


 砺波市の砺波散村地域研究所は十九日、同市太郎丸のとなみ散居村ミュージアムで例会を開き、同市と黒部市を対象とした散居村に関する共同研究を進めていることを発表した。黒部川扇状地研究所や富山大と連携し、二〇一七年度末までに論文をまとめるという。(渡辺健太)

 砺波市と黒部市はそれぞれ庄川と黒部川によって作られた扇状地で、どちらも散村景観を今に残す共通点がある。両市を比較しながら研究することで、互いの景観保全に生かそうと本年度から共同研究がスタートした。

 この日は関係者など五十人が参加し、砺波散村地域研究所の金田章裕所長らが研究の指針を説明。両市の九〇年代以降の人口動態や就業構造の変化、特産品の動向、観光への展開などを調査するとした。散居村成立の基盤であった稲作農業の構造変化により散居村の姿は大きく変わりつつあるとし「その中で地域資源である文化的景観をどのように維持すべきかを考えたい」と話した。

 ほかにも、共同研究者の富山大人文学部の大西宏治准教授や、散居村の家々を囲む「かいにょ」(屋敷林)を研究している郡山女子大の石村真一特任教授らが登壇し、それぞれの研究内容を発表した。

 また、会場では石村特任教授が全国で撮りためた「かいにょ」の写真約百枚を二十三日まで展示している。観覧無料。(写真あり)

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「歴史と景観守る」 箸墓古墳「史跡」 地元は安堵 桜井 /奈良 (2016/11/19) 毎日新聞

http://mainichi.jp/articles/20161119/ddl/k29/040/479000c

 国の文化審議会は18日、最古の大型前方後円墳である箸墓古墳(桜井市箸中)の周辺約1万5000平方メートルを史跡指定するよう答申した。開発の懸念から市が指定を働き掛けて実現しただけに、地元関係者は安堵(あんど)の表情も見せ、文化財保存へ思いを新たにしていた。

 昨年、古墳の西側で大型商業施設の開発計画が浮上。埋蔵遺構や景観への影響を懸念した市は事業者らと交渉し、計画中止で合意した。

 指定地域のそばに社屋がある「三輪そうめん山本」の山本太治社長(59)は「過去に遊戯施設の計画が出た時も先代社長らが反対して止めた。皆この景観に誇りを持っており、指定は地域の価値を再認識する良い機会になる」と指摘。地元・箸中地区の杉本義衛区長(68)は「桜井は飛鳥時代以前の宮殿が集中して築かれた場所。その歴史と景観を今後も守りたい」と意気込んだ。

 松井正剛市長は「史跡指定は非常に意義深く名誉なこと。今後、保存と活用を進めていきたい」と話した。

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上信道沿い、広告物を制限 県が条例改正案 (2016/11/20) 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/local/gunma/news/20161119-OYTNT50265.html

◆「景観守り 魅力向上」

 整備中の地域高規格道路・上信自動車道(渋川市―長野県東御市)沿いの屋外広告物の掲示を制限し、景観の維持につなげようと、県は、25日開会の県議会第3回後期定例会に、県屋外広告物条例の改正案を提出する。観光地への移動中に車から見る景観も、観光客増加につなげる重要な要素としており、県都市計画課は「景観を守り、県の魅力を一層高めたい」としている。

 同課や県道路整備課によると、上信自動車道は、渋川市の関越道・渋川伊香保インターチェンジ(IC)と、東御市の上信越道・東部湯の丸ICをつなぐ長さ約80キロの道路。路線全体をおおむね時速60キロで走行でき、草津温泉や四万温泉など、吾妻地域の主要な観光地への交通の便が大幅に向上する効果が見込まれる。

 改正案の対象は、建設が進む渋川市中村―長野原町長野原間(42・9キロ)のうち、既に完成、開通している区間(渋川市中村―同市渋川間、東吾妻町松谷―長野原町長野原間の計13・9キロ)を除いた、渋川市渋川―東吾妻町松谷間(29キロ)。自動車道から300メートルの範囲と、自動車道につながる一部の一般道の100メートルの範囲を「景観誘導地域」に指定し、屋外広告物の設置を制限する。

 具体的には、自動車道に向けられた広告物の設置を禁止するほか、景観誘導地域内の一般道に向けられた広告物も、建物屋上への設置を禁止したり、道路沿いでは高さを10メートル以下に制限したりする。

