« JR3駅周辺に都市機能誘導 下野市が「立地適正化計画」素案 (2017/01/22) 下野新聞 | トップページ | 「氷柱」って何色?=景観色の魅力発信―北海道の自然取り入れ・札幌 (2017/01/23) エキサイトニュース »

2017/01/24

和歌山県も「太陽光発電施設の設置ガイドライン(案)」発表 意見募集中 (2017/01/23) 環境ビジネスオンライン

https://www.kankyo-business.jp/news/014190.php

和歌山県は、太陽光発電施設等を設置する事業者に対して、景観保全の観点から規制を強化するため、和歌山県景観条例施行規則および和歌山県景観計画を変更するとともに、配慮すべき事項を明確化した景観ガイドラインを新たに策定する。

これに伴い、「和歌山県景観計画における太陽光発電施設等の取り扱い変更(案)」と「太陽光発電施設等の設置に関する景観ガイドライン(案)」を公表し、意見募集を開始した。

景観法に基づく届出が必要に

景観法に基づく届出制度の見直し(和歌山県景観計画の変更)では、工作物の「製造施設等」の区分に太陽光発電施設を追加し、一定の高さを超える場合に加えて、一定の築造面積を超える場合にも、景観法に基づく届出を求める。

届出制度の適用除外対象の見直し(和歌山県景観条例施行規則の変更)では、工作物の高さが1.5メートルを超えないものであっても、太陽光発電施設その他広大に設置され、周辺景観への影響が大きいと認められるものは、景観法に基づく届出を求める。現状では、工作物の高さが1.5メートルを超えないものは景観法に基づく届出の対象外となっている。

また現行の景観形成基準は、工作物全般を想定した定性的な内容であり、必ずしも太陽光発電施設に特化した内容となっていない。そこで、太陽光発電施設の設置に際し事業者が景観に配慮した事業計画を策定できるよう、景観形成基準について太陽光発電施設等の設置に関する景観ガイドラインを策定する。これにより、景観に与える影響を最小限に抑えることで和歌山県の景観保全につなげる。

具体的には、太陽光パネルの向きや色彩等、景観計画区域全域に緩やかな規制をかけた上で、景観上特に重要な地域である特定景観形成地域については上乗せで景観に対する配慮を求める。

意見募集の期間は2月8日(水)まで。意見募集を経て、和歌山県景観審議会で審議、3月中旬の公布、4月中旬以降の施行を予定している。施行日以降に着手する行為が対象となる。なお、意見の提出は、住所、氏名および電話番号を明記の上、電子メール、郵送、ファックスで行う。様式は問わない。詳細は和歌山県のウェブサイトを参照のこと。

メガソーラー化で周辺景観への影響懸念

2012年7月の固定価格買取制度(FIT)開始以降、再生可能エネルギーは太陽光発電を中心に導入が進んでいる。また、FITの買取価格の引き下げ等に伴い、昨今、発電出力が1,000kWを超えるメガソーラーの設置割合が増加している。

太陽光発電施設は、従来の建築物や工作物とは形態意匠等が異なる人工的で異質な存在であり、また、メガソーラー化に伴い、周辺景観への影響が懸念される。こうした状況を踏まえ、規制を強化し、太陽光発電施設等の設置に対して、良好な景観形成の観点から一定の配慮を求めていく。(図あり)

|

« JR3駅周辺に都市機能誘導 下野市が「立地適正化計画」素案 (2017/01/22) 下野新聞 | トップページ | 「氷柱」って何色?=景観色の魅力発信―北海道の自然取り入れ・札幌 (2017/01/23) エキサイトニュース »