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2016/12/19

落書き防止や景観向上に「配電箱アート」 (2016/12/18) 読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/national/20161218-OYT1T50011.html

 落書き防止や街の景観向上を図るため、東京・杉並区が今春高円寺駅周辺でトランスボックスにアートデザインを描いた試みが好評だったことから、区は新たに荻窪駅南口のトランスボックス10基をデザイン化する。

 既に区民らからのデザインなどの投票を締め切り、今年度末に完成させる予定だ。

 トランスボックスは、電線を地下に埋設する「無電柱化」の推進に伴って設置される、変圧器などが入った縦横1メートルほどの箱。荻窪駅周辺には約20基が設置されているが、落書き被害に遭うことも多いという。

 区は、夏の風物詩「東京高円寺阿波おどり」が今年の夏で60回目を迎えたのに合わせて、デザイン化を検討。区内外からアイデアを募集し、最優秀作品などに選ばれたデザインが高円寺駅周辺の30基に描かれた。

 この事業について、区が7~8月にアンケートを行ったところ、回答した区内外の約300人のうち約9割が「落書き防止に役立つ」「高円寺の魅力のPRにつながる」などと回答。「見て回りたい」「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などで広めたい」とする人も4割を超えた。

 他自治体でも同様の取り組みをしており、新宿区では「歌舞伎町アートプロジェクト」として、2014年から歌舞伎町周辺のトランスボックス約30基をデザイン化。同区によると、ほとんどの箇所でスプレーなどによる落書きが見られたが、プロジェクト以降はほとんど落書きされることはなくなったという。

 杉並区では今回、区が提示した3種類のデザイン案の中から選択してもらう投票形式にした。その上で、近衛文麿の別邸で国史跡の「荻外荘(てきがいそう)」や大田黒公園といった荻窪の文化財など約20項目から三つを選んでもらい、投票の多い項目とデザイン案を組み合わせ、街をさらにPRできるものを作成する。

 区の担当者は「荻窪は誇れる歴史的・文化的資源が多いのにあまり知られていない。トランスボックスを活用し、街の魅力を発信したい」と話している。(写真あり)

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