 違反し、是正勧告に従わない業者については、県ホームページや報道機関への資料で、業者名を公表する規定を新たに設け、規制を強化する。

 県都市計画課は今年7~8月に、改正案に対する意見公募(パブリックコメント)などを行っており、「上信自動車道からは、赤城山や渓谷など、豊かな自然が楽しめる。屋外広告物の乱立を防いでいきたい」としている。(図あり)

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2016/11/18

柏崎市、インスタグラム活用 県内自治体で初 美しい景観発信 (2016/11/18) 日本経済新聞

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO09666070X11C16A1L21000/

 柏崎市は写真共有アプリ「インスタグラム」による情報発信を始めた。柏崎の海や夕日、田園風景などの景観を写した画像を国内外に発信し、関心を高め来訪を促す。市が投稿した写真は、市の定める運用方針に沿っていれば営利・非営利を問わずに誰でも自由に使える。市によると新潟県内で市町村が公式アカウントを設けてインスタグラムを始めるのは初めて。

 投稿する写真は市の広報担当部署の職員だけでなく、広報のための研修を受けた職員の有志が撮影する。投稿を通じて、柏崎市に住む職員自身が改めて地域資源を発見する契機にしたい考え。

 柏崎市は東京電力柏崎刈羽原子力発電所の立地で知られるが、それだけでなく豊かな自然などに恵まれた場所だとして、市はシティセールスに力を入れている。6日には市民や市出身者などに柏崎の魅力を発信してもらうためのファンクラブの発足式を開いた。

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2016/11/17

「景観に配慮を」 熱海の観光団体が津波対策で市に要望 /静岡 (2016/11/16) 毎日新聞

http://mainichi.jp/articles/20161116/ddl/k22/040/293000c

 熱海商工会議所(内田進会頭)、熱海市ホテル旅館協同組合連合会(目黒俊男理事長)、同市観光協会連合会(中島幹雄会長)の3団体が15日、地震・津波対策について斉藤栄市長に要望書を提出。自然の恩恵で発展した熱海の歴史や特性を考慮し、防潮堤を整備する場合は景観に配慮し生活や観光にも活用できるものにすることなどを求めた。

     県が市内6地区に「津波対策地区協議会」を設けて地元と協議を進める防潮堤のかさ上げについて、伊豆山地区と初島はかさ上げを行わない方針だが、市中心部などの地区では、高さや設置の可否の意見がまとまっていない。

     斉藤市長は「市のスタンスはまず避難路整備などソフト対策だ」とし、今年度中に津波避難計画を策定すると説明。防潮堤かさ上げは「観光業界には死活問題と思う」として「仮に造る場合でも単なる壁ではなく、歩道面を高くするなど景観に最大の配慮をするよう県に強く要望していく」と述べた。



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161116/ddl/k22/040/293000c#csidx809de6b76e7d21391b450dfc18234d4
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 熱海商工会議所(内田進会頭)、熱海市ホテル旅館協同組合連合会(目黒俊男理事長)、同市観光協会連合会(中島幹雄会長)の3団体が15日、地震・津波対策について斉藤栄市長に要望書を提出。自然の恩恵で発展した熱海の歴史や特性を考慮し、防潮堤を整備する場合は景観に配慮し生活や観光にも活用できるものにすることなどを求めた。

 県が市内6地区に「津波対策地区協議会」を設けて地元と協議を進める防潮堤のかさ上げについて、伊豆山地区と初島はかさ上げを行わない方針だが、市中心部などの地区では、高さや設置の可否の意見がまとまっていない。

 斉藤市長は「市のスタンスはまず避難路整備などソフト対策だ」とし、今年度中に津波避難計画を策定すると説明。防潮堤かさ上げは「観光業界には死活問題と思う」として「仮に造る場合でも単なる壁ではなく、歩道面を高くするなど景観に最大の配慮をするよう県に強く要望していく」と述べた。(写真あり)

 熱海商工会議所(内田進会頭)、熱海市ホテル旅館協同組合連合会(目黒俊男理事長)、同市観光協会連合会(中島幹雄会長)の3団体が15日、地震・津波対策について斉藤栄市長に要望書を提出。自然の恩恵で発展した熱海の歴史や特性を考慮し、防潮堤を整備する場合は景観に配慮し生活や観光にも活用できるものにすることなどを求めた。

     県が市内6地区に「津波対策地区協議会」を設けて地元と協議を進める防潮堤のかさ上げについて、伊豆山地区と初島はかさ上げを行わない方針だが、市中心部などの地区では、高さや設置の可否の意見がまとまっていない。

     斉藤市長は「市のスタンスはまず避難路整備などソフト対策だ」とし、今年度中に津波避難計画を策定すると説明。防潮堤かさ上げは「観光業界には死活問題と思う」として「仮に造る場合でも単なる壁ではなく、歩道面を高くするなど景観に最大の配慮をするよう県に強く要望していく」と述べた。【梁川淑広】



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161116/ddl/k22/040/293000c#csidxcbcd291784e22e199af6213872ace64
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舟屋の趣守る 広告規制 屋外禁止も視野 条例案提出へ (2016/11/17) 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20161116-OYTNT50052.html

 ◇無許可32件 伊根町長「意識低かった」

 「舟屋」の美しい風景を守ろうと、伊根町が地域内にある広告の本格的な規制に乗り出した。2005年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された後、無許可の看板などが30件を超え、景観を損ねる恐れが出てきたためだ。背景には設置手数料を誤徴収したり、許可の届け出を指導しなかったりと、町が自ら定めた規則を正しく運用しなかった経緯がある。町は「反省している」とおざなりだった取り組みを認めた上で、屋外広告の原則禁止も視野に12月定例会での条例案提出を目指す。(福本雅俊)

 舟屋は海に面して建てられ、1階が船着き場、2階が居間となっている住居。約230棟を含む約310ヘクタールが保存地区に選定されている。町は景観保護を目的に05年、府の条例に基づく許可を受けた上で設置できる広告の大きさや場所を定めた規則を制定。15年には広告を風景と調和させることを求める指針を作った。

 町は今年6月~7月、保存地区を改めて観光振興に生かそうと広告の現状を調査。同地区内の屋外広告は117件あり、申請の必要がない自己所有地内の広告82件を除く35件のうち、許可済みは3件だけで、32件が無許可だった。宿泊施設やレストランの看板などが舟屋が立ち並ぶ道路周辺にあり、規則の大きさを超えた看板や塀の上に掲げられた違反広告など、ルールに反しているケースは少なくとも10件あるという。

 ただ、要因の一つには町の制度の理解不足がある。10月には、保存地区外で届け出の必要がない広告について、1事業者から手数料計1万円を誤徴収していたミスが判明。町は事業者に謝罪した。届け出制度についても毎年1回、広報誌に掲載するだけで、保存地区となってから行政指導を一度も行ってこなかった。届け出が必要なことを知らずに広告を出していたという同町内の男性(68)は「指摘を受けたことがなく、無許可という認識がなかった」と話す。

 町は昨年5月、観光協会や地元の保存会などと検討委員会を設置。屋外広告の原則禁止や、所有地に看板を出す場合でも大きさを制限することなどを検討してきた。既存の広告は5年間の経過措置期間に改善を求めるなどの案をまとめ、住民説明会を開催。意見を反映させた上で12月定例会に提案し、来年4月から新たな規制を始めたい考えだ。

 吉本秀樹町長は「これまでは町としても意識が低かった。看板で人を呼ぶのではなく、看板をなくすことで景観の魅力を引き出し、集客につなげたい」と話している。(写真あり)

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2016/11/16

富山市の景観向上のため ファボーレの屋上看板撤去へ (2016/11/15) チューリップテレビ公式サイト

http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20161115165318

 街の景観を守るため、富山市が改正した屋外広告物に関する条例に基づき、大型ショッピングセンターの屋上看板が撤去されることになりました。

 富山市婦中町のファボーレ屋上には、オープン当初から『ファボーレとはとのマークの屋上広告塔』が設置されています。

 看板は、高さが10.9メートルあり、2010年に改正された『富山市屋外広告物条例』が定める高さ4メートル以下という基準に反していることから撤去することになりました。

 ファボーレを運営する富山フューチャー開発は、17日から工事を行い、来年3月末までに看板を撤去します。

 富山市ではこのほか、道路から突き出す広告物を禁止しするエリアを設けるなど、街の景観向上に取り組んでいます。(写真あり)

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2016/11/14

下福元の樹齢200年クスノキ 景観樹木指定解除へ (2016/11/12) 南日本新聞

http://373news.com/modules/pickup/area.php?areaid=1&storyid=80137

 鹿児島市景観審議会(委員7人、井上佳朗会長)が11日、市役所であり、下福元町にある推定樹齢約200年のクスノキについて、景観重要樹木の指定解除に同意した。市は早ければ年内にも指定解除する。解除されたら初のケースとなる。
 今年5月、所有する70代女性から「伐採したいので指定を解除してほしい」と申し出があり、市が審議会に諮問していた。
 審議会で市は「樹木の成長に伴い、近隣の日照権を含む、財産権の権利侵害の恐れがある」「所有者が高齢のため、適切な維持管理が期待できない」と説明。井上会長は「樹木の価値を広めるため、ベンチにして学校や幼稚園で使うなど要請したい」と述べた。(写真あり)

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2016/11/10

上空通路 再検討を表明 金沢市長 景観審は当面延期 (2016/11/09) 中日新聞

http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2016110902100013.html


 金沢市が本庁舎(同市広坂)と南側に建設する第二庁舎との間を空中の渡り廊下「上空通路」で結ぶ計画に市景観審議会で異論が相次いだ問題で、山野之義市長は八日の定例会見で、再説明のため十六日に開く予定だった景観審を当面延期する考えを示した。市議会でも第二庁舎等建設特別委員会が十一日に開かれ、対応を話し合う。いずれも上空通路計画が適切か再検討する方針。(小室亜希子、山内晴信)

 山野市長は「景観審で大変厳しい意見をいただいたことを重く受け止めなければならない」と強調。市議会でも特別委が十一日に対応を協議することを踏まえ「今後の対応について検討を重ねていきたいと考えており、次回景観審は当面延期したい」と上空通路について慎重に再検討する考えを示した。

 十月二十五日の景観審では景観への影響や金沢城西外惣構(そうがまえ)跡(市史跡)の上を通ることへの懸念が相次ぎ、市に再説明を求めた。委員からは「城下町らしい貴重な景観の一つ。失うのは今後の遺跡保存の上で大変まずい」「惣構跡周辺の樹木が伐採されると景観が変わってしまう」などの意見が出た。市が再説明する景観審は十六日に開かれる予定だった。

 上空通路は本庁舎と第二庁舎の各二階を結ぶ延長七十メートル、幅三メートル。市は歩行者の安全面への懸念が出た地下通路の代替案として、八月に特別委で示した。特別委は同月末、上空通路の採用を市に要望することを賛成多数で決定。山野市長は九月初め、特別委の要望を受ける形で上空通路で実施設計を進める考えを表明していた。

11日、市議会委 後日意見まとめ

 特別委は十一日、市側から景観審でどのような意見が出たか説明を受ける。その上で各会派で上空通路について再検討し、後日に再度意見を取りまとめる。

 特別委の高村佳伸委員長(自民)は取材に「景観審で異論が出たことについて、具体的にどれくらいの委員が反対したかなどを市執行部から聞きたい。それを受けて各会派に持ち帰って再検討してもらい、もう一度意見を取りまとめたい」と話した。

 特別委は九月初めに山野市長に上空通路の採用を要望した際、「市のこれまでの景観政策を考慮し、景観や環境、樹木に配慮したデザインと色彩を採用する。通路内部の意匠などに工夫を凝らし、建設費の削減にも留意する」と求めていた。(写真あり)

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高知港海岸の景観・利便性検討会 桂浜と種崎千松公園を重点検討 (2016/11/09) 建通新聞

http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/161109200010.html

 高知港海岸の景観と利便性などを検討する第1回会合が高知市内で開かれ、桂浜公園内と種崎千松公園内を重点的に検討することで一致した。
 高知港海岸では、南海トラフ巨大地震と津波に備えるため、国と県が三重防護により海岸保全施設を整備する。

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インバウンドを農山漁村に誘致 優れた5地域認定 「食と農の景勝地」 (2016/11/09) 農業協同組合新聞

http://www.jacom.or.jp/nousei/news/2016/11/161109-31312.php

 農水省は「食と農の景勝地」の第一弾の認定と認定ロゴマークの発表をこのほど行った。認定されたのは北海道、岩手、山形、岐阜、徳島の5地域。

優れた5地域認定 「食と農の景勝地」 「食と農の景勝地」はインバウンド(外国人の訪日旅行)需要を農山漁村に呼び込むための仕組みとして優秀なものを認定したもの。今後毎年認定する。
 全国44地域から取り組み計画の申請があり、その中から特に優れた5地域が選定された。
 今回の受賞地域について、農水省の担当者は「地域の郷土料理を活用してインバウンドの誘致の計画が優れているものが認定された。すでに計画を実行し、古くから活動を行っていて実績のあるものが多かった」と話した。
 認定された地域は次の通り(都道府県、市町村・地域、実行組織、取り組みのキャッチフレーズ)。
・北海道、十勝地域、食と農の景勝地・十勝協議会、農のフロンティア十勝にて食・景観を満喫!
 十勝牛や乳製品、小豆などの農畜産業などを活かした地域の食と、自然景観を活用した農業体験プログラムや畑ガイドなどが充実している。
・岩手、一関市・平泉町、一関もち食推進会議、日本のもち食文化と黄金の國の原風景
 地域に根付いた餅文化の普及と平泉の文化遺産などに加え、餅つき、紙すきなど外国人旅行者に好まれる体験ルートが充実。
・山形、鶴岡市、鶴岡食文化創造都市推進協議会、ユネスコ食文化創造都市で体感する食と風土
 羽黒山伏が伝える「精進料理の世界」と城下町の風土や農村など、多様な食と食文化の体験が可能な地域。
・岐阜、馬瀬地域、馬瀬地方自然公園づくり委員会、日本一美味しい村、美しい村づくり
 農村景観馬瀬川を中心に、人のつながりがつくる食(鮎、里山定食など)と自然、人とのふれあいが楽しめる地域。
・徳島、にし阿波地域、一般社団法人そらの郷、「にし阿波・桃源郷」の実現
 中山間地域のありのままの食(そば米雑炊など)、景観を観光資源としてあえて手を入れないことで"桃源郷"と銘打つ地域が海外でも注目されている。(写真あり)

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2016/11/08

福岡県太宰府市「にぎわい復活に期待」 建物の用途制限緩和 (2016/11/08) 産経ニュース

http://www.sankei.com/region/news/161108/rgn1611080065-n1.html

 国の特別史跡・大宰府跡を生かしたまちづくりを進めている福岡県太宰府市は、一部区域で建物の用途制限を緩和した。これまで主に住宅か住宅兼店舗しか建てられなかったが、一定規模なら店舗専用でも立地できるようにした。市担当者は「太宰府市らしい食べ物などを提供する店が増え、にぎわいの復活を期待したい」と狙いを話す。

 市によると、観光客は太宰府天満宮に集中する。江戸時代、太宰府参詣や周辺の名所を巡った「さいふまいり」の道筋だった政庁通りなど、観世音寺地区は客の姿がまばらだ。飲食店や土産物店が少ないことが一因とみられる。

 新たに立地できるのは、伝統的な菓子や料理などを提供する喫茶店か飲食店。低層住宅が並ぶ環境を守るため、2階以下で床面積は150平方メートル以内にした。床面積30平方メートル以内の観光案内所、公衆トイレも建てられる。屋根の形や外壁の色、屋外広告は景観への配慮が求められる。

 政府は、歴史まちづくり法に基づき、古墳群や城跡などがある環境を維持、向上させる市町村を支援する。太宰府市は平成22年に国から「歴史的風致維持向上計画」の認定を受けた。今年9月1日には関連する地区計画を施行、都市計画法の用途制限を条件付きで緩和した。(写真あり)

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ネットで寄付募り景観守る、返礼に特産品…京都 (2016/11/07) 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/eco/20161106-OYT1T50031.html

 古里の景観を守るための活動に、インターネットで不特定多数の人たちから寄付を募る「クラウドファンディング」(CF)を活用する動きが京都府北部で広がっている。

 住民の努力だけでは集められない費用を賄うだけでなく、寄付の返礼には特産品を用意して地元をPR。<一挙両得>で地域活性化を狙う取り組みだ。

 棚田を生かした地域再生に取り組んでいる福知山市大江町の毛原地区では、食品加工施設の建設費を募っている。

 毛原地区は市北部の山あいにあり、大小約600もの水田が「日本の棚田百選」に選ばれているが、過疎化が進行。危機感を抱いた住民が昨年夏に「毛原の棚田ワンダービレッジプロジェクト」を結成した。国の補助金を受けて食品加工施設を整備し、地元産のタケノコや米を使った弁当やピザを作ろうと計画したが、補助金が建物の整備には使えないことが判明。いったんは頓挫しかけたが、何とか実現の道を探ろうとCFを利用することにした。

 寄付は1口3000円~15万円で、金額に合わせてブルーベリー摘み体験や、約120キロの米が収穫できる棚田オーナー権などを贈る。目標は100万円で、プロジェクト代表の水口一也さん(58)は「棚田の風景を1000年後まで残すのが住民の使命。一人でも多くの人に協力してほしい」と話している。27日まで受け付ける。

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 CFでコスモスなどの花畑の維持に取り組もうとしているのが、綾部市の山間地域にある「綾部ふれあい牧場」。同市から牧場内にある食堂の経営を委託されている由良修一さん(54)が、維持費の一部を募っている。

 2014年、市が約5000平方メートルにコスモス約10万本を植えたが、予算不足で1年で撤退。由良さんが管理を引き継いだ。コスモスだけでなく春にはストロベリーキャンドルを植え、近隣の住民だけでなく京阪神から訪れる人もいる。

 牧場の料金は無料で、年間40万円の維持費用はポケットマネーから捻出しているが、「個人の力では限界」と半額の20万円をCFで集めることにした。1口3000円から5万円で、返礼品は牧場で採れたストロベリーキャンドルのはちみつや乗馬体験など、地域の自然を満喫できる品ぞろえになっている。28日まで募集する。由良さんは「楽しみにしている人のため、何とか守りたい。どうか力を貸して」と呼びかけている。(写真あり)

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2016/11/07

「トトロの樹」の風景を後世に 景観重要樹木1号に杉並区指定 (2016/11/04) 東京新聞

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201611/CK2016110402000168.html

 住民の存続運動が実り、マンションの建設計画による伐採を逃れて残った杉並区の西荻窪にあるケヤキの大木、通称「トトロの樹」が、区の景観重要樹木第1号に指定された。木の向かいにあるカフェ「カノン」の店長で、存続に向けて署名活動をした山中啓倭子(けいこ)さん(41)は「昨春には立ち枯れの危機もあった。いくつもの荒波を越えたこの木の存在を、多くの人に知ってもらう機会になれば」と喜ぶ。 (奥野斐)

 木は、JR西荻窪駅から徒歩十分ほどの、区が六年前に整備した区立坂の上のけやき公園(西荻北四)にある。現在は紅葉し、葉が赤茶色に色づいている。映画「となりのトトロ」に出てくる木に似ているなどと言われ、長年、地元住民らに親しまれてきた。

 区によると、樹齢約百年で、高さ二十三メートル、幹回りは四メートル八十二センチある。景観上、重要な樹木を守り、地域のシンボルとして生かしていこうと、今年九月に景観法と区の景観計画に基づいて指定。先月末に紹介プレートを設置した。指定により、所有者に適切な維持管理が義務づけられ、現状変更などが制限される。

 木が伐採の危機にあったのは二〇〇八年。当時の所有者の事情で、木のある土地にマンション建設計画が持ち上がった。山中さんや、近所の卯尾田高文さん(66)、和子さん(66)夫妻らが存続を求めて署名活動を始め、約八千六百筆を区に提出。訴えを受け止めた区が所有者から土地を購入し、一〇年四月に公園が開園した。木も区の所有になった。

 山中さんらはその後も朗読劇を上演したり、絵本「坂の上のケヤキ~キセ木の物語~」を出版したりして存続の経緯を伝える活動を続ける。今夏には、公園の清掃などをするボランティア団体もつくった。今回の指定を受け、山中さんは「この大事な木がいつまでも生き続けられるように、ますます活動に力を入れていきたい」と話した。(写真あり)

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長崎で開港5都市景観会議 (2016/11/05) 長崎新聞

http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kennaitopix/2016/11/05120601049544.shtml

 幕末に開港した長崎、函館、新潟、横浜、神戸の市民団体が活動を報告する「開港5都市景観まちづくり会議長崎大会」が4日、長崎市で始まった。6日まで3日間、町歩きを兼ねた分科会などで延べ320人が交流を深める。

 景観や歴史、文化、環境などを大切に守り、課題を共有する場をつくろうと1993年に神戸市で始まり、5回目。

 初日は長崎市内のホテルで全体会議を実施。実行委の桐野耕一委員長は「長崎は和華蘭文化が根付いており、まちの個性を生かしながら活動している」とあいさつ。来賓の田上富久長崎市長は「歴史を未来へつなぐヒントをここで見つけてほしい」と述べた。

 各都市の代表は水辺の活用や古民家再生などの事例を報告。長崎の斜面地・空き家活用団体「つくる」の岩本諭代表(26)は「斜面地暮らしは『きつい』と思われがちだが、魅力がたくさん。地域に入ることで、人と人のつながりができた」と話した。

 まちの遺産を次世代に継承することをテーマにしたパネルディスカッションや、「若者」「夜景」など5市の魅力を表現したテーマ別の写真展示もあった。(写真あり)

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農水省、「食と農の景勝地」の第1弾認定、十勝など5地域 (2016/11/06) トラベルビジョン

http://www.travelvision.jp/news-jpn/detail.php?id=75082

 農林水産省はこのほど、農山漁村に訪日外国人旅行者を呼び込むことを目的とした認証制度「食と農の景勝地」で、第1弾として5地域を認定した。食と農の景勝地は、食や農林水産業、景観などの地域資源を活用して訪日外国人旅行者を誘客する取り組みを農林水産大臣が認定する仕組み。特徴ある景観などの観光資源の魅力を、効果的かつ一体的に海外へ発信することをめざす。今年6月から7月まで取り組み計画を募集したところ、全国44地域から申請があったという。

 選定されたのは、北海道十勝地域、岩手県一関市・平泉町、山形県鶴岡市、岐阜県馬瀬地域、徳島県にし阿波地域。例えば十勝地域では「食と農の景勝地・十勝協議会」が「農のフロンティア十勝にて食・景観を満喫!」をテーマとし、十勝牛や乳製品、小豆などの地域の食、そして自然景観を活用した農業体験プログラムなどを開発しているところで、これらを評価した。

 農林水産省はあわせて、認定ロゴマークを発表。日本の農山漁村の豊かな自然をテーマに、「山」「海」「田」「畑」「川」「箸」をモチーフにしたという。なお、11月5日には、東京丸の内で開催するイベント「ジャパンハーヴェスト2016」で、認定証の授与式とピーアールのイベントを実施する。

▽第1弾認定地域
(都道府県 市町村・地域/実行組織/キャッチフレーズ)
●北海道 十勝地域/食と農の景勝地・十勝協議会/農のフロンティア十勝にて食・景観を満喫!
●岩手県 一関市・平泉町/一関もち食推進会議/日本のもち食文化と黄金の國の原風景
●山形県 鶴岡市/鶴岡食文化創造都市推進協議会/ユネスコ食文化創造都市で体感する食と風土
●岐阜県 馬瀬地域/馬瀬地方自然公園づくり委員会/日本一美しい村、美しい村づくり
●徳島 にし阿波地域/一般社団法人そらの郷/「にし阿波・桃源郷」の実現

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2016/11/04

上高地のバス停が最優秀 本年度、松本市景観賞に9点 (2016/11/03) 中日新聞

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20161103/CK2016110302000021.html

 松本市は二日、本年度の市景観賞九点を発表し、最優秀景観賞には「上高地のバス停」(建築物・工作物部門、上高地町会所有)が選ばれた。来年一月十五日に表彰式を開く。

 景観賞は一九八九年に創設され、景観に対する市民の意識向上を図るのが狙い。今年は建築物・工作物、公共施設、まちづくり活動の各部門に計十九点の応募があり、建築やデザインなどの専門家ら九人でつくる選考委員会が審査した。

 最優秀景観賞の「上高地のバス停」は、ヒノキなどで造った高さ約三・七メートル、幅四・二メートル、奥行き三・二メートルの待合室。周辺の豊かな自然にマッチし、景観を一層引き立てていると評価された。

 菅谷昭市長に選考結果を報告した石井信行会長は「建物だけでなく、通りなどの景観の応募が増えればうれしい」と話していた。

 (川添智史)

 その他の受賞は次の通り。

 【部門賞】松本ホテル花月(建築物・工作物)あがた児童センター(公共施設)市営さわんど駐車場バスターミナル(同)

 【奨励賞】アトリエ ブレ(建築物・工作物)森林風致計画研究所(同)英語教室の家(同)つながる家(同)きれいな緑の芝を守る“芝”沢小学校のPTAの皆さん(まちづくり活動)

(写真あり)

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無料相談 改修や相続 19日から3回 /京都 (2016/11/03) 毎日新聞

http://mainichi.jp/articles/20161103/ddl/k26/040/502000c

     風情ある京都の景観を保全しようと京町家等継承ネットなどは、京都市内の京町家の住人や所有者を対象とした「京町家・空き家相談会」を19日から計3回実施する。町家の改修や相続、空き家の活用法などについて、大工や建築士、司法書士などの専門家が無料で相談に応じる。

     近年、京町家は所有者の高齢化や維持管理費の問題などで取り壊されたり、空き家となるケースが増加。京都市などの2008、09年の調査によると、市内には約4万8000戸の町家があるが、年2%の割合で減少しているという。

     消えゆく京町家の町並みに歯止めをかけようと京町家等継承ネットでは昨年11月に上京区で相談会を実施。約30組が相談に訪れたため、今年度は中京、下京区に範囲を広げて相談を募る。

     相談会は19日午後1~5時、下京区の京都市景観・まちづくりセンター▽来年1月14、15日午前10時~午後3時、中京区のしまだいギャラリー▽3月4日午前10時~午後3時、下京区の京都リサーチパーク。

     事前予約し相談内容に応じた専門家が同席する専門相談と、予約不要の一般相談がある。問い合わせ・予約は市景観・まちづくりセンター(075・354・8701)。

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2016/11/01

<史都再興>南門復元で観光交流を (2016/11/01) 河北新報

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201611/20161101_13025.html

◎多賀城・特別史跡指定50年(下)地域活用

<他の史跡と大差>
 古代東北の政治、軍事の中心が置かれた多賀城跡は、奈良市の平城宮跡、福岡県太宰府市の大宰府跡とともに「日本三大史跡」と称される。しかし、歴史を象徴する建造物や観光交流施設はない。来訪者も研究者や歴史愛好家が中心で、知名度、観光客数とも大きく水を開けられている。
 特別史跡指定から50年の節目。長く待望論があった多賀城のシンボルともなる「外郭南門」の復元計画が大詰めを迎えている。
 計画は1989年に当時の故伊藤喜一郎市長が提唱。設計案もできたが、水害や経済情勢の変化で頓挫。2011年に国が歴史遺産のある自治体の街並み整備に助成する「歴史まちづくり法」の認定を受けたことから計画が本格化した。専門家を交えた市の復元検討委員会が、本度末までに設計案を確定する。10億円以上と見込まれる総工費の積算額も示される。
 計画に呼応し、特別史跡の調査と整備を担う宮城県多賀城跡調査研究所は今年2月、新たな整備基本計画を発表。史跡公園として整備する方針を打ち出した。
 史跡を活用したまちづくりを進めてきた市民団体「NPOゲートシティ多賀城」は県の整備計画を受けて勉強会などを重ね、史跡整備上の提言などもしている。松村敬子代表は「待ち望んだ計画。実現に協力したい」と意気込む。

<財源確保に課題>
 シンボル創出への期待は大きい。一方で、東日本大震災の津波被災地にある市は、復興事業も被災者支援も道半ば。市立図書館を核とした駅前再開発などの大型公共工事も続く。
 「財政は厳しい。さらなる大規模事業は市民の理解が得られるのか」との声が市幹部からも漏れる。就任以来、奈良市、太宰府市などと友好都市を結び、史都のシティーセールスに力を入れてきた菊地健次郎市長だが、財源問題から復元計画に慎重姿勢を崩せないでいる。「水害対策など長期的な重点政策も継続中。地域や施策のバランスもある」と思いを巡らす。
 「多賀城は市の名前に冠したまちの象徴だが、市民の実際の理解は十分とは言えない」と憂うのは市観光協会事務局長の高倉敏明さん(65)。高倉さんは市の文化財専門職第1号で、通算で25年以上、調査や史跡の公有化などを担当した。商工観光課にもいて、PRの重要性を痛感した。
 「南門復元は長年の調査と整備の集大成。多賀城への理解を進めるためにも、公有化に協力いただいた人たちのためにも、ぜひ実現させたい」と訴える。

[多賀城外郭南門]政務や儀式の中心施設だった政庁から380メートル南にあったとされる、多賀城南辺の中央に位置する多賀城の正門。762年以降は、入り母屋造りの屋根がある礎石式の八脚門で、蝦夷に中央政府の威光を示そうと、豪華な造りが採用された。市の復元計画は、間口約10.5メートル、奥行き約6メートル、高さ約14メートル。2009年には創建期の南門跡が発見された。(図あり)

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「1・5流」観光地を一流に…景観整備へ補助金 (2016/10/31) 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/national/20161029-OYT1T50083.html

 政府は、2020年の東京五輪・パラリンピックに合わせ、地方の観光地の景観を整備する方針を固めた。

 対象として想定しているのは、城下町や宿場町など日本らしい魅力を海外に発信できる観光スポットで、外国人観光客を地方に呼び込む狙いがある。海外での知名度からいえば、あまり知られていない「1・5流」の観光地を掘り起こし、京都のような「一流」の名所に育てることを目指す。

 国土交通省が17年度から、景観整備を行う市町村に対する補助事業として行う。今冬にも公募を通じて、全国10~20か所の「観光景観モデル地区」を指定。17年度予算に30億円を計上し、事業規模は17~19年度の3年間で計90億円としたい考えだ。自治体には、年1億~2億円の補助金を支給することで調整している。(図あり)

